1/38000@東京D。
2005年8月30日 野球
←オーロラビジョンに「御礼 観衆38,000人」
第一試合は上段席まで入った東京ドーム。
この日は3つともアツイ試合でした。
【8月27日の日記】
焼酎を呑み過ぎたせいか、クーラーを切らずに寝たせいか。
朝8時前に眼が覚めたけど喉が妙に痛い。
「お目当ては第二試合だから早起きしなくてもいーよなー」
とは思っていても(おい)、起きてみたらやっぱり最初から、となる。
ドームまで歩いて○分のホテルだし。
《第一試合》 鹿嶋市・住友金属鹿島3−1福山市・JFE西日本
J 000 000 001=1 H8 E1
S 100 020 00X=3 H8 E0
JFE:陶山、山本、石丸−小谷 住金:金子、阿部−衣川、松尾
住金鹿島のユニフォームが、一塁側でもビジターっぽいカラー。
グレー地は住金らしいが、胸の文字の赤さはちょっとイメージが違う。
どちらかと言えばかつてのNTT中国に近い?
『リダイヤル』の応援演奏があるとなおさらそう思える。
走者を出してもあと1本がつながらないJFE西に対して、
住金は5回裏に林稔幸(富士重工業)がバックスクリーンへのソロ本塁打で
2点目を挙げる。
2アウトから四球と失策、さらに暴投があって衣川篤史がレフトへ適時打。
二者生還を食い止めたところはJFE西の意地か?
JFE西は6回途中から石丸和樹(伯和ビクトリーズ)が登板、
6回から8回にかけての5者連続空振り三振は圧巻だった。
これがJFE西に流れを呼べば、と思った9回表、2アウト一、二塁。
打席には石本泰志(伯和ビクトリーズ)。
石本は4回表2アウト満塁の場面で代打として登場するも、三振に倒れていた。
その悔しさを晴らすかのように、センターへ二塁打を放ち1点を還す。
なお一打同点の場面だったが後続なく、昨秋選手権の覇者が初戦で姿を消した。
《第二試合》 京都市・日本新薬2x−1大垣市・西濃運輸
S 000 000 100=1 H4 E1
N 000 000 002=2x H5 E1
西濃:大島、田中謙、田中明−松本 新薬:木村、高尾、村田、子池−堂前
西濃・大島一也、新薬・木村勝善ともにまずまずの立ち上がり。
大島は4回途中で田中謙二に交替したが、それでも6回まで双方無得点。
7回表、永野博行(三菱重工名古屋)のソロ本塁打で西濃が待望の先取点を奪う。
スコアを付けながら思わず「あー、やられたー」と小さく叫ぶ私。
ここで新薬は高尾昌明(ニチダイ)にスイッチする。
先制本塁打のショックを引きずってはいられない。
走者が出れば足を生かした攻撃を仕掛けるはずの新薬が、
盗塁死や牽制死で思うようにリズムが掴めない。
1−0で迎えた9回裏は4番・藤谷大樹からの打順。
私は京滋代表決定戦で決勝打を打った6番・山田泰正の勝負強さに期待をかけ、
なんとか藤谷が出てくれれば・・・と祈るような気持ちだった。
その藤谷が四球を選び、木戸俊雄の内野ゴロで二塁へ進んで山田を迎える。
山田は2球目をレフトへ弾き返し、藤谷が同点の本塁を踏んだ。
二塁に山田を置いて今度は奥隆彰も続き、連続二塁打でサヨナラ勝ち。
新薬は何かと気になるチームだし、観に来た甲斐があった。
《第三試合》 日立市・日立製作所5−4東京都・JR東日本
H 020 003 000=5 H9 E0
J 100 110 100=4 H9 E0
日立:荻野、小出、山口、平井−高倉 JR:松井、斎藤、山本−澤
この試合から2回戦。
場内アナウンスの声が大阪でよく耳にする人のそれに思えたのだが。
両チームとも応援にかなりの動員をかけると聞いていたので、また満員か?
と思われたが、外野席が埋まらなかったので第一試合ほどでも・・・。
それにしても日立応援席のボルテージが凄い!
簡単に言えば、走者を置いた場面で得点できたか否か。
それが勝敗を分けたような試合だったと思う。
JR東は中尾敏浩(1回)、市場靖人(5回)、良島久治(7回)と
3本の本塁打が出たがいずれもソロ。
日立の本塁打は6回の神谷譲二(富士重工業)の2ランだけだったが、
その前の田中政則の適時打、2回の鈴木貴光の2点適時二塁打と
好機をしっかりモノにしていた。
日立は8回1アウトから投げた平井英一(富士重工業)が
これ以上無い好リリーフを見せた。
2番手の小出琢磨(富士重工業)も2本塁打を浴びた以外は完璧。
JR東・松井光介も2回と6回以外は素晴らしい投球だったのだが・・・。
試合後は、4人で師匠行きつけの下町情緒溢れるお店へ繰り出して
閉店間際まであまりにも濃すぎる話に華を咲かせる。
終電はまだあったのだろうが、私の近くのホテルに泊まっている友人と一緒に
タクシーで水道橋まで戻った。
2晩続けてタクシーのお世話になるなど普段では有り得ない。
東京って地下鉄の乗り換えの面倒さが大阪の比じゃないもんなぁ。
(慣れてないだけかも知れないが)
第一試合は上段席まで入った東京ドーム。
この日は3つともアツイ試合でした。
【8月27日の日記】
焼酎を呑み過ぎたせいか、クーラーを切らずに寝たせいか。
朝8時前に眼が覚めたけど喉が妙に痛い。
「お目当ては第二試合だから早起きしなくてもいーよなー」
とは思っていても(おい)、起きてみたらやっぱり最初から、となる。
ドームまで歩いて○分のホテルだし。
《第一試合》 鹿嶋市・住友金属鹿島3−1福山市・JFE西日本
J 000 000 001=1 H8 E1
S 100 020 00X=3 H8 E0
JFE:陶山、山本、石丸−小谷 住金:金子、阿部−衣川、松尾
住金鹿島のユニフォームが、一塁側でもビジターっぽいカラー。
グレー地は住金らしいが、胸の文字の赤さはちょっとイメージが違う。
どちらかと言えばかつてのNTT中国に近い?
『リダイヤル』の応援演奏があるとなおさらそう思える。
走者を出してもあと1本がつながらないJFE西に対して、
住金は5回裏に林稔幸(富士重工業)がバックスクリーンへのソロ本塁打で
2点目を挙げる。
2アウトから四球と失策、さらに暴投があって衣川篤史がレフトへ適時打。
二者生還を食い止めたところはJFE西の意地か?
JFE西は6回途中から石丸和樹(伯和ビクトリーズ)が登板、
6回から8回にかけての5者連続空振り三振は圧巻だった。
これがJFE西に流れを呼べば、と思った9回表、2アウト一、二塁。
打席には石本泰志(伯和ビクトリーズ)。
石本は4回表2アウト満塁の場面で代打として登場するも、三振に倒れていた。
その悔しさを晴らすかのように、センターへ二塁打を放ち1点を還す。
なお一打同点の場面だったが後続なく、昨秋選手権の覇者が初戦で姿を消した。
《第二試合》 京都市・日本新薬2x−1大垣市・西濃運輸
S 000 000 100=1 H4 E1
N 000 000 002=2x H5 E1
西濃:大島、田中謙、田中明−松本 新薬:木村、高尾、村田、子池−堂前
西濃・大島一也、新薬・木村勝善ともにまずまずの立ち上がり。
大島は4回途中で田中謙二に交替したが、それでも6回まで双方無得点。
7回表、永野博行(三菱重工名古屋)のソロ本塁打で西濃が待望の先取点を奪う。
スコアを付けながら思わず「あー、やられたー」と小さく叫ぶ私。
ここで新薬は高尾昌明(ニチダイ)にスイッチする。
先制本塁打のショックを引きずってはいられない。
走者が出れば足を生かした攻撃を仕掛けるはずの新薬が、
盗塁死や牽制死で思うようにリズムが掴めない。
1−0で迎えた9回裏は4番・藤谷大樹からの打順。
私は京滋代表決定戦で決勝打を打った6番・山田泰正の勝負強さに期待をかけ、
なんとか藤谷が出てくれれば・・・と祈るような気持ちだった。
その藤谷が四球を選び、木戸俊雄の内野ゴロで二塁へ進んで山田を迎える。
山田は2球目をレフトへ弾き返し、藤谷が同点の本塁を踏んだ。
二塁に山田を置いて今度は奥隆彰も続き、連続二塁打でサヨナラ勝ち。
新薬は何かと気になるチームだし、観に来た甲斐があった。
《第三試合》 日立市・日立製作所5−4東京都・JR東日本
H 020 003 000=5 H9 E0
J 100 110 100=4 H9 E0
日立:荻野、小出、山口、平井−高倉 JR:松井、斎藤、山本−澤
この試合から2回戦。
場内アナウンスの声が大阪でよく耳にする人のそれに思えたのだが。
両チームとも応援にかなりの動員をかけると聞いていたので、また満員か?
と思われたが、外野席が埋まらなかったので第一試合ほどでも・・・。
それにしても日立応援席のボルテージが凄い!
簡単に言えば、走者を置いた場面で得点できたか否か。
それが勝敗を分けたような試合だったと思う。
JR東は中尾敏浩(1回)、市場靖人(5回)、良島久治(7回)と
3本の本塁打が出たがいずれもソロ。
日立の本塁打は6回の神谷譲二(富士重工業)の2ランだけだったが、
その前の田中政則の適時打、2回の鈴木貴光の2点適時二塁打と
好機をしっかりモノにしていた。
日立は8回1アウトから投げた平井英一(富士重工業)が
これ以上無い好リリーフを見せた。
2番手の小出琢磨(富士重工業)も2本塁打を浴びた以外は完璧。
JR東・松井光介も2回と6回以外は素晴らしい投球だったのだが・・・。
試合後は、4人で師匠行きつけの下町情緒溢れるお店へ繰り出して
閉店間際まであまりにも濃すぎる話に華を咲かせる。
終電はまだあったのだろうが、私の近くのホテルに泊まっている友人と一緒に
タクシーで水道橋まで戻った。
2晩続けてタクシーのお世話になるなど普段では有り得ない。
東京って地下鉄の乗り換えの面倒さが大阪の比じゃないもんなぁ。
(慣れてないだけかも知れないが)
今日(だけ)は外野で。
2005年8月29日 野球
←10数年ぶりに座った東京Dの外野席。
双眼鏡越しに友人らの姿を見つける。
それぞれの観戦位置が俯瞰できるようで面白い。
【8月26日の日記】
昨年同様、水道橋の某ホテルにチェックイン。
部屋に入ってまずTVを点けたらいきなり田頭欣士の打席が映っていた。
文京ケーブルネットワークがこのホテルには入っているらしい。
(って今年になって気付いたのか)
1回裏、2点を追う広島市・三菱重工広島の攻撃中。
行っても第三試合の途中だし、今日は外野席でのんびり観るつもりで
スコアは持たずに必要最小限の荷物を引っ張り出す。
そうこうしているうちに向後光洋が本塁打を打ち、
東京都・NTT東日本がさらにリードを広げていた。
《第三試合》 東京都・NTT東日本10−0広島市・三菱重工広島(7回コールド)
N 213 001 3=10 H12 E0
M 000 000 0=0 H3 E1
25番ゲートをくぐると3回表が終わったところ。
N東応援の人々がライトスタンドを占拠しようかという勢いで埋めつつあったので、
私はレフトスタンドで観ることにした。
N東ブラスの演奏をほぼ真正面に聴けるのが楽しい。
特別席で観ている東京の“師匠”から、「このあと呑みに行こう」という電話が。
最初はN東の客が多いから適当に出ようという話だったのだが、
目的の店がまだ満員だから、終わってから行ったほうが良いとのことで
終了後合流予定になった。
7回表、N東・高尾佳之の打球が私のほうに向かって飛んできた。
レフトスタンドの最も下あたりに飛び込む本塁打だったが、
もうちょっと上だったら取りに行けたのに(直撃はしたくないけど)。
文京ケーブルに確実に映ってるな、こりゃ(苦笑)
結果、今大会初の7回コールドゲーム。
22番ゲート前で師匠と合流。
東京メトロ南北線で麻布十番まで乗り、タクシーで目的のお店へ。
以前から「紹介してあげるヨ」と言われていたところで、これがすごいの何の。
とにかくスタッフの顔ぶれがいかにも、という感じで、
おまけにやってくるお客さんも、それに輪をかけて(笑)
そのお店の入口近くにPCが置いてあって、
“お気に入り”の奥のさらに奥のほうにこの『球虹日記』が加わっていた。
酒の勢いで?隙を見計らってちょっとだけ更新(^^;
そんなこんなで夜中の2時近くまで痛飲しておりましたです。ハイ。
水道橋までタクシーを飛ばして帰ったが、どの道を走ってたんだか?
「白山通り」の標識が見えてやっと安心した次第。
でも、明日起きれるか?
双眼鏡越しに友人らの姿を見つける。
それぞれの観戦位置が俯瞰できるようで面白い。
【8月26日の日記】
昨年同様、水道橋の某ホテルにチェックイン。
部屋に入ってまずTVを点けたらいきなり田頭欣士の打席が映っていた。
文京ケーブルネットワークがこのホテルには入っているらしい。
(って今年になって気付いたのか)
1回裏、2点を追う広島市・三菱重工広島の攻撃中。
行っても第三試合の途中だし、今日は外野席でのんびり観るつもりで
スコアは持たずに必要最小限の荷物を引っ張り出す。
そうこうしているうちに向後光洋が本塁打を打ち、
東京都・NTT東日本がさらにリードを広げていた。
《第三試合》 東京都・NTT東日本10−0広島市・三菱重工広島(7回コールド)
N 213 001 3=10 H12 E0
M 000 000 0=0 H3 E1
25番ゲートをくぐると3回表が終わったところ。
N東応援の人々がライトスタンドを占拠しようかという勢いで埋めつつあったので、
私はレフトスタンドで観ることにした。
N東ブラスの演奏をほぼ真正面に聴けるのが楽しい。
特別席で観ている東京の“師匠”から、「このあと呑みに行こう」という電話が。
最初はN東の客が多いから適当に出ようという話だったのだが、
目的の店がまだ満員だから、終わってから行ったほうが良いとのことで
終了後合流予定になった。
7回表、N東・高尾佳之の打球が私のほうに向かって飛んできた。
レフトスタンドの最も下あたりに飛び込む本塁打だったが、
もうちょっと上だったら取りに行けたのに(直撃はしたくないけど)。
文京ケーブルに確実に映ってるな、こりゃ(苦笑)
結果、今大会初の7回コールドゲーム。
22番ゲート前で師匠と合流。
東京メトロ南北線で麻布十番まで乗り、タクシーで目的のお店へ。
以前から「紹介してあげるヨ」と言われていたところで、これがすごいの何の。
とにかくスタッフの顔ぶれがいかにも、という感じで、
おまけにやってくるお客さんも、それに輪をかけて(笑)
そのお店の入口近くにPCが置いてあって、
“お気に入り”の奥のさらに奥のほうにこの『球虹日記』が加わっていた。
酒の勢いで?隙を見計らってちょっとだけ更新(^^;
そんなこんなで夜中の2時近くまで痛飲しておりましたです。ハイ。
水道橋までタクシーを飛ばして帰ったが、どの道を走ってたんだか?
「白山通り」の標識が見えてやっと安心した次第。
でも、明日起きれるか?
降ったり止んだり@京都。
2005年8月21日 野球
←京都国立博物館
特別展“龍馬の翔けた時代”は、
8月28日まで開催中。
武田鉄矢みたいに坂本龍馬に心酔しているわけではないが、
この展覧会には出来れば行っておきたかった。
7月16日から始まっていたものが、もう来週28日が最終日。
28日は東京に居るから今日しか行けない。
京阪七条駅から国立博物館へ歩いているうちに、雨が本降りになってきた。
博物館手前の横断歩道でさらに雨脚が強くなり、
シャッターが閉まっている店舗の軒先で雨宿りしたり。
展示としては、多く遺されている龍馬直筆の書簡が非常に興味深かった。
書簡そのものだけを展示していても判読できない文字があったりするので、
そのまま活字に起こしたものが一緒に展示されているのはありがたい。
それにしても龍馬はかなり筆まめだったらしい。
外へ出ようとしたら、雨がまた更に強くなっていて出るに出られぬ状態。
止むのを待って東山七条のバス停へ急ぐ。
15時までに西京極に着ければ。
*第13回全京都大学野球トーナメント(西京極) 最終日*
《準決勝》
第一試合:立命館大学3−1同志社大学
第二試合:佛教大学4−4京都創成大学(延長12回)
※大会規定により塁打数(佛19、創10)で上回った佛教大学が決勝へ。
《決勝戦》
佛教大 000 000 100=1 H3 E1
立命大 003 010 00X=4 H14 E0
佛:古田大、古田康、福地−馬場陽、國友 立:黒田−西川
※立命館大学は2年ぶり7回目の優勝
立命館が3回1アウトからの4連続を含む5安打を集中させ3点を先制。
投げても黒田巖域(2・立命館宇治)が2回から6回まで完全に抑えていた。
7回に大嶋将也(4・大津商業)と松本善希(4・富山商業)の連打で
1点を失ったが、その後は3人ずつでピシャリ。
立命館の14安打は、7回の籾山幸徳(2・天理)の二塁打1本を除きすべて単打。
3回の攻撃は早いカウントから積極的にたたみかけるようだった。
佛大は応援団三部が勢揃い。
太陽が丘で耳にすることが多かった応援を西京極で聴くのもまた良し。
男子リーダーが増えているようなのも頼もしい。
特別展“龍馬の翔けた時代”は、
8月28日まで開催中。
武田鉄矢みたいに坂本龍馬に心酔しているわけではないが、
この展覧会には出来れば行っておきたかった。
7月16日から始まっていたものが、もう来週28日が最終日。
28日は東京に居るから今日しか行けない。
京阪七条駅から国立博物館へ歩いているうちに、雨が本降りになってきた。
博物館手前の横断歩道でさらに雨脚が強くなり、
シャッターが閉まっている店舗の軒先で雨宿りしたり。
展示としては、多く遺されている龍馬直筆の書簡が非常に興味深かった。
書簡そのものだけを展示していても判読できない文字があったりするので、
そのまま活字に起こしたものが一緒に展示されているのはありがたい。
それにしても龍馬はかなり筆まめだったらしい。
外へ出ようとしたら、雨がまた更に強くなっていて出るに出られぬ状態。
止むのを待って東山七条のバス停へ急ぐ。
15時までに西京極に着ければ。
*第13回全京都大学野球トーナメント(西京極) 最終日*
《準決勝》
第一試合:立命館大学3−1同志社大学
第二試合:佛教大学4−4京都創成大学(延長12回)
※大会規定により塁打数(佛19、創10)で上回った佛教大学が決勝へ。
《決勝戦》
佛教大 000 000 100=1 H3 E1
立命大 003 010 00X=4 H14 E0
佛:古田大、古田康、福地−馬場陽、國友 立:黒田−西川
※立命館大学は2年ぶり7回目の優勝
立命館が3回1アウトからの4連続を含む5安打を集中させ3点を先制。
投げても黒田巖域(2・立命館宇治)が2回から6回まで完全に抑えていた。
7回に大嶋将也(4・大津商業)と松本善希(4・富山商業)の連打で
1点を失ったが、その後は3人ずつでピシャリ。
立命館の14安打は、7回の籾山幸徳(2・天理)の二塁打1本を除きすべて単打。
3回の攻撃は早いカウントから積極的にたたみかけるようだった。
佛大は応援団三部が勢揃い。
太陽が丘で耳にすることが多かった応援を西京極で聴くのもまた良し。
男子リーダーが増えているようなのも頼もしい。
←この夏最後の校歌を歌い終え、
歓喜に沸く三塁アルプス席へ向かって走る
駒大苫小牧ナイン。
昨年は外野席から駒苫初優勝の瞬間を観た。
甲子園に着いたときにはすでに試合が始まっていたが、
どうにか外野で観ることができた(2004年8月22日の日記参照)。
今年はせめてもうちょっと良い位置で観たい、ということで
試合開始の5時間前(午前8時)に自宅を出た。
昨日から来ている東京の友人から、券を買うために並んでいる旨のメールが
8時45分頃に届いた。
甲子園に到着すると、すでに長蛇の列ができている。
友人は三塁特別自由席の列に並んでいたので、
後から来る他の友人の分も買ってもらうようにお願いした。
開門は予定よりも30分早くなり、9時30分。
その10分後に入場することができた。
駒苫ベンチの真上、中段あたりを確保。ここならしばらくは日陰。
試合開始1時間前には外野もほぼ埋まり、やがてギッシリ満員に。
《決勝戦》
駒澤大学附属苫小牧高校(南北海道)5−3京都外大西高校(京都)
京外西 100 000 200=3 H7 E2
駒大苫 100 011 20X=5 H9 E2
京外西:北岡、本田−南本 駒大苫:松橋、田中−小山
1回表裏、ともに失策絡みで1点ずつの取り合い。
駒苫は室蘭地区大会から続けていた無失策がここで途切れたことになる。
3回裏、4回裏と先頭打者を安打で出しながら、
犠打が決められず併殺に倒れるなど思うような攻撃ができず。
京都外大西も走者は出すものの決め手に欠けていた。
5回表、京都外大西は2アウト満塁で4番西下文也が凡退。
その裏駒苫がまたもや相手のミスを突いて待望の追加点。
6回裏は青地裕司の適時打で2点差とした。
京都外大西は7回表に五十川英洋の二塁打などで同点に追いついたが、
駒苫も負けじと攻め立てる。
7回裏1アウト二、三塁から辻寛人の内野ゴロの間にまず1点。
岡山翔太の内野安打でさらに1点。
この回出た3本の安打はすべて内野安打で、運も味方に付けるかのようだった。
5回裏途中から登板した背番号11・田中将大が9回表のマウンドに。
前の打席で二塁打を打った1番高原正明からの好打順を物ともせず、
二者連続で三振を奪う。
ここで野手がマウンドに集まり、
昨年のように揃って人差し指を天に突き上げるポーズを見せた。
田中は3番寺本一貴に粘られはしたが、気迫の投球で空振り三振。
駒苫が昨年夏に続いての全国制覇を達成した。
選手権大会での連続優勝は、1947(昭和22)年、1948(昭和23)年の
福岡・小倉中学(旧制)〜小倉高校以来57年ぶりの快挙。
ちなみに1947年、小倉中学の初優勝のときには、
深紅の大優勝旗が初めて関門海峡を渡ったわけで。
昨年の駒苫が“津軽海峡越え”と言われたのを思えば、奇遇な話である。
駒苫への声援が渦巻く三塁側でずっと観ていたのだが、
関西圏に住む者としては京都外大西にも勝って欲しいという思いもあった。
京都大会を制した瞬間も観たことだし。
しかし、ここまで来るとどちらに肩入れするなどというのはどうでも良くなっていた。
駒苫の演奏が拍手の大きさのあまり途切れ途切れに聞こえたり、
(グラウンド整備の間の演奏は今日は無かったように思うが・・・)
京都外大西の演奏がいつも以上のボリュームで対面から響いてきたり。
中盤からは夏の太陽をほぼ正面に浴びながら、
決勝戦独特の雰囲気を味わっていた。
祭りのあとの寂しさが、嫌でもやって来るとはわかっていても。
この夏に敗れた瞬間から、新しいチームでの戦いが始まるのが高校野球。
秋季大会がスタートしているところもある。
全国4137のチームの中で、唯一敗れることがなかった駒大苫小牧。
そして、全国で最も遅い敗戦を味わった京都外大西。
勝ち負けの結果はともあれこの両チームは、
日本で一番長い夏を過ごした高校の硬式野球部であることに変わりはない。
歓喜に沸く三塁アルプス席へ向かって走る
駒大苫小牧ナイン。
昨年は外野席から駒苫初優勝の瞬間を観た。
甲子園に着いたときにはすでに試合が始まっていたが、
どうにか外野で観ることができた(2004年8月22日の日記参照)。
今年はせめてもうちょっと良い位置で観たい、ということで
試合開始の5時間前(午前8時)に自宅を出た。
昨日から来ている東京の友人から、券を買うために並んでいる旨のメールが
8時45分頃に届いた。
甲子園に到着すると、すでに長蛇の列ができている。
友人は三塁特別自由席の列に並んでいたので、
後から来る他の友人の分も買ってもらうようにお願いした。
開門は予定よりも30分早くなり、9時30分。
その10分後に入場することができた。
駒苫ベンチの真上、中段あたりを確保。ここならしばらくは日陰。
試合開始1時間前には外野もほぼ埋まり、やがてギッシリ満員に。
《決勝戦》
駒澤大学附属苫小牧高校(南北海道)5−3京都外大西高校(京都)
京外西 100 000 200=3 H7 E2
駒大苫 100 011 20X=5 H9 E2
京外西:北岡、本田−南本 駒大苫:松橋、田中−小山
1回表裏、ともに失策絡みで1点ずつの取り合い。
駒苫は室蘭地区大会から続けていた無失策がここで途切れたことになる。
3回裏、4回裏と先頭打者を安打で出しながら、
犠打が決められず併殺に倒れるなど思うような攻撃ができず。
京都外大西も走者は出すものの決め手に欠けていた。
5回表、京都外大西は2アウト満塁で4番西下文也が凡退。
その裏駒苫がまたもや相手のミスを突いて待望の追加点。
6回裏は青地裕司の適時打で2点差とした。
京都外大西は7回表に五十川英洋の二塁打などで同点に追いついたが、
駒苫も負けじと攻め立てる。
7回裏1アウト二、三塁から辻寛人の内野ゴロの間にまず1点。
岡山翔太の内野安打でさらに1点。
この回出た3本の安打はすべて内野安打で、運も味方に付けるかのようだった。
5回裏途中から登板した背番号11・田中将大が9回表のマウンドに。
前の打席で二塁打を打った1番高原正明からの好打順を物ともせず、
二者連続で三振を奪う。
ここで野手がマウンドに集まり、
昨年のように揃って人差し指を天に突き上げるポーズを見せた。
田中は3番寺本一貴に粘られはしたが、気迫の投球で空振り三振。
駒苫が昨年夏に続いての全国制覇を達成した。
選手権大会での連続優勝は、1947(昭和22)年、1948(昭和23)年の
福岡・小倉中学(旧制)〜小倉高校以来57年ぶりの快挙。
ちなみに1947年、小倉中学の初優勝のときには、
深紅の大優勝旗が初めて関門海峡を渡ったわけで。
昨年の駒苫が“津軽海峡越え”と言われたのを思えば、奇遇な話である。
駒苫への声援が渦巻く三塁側でずっと観ていたのだが、
関西圏に住む者としては京都外大西にも勝って欲しいという思いもあった。
京都大会を制した瞬間も観たことだし。
しかし、ここまで来るとどちらに肩入れするなどというのはどうでも良くなっていた。
駒苫の演奏が拍手の大きさのあまり途切れ途切れに聞こえたり、
(グラウンド整備の間の演奏は今日は無かったように思うが・・・)
京都外大西の演奏がいつも以上のボリュームで対面から響いてきたり。
中盤からは夏の太陽をほぼ正面に浴びながら、
決勝戦独特の雰囲気を味わっていた。
祭りのあとの寂しさが、嫌でもやって来るとはわかっていても。
この夏に敗れた瞬間から、新しいチームでの戦いが始まるのが高校野球。
秋季大会がスタートしているところもある。
全国4137のチームの中で、唯一敗れることがなかった駒大苫小牧。
そして、全国で最も遅い敗戦を味わった京都外大西。
勝ち負けの結果はともあれこの両チームは、
日本で一番長い夏を過ごした高校の硬式野球部であることに変わりはない。
セミファイナルを齧る。
2005年8月19日 野球
←今日はこの位置から。
第二試合の8回表から観た、というのは
観戦記録に含めて良いものか(^^;
(一応打順ひとまわりは観たけど)
《準決勝・第二試合》
駒澤大学附属苫小牧高校(南北海道)6−5大阪桐蔭高校(大阪)
駒大苫 050 000 000 1=6 H10 E0
大桐蔭 000 000 320 0=5 H7 E2
東京の友人が、居ても立ってもいられず今朝から甲子園入りとのこと。
私は午後から別件(野球とは無関係)で休みを取っていたが、
甲子園には行けたとしても第二試合終了間際だろう、と思っていた。
梅田附近で、携帯で甲子園の途中経過を確認すると
5回終了で5−0と駒苫がリード。
得点だけで見れば大阪桐蔭の敗色濃厚だったが、
何か起こるかも知れないという期待を胸に、阪神電車に乗り込む。
球場正面に着くと大歓声が聞こえてきた。
三塁スタンドの下を過ぎ、レフト外野席入口から入るとほぼ満員の観客。
7回表を終わったところで、得点は5−3になっていた。
辻内崇伸が本塁打を打ったらしい。さっきの歓声はそれか!
三塁側からの『真っ赤な太陽』を聴きながらレフトスタンドの片隅に落ち着き、
友人にメールで到着したことを連絡。
大阪桐蔭は8回裏、小林晃徳の二塁打などで同点に追いついた。
辻内も3回以降は点を取られていないし、しかも9回表は三者連続三振。
8回からにも関わらず観に来たんだから、延長戦にならんかなぁ・・・なった(笑)
10回表、駒苫は先頭の林裕也が二塁打。
犠打で三塁へ進むと辻寛人がライト線への二塁打、林が決勝の本塁を踏んだ。
2アウト後、岡山翔太がレフト前安打。
辻は三塁を蹴って突っ込むが、レフト篠原大がこれ以上ない好返球でタッチアウト。
試合はまだわからない。
10回裏には2アウト一塁で平田良介を迎えるという、手に汗握る場面が。
吉岡俊輔の暴投で走者が二塁へ進み同点の好機が広がる。
しかし吉岡は平田を三振に仕留め、駒苫が2年連続の決勝戦へ。
ちょっとしか観ていないのに、見応えあり過ぎ。
試合終了後、友人と合流して梅田で軽く飲み。
応援好きの身としても明日のカードは文句なし。
二人して「明日も行くぞ〜」と気炎を上げていたのだった(笑)
第二試合の8回表から観た、というのは
観戦記録に含めて良いものか(^^;
(一応打順ひとまわりは観たけど)
《準決勝・第二試合》
駒澤大学附属苫小牧高校(南北海道)6−5大阪桐蔭高校(大阪)
駒大苫 050 000 000 1=6 H10 E0
大桐蔭 000 000 320 0=5 H7 E2
東京の友人が、居ても立ってもいられず今朝から甲子園入りとのこと。
私は午後から別件(野球とは無関係)で休みを取っていたが、
甲子園には行けたとしても第二試合終了間際だろう、と思っていた。
梅田附近で、携帯で甲子園の途中経過を確認すると
5回終了で5−0と駒苫がリード。
得点だけで見れば大阪桐蔭の敗色濃厚だったが、
何か起こるかも知れないという期待を胸に、阪神電車に乗り込む。
球場正面に着くと大歓声が聞こえてきた。
三塁スタンドの下を過ぎ、レフト外野席入口から入るとほぼ満員の観客。
7回表を終わったところで、得点は5−3になっていた。
辻内崇伸が本塁打を打ったらしい。さっきの歓声はそれか!
三塁側からの『真っ赤な太陽』を聴きながらレフトスタンドの片隅に落ち着き、
友人にメールで到着したことを連絡。
大阪桐蔭は8回裏、小林晃徳の二塁打などで同点に追いついた。
辻内も3回以降は点を取られていないし、しかも9回表は三者連続三振。
8回からにも関わらず観に来たんだから、延長戦にならんかなぁ・・・なった(笑)
10回表、駒苫は先頭の林裕也が二塁打。
犠打で三塁へ進むと辻寛人がライト線への二塁打、林が決勝の本塁を踏んだ。
2アウト後、岡山翔太がレフト前安打。
辻は三塁を蹴って突っ込むが、レフト篠原大がこれ以上ない好返球でタッチアウト。
試合はまだわからない。
10回裏には2アウト一塁で平田良介を迎えるという、手に汗握る場面が。
吉岡俊輔の暴投で走者が二塁へ進み同点の好機が広がる。
しかし吉岡は平田を三振に仕留め、駒苫が2年連続の決勝戦へ。
ちょっとしか観ていないのに、見応えあり過ぎ。
試合終了後、友人と合流して梅田で軽く飲み。
応援好きの身としても明日のカードは文句なし。
二人して「明日も行くぞ〜」と気炎を上げていたのだった(笑)
Shelties観察記(笑)@甲子園。
2005年8月17日 野球夏期休暇を順調に消化すべく(笑)今日はお休み。
それでも8月中に完全消化できるかどうか、微妙なところ。
午前中に雑事と所用を済ませ、午後1時少し前に甲子園の準々決勝へ。
第一試合(京都外大西9−1樟南)終了のサイレンを三塁側内野席の
スタンド下の通路で聞いた。
三塁側を選んだのは、駒大苫小牧の応援を至近距離で味わうため。
《第二試合》 駒澤大学附属苫小牧高校(南北海道)7−6鳴門工業高校(徳島)
鳴門工 201 000 300=6 H10 E3
駒大苫 100 000 60X=7 H10 E0
鳴門工:田中暁、八木−上野 駒大苫:松橋、田中−小山
【本塁打】林(駒大苫・1回ソロ)
駒大苫小牧(以下、駒苫)のマーチングバンドは、お揃いの赤のTシャツを着ている。
背中には“Shelties”の文字。そういう名前だったんだ・・・。
(シェルティ、ってどうやらコリーの仲間らしいですな)
駒苫の攻撃前、すっかりお馴染みになった『ブルース・ブラザーズ』のテーマ
(『I Can’t Turn Your Loose』)が演奏されると、
持っているペンで自然とリズムを刻んでしまう。
1番から9番までそれぞれにテーマ曲が用意されているが、
昨年の夏に比べると近頃の高校野球応援の定番っぽい曲が少ない。
指揮の先生の横で女子部員が曲目を書いたスケッチブックを持ち、
各打順ごとにバンドに向けて掲げて指示している。
その曲目を一応メモしておいた(笑)
・I Can’t
・ヒット ※ファンファーレ
・チャンス ※いわゆる『駒大コンバット』
・パラ銀 ※得点時の『パラダイス銀河』
(以下、1番から順に)
・仕事人
・ムーンライト
・スパルタン
・真っ赤な太陽 ※太陽のイラスト入り
・リンダ ※『リンダリンダ』(ブルーハーツ)ではない
・恋のフーガ ※ハートのイラスト入り
・アンセム
・風の少年
・Gパン
正確な曲のタイトルは(実際に聴いてから)どこかで探していただくとして・・・
その曲目は一旦掲げられるとすぐに下ろされ、
ページをめくって次の打順が来たときに備える。
指揮の先生は曲の導入部分だけ指揮をして、あとは試合の状況を見ている。
そして打順が替わるごとにバンドのほうへ向き直る。
譜面台が置かれていないことを思えば、全レパートリーを暗譜しているようだ。
5回の攻撃が終わると、錦織健の『栄冠は君に輝く』が朗々と流れる中で
グラウンド整備が行われる。
この間にも駒苫の演奏がある。
たぶん『セプテンバー』(アース・ウインド&ファイヤー)だろうな、と思っていたら
『アフリカン・シンフォニー』だった。
智辯和歌山などが応援曲として演奏しているお馴染みの曲で、
皆がメガホンをグルグル回すのはいわばお約束(笑)
きちんとフルコーラス、しかももの凄い迫力で、録音しておきたかったぐらい。
試合を観に来たのでなく駒苫の演奏を聴きに(というか観察に)来たみたいだが、
一応危なっかしくてもスコアは付けていたわけで。
1回裏、先頭の林裕也に初球をライトスタンドへ叩き込まれはしたが
鳴門工業・田中暁はよく投げていた。
6回終了まで、アウトは三振(9個)か内野ゴロだけ。
7回表に上野武生の2点適時二塁打などでリードを5点に広げて、
すっかり鳴門工業ペースの試合。
しかしその裏の駒苫は、岡山翔太の安打を皮切りに打者一巡の猛攻。
幸運な当たりが続いたりするなど、何かが乗り移ったような攻撃を見せ、
アルプスだけでなく三塁側全体が沸き上がるような興奮に包まれた。
3回途中から登板した二番手の田中将大がロングリリーフ。
気迫のこもった投球で最後の打者を三振に取り、
昨年に続いて準決勝進出を決めた。
チームの底力といい、観客を惹き込む応援といい。
駒苫のこの勢い、まさに恐るべし。
それでも8月中に完全消化できるかどうか、微妙なところ。
午前中に雑事と所用を済ませ、午後1時少し前に甲子園の準々決勝へ。
第一試合(京都外大西9−1樟南)終了のサイレンを三塁側内野席の
スタンド下の通路で聞いた。
三塁側を選んだのは、駒大苫小牧の応援を至近距離で味わうため。
《第二試合》 駒澤大学附属苫小牧高校(南北海道)7−6鳴門工業高校(徳島)
鳴門工 201 000 300=6 H10 E3
駒大苫 100 000 60X=7 H10 E0
鳴門工:田中暁、八木−上野 駒大苫:松橋、田中−小山
【本塁打】林(駒大苫・1回ソロ)
駒大苫小牧(以下、駒苫)のマーチングバンドは、お揃いの赤のTシャツを着ている。
背中には“Shelties”の文字。そういう名前だったんだ・・・。
(シェルティ、ってどうやらコリーの仲間らしいですな)
駒苫の攻撃前、すっかりお馴染みになった『ブルース・ブラザーズ』のテーマ
(『I Can’t Turn Your Loose』)が演奏されると、
持っているペンで自然とリズムを刻んでしまう。
1番から9番までそれぞれにテーマ曲が用意されているが、
昨年の夏に比べると近頃の高校野球応援の定番っぽい曲が少ない。
指揮の先生の横で女子部員が曲目を書いたスケッチブックを持ち、
各打順ごとにバンドに向けて掲げて指示している。
その曲目を一応メモしておいた(笑)
・I Can’t
・ヒット ※ファンファーレ
・チャンス ※いわゆる『駒大コンバット』
・パラ銀 ※得点時の『パラダイス銀河』
(以下、1番から順に)
・仕事人
・ムーンライト
・スパルタン
・真っ赤な太陽 ※太陽のイラスト入り
・リンダ ※『リンダリンダ』(ブルーハーツ)ではない
・恋のフーガ ※ハートのイラスト入り
・アンセム
・風の少年
・Gパン
正確な曲のタイトルは(実際に聴いてから)どこかで探していただくとして・・・
その曲目は一旦掲げられるとすぐに下ろされ、
ページをめくって次の打順が来たときに備える。
指揮の先生は曲の導入部分だけ指揮をして、あとは試合の状況を見ている。
そして打順が替わるごとにバンドのほうへ向き直る。
譜面台が置かれていないことを思えば、全レパートリーを暗譜しているようだ。
5回の攻撃が終わると、錦織健の『栄冠は君に輝く』が朗々と流れる中で
グラウンド整備が行われる。
この間にも駒苫の演奏がある。
たぶん『セプテンバー』(アース・ウインド&ファイヤー)だろうな、と思っていたら
『アフリカン・シンフォニー』だった。
智辯和歌山などが応援曲として演奏しているお馴染みの曲で、
皆がメガホンをグルグル回すのはいわばお約束(笑)
きちんとフルコーラス、しかももの凄い迫力で、録音しておきたかったぐらい。
試合を観に来たのでなく駒苫の演奏を聴きに(というか観察に)来たみたいだが、
一応危なっかしくてもスコアは付けていたわけで。
1回裏、先頭の林裕也に初球をライトスタンドへ叩き込まれはしたが
鳴門工業・田中暁はよく投げていた。
6回終了まで、アウトは三振(9個)か内野ゴロだけ。
7回表に上野武生の2点適時二塁打などでリードを5点に広げて、
すっかり鳴門工業ペースの試合。
しかしその裏の駒苫は、岡山翔太の安打を皮切りに打者一巡の猛攻。
幸運な当たりが続いたりするなど、何かが乗り移ったような攻撃を見せ、
アルプスだけでなく三塁側全体が沸き上がるような興奮に包まれた。
3回途中から登板した二番手の田中将大がロングリリーフ。
気迫のこもった投球で最後の打者を三振に取り、
昨年に続いて準決勝進出を決めた。
チームの底力といい、観客を惹き込む応援といい。
駒苫のこの勢い、まさに恐るべし。
昨日の甲子園(第8日)の応援。
2005年8月14日 野球昨日の甲子園の応援について思ったこと。
曲を演奏している途中で打者がアウトになった、とする。
打者ごとにテーマ曲がある場合は次の曲を用意するだろうが、
現在演奏中の曲は例え途中でも演奏をストップさせるかどうか。
どちらかと言えば途中でストップさせるほうが多いような気がするが、
律儀に曲の最後まで演奏して終わらせるところもある。
今年のセンバツ準優勝の神村学園(鹿児島)がそうだった。
昨日では第四試合の藤代(茨城)。
藤代の場合は、曲の途中で打者がアウトになっても最後まで演奏して、
その後のコールは次の打者に向けられたものに変わる。
これは友人に言われて気が付いた。
次の曲へ行くまでの間合いが少し長くなりがちだったのは残念。
それが出来れば非常に流れの良い応援になったと思う。
攻撃中はのべつ幕無しで音を出していれば良いというものでもなく、
試合の流れに即して臨機応変な応援ができるかどうか。
それができるだけで称賛に値するものがある。
東京六大学野球の応援はまさにそれにあてはまると思うのだが、
高校の場合はなかなかそうも行かないので。
昨日の試合でも「この場面で選曲を迷ってる場合じゃないだろ?」
と思うようなシーンに何度か遭遇したし。
リーダーなり吹奏なりの指揮系統が試合の状況を見て、
迅速かつ正確に判断できていれば余計な間ができることはないはず。
今大会では駒大苫小牧(南北海道)、天理(奈良)がほぼ完璧に近い。
(甲子園用の即席応援団にそれを求めるのも無理な話だが)
その中で、京都外大西(京都)は試合の流れをちゃんと掴んでいたと思う。
関西(岡山)の「押ーせー押ーせー押ーせ押せかんぜーい」の大合唱も
(もはや古典の部類かも知れないが)好機をより増幅させるような迫力があり、
その点では非常に効果的な応援だった。
選曲の個性では、京都外大西は他の追随を許さない。
まぁ全曲オリジナルだからそれも当然なのだが。
個人的には聖光学院(福島)の「ダイヤモンド・ヘッド」(ベンチャーズ)が
ツボにはまってしまった。
東北地方で流行?の「ドラゴンクエスト・戦闘のテーマ」が、
昨年までやっていたはずの東北(宮城)で出て来なかったのは意外。
桐光学園(神奈川)、藤代のスタンドの乗りの良さはさすが関東。
付け焼刃ではなく、地方大会での盛り上がりをそのまま持って来ているようだった。
今日は甲子園へ行こうと思えば第二試合途中からでも行けたのだが、
天候が思わしくないのと自分の体力その他諸事情を鑑みて自重。
墓参り(自宅から徒歩圏内)と買い物で外に出たぐらい。
夜更かしは身体に悪いっす(苦笑)
曲を演奏している途中で打者がアウトになった、とする。
打者ごとにテーマ曲がある場合は次の曲を用意するだろうが、
現在演奏中の曲は例え途中でも演奏をストップさせるかどうか。
どちらかと言えば途中でストップさせるほうが多いような気がするが、
律儀に曲の最後まで演奏して終わらせるところもある。
今年のセンバツ準優勝の神村学園(鹿児島)がそうだった。
昨日では第四試合の藤代(茨城)。
藤代の場合は、曲の途中で打者がアウトになっても最後まで演奏して、
その後のコールは次の打者に向けられたものに変わる。
これは友人に言われて気が付いた。
次の曲へ行くまでの間合いが少し長くなりがちだったのは残念。
それが出来れば非常に流れの良い応援になったと思う。
攻撃中はのべつ幕無しで音を出していれば良いというものでもなく、
試合の流れに即して臨機応変な応援ができるかどうか。
それができるだけで称賛に値するものがある。
東京六大学野球の応援はまさにそれにあてはまると思うのだが、
高校の場合はなかなかそうも行かないので。
昨日の試合でも「この場面で選曲を迷ってる場合じゃないだろ?」
と思うようなシーンに何度か遭遇したし。
リーダーなり吹奏なりの指揮系統が試合の状況を見て、
迅速かつ正確に判断できていれば余計な間ができることはないはず。
今大会では駒大苫小牧(南北海道)、天理(奈良)がほぼ完璧に近い。
(甲子園用の即席応援団にそれを求めるのも無理な話だが)
その中で、京都外大西(京都)は試合の流れをちゃんと掴んでいたと思う。
関西(岡山)の「押ーせー押ーせー押ーせ押せかんぜーい」の大合唱も
(もはや古典の部類かも知れないが)好機をより増幅させるような迫力があり、
その点では非常に効果的な応援だった。
選曲の個性では、京都外大西は他の追随を許さない。
まぁ全曲オリジナルだからそれも当然なのだが。
個人的には聖光学院(福島)の「ダイヤモンド・ヘッド」(ベンチャーズ)が
ツボにはまってしまった。
東北地方で流行?の「ドラゴンクエスト・戦闘のテーマ」が、
昨年までやっていたはずの東北(宮城)で出て来なかったのは意外。
桐光学園(神奈川)、藤代のスタンドの乗りの良さはさすが関東。
付け焼刃ではなく、地方大会での盛り上がりをそのまま持って来ているようだった。
今日は甲子園へ行こうと思えば第二試合途中からでも行けたのだが、
天候が思わしくないのと自分の体力その他諸事情を鑑みて自重。
墓参り(自宅から徒歩圏内)と買い物で外に出たぐらい。
夜更かしは身体に悪いっす(苦笑)
←甲子園・中央特別自由席から
第四試合の5回表から全ての照明が点灯。
今日は11時間ぐらいこの位置に居たことに…?
真夏の甲子園で、4試合を最初から最後までぶっ続けで観ようとすると、
それが屋根の下でもかなりの体力を要するわけで。
もっと若い頃は外野席で4試合観ても平気だったのになぁ(苦笑)
昨夜から愛知の友人が大阪入りしていて、
13日は開門からずっと居るとのことで場所取りをお願いしておいた。
第三、第四と地元勢の試合があり、中央特別自由席は売り切れ確実だし。
私も8時頃甲子園入りし、後から来る予定の友人の分も入場券を確保。
《第一試合》 東北高校(宮城)4−3遊学館高校(石川)
遊学館 011 100 000=3 H9 E1
東 北 100 003 00X=4 H10 E0
遊学館:曽根−馬場 東北:高山、三浦、坂本−竹原
昨年夏も2回戦であったこのカード(東北4−0遊学館)。
東北が6回に4安打とスクイズで逆転。
長打ではなく単打でつなぐ野球を見せた。
この試合を観ていてたびたび唸ったのが、東北の遊撃手・加藤政義の守備。
加藤のところにはほんとに多くの打球が飛んできたのだが、
球へ追いつく動きの俊敏なこと。
1年生からレギュラーだっただけのことはある。
加藤だけに限らず、東北の守備は非常によく鍛えられているようだ。
《第二試合》 桐光学園高校(神奈川)3−2聖光学院高校(福島)
聖 光 100 100 000=2 H6 E2
桐 光 000 001 11X=3 H7 E1
聖光:舟田−河野 桐光:山室、石渡−梶
【本塁打】宮川(桐光・8回ソロ)
7回に同点に追いついた桐光が、8回宮川裕基の左越本塁打で逆転。
4回途中からリリーフした石渡智大が聖光に追加点を許さず。
1回戦であわや無安打無得点の投球を見せた聖光の舟田博紀。
3回裏に連打で同点の危機だったが併殺でそれを乗り切ったが、
疲れからか?終盤に自らのミスがもとで点を許してしまったのが惜しい。
ただ、打たせて取るその球は逆球がほとんど無かったはず。
それだけ丁寧な投球だったと思う。
《第三試合》 京都外国語大学西高校(京都)12−10関西高校(岡山)
京外西 201 001 062=12 H19 E2
関 西 130 141 000=10 H14 E1
京外西:坂本、北岡、本田−南本 関西:西所、ダース、中村−平井
【本塁打】船引2(関西・4回ソロ、6回ソロ)
超満員の観衆の中、計33安打が飛び交った壮絶な打撃戦。
5回裏、相手のミスに乗じて一度は6点をリードした関西だが、
京都外大西は8回表2アウト満塁から押し出し四球で1点を取ると
その後二塁打が3本続きついに同点。
9回表も連続適時打で突き放し、京都外大西の粘り勝ち。
8回に追いつかれ、9回にリードを許して降板した関西のダース・ローマシュ・匡。
ベンチに下がる前のキャッチボールですでに泣いていたのか?
終了後、主将の船引俊秀に抱えられるようにしてアルプスへ挨拶に行ったときも、
一番最後にグラウンドをあとにしたときも悔しさを隠そうとしなかった。
その悔しさを忘れることなく、また甲子園のマウンドに帰ってきて欲しい。
(昨秋の県大会から気になっていた選手でもあるし)
《第四試合》 大阪桐蔭高校(大阪)8−1藤代高校(茨城)
大桐蔭 103 030 100=8 H11 E0
藤 代 000 000 010=1 H7 E2
大桐蔭:辻内−川本 藤代:湯本−古庄
【本塁打】平田(大桐蔭・5回3ラン)
試合前のノックは銀屋根に音が聞こえるほどの雨の中だったが、
やがて上空には月が・・・。
大阪桐蔭・辻内崇伸が5回まで毎回2個ペースで三振を奪い、
6回には三者連続で観客の度肝を抜く。
毎回奪取はならなかったが、8、9回のアウトはすべて三振。
結果、藤代の出場選手全員から奪三振19の大会タイ記録を達成。
ボール球が多いのは気になったけれど。
敗れた藤代・湯本五十六も負けじと10奪三振。
随所に制球の良さがうかがえるところが見えた。
5回表、平田良介の本塁打はレフトスタンドへ飛び込む弾丸ライナー。
しかし長打はこの本塁打だけで、3回表は5本の単打を連ねての得点だった。
大技小技なんでもありで、最後まで大阪桐蔭ペースの展開は変わらず。
しかし今日の4試合は、観ていて「中身が濃いなぁ〜」と思わせるものばかり。
第三試合直前に到着した友人によれば、
その時点で全ての入場券が売り切れていたらしい。
そんな意味も含めて、今日の中央特別自由席は額面以上の値打ちがあった。
早起き(と言っても5時50分起床だが)したおかげであり、
良い席を確保してくれていた友人のおかげ。
今日の応援についてはまた後ほど。
明日は・・・どうしようかな?
第四試合の5回表から全ての照明が点灯。
今日は11時間ぐらいこの位置に居たことに…?
真夏の甲子園で、4試合を最初から最後までぶっ続けで観ようとすると、
それが屋根の下でもかなりの体力を要するわけで。
もっと若い頃は外野席で4試合観ても平気だったのになぁ(苦笑)
昨夜から愛知の友人が大阪入りしていて、
13日は開門からずっと居るとのことで場所取りをお願いしておいた。
第三、第四と地元勢の試合があり、中央特別自由席は売り切れ確実だし。
私も8時頃甲子園入りし、後から来る予定の友人の分も入場券を確保。
《第一試合》 東北高校(宮城)4−3遊学館高校(石川)
遊学館 011 100 000=3 H9 E1
東 北 100 003 00X=4 H10 E0
遊学館:曽根−馬場 東北:高山、三浦、坂本−竹原
昨年夏も2回戦であったこのカード(東北4−0遊学館)。
東北が6回に4安打とスクイズで逆転。
長打ではなく単打でつなぐ野球を見せた。
この試合を観ていてたびたび唸ったのが、東北の遊撃手・加藤政義の守備。
加藤のところにはほんとに多くの打球が飛んできたのだが、
球へ追いつく動きの俊敏なこと。
1年生からレギュラーだっただけのことはある。
加藤だけに限らず、東北の守備は非常によく鍛えられているようだ。
《第二試合》 桐光学園高校(神奈川)3−2聖光学院高校(福島)
聖 光 100 100 000=2 H6 E2
桐 光 000 001 11X=3 H7 E1
聖光:舟田−河野 桐光:山室、石渡−梶
【本塁打】宮川(桐光・8回ソロ)
7回に同点に追いついた桐光が、8回宮川裕基の左越本塁打で逆転。
4回途中からリリーフした石渡智大が聖光に追加点を許さず。
1回戦であわや無安打無得点の投球を見せた聖光の舟田博紀。
3回裏に連打で同点の危機だったが併殺でそれを乗り切ったが、
疲れからか?終盤に自らのミスがもとで点を許してしまったのが惜しい。
ただ、打たせて取るその球は逆球がほとんど無かったはず。
それだけ丁寧な投球だったと思う。
《第三試合》 京都外国語大学西高校(京都)12−10関西高校(岡山)
京外西 201 001 062=12 H19 E2
関 西 130 141 000=10 H14 E1
京外西:坂本、北岡、本田−南本 関西:西所、ダース、中村−平井
【本塁打】船引2(関西・4回ソロ、6回ソロ)
超満員の観衆の中、計33安打が飛び交った壮絶な打撃戦。
5回裏、相手のミスに乗じて一度は6点をリードした関西だが、
京都外大西は8回表2アウト満塁から押し出し四球で1点を取ると
その後二塁打が3本続きついに同点。
9回表も連続適時打で突き放し、京都外大西の粘り勝ち。
8回に追いつかれ、9回にリードを許して降板した関西のダース・ローマシュ・匡。
ベンチに下がる前のキャッチボールですでに泣いていたのか?
終了後、主将の船引俊秀に抱えられるようにしてアルプスへ挨拶に行ったときも、
一番最後にグラウンドをあとにしたときも悔しさを隠そうとしなかった。
その悔しさを忘れることなく、また甲子園のマウンドに帰ってきて欲しい。
(昨秋の県大会から気になっていた選手でもあるし)
《第四試合》 大阪桐蔭高校(大阪)8−1藤代高校(茨城)
大桐蔭 103 030 100=8 H11 E0
藤 代 000 000 010=1 H7 E2
大桐蔭:辻内−川本 藤代:湯本−古庄
【本塁打】平田(大桐蔭・5回3ラン)
試合前のノックは銀屋根に音が聞こえるほどの雨の中だったが、
やがて上空には月が・・・。
大阪桐蔭・辻内崇伸が5回まで毎回2個ペースで三振を奪い、
6回には三者連続で観客の度肝を抜く。
毎回奪取はならなかったが、8、9回のアウトはすべて三振。
結果、藤代の出場選手全員から奪三振19の大会タイ記録を達成。
ボール球が多いのは気になったけれど。
敗れた藤代・湯本五十六も負けじと10奪三振。
随所に制球の良さがうかがえるところが見えた。
5回表、平田良介の本塁打はレフトスタンドへ飛び込む弾丸ライナー。
しかし長打はこの本塁打だけで、3回表は5本の単打を連ねての得点だった。
大技小技なんでもありで、最後まで大阪桐蔭ペースの展開は変わらず。
しかし今日の4試合は、観ていて「中身が濃いなぁ〜」と思わせるものばかり。
第三試合直前に到着した友人によれば、
その時点で全ての入場券が売り切れていたらしい。
そんな意味も含めて、今日の中央特別自由席は額面以上の値打ちがあった。
早起き(と言っても5時50分起床だが)したおかげであり、
良い席を確保してくれていた友人のおかげ。
今日の応援についてはまた後ほど。
明日は・・・どうしようかな?
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←日本生命千里山Gにて
N西チアの方が持って来ていた熊。
写真ではわかりにくいですが、
ちゃんとチアの衣裳を着ています。
《オープン戦(都市対抗壮行試合)》
NTT西日本
100 006 000=7
102 000 202=7
日本生命
N西:松尾(大阪ガス)、大西、徳留−大原、新田(松下電器)
日生:渡辺亮、新家、坂本(大阪ガス)、土井−藤田、佐久間
【本塁打】下野(日生・1回ソロ)、阿部(日生・3回2ラン)
都市対抗の本大会が迫ってくると、
補強選手も合流して“壮行試合”という名のオープン戦が行われる。
自チームとは違うユニフォームを着た選手を近くで見ながら、
似合う、似合わない、の評が観客席の一部で飛び交うこともある(笑)
N西の先制点は、松下電器から補強の梶原康司の適時二塁打。
しかし日生はその裏に下野敦司の本塁打ですぐに追いつき、
3回裏にも阿部浩二の2ランが飛び出して日生がリードした。
日生は5回途中で渡辺亮から新家明夫にスイッチ。
その新家が6回表に集中打を浴び、
大原周作の二塁打など打者一巡の猛攻でN西がビッグイニング。
7回表、日生のマウンドには大阪ガスからの補強・坂本健二が上がり、
三者連続三振の好投。
その裏に途中出場の及川徹の適時二塁打で2点を返し、
徐々に日生へと流れが傾き出した。
9回裏には2アウト二、三塁から澄川昌弘の二塁打で同点に追いつき、
今度はサヨナラの場面。
ここでベテラン天野義明が代打で出場したが、徳留慶の前に三振。
3時間30分を越える試合は引き分けに終わった。
この前千里山に来たとき(4月)は桜が満開だったが、
今日は蝉時雨の中での観戦。
ついでに蜂も飛んで来て観客席を騒がせる。
さすがに自然豊かな千里山である(笑)
N西チアの方が持って来ていた熊。
写真ではわかりにくいですが、
ちゃんとチアの衣裳を着ています。
《オープン戦(都市対抗壮行試合)》
NTT西日本
100 006 000=7
102 000 202=7
日本生命
N西:松尾(大阪ガス)、大西、徳留−大原、新田(松下電器)
日生:渡辺亮、新家、坂本(大阪ガス)、土井−藤田、佐久間
【本塁打】下野(日生・1回ソロ)、阿部(日生・3回2ラン)
都市対抗の本大会が迫ってくると、
補強選手も合流して“壮行試合”という名のオープン戦が行われる。
自チームとは違うユニフォームを着た選手を近くで見ながら、
似合う、似合わない、の評が観客席の一部で飛び交うこともある(笑)
N西の先制点は、松下電器から補強の梶原康司の適時二塁打。
しかし日生はその裏に下野敦司の本塁打ですぐに追いつき、
3回裏にも阿部浩二の2ランが飛び出して日生がリードした。
日生は5回途中で渡辺亮から新家明夫にスイッチ。
その新家が6回表に集中打を浴び、
大原周作の二塁打など打者一巡の猛攻でN西がビッグイニング。
7回表、日生のマウンドには大阪ガスからの補強・坂本健二が上がり、
三者連続三振の好投。
その裏に途中出場の及川徹の適時二塁打で2点を返し、
徐々に日生へと流れが傾き出した。
9回裏には2アウト二、三塁から澄川昌弘の二塁打で同点に追いつき、
今度はサヨナラの場面。
ここでベテラン天野義明が代打で出場したが、徳留慶の前に三振。
3時間30分を越える試合は引き分けに終わった。
この前千里山に来たとき(4月)は桜が満開だったが、
今日は蝉時雨の中での観戦。
ついでに蜂も飛んで来て観客席を騒がせる。
さすがに自然豊かな千里山である(笑)
←甲子園・一塁特別自由席から。
グラウンドにシートをかぶせるその瞬間は、
まるでウインブルドン。
(って見たことあんのか?)
今日から開幕の夏の甲子園。
第二試合の開始前に到着するつもりだったので、開会式は家のTVで見た。
今大会はユニフォームのデザインを大きく変えたところは無さそう。
まずはカレーライスを食べに行く(笑)
《第一試合》 鳴門工業高校(徳島)14−3宇都宮南高校(栃木)
鳴門工 510 151 100=14 H16 E1
宇 南 000 000 120=3 H11 E2
スタンド入りしたときは6回表、すでに鳴門工業が12−0とリードしていた。
鳴門工業の左腕・田中暁の制球が良い。
8回裏連打で2点は失ったが、球威が衰えていたようには見えなかった。
《第二試合》 青森山田高校(青森)7−5智辯学園和歌山高校(和歌山)
和智弁 010 200 002=5 H11 E1
青山田 010 003 021=7 H15 E2
1年ぶりに見る柳田将利(青森山田)。
またひとまわり大きくなったか?(笑)
球威はあるのだが、どうもボール球が先行しがち。
智辯和歌山の先発は2年生の竹中孝昇。
打たせて取るタイプのよう。
2回裏、青森山田の攻撃中に雲行きが怪しくなり、
本塁側からだんだん雨が降り出してきた。
ちょうど雨の切れ目が真上を通り過ぎていたらしい。
それほど激しくないようには思えたが、
2回裏が終わると、雨雲が近づいているとのことで
グラウンドにシートを被せて試合を中断。
その間に銀屋根の下へ避難し、
柱と柱の間に内野のフィールドが収まるような席を見つけて腰を落ち着けた。
30分ほどの中断で試合再開。
3回表、智辯和歌山の応援席から『コパカバーナ』が流れだすのと同じくして
屋根の上の照明が点った。
4回表、亀田健人の二塁打などで智辯和歌山が2点をリードしたが、
青森山田は5回裏に田守祐也の二塁打と加守田隆介の2ランで逆転。
7、8回にも追加点を挙げて勝利をほぼ手中に。
智辯和歌山は9回に粘りを見せ2点差まで迫ったが
追いつくまでには至らなかった。
青森山田の応援。
吹奏の人数は三塁側の智辯和歌山に比べると少人数でも、
迫力のある音が出ていた。
『与作』をアレンジした曲がテンポが良くてなかなか面白い。
お馴染みの“ねぶた”はちょっと出し惜しみ気味?
《第三試合》 国士舘高校(東東京)7−3天理高校(奈良)
国士舘 000 001 002 4=7 H13 E1
天 理 020 001 000 0=3 H11 E2
(延長10回)
晴れ間も見えてきたので、より一塁側のアルプスに近いほうへ再び移動。
ところが4回裏途中からまた雨がポツリとし始めたので、
もう一度屋根の下へ。
春の柳ヶ浦との試合のときもそんなことやってたなぁ(苦笑)
6回表から外野の照明塔も点灯された。
9回表、国士舘が同点に追いついたとき。
その裏でサヨナラができないと天理は勝てないぞ、と思わせるような
勢いが国士舘に感じられた。
8回と9回、その1イニングの間で勢いが一度に変わったような気がする。
そのきっかけがいくつかあるとして、そのひとつを挙げるならば…
8回裏1アウト、田中克誠の長打コースの当たりをダイビングキャッチで
見事アウトにしたレフト・内山卓のプレーではなかっただろうか。
10回表は天理のミスを誘うなど、完全に国士館のペース。
その裏天理は2アウト満塁まで詰め寄ったが流れは変えられなかった。
国士舘の応援。
対面側から見ると人文字を作っているようだが、その並びは
士 国
となっていた。国士舘らしいと言えばらしいのだが(謎)
国士舘の演奏ではファンファーレ(『国士のテーマ』)と『東京ラプソディー』が
これまでのセンバツからのお気に入り。
7回冒頭に『サクラ大戦』のテーマソングらしき曲を演奏していたが、
よくわからない(笑)
天理は金色のスーザフォンを6本並べるなど壮観な編成。
『ナイルの守り』は残念ながら9回攻撃前のみ。
今日は結果3試合とも両チーム2ケタ安打。
おまけに雨とともにスタンドを行ったり来たり。
色んな意味で疲れましたわ・・・。
グラウンドにシートをかぶせるその瞬間は、
まるでウインブルドン。
(って見たことあんのか?)
今日から開幕の夏の甲子園。
第二試合の開始前に到着するつもりだったので、開会式は家のTVで見た。
今大会はユニフォームのデザインを大きく変えたところは無さそう。
まずはカレーライスを食べに行く(笑)
《第一試合》 鳴門工業高校(徳島)14−3宇都宮南高校(栃木)
鳴門工 510 151 100=14 H16 E1
宇 南 000 000 120=3 H11 E2
スタンド入りしたときは6回表、すでに鳴門工業が12−0とリードしていた。
鳴門工業の左腕・田中暁の制球が良い。
8回裏連打で2点は失ったが、球威が衰えていたようには見えなかった。
《第二試合》 青森山田高校(青森)7−5智辯学園和歌山高校(和歌山)
和智弁 010 200 002=5 H11 E1
青山田 010 003 021=7 H15 E2
1年ぶりに見る柳田将利(青森山田)。
またひとまわり大きくなったか?(笑)
球威はあるのだが、どうもボール球が先行しがち。
智辯和歌山の先発は2年生の竹中孝昇。
打たせて取るタイプのよう。
2回裏、青森山田の攻撃中に雲行きが怪しくなり、
本塁側からだんだん雨が降り出してきた。
ちょうど雨の切れ目が真上を通り過ぎていたらしい。
それほど激しくないようには思えたが、
2回裏が終わると、雨雲が近づいているとのことで
グラウンドにシートを被せて試合を中断。
その間に銀屋根の下へ避難し、
柱と柱の間に内野のフィールドが収まるような席を見つけて腰を落ち着けた。
30分ほどの中断で試合再開。
3回表、智辯和歌山の応援席から『コパカバーナ』が流れだすのと同じくして
屋根の上の照明が点った。
4回表、亀田健人の二塁打などで智辯和歌山が2点をリードしたが、
青森山田は5回裏に田守祐也の二塁打と加守田隆介の2ランで逆転。
7、8回にも追加点を挙げて勝利をほぼ手中に。
智辯和歌山は9回に粘りを見せ2点差まで迫ったが
追いつくまでには至らなかった。
青森山田の応援。
吹奏の人数は三塁側の智辯和歌山に比べると少人数でも、
迫力のある音が出ていた。
『与作』をアレンジした曲がテンポが良くてなかなか面白い。
お馴染みの“ねぶた”はちょっと出し惜しみ気味?
《第三試合》 国士舘高校(東東京)7−3天理高校(奈良)
国士舘 000 001 002 4=7 H13 E1
天 理 020 001 000 0=3 H11 E2
(延長10回)
晴れ間も見えてきたので、より一塁側のアルプスに近いほうへ再び移動。
ところが4回裏途中からまた雨がポツリとし始めたので、
もう一度屋根の下へ。
春の柳ヶ浦との試合のときもそんなことやってたなぁ(苦笑)
6回表から外野の照明塔も点灯された。
9回表、国士舘が同点に追いついたとき。
その裏でサヨナラができないと天理は勝てないぞ、と思わせるような
勢いが国士舘に感じられた。
8回と9回、その1イニングの間で勢いが一度に変わったような気がする。
そのきっかけがいくつかあるとして、そのひとつを挙げるならば…
8回裏1アウト、田中克誠の長打コースの当たりをダイビングキャッチで
見事アウトにしたレフト・内山卓のプレーではなかっただろうか。
10回表は天理のミスを誘うなど、完全に国士館のペース。
その裏天理は2アウト満塁まで詰め寄ったが流れは変えられなかった。
国士舘の応援。
対面側から見ると人文字を作っているようだが、その並びは
士 国
となっていた。国士舘らしいと言えばらしいのだが(謎)
国士舘の演奏ではファンファーレ(『国士のテーマ』)と『東京ラプソディー』が
これまでのセンバツからのお気に入り。
7回冒頭に『サクラ大戦』のテーマソングらしき曲を演奏していたが、
よくわからない(笑)
天理は金色のスーザフォンを6本並べるなど壮観な編成。
『ナイルの守り』は残念ながら9回攻撃前のみ。
今日は結果3試合とも両チーム2ケタ安打。
おまけに雨とともにスタンドを行ったり来たり。
色んな意味で疲れましたわ・・・。
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←堺市・堺浜野球場
(旧・新日鐵堺球場)
今年の春にちょっとだけリニューアル。
照明塔も設置されました。
◇全日本クラブ野球選手権 大阪・和歌山一次予選 第二日◇
《第一試合・準決勝》
大阪ペーシェンスクラブ
000 000 0=0
232 023 X=12
NOMO BASEBALL CLUB
(7回コールド=NBCのHPにて確認)
P:長、菱川、西辻−大塚 NBC:大矢、寺地−天満
大阪市バスの浅香山通から歩いて新日鐵堺製鐵所の敷地内に入り、
レフトポール横の細い通路をネット裏へ向かううちにNBCが得点。
10時10分過ぎだったから1回の攻撃には違いないだろうが、
スコアボードにチーム名、得点がまったく出ていない。
選手名も無く、ボールカウントと打順のランプだけが点いていた。
次のペーシェンスの攻撃が4番の高田智樹から始まったので、
どうやらペーシェンスが先攻らしい。
2回は塩田の二塁打などで3点。
この時に私の近くのお客さんが「これで5−0か。」と言っていたことで
1回の得点は2点だったことがわかった(苦笑)
3回は押し出しと天満克之の犠飛で2点、
5回は澤田泰匡と天満に外野手の頭を越える連続長打が出てさらに大量リード。
7回はノーアウト満塁から押し出しと2つの内野ゴロの間の生還で二ケタ得点に。
NBCの先発大矢真史は3回、4回とアウトをすべて三振で奪っていた。
3回裏のNBCの攻撃前、ペーシェンスは二番手の投手を登板させるつもりで
マウンドに送り、投球練習を始めていた。
しかし、球審が何かに気付いたのか、ペーシェンスの西尾監督を呼ぶと
やがて監督はその投手を呼び戻して別の投手(菱川庄一)に登板を命じた。
事前登録していなかった選手だったのか?
一般の観客向けの選手名簿等のパンフレットもなく、
スコアボードに選手名が出ず、場内アナウンスも無いのは
企業チームのグラウンドで行われる都市対抗阪和一次予選と同じ。
それにしても、得点すら出ないのはどういう理由だったのだろう。
他の誰かに聞かなければ現状の得点がわからない。
これでも一応全国大会へつながる公式戦か?
ポツリポツリと降り始めた雨が、6回裏攻撃中には本降りになってきた。
この球場で雨の中観戦するのはかなり辛いものがあるので、
第二試合は観ずに堺浜を出た。
その帰り、久しぶりに難波で書店巡りができ、
それはそれで良かったのだが。
(旧・新日鐵堺球場)
今年の春にちょっとだけリニューアル。
照明塔も設置されました。
◇全日本クラブ野球選手権 大阪・和歌山一次予選 第二日◇
《第一試合・準決勝》
大阪ペーシェンスクラブ
000 000 0=0
232 023 X=12
NOMO BASEBALL CLUB
(7回コールド=NBCのHPにて確認)
P:長、菱川、西辻−大塚 NBC:大矢、寺地−天満
大阪市バスの浅香山通から歩いて新日鐵堺製鐵所の敷地内に入り、
レフトポール横の細い通路をネット裏へ向かううちにNBCが得点。
10時10分過ぎだったから1回の攻撃には違いないだろうが、
スコアボードにチーム名、得点がまったく出ていない。
選手名も無く、ボールカウントと打順のランプだけが点いていた。
次のペーシェンスの攻撃が4番の高田智樹から始まったので、
どうやらペーシェンスが先攻らしい。
2回は塩田の二塁打などで3点。
この時に私の近くのお客さんが「これで5−0か。」と言っていたことで
1回の得点は2点だったことがわかった(苦笑)
3回は押し出しと天満克之の犠飛で2点、
5回は澤田泰匡と天満に外野手の頭を越える連続長打が出てさらに大量リード。
7回はノーアウト満塁から押し出しと2つの内野ゴロの間の生還で二ケタ得点に。
NBCの先発大矢真史は3回、4回とアウトをすべて三振で奪っていた。
3回裏のNBCの攻撃前、ペーシェンスは二番手の投手を登板させるつもりで
マウンドに送り、投球練習を始めていた。
しかし、球審が何かに気付いたのか、ペーシェンスの西尾監督を呼ぶと
やがて監督はその投手を呼び戻して別の投手(菱川庄一)に登板を命じた。
事前登録していなかった選手だったのか?
一般の観客向けの選手名簿等のパンフレットもなく、
スコアボードに選手名が出ず、場内アナウンスも無いのは
企業チームのグラウンドで行われる都市対抗阪和一次予選と同じ。
それにしても、得点すら出ないのはどういう理由だったのだろう。
他の誰かに聞かなければ現状の得点がわからない。
これでも一応全国大会へつながる公式戦か?
ポツリポツリと降り始めた雨が、6回裏攻撃中には本降りになってきた。
この球場で雨の中観戦するのはかなり辛いものがあるので、
第二試合は観ずに堺浜を出た。
その帰り、久しぶりに難波で書店巡りができ、
それはそれで良かったのだが。
阪急京都線沿線対決@西京極。
2005年7月30日 野球高校野球京都大会決勝(今日は写真無し)。
11時頃に西京極駅のホームに降りると、
改札へ向かう階段に人垣ができていた。
決勝を戦う2校のうち、乙訓高校は長岡天神が最寄り駅。
京都外大西高校は西京極と西院の中間あたり、と言うよりも、
その2つの駅を底辺とした二等辺三角形の頂点ぐらいに位置する。
阪急京都線沿線の高校どうしによる決勝戦。
駅が混雑するわけだ。
《決勝戦》 京都外国語大学西高校3−2乙訓高校
京外西 001 000 200=3 H5 E0
乙 訓 020 000 000=2 H6 E2
京西:北岡、本田−南本 乙訓:峯−家垣
※京都外大西は2年連続7度目の出場
正直に言えば。
8強が揃った段階では、末田勇樹(京都成章)や炭谷銀仁朗(平安)を観たい、
と思っていたのだが。
準々決勝第一試合(乙訓vs京都成章)のKBS京都の中継を少しだけ録画して
後で見てみたら、乙訓の峯研人っていい左投手だなぁ・・・と思ったのである。
その乙訓が準決勝で京都学園に勝ち、初の決勝進出。
新たな観戦の目的ができた。
峯は1回からいきなり満塁のピンチを迎えたが先制点は許さず。
先制したのは乙訓。
2回裏1アウト二、三塁から内野ゴロの間の1点と、菅野浩平の中前適時打で
2点をもぎ取った。
京都外大西も3回表に寺本一貴の適時打で1点を返す。
5回裏、先頭の菅野が内野安打で出塁したところで、
京都外大西は2年生エースの北岡繁和から1年生の本田拓人にスイッチ。
それから乙訓の打球があまり前に飛ばなくなった。
伊良部秀輝を思わせるようなフォームからの球がいかにも重そうだ。
7回表の京都外大西は、2アウト後に失策、四球、死球で満塁の好機を迎えた。
ここで6番南本裕文の打球が三塁線を襲い、二者を還す適時二塁打。
京都外大西は初めてのリードを奪った。
その裏から本田は乙訓に安打を許さず、9回裏は三者連続三振で締めくくって
京都外大西が2年連続で京都の夏を制した。
試合が進むにつれて、一塁側のスタンドがだんだん満員になってきた。
峯がストライクを取ったり、アウトを奪うその度に大きな拍手が沸き起こる。
京都外大西もお馴染みのオリジナルテーマで華やかな応援だったが、
場内の雰囲気は完全に乙訓のホームゲームのようだった。
スタンドからの大声援の中、あと一歩で力尽きた乙訓。
試合後の表彰式などを見た限り、試合に敗れた悔しさよりも
決勝戦まで勝ち残って来れたことへの満足感が表れていた気がする。
一塁ベンチ前で峯を胴上げしている乙訓ナインを見て、
そう思えた。
11時頃に西京極駅のホームに降りると、
改札へ向かう階段に人垣ができていた。
決勝を戦う2校のうち、乙訓高校は長岡天神が最寄り駅。
京都外大西高校は西京極と西院の中間あたり、と言うよりも、
その2つの駅を底辺とした二等辺三角形の頂点ぐらいに位置する。
阪急京都線沿線の高校どうしによる決勝戦。
駅が混雑するわけだ。
《決勝戦》 京都外国語大学西高校3−2乙訓高校
京外西 001 000 200=3 H5 E0
乙 訓 020 000 000=2 H6 E2
京西:北岡、本田−南本 乙訓:峯−家垣
※京都外大西は2年連続7度目の出場
正直に言えば。
8強が揃った段階では、末田勇樹(京都成章)や炭谷銀仁朗(平安)を観たい、
と思っていたのだが。
準々決勝第一試合(乙訓vs京都成章)のKBS京都の中継を少しだけ録画して
後で見てみたら、乙訓の峯研人っていい左投手だなぁ・・・と思ったのである。
その乙訓が準決勝で京都学園に勝ち、初の決勝進出。
新たな観戦の目的ができた。
峯は1回からいきなり満塁のピンチを迎えたが先制点は許さず。
先制したのは乙訓。
2回裏1アウト二、三塁から内野ゴロの間の1点と、菅野浩平の中前適時打で
2点をもぎ取った。
京都外大西も3回表に寺本一貴の適時打で1点を返す。
5回裏、先頭の菅野が内野安打で出塁したところで、
京都外大西は2年生エースの北岡繁和から1年生の本田拓人にスイッチ。
それから乙訓の打球があまり前に飛ばなくなった。
伊良部秀輝を思わせるようなフォームからの球がいかにも重そうだ。
7回表の京都外大西は、2アウト後に失策、四球、死球で満塁の好機を迎えた。
ここで6番南本裕文の打球が三塁線を襲い、二者を還す適時二塁打。
京都外大西は初めてのリードを奪った。
その裏から本田は乙訓に安打を許さず、9回裏は三者連続三振で締めくくって
京都外大西が2年連続で京都の夏を制した。
試合が進むにつれて、一塁側のスタンドがだんだん満員になってきた。
峯がストライクを取ったり、アウトを奪うその度に大きな拍手が沸き起こる。
京都外大西もお馴染みのオリジナルテーマで華やかな応援だったが、
場内の雰囲気は完全に乙訓のホームゲームのようだった。
スタンドからの大声援の中、あと一歩で力尽きた乙訓。
試合後の表彰式などを見た限り、試合に敗れた悔しさよりも
決勝戦まで勝ち残って来れたことへの満足感が表れていた気がする。
一塁ベンチ前で峯を胴上げしている乙訓ナインを見て、
そう思えた。
11年ぶりの夏@明石。
2005年7月28日 野球
←明石公園第一野球場
グラウンドだけなら甲子園よりも広い。
兵庫の高校野球、
そして軟式高校野球のメッカ。
夏期休暇2日目。
大阪大会準決勝の舞洲も一応考えたが、
10時開始のうえ炎天下で2試合観るのは少々辛いものがあったので、
同じ炎天下でも決勝戦1試合だけの明石を選択。
(こっちのほうが賑やかでもあるし。)
明石には11時30分頃到着、駅前のダイエーで水分と食糧を調達。
そう言えばダイエー明石店は来月末で閉店するんだったっけ。
5階と6階のジュンク堂書店はどうなるのだろう。
何せ決勝戦だから、開始の1時間前にはスタンド入りしておきたかった。
案の定、続々とお客さんが詰めかけてきて開始直前には内野席が満員に。
外野席へ回るように促すアナウンスがしきりに流れるようになった。
《決勝戦》 姫路工業高校3−2神戸国際大学附属高校
神国附 020 000 000=2 H9 E1
姫路工 120 000 000=3 H6 E1
国際:大西、有元−櫻井 姫工:畑井−澤山
※姫路工業は11年ぶり2度目の出場
1回表、国際が2アウト一、三塁の好機に得点できなかったのに対し、
その裏姫工は1アウト二、三塁で4番の澤山翔太に適時打が出て先制。
国際も2回表に櫻井雅也の二塁打と前田佑介の適時打で逆転したが、
姫工はまたもやその裏に濱野雅也の2点適時打、再びリードした。
打撃戦か?と思われたがあとはゼロ行進。
国際の先発・大西正樹はボール球が先行しがちで、
ストライクゾーンの球もかなり粘られ苦しそうな投球に見えた。
3、4、5回と打たれた安打は内野安打の1本だけだったが、
リズムに乗れないまま6回からマウンドを有元一真に譲り、センターへ回った。
一方の姫工先発・畑井宏之は右のサイドスローで、打たせて取るタイプ。
こちらも毎回のように走者は出していたが、
国際の打者が早いカウントから打ちに行っていたのにも助けられたか、
最後までペースを崩すことはなかった。
与えた四球はわずかに1。巧い投手である。
姫工はノーシードから勝ちあがってきて、11年ぶりの夏の甲子園をもぎ取った。
姫工OBで母校の野球部をずっと応援してきた友人によれば、
ここ(決勝戦)まで来たのは奇跡みたいなものだったとか。
ただし、長打力よりもつなぐバッティングができるチームだし、
実力はともかく勢いだけやったら国際にも勝てる、と試合前に言っていた。
それが本当になった。
表彰式が終わって三塁側の応援席へお祝いを言いに行くと、
彼は日焼けした顔に満面の笑みを湛えて、
いつものように(いや、いつも以上に?)早口の播州弁でまくしたてるのだった。
母校が甲子園に出られるって、いいよなぁ。
グラウンドだけなら甲子園よりも広い。
兵庫の高校野球、
そして軟式高校野球のメッカ。
夏期休暇2日目。
大阪大会準決勝の舞洲も一応考えたが、
10時開始のうえ炎天下で2試合観るのは少々辛いものがあったので、
同じ炎天下でも決勝戦1試合だけの明石を選択。
(こっちのほうが賑やかでもあるし。)
明石には11時30分頃到着、駅前のダイエーで水分と食糧を調達。
そう言えばダイエー明石店は来月末で閉店するんだったっけ。
5階と6階のジュンク堂書店はどうなるのだろう。
何せ決勝戦だから、開始の1時間前にはスタンド入りしておきたかった。
案の定、続々とお客さんが詰めかけてきて開始直前には内野席が満員に。
外野席へ回るように促すアナウンスがしきりに流れるようになった。
《決勝戦》 姫路工業高校3−2神戸国際大学附属高校
神国附 020 000 000=2 H9 E1
姫路工 120 000 000=3 H6 E1
国際:大西、有元−櫻井 姫工:畑井−澤山
※姫路工業は11年ぶり2度目の出場
1回表、国際が2アウト一、三塁の好機に得点できなかったのに対し、
その裏姫工は1アウト二、三塁で4番の澤山翔太に適時打が出て先制。
国際も2回表に櫻井雅也の二塁打と前田佑介の適時打で逆転したが、
姫工はまたもやその裏に濱野雅也の2点適時打、再びリードした。
打撃戦か?と思われたがあとはゼロ行進。
国際の先発・大西正樹はボール球が先行しがちで、
ストライクゾーンの球もかなり粘られ苦しそうな投球に見えた。
3、4、5回と打たれた安打は内野安打の1本だけだったが、
リズムに乗れないまま6回からマウンドを有元一真に譲り、センターへ回った。
一方の姫工先発・畑井宏之は右のサイドスローで、打たせて取るタイプ。
こちらも毎回のように走者は出していたが、
国際の打者が早いカウントから打ちに行っていたのにも助けられたか、
最後までペースを崩すことはなかった。
与えた四球はわずかに1。巧い投手である。
姫工はノーシードから勝ちあがってきて、11年ぶりの夏の甲子園をもぎ取った。
姫工OBで母校の野球部をずっと応援してきた友人によれば、
ここ(決勝戦)まで来たのは奇跡みたいなものだったとか。
ただし、長打力よりもつなぐバッティングができるチームだし、
実力はともかく勢いだけやったら国際にも勝てる、と試合前に言っていた。
それが本当になった。
表彰式が終わって三塁側の応援席へお祝いを言いに行くと、
彼は日焼けした顔に満面の笑みを湛えて、
いつものように(いや、いつも以上に?)早口の播州弁でまくしたてるのだった。
母校が甲子園に出られるって、いいよなぁ。
←彦根球場
彦根駅から徒歩20分。
一塁側スタンドの後ろに彦根城。
昨日湖東へ行ったときに乗ったのと同じ時間の新快速で、
今日は彦根まで足を伸ばしてしまった。
京都駅から1,110円。
昨日のうちにICOCAにチャージしておいて正解。
彦根駅から彦根球場までは、散歩するのには丁度良い距離。
初めて行ったときは場所がわからずにタクシーを使ったものだが。
汗を拭いつつ、彦根城の姿を見ながら球場へ向かう。
10時から始まった第一試合が3回裏に入っていた。
高校野球選手権滋賀大会は、今日準々決勝。
彦根と湖東で2試合ずつ行われている。
パンフは彦根でも売り切れていた。
《第一試合》 光泉高校4−3綾羽高校
綾 羽 010 011 000=3
光 泉 002 002 00X=4
綾羽:米倉、舌間−饗庭 光泉:西−音野
【本塁打】青山(綾羽・6回ソロ)
草津市にある私学同士の対戦。
2回に先制を許した光泉は、3回裏2本の適時打で逆転。
綾羽も5回に同点に追いつき、
6回には4番青山の左中間へのソロ本塁打で勝ち越した。
その裏光泉は山下の2点適時二塁打で再びリードし、
エース西が最後を締めくくった。
昨年の大会パンフを参考に見てみたら、
今日の綾羽のメンバーは2年生中心だったらしい。
センスのありそうな選手も何人か居るし、新チームが楽しみだ。
滋賀大会はこれまで何度か観てきたが、
演奏付きの応援にはあまり遭遇していない。
今日は珍しく?綾羽が4人ぐらいで懸命に演奏。
コンバットマーチの導入部分が佛教大学のそれとよく似ていた。
で、1試合だけ観てから今度は西京極へ移動。
今日はパンフ購入目的なので第三試合の途中入りでも可だったが、
なぜか開始に間に合ってしまった(^^;
予定よりも45分遅れだったのが幸い。
京都は4回戦である。
《第三試合》 久御山高校7−0桃山高校(7回コールド)
久御山 102 301 0=7
桃 山 000 000 0=0
久御山:宮本−朝野 桃山:戸田、樋口、佐々木−伴
3回表は吉岡の三塁打、4回表は谷川、朝野の連続適時打。
相手守備の乱れも突いて効果的に点を重ね、久御山がコールド勝ち。
投げては2年生の宮本(背番号18)が9個の三振を奪い、
桃山を散発3安打無失点に抑えた。
桃山を応援していた吹奏楽部がマーチングバンドっぽい編成で、
非常に迫力のある演奏をしていた。
高校野球の応援としては無難な選曲ではあったが、
1番椹木のテーマで使われていた『宇宙戦艦ヤマト』は特に出色。
西京極へは決勝までに(休みを取って)もう1日行く予定。
観ておきたいチーム(選手)も残っているし。
大阪、兵庫もあるんだけど屋根が無いからなぁ…
彦根駅から徒歩20分。
一塁側スタンドの後ろに彦根城。
昨日湖東へ行ったときに乗ったのと同じ時間の新快速で、
今日は彦根まで足を伸ばしてしまった。
京都駅から1,110円。
昨日のうちにICOCAにチャージしておいて正解。
彦根駅から彦根球場までは、散歩するのには丁度良い距離。
初めて行ったときは場所がわからずにタクシーを使ったものだが。
汗を拭いつつ、彦根城の姿を見ながら球場へ向かう。
10時から始まった第一試合が3回裏に入っていた。
高校野球選手権滋賀大会は、今日準々決勝。
彦根と湖東で2試合ずつ行われている。
パンフは彦根でも売り切れていた。
《第一試合》 光泉高校4−3綾羽高校
綾 羽 010 011 000=3
光 泉 002 002 00X=4
綾羽:米倉、舌間−饗庭 光泉:西−音野
【本塁打】青山(綾羽・6回ソロ)
草津市にある私学同士の対戦。
2回に先制を許した光泉は、3回裏2本の適時打で逆転。
綾羽も5回に同点に追いつき、
6回には4番青山の左中間へのソロ本塁打で勝ち越した。
その裏光泉は山下の2点適時二塁打で再びリードし、
エース西が最後を締めくくった。
昨年の大会パンフを参考に見てみたら、
今日の綾羽のメンバーは2年生中心だったらしい。
センスのありそうな選手も何人か居るし、新チームが楽しみだ。
滋賀大会はこれまで何度か観てきたが、
演奏付きの応援にはあまり遭遇していない。
今日は珍しく?綾羽が4人ぐらいで懸命に演奏。
コンバットマーチの導入部分が佛教大学のそれとよく似ていた。
で、1試合だけ観てから今度は西京極へ移動。
今日はパンフ購入目的なので第三試合の途中入りでも可だったが、
なぜか開始に間に合ってしまった(^^;
予定よりも45分遅れだったのが幸い。
京都は4回戦である。
《第三試合》 久御山高校7−0桃山高校(7回コールド)
久御山 102 301 0=7
桃 山 000 000 0=0
久御山:宮本−朝野 桃山:戸田、樋口、佐々木−伴
3回表は吉岡の三塁打、4回表は谷川、朝野の連続適時打。
相手守備の乱れも突いて効果的に点を重ね、久御山がコールド勝ち。
投げては2年生の宮本(背番号18)が9個の三振を奪い、
桃山を散発3安打無失点に抑えた。
桃山を応援していた吹奏楽部がマーチングバンドっぽい編成で、
非常に迫力のある演奏をしていた。
高校野球の応援としては無難な選曲ではあったが、
1番椹木のテーマで使われていた『宇宙戦艦ヤマト』は特に出色。
西京極へは決勝までに(休みを取って)もう1日行く予定。
観ておきたいチーム(選手)も残っているし。
大阪、兵庫もあるんだけど屋根が無いからなぁ…
←東近江市・湖東(ことう)スタジアム
“孤島スタジアム”ではありません(笑)
が、車以外で行くのは無謀に近いです。
今年の高校野球滋賀大会は、彦根球場と湖東スタジアムで行われている。
彦根の場合は2年連続で滋賀の決勝を観に行ったりでまぁ馴染みはあるが、
湖東は4年前の10月にびわこ杯争奪大会で行ったその1回きり。
その1回を振りかえってみれば。
近江鉄道の八日市駅からバス(僧坊行き)で行けるのはわかっていたが、
1時間に1本ぐらいはあるだろうとタカをくくっていた。
そしていざ八日市に着いてみれば、次のバスまで1時間以上の待ち時間が。
1時間に1本どころか1日に10本も無かったのである。
行くだけ行ったとしても、帰りでミスればえらいことになる。
おまけに「どこへ連れて行かれるんや?」と思わせるような車窓からの風景。
そして循環バスなので降りるバス停と乗るバス停が全然違う。
その日は2試合を半分ずつ観て帰ったのだった。
前回の教訓?をもとに、あらかじめリサーチしてもう一度湖東を目指す。
当時と違っているのは、市町合併の影響で降りるバス停の名前が
“湖東町役場前”から“湖東支所前”に変わったこと。
本数は1日8本。昼間は1本逃せば次は3時間後である。
八日市駅から乗ったのは私ひとり。
湖東支所前で降りたのも私ひとり。
湖東スタジアムは、ひばり公園の中にある。
中堅122m、両翼98mの広々としたグラウンド。照明塔付き。
スタンドは小さめですぐに埋まりそうだが、ネット裏には屋根がある。
試合は6回裏を終わったところだった。
大会パンフレットは売り切れ。彦根ならまだあったのか?
《第一試合・三回戦》 石山高校5−0長浜北星高校
北 星 000 000 000=0
石 山 000 000 41X=5
7回裏、1アウト一、三塁から大熊のスクイズで石山が先制。
2本の適時打でさらに3点を追加し、8回も適時打で駄目押し。
第二試合(彦根東高校vs堅田高校)は最後まで観ていると、
よほどの長い試合にでもならない限り待ちぼうけを喰らいそうなので
2回裏まで観て残念ながら引き上げることにした。
ひばり公園の前には待合所付きのバス停があり、ここから八日市まで戻る。
行く時に乗っていたのと同じ車種で同じ運転手さんだった。
ひばり公園から乗ったのは私ひとり。
ここまでバスで高校野球を観に来る客ってやっぱり珍しいのか。
余談ではあるが。
8月20日、21日にウエスタンリーグのタイガースvsサーパスが
この湖東スタジアムで行われるそうで、球場内にポスターが貼ってあった。
もしバスで行くことを考えている方が居られるなら、
八日市駅10時35分発でないと試合開始には間に合わないのでご注意。
(次は12時28分までありません)
帰り道、京都駅で友人から都市対抗の組合せのメールが。
NBCは開幕戦でJR東日本か・・・。
しかしN西は三菱長崎とよく当たるなぁ。
とりあえず、8月27日〜28日は東京滞在で仮決定。
あとはもうちょっと考えよう。
“孤島スタジアム”ではありません(笑)
が、車以外で行くのは無謀に近いです。
今年の高校野球滋賀大会は、彦根球場と湖東スタジアムで行われている。
彦根の場合は2年連続で滋賀の決勝を観に行ったりでまぁ馴染みはあるが、
湖東は4年前の10月にびわこ杯争奪大会で行ったその1回きり。
その1回を振りかえってみれば。
近江鉄道の八日市駅からバス(僧坊行き)で行けるのはわかっていたが、
1時間に1本ぐらいはあるだろうとタカをくくっていた。
そしていざ八日市に着いてみれば、次のバスまで1時間以上の待ち時間が。
1時間に1本どころか1日に10本も無かったのである。
行くだけ行ったとしても、帰りでミスればえらいことになる。
おまけに「どこへ連れて行かれるんや?」と思わせるような車窓からの風景。
そして循環バスなので降りるバス停と乗るバス停が全然違う。
その日は2試合を半分ずつ観て帰ったのだった。
前回の教訓?をもとに、あらかじめリサーチしてもう一度湖東を目指す。
当時と違っているのは、市町合併の影響で降りるバス停の名前が
“湖東町役場前”から“湖東支所前”に変わったこと。
本数は1日8本。昼間は1本逃せば次は3時間後である。
八日市駅から乗ったのは私ひとり。
湖東支所前で降りたのも私ひとり。
湖東スタジアムは、ひばり公園の中にある。
中堅122m、両翼98mの広々としたグラウンド。照明塔付き。
スタンドは小さめですぐに埋まりそうだが、ネット裏には屋根がある。
試合は6回裏を終わったところだった。
大会パンフレットは売り切れ。彦根ならまだあったのか?
《第一試合・三回戦》 石山高校5−0長浜北星高校
北 星 000 000 000=0
石 山 000 000 41X=5
7回裏、1アウト一、三塁から大熊のスクイズで石山が先制。
2本の適時打でさらに3点を追加し、8回も適時打で駄目押し。
第二試合(彦根東高校vs堅田高校)は最後まで観ていると、
よほどの長い試合にでもならない限り待ちぼうけを喰らいそうなので
2回裏まで観て残念ながら引き上げることにした。
ひばり公園の前には待合所付きのバス停があり、ここから八日市まで戻る。
行く時に乗っていたのと同じ車種で同じ運転手さんだった。
ひばり公園から乗ったのは私ひとり。
ここまでバスで高校野球を観に来る客ってやっぱり珍しいのか。
余談ではあるが。
8月20日、21日にウエスタンリーグのタイガースvsサーパスが
この湖東スタジアムで行われるそうで、球場内にポスターが貼ってあった。
もしバスで行くことを考えている方が居られるなら、
八日市駅10時35分発でないと試合開始には間に合わないのでご注意。
(次は12時28分までありません)
帰り道、京都駅で友人から都市対抗の組合せのメールが。
NBCは開幕戦でJR東日本か・・・。
しかしN西は三菱長崎とよく当たるなぁ。
とりあえず、8月27日〜28日は東京滞在で仮決定。
あとはもうちょっと考えよう。
ピッカピッカの一年生@紀三井寺。
2005年7月22日 野球
←和歌山・紀三井寺球場
ネット裏はコンクリ。
応援席は長椅子。
午前中に月例の診察で病院へ行ってから、
地下鉄と南海電車を乗り継いで和歌山市へ。
そこからバスに乗って紀三井寺球場に着けば、13時を回っていた。
高校野球和歌山大会は3回戦に入っている。
一塁側スタンドの上に市立和歌山商業高校の緑の旗が靡いている。
第二試合は6回裏まで進んでいた。
とりあえずネット裏の席に腰を下ろすや否や、
市和商の4番・伊藤翔が左中間へ2ランを打った。
7回表は田島康平が無難に抑えてコールド勝ち。
《第二試合》 市立和歌山商業高校11−3耐久高校(7回コールド)
耐 久 001 002 0=3
市和商 430 022 X=11
第三試合では、部員全員が1年生で今大会初参加の近大附属新宮高校が登場。
大学と同じ薄青地のユニの胸には、白く縁取られた“近大新宮”の黒い文字。
帽子は黒で、近大附属(大阪)と同じKとHの組合せ文字。
黒い帽子から白髪を覗かせて元気にノックバットを振るうのは豊田義夫監督。
近大附属の監督でセンバツ出場経験を持つベテランである。
対するのは海南高校。
戦前から何度も甲子園に出場して来た古豪だ。
数年前に観たときは白ユニに紫の文字で帽子も紫だったが、
今日は白い帽子、鮮やかな緑の文字のユニ。
いつの間に変わったのだろうか。
《第三試合》 近畿大学附属新宮高校6−5海南高校(延長11回)
海 南 201 001 100 00=5
近大新宮 011 000 030 01=6x
海南:鳥松、庄司−川端 近大:太田、橘?−和田
1回表に海南が3安打で2点を先制すると、
2回裏近大新宮は1アウト三塁から犠打野選で1点を返す。
3回にもお互い1点を入れ、序盤から接戦となった。
海南は6回表は失策、7回表は内野安打で1点を奪って突き放そうとする。
近大新宮は毎回のように走者を出しながら打線が繋がらなかったが、
8回裏先頭の大橋優が安打で出塁すると、
4番に座る主将・和田啓介の鋭い当たりが左中間スタンドに飛び込み、
1発で1点差に迫った。
その後も安打と失策でさらに好機を掴み、北本浩一朗のスクイズでついに同点。
何とも言えないようなどよめきが紀三井寺球場を包む。
9回裏は1アウト二塁で大橋が左前安打。
三塁コーチャーの腕がぐるぐる回り、二塁走者は本塁へ突っ込んだがタッチアウト。
続く和田は敬遠、代打森井等は遊ゴロに倒れ試合は延長戦へ。
近大新宮は11回裏にも1アウト二塁の場面を迎えた。
そして大橋がまたもや左前安打、二塁走者の井上義崇が再び本塁へ突入する。
しかし今度はレフトの送球が遅れて生還。
ベスト8進出をサヨナラ勝ちで決めた。
近大新宮は1年生ばかりのチームゆえの“若さ”も随所に見られたが、
守備についてはひとつひとつのプレーがよく鍛えられているように思えた。
先発の太田直斗は右腕から角度のある球を投げ、
二番手の橘?隼人は来年以降の成長が恐ろしくさえ思えるような球が
時々見られた大型左腕。
8回に2ランを打った和田も堂々とした体躯でパワフルな振りが魅力的。
海南の鳥松建斗もサイドスローからよく球を散らしていたが、
守りのミスが続いたりしたのが痛かった。
市和商の「ライト前、レフト前、おまけにバッター男前!」は有名になった(笑)が、
今日の海南には「かっとばせー○○、みんなのハートを狙い打ち!」というコールが。
いろいろ考えてくるなぁ。
近大新宮は鳴り物無しの応援だったが、
父兄の話によると2回戦では大学の吹奏のメンバーが来ていたらしい。
どんな応援をしていたんだろうか、気になる。
ネット裏はコンクリ。
応援席は長椅子。
午前中に月例の診察で病院へ行ってから、
地下鉄と南海電車を乗り継いで和歌山市へ。
そこからバスに乗って紀三井寺球場に着けば、13時を回っていた。
高校野球和歌山大会は3回戦に入っている。
一塁側スタンドの上に市立和歌山商業高校の緑の旗が靡いている。
第二試合は6回裏まで進んでいた。
とりあえずネット裏の席に腰を下ろすや否や、
市和商の4番・伊藤翔が左中間へ2ランを打った。
7回表は田島康平が無難に抑えてコールド勝ち。
《第二試合》 市立和歌山商業高校11−3耐久高校(7回コールド)
耐 久 001 002 0=3
市和商 430 022 X=11
第三試合では、部員全員が1年生で今大会初参加の近大附属新宮高校が登場。
大学と同じ薄青地のユニの胸には、白く縁取られた“近大新宮”の黒い文字。
帽子は黒で、近大附属(大阪)と同じKとHの組合せ文字。
黒い帽子から白髪を覗かせて元気にノックバットを振るうのは豊田義夫監督。
近大附属の監督でセンバツ出場経験を持つベテランである。
対するのは海南高校。
戦前から何度も甲子園に出場して来た古豪だ。
数年前に観たときは白ユニに紫の文字で帽子も紫だったが、
今日は白い帽子、鮮やかな緑の文字のユニ。
いつの間に変わったのだろうか。
《第三試合》 近畿大学附属新宮高校6−5海南高校(延長11回)
海 南 201 001 100 00=5
近大新宮 011 000 030 01=6x
海南:鳥松、庄司−川端 近大:太田、橘?−和田
1回表に海南が3安打で2点を先制すると、
2回裏近大新宮は1アウト三塁から犠打野選で1点を返す。
3回にもお互い1点を入れ、序盤から接戦となった。
海南は6回表は失策、7回表は内野安打で1点を奪って突き放そうとする。
近大新宮は毎回のように走者を出しながら打線が繋がらなかったが、
8回裏先頭の大橋優が安打で出塁すると、
4番に座る主将・和田啓介の鋭い当たりが左中間スタンドに飛び込み、
1発で1点差に迫った。
その後も安打と失策でさらに好機を掴み、北本浩一朗のスクイズでついに同点。
何とも言えないようなどよめきが紀三井寺球場を包む。
9回裏は1アウト二塁で大橋が左前安打。
三塁コーチャーの腕がぐるぐる回り、二塁走者は本塁へ突っ込んだがタッチアウト。
続く和田は敬遠、代打森井等は遊ゴロに倒れ試合は延長戦へ。
近大新宮は11回裏にも1アウト二塁の場面を迎えた。
そして大橋がまたもや左前安打、二塁走者の井上義崇が再び本塁へ突入する。
しかし今度はレフトの送球が遅れて生還。
ベスト8進出をサヨナラ勝ちで決めた。
近大新宮は1年生ばかりのチームゆえの“若さ”も随所に見られたが、
守備についてはひとつひとつのプレーがよく鍛えられているように思えた。
先発の太田直斗は右腕から角度のある球を投げ、
二番手の橘?隼人は来年以降の成長が恐ろしくさえ思えるような球が
時々見られた大型左腕。
8回に2ランを打った和田も堂々とした体躯でパワフルな振りが魅力的。
海南の鳥松建斗もサイドスローからよく球を散らしていたが、
守りのミスが続いたりしたのが痛かった。
市和商の「ライト前、レフト前、おまけにバッター男前!」は有名になった(笑)が、
今日の海南には「かっとばせー○○、みんなのハートを狙い打ち!」というコールが。
いろいろ考えてくるなぁ。
近大新宮は鳴り物無しの応援だったが、
父兄の話によると2回戦では大学の吹奏のメンバーが来ていたらしい。
どんな応援をしていたんだろうか、気になる。
都市対抗野球、阪和と奈良の補強選手が発表されたのでメモがわりに。
【日本生命】
投手=坂本健二、山田幸二郎(以上大阪ガス)
内野手=岩本達也、澤多弘也(以上大阪ガス)、吉田憲一郎(松下電器)
【NTT西日本】
投手=松尾洋和(大阪ガス)
捕手=新田玄気(松下電器)
内野手=田原隆三郎、梶原康司(以上松下電器)
【デュプロ】
投手=田中稔士(松下電器)
捕手=小野和隆(大阪ガス)
内野手=堀啓樹(松下電器)
外野手=奥野桂(松下電器)、俣瀬直樹(大阪ガス)
【NOMO BASEBALL CLUB】
投手=山本隆司、栗山聡(以上松下電器)
内野手=中本拓(大阪ガス)
外野手=牧野光将(大阪ガス)、井上大(松下電器)
【ミキハウス】
投手=橋本啓(大和高田クラブ)
捕手=武田渉(大和高田クラブ)
内野手=藤田利樹、山本貴紀、辻田摂(以上大和高田ク)
大ガス、松下が予選で敗れたことで補強選手の顔ぶれがいつに無く豪華。
日生が5人補強するのって珍しいのでは?
N西は4人で良いのか?
日生は第一代表だけにオイシイところを持っていくなぁ、と思ったが、
その一方でデュプロが(勿論良い意味で)とても渋い補強をしている気がする。
NBCもなかなかの補強。牧野の働きに期待。
ミキハウスは・・・投手が橋本だけになったのは少々意外。
クラブからの補強は勤務の関係などでシンドイのかなぁ。
【日本生命】
投手=坂本健二、山田幸二郎(以上大阪ガス)
内野手=岩本達也、澤多弘也(以上大阪ガス)、吉田憲一郎(松下電器)
【NTT西日本】
投手=松尾洋和(大阪ガス)
捕手=新田玄気(松下電器)
内野手=田原隆三郎、梶原康司(以上松下電器)
【デュプロ】
投手=田中稔士(松下電器)
捕手=小野和隆(大阪ガス)
内野手=堀啓樹(松下電器)
外野手=奥野桂(松下電器)、俣瀬直樹(大阪ガス)
【NOMO BASEBALL CLUB】
投手=山本隆司、栗山聡(以上松下電器)
内野手=中本拓(大阪ガス)
外野手=牧野光将(大阪ガス)、井上大(松下電器)
【ミキハウス】
投手=橋本啓(大和高田クラブ)
捕手=武田渉(大和高田クラブ)
内野手=藤田利樹、山本貴紀、辻田摂(以上大和高田ク)
大ガス、松下が予選で敗れたことで補強選手の顔ぶれがいつに無く豪華。
日生が5人補強するのって珍しいのでは?
N西は4人で良いのか?
日生は第一代表だけにオイシイところを持っていくなぁ、と思ったが、
その一方でデュプロが(勿論良い意味で)とても渋い補強をしている気がする。
NBCもなかなかの補強。牧野の働きに期待。
ミキハウスは・・・投手が橋本だけになったのは少々意外。
クラブからの補強は勤務の関係などでシンドイのかなぁ。
福岡遠征2005(7/17・後編)
2005年7月19日 野球
←佐賀・みどりの森県営球場
中堅122m 両翼99.1m。
地方球場では間違いなくトップクラスの規模。
もう一度行ってみたい!
(前編からのつづき)
春日公園球場のスタンドでこう考えた。
他の福岡県内の球場へ行ってもどうせパンフは売り切れだろうから、
思い切って福岡を外れてみようと。
ここ(春日)から行けそうなところだと熊本か佐賀になるが、
熊本(藤崎台)には行ったことがあるので佐賀を選んだ。
新聞によれば、佐賀大会の会場は“みどりの森”とある。
今回の遠征の計画段階で一応リサーチはしておいたのだが、
“森林公園”にある球場ならば佐賀駅からバスでそう遠くないはず。
鳥栖で特急に乗り換え、とりあえず佐賀まで行ってみた。
佐賀駅バスセンターは佐賀駅前、というより高架下にある。
森林公園へ行くバス(佐賀市営バス)の乗り場はいとも簡単に見つかり、
あと数分で出るようだが次の便は2時間後、のようなダイヤに忍び寄る不安・・・。
出発の時間が迫る中、案内所のお姉さんにいろいろ質問をしてみたところ
市営バス、祐徳バス、昭和バスを合わせて1時間に1〜2本は必ず有るのだとか。
ひとまず安心して市営バスで森林公園を目指す。
所要時間約30分、420円。
市営バスは公園の中に入るが、祐徳バスと昭和バスの乗り場は道路沿いにある。
帰りの時刻をチェックしに行くと、ここには1時間ぐらいしか居られないようだ。
まぁ、試合と言うよりは球場を観に来たようなものだから(汗)
しかし、その球場は想像をはるかに超える立派なものだった。
グラウンドは広いし、ネット裏はマスカットと同じぐらい観やすいし。
一、三塁の内野席は前のほうが傾斜がなだらかで、
最前列がかなり低い位置にあるようなのは長良川球場と似ている。
スコアボードも大きいが、福岡大会同様選手名は表示されず。
でもパンフレット(400円)はあった。
《第三試合・三回戦》 龍谷高校11−4佐賀学園高校(7回コールド)
※私が観たのは1回裏〜4回表まで。
佐学園 000 400 0=4
龍 谷 400 430 X=11
ともに甲子園出場経験のある強豪私学だが、応援はややおとなしめ。
吹奏も来てなかったし。
4回表、龍谷の守備の乱れなどがあり佐賀学園が同点に追いついたところで
バスの都合もあり残念ながら球場をあとにした。
でも、これで今度佐賀大会を観に行くことがあっても大丈夫だ(笑)…あるのか?
帰りにやって来たのは祐徳バス。
車内でNHKラジオの高校野球中継を流している。
バス待ちの間から龍谷がまた突き放し始めたらしく、一応5回表まで聞けた。
(間に「次は佐嘉神社前」などのアナウンステープを挿みながら)
佐賀から高速バスで福岡市内(天神バスセンター)へ引き返す。
1時間20分ぐらい乗って1000円。安くて乗り換えが無いから楽だ。
フライトの30分前までに福岡空港へ到着するという目安を立てて、
天神と博多駅をほんの少しだけ散策、ラーメンも食う。土産も買う。
今回は(も?)1泊2日をほとんど球場めぐりで費やしてしまったわけだが、
もうちょっとゆっくり福岡を楽しみたいよなぁ、やっぱり。
あー、また行きてぇ。
中堅122m 両翼99.1m。
地方球場では間違いなくトップクラスの規模。
もう一度行ってみたい!
(前編からのつづき)
春日公園球場のスタンドでこう考えた。
他の福岡県内の球場へ行ってもどうせパンフは売り切れだろうから、
思い切って福岡を外れてみようと。
ここ(春日)から行けそうなところだと熊本か佐賀になるが、
熊本(藤崎台)には行ったことがあるので佐賀を選んだ。
新聞によれば、佐賀大会の会場は“みどりの森”とある。
今回の遠征の計画段階で一応リサーチはしておいたのだが、
“森林公園”にある球場ならば佐賀駅からバスでそう遠くないはず。
鳥栖で特急に乗り換え、とりあえず佐賀まで行ってみた。
佐賀駅バスセンターは佐賀駅前、というより高架下にある。
森林公園へ行くバス(佐賀市営バス)の乗り場はいとも簡単に見つかり、
あと数分で出るようだが次の便は2時間後、のようなダイヤに忍び寄る不安・・・。
出発の時間が迫る中、案内所のお姉さんにいろいろ質問をしてみたところ
市営バス、祐徳バス、昭和バスを合わせて1時間に1〜2本は必ず有るのだとか。
ひとまず安心して市営バスで森林公園を目指す。
所要時間約30分、420円。
市営バスは公園の中に入るが、祐徳バスと昭和バスの乗り場は道路沿いにある。
帰りの時刻をチェックしに行くと、ここには1時間ぐらいしか居られないようだ。
まぁ、試合と言うよりは球場を観に来たようなものだから(汗)
しかし、その球場は想像をはるかに超える立派なものだった。
グラウンドは広いし、ネット裏はマスカットと同じぐらい観やすいし。
一、三塁の内野席は前のほうが傾斜がなだらかで、
最前列がかなり低い位置にあるようなのは長良川球場と似ている。
スコアボードも大きいが、福岡大会同様選手名は表示されず。
でもパンフレット(400円)はあった。
《第三試合・三回戦》 龍谷高校11−4佐賀学園高校(7回コールド)
※私が観たのは1回裏〜4回表まで。
佐学園 000 400 0=4
龍 谷 400 430 X=11
ともに甲子園出場経験のある強豪私学だが、応援はややおとなしめ。
吹奏も来てなかったし。
4回表、龍谷の守備の乱れなどがあり佐賀学園が同点に追いついたところで
バスの都合もあり残念ながら球場をあとにした。
でも、これで今度佐賀大会を観に行くことがあっても大丈夫だ(笑)…あるのか?
帰りにやって来たのは祐徳バス。
車内でNHKラジオの高校野球中継を流している。
バス待ちの間から龍谷がまた突き放し始めたらしく、一応5回表まで聞けた。
(間に「次は佐嘉神社前」などのアナウンステープを挿みながら)
佐賀から高速バスで福岡市内(天神バスセンター)へ引き返す。
1時間20分ぐらい乗って1000円。安くて乗り換えが無いから楽だ。
フライトの30分前までに福岡空港へ到着するという目安を立てて、
天神と博多駅をほんの少しだけ散策、ラーメンも食う。土産も買う。
今回は(も?)1泊2日をほとんど球場めぐりで費やしてしまったわけだが、
もうちょっとゆっくり福岡を楽しみたいよなぁ、やっぱり。
あー、また行きてぇ。
福岡遠征2005(7/17・前編)
2005年7月18日 野球
←春日市・県営春日公園野球場
中堅116m、両翼93m。
この時期、ネット裏が屋根付きなのはありがたい!
ちょっと気に入りました。
昨日は北部地区の試合を観たから、今日は南部にしよう、と。
南部の開催球場で最も行きやすそうな春日公園を選んだ。
行ったことは一度もないが、地図で見ると駅から近いし。
試合は9時からだと思っていたので、そのつもりでホテルを出たが
博多駅で新聞を買うと9時30分開始だとか。
良い観戦位置を確保できそうだ。
JR春日駅から線路沿いに10分ほど歩くと春日公園に着く。
距離はともかく、球場の位置としては藤井寺と同じぐらいわかりやすい。
昨日の桃園、大谷に比べるとグラウンドは狭いが屋根はある。
おまけに(コンクリ剥き出しではなく)ちゃんとした椅子がある。
ほぼ真横に柱はあるが、かなり観やすい位置に座れた。
しかし、ここでもスコアボードに選手の名前が出ない・・・。
めげずに選手名ではなく背番号でスコアを付けることにした。
折角早めに来たんだから。
私の前に座っていたオジさんが、その隣に福岡大会のパンフを広げている。
博物館のちょっとした図録並みのボリュームである。
1ページに1チーム、集合写真にメンバー表に校歌まで載っている。
試合途中でそのオジさんにお願いすると、快く見せてもらうことができ、
出ている選手だけだが急ぎ足で書き留めた。
《春日第一試合・南部三回戦》
福岡工業大学附属城東高校7−1東和大学附属東和高校
城 東 110 112 100=7 H16
東 和 010 000 000=1 H5
城東は1回、2回と先頭打者が長打で出て適時打で還すパターンで得点。
4回は3連続安打、6回は中野の2ランでさらに突き放した。
先発全員安打で城東が快勝。
東和は2回裏の長谷川の適時二塁打による1点のみ。
城東の先発投手は背番号10、制球の良い右のサイドスローだった。
私はその背番号10を“梅野”とメモしていたのだが・・・
あとで朝日新聞のHPで結果を確認すると“草場”と出ていたので自信がない。
草場は昨春のセンバツに出ていたのを覚えているが、もう卒業したのでは?
同じ右のサイドスローだったけど。
城東の応援はリーダー・チア・吹奏が揃って堂々の三部構成。
昨日の東筑とはまた違うが自前の応援ステージがある。
高校野球でお馴染みの曲が多いものの、さすがに城東の吹奏は上手い!
誰だ?試合前にショスタコービッチ『革命』の一部をこっそり吹いていたのは(笑)
試合終了は手元の時計で11時46分。
帰りの飛行機までにはまだ時間があるので・・・
(以下、後編につづく。)
中堅116m、両翼93m。
この時期、ネット裏が屋根付きなのはありがたい!
ちょっと気に入りました。
昨日は北部地区の試合を観たから、今日は南部にしよう、と。
南部の開催球場で最も行きやすそうな春日公園を選んだ。
行ったことは一度もないが、地図で見ると駅から近いし。
試合は9時からだと思っていたので、そのつもりでホテルを出たが
博多駅で新聞を買うと9時30分開始だとか。
良い観戦位置を確保できそうだ。
JR春日駅から線路沿いに10分ほど歩くと春日公園に着く。
距離はともかく、球場の位置としては藤井寺と同じぐらいわかりやすい。
昨日の桃園、大谷に比べるとグラウンドは狭いが屋根はある。
おまけに(コンクリ剥き出しではなく)ちゃんとした椅子がある。
ほぼ真横に柱はあるが、かなり観やすい位置に座れた。
しかし、ここでもスコアボードに選手の名前が出ない・・・。
めげずに選手名ではなく背番号でスコアを付けることにした。
折角早めに来たんだから。
私の前に座っていたオジさんが、その隣に福岡大会のパンフを広げている。
博物館のちょっとした図録並みのボリュームである。
1ページに1チーム、集合写真にメンバー表に校歌まで載っている。
試合途中でそのオジさんにお願いすると、快く見せてもらうことができ、
出ている選手だけだが急ぎ足で書き留めた。
《春日第一試合・南部三回戦》
福岡工業大学附属城東高校7−1東和大学附属東和高校
城 東 110 112 100=7 H16
東 和 010 000 000=1 H5
城東は1回、2回と先頭打者が長打で出て適時打で還すパターンで得点。
4回は3連続安打、6回は中野の2ランでさらに突き放した。
先発全員安打で城東が快勝。
東和は2回裏の長谷川の適時二塁打による1点のみ。
城東の先発投手は背番号10、制球の良い右のサイドスローだった。
私はその背番号10を“梅野”とメモしていたのだが・・・
あとで朝日新聞のHPで結果を確認すると“草場”と出ていたので自信がない。
草場は昨春のセンバツに出ていたのを覚えているが、もう卒業したのでは?
同じ右のサイドスローだったけど。
城東の応援はリーダー・チア・吹奏が揃って堂々の三部構成。
昨日の東筑とはまた違うが自前の応援ステージがある。
高校野球でお馴染みの曲が多いものの、さすがに城東の吹奏は上手い!
誰だ?試合前にショスタコービッチ『革命』の一部をこっそり吹いていたのは(笑)
試合終了は手元の時計で11時46分。
帰りの飛行機までにはまだ時間があるので・・・
(以下、後編につづく。)
福岡遠征2005(7/16・後編)。
2005年7月17日 野球
←北九州市・大谷球場
中堅122m 両翼102m。
“北九州市立”と変わっても新日鐵マークは健在。
(前編からのつづき)
桃園では売り切れていた福岡大会のパンフレット。
他の球場ならまだあるかも?と思い、今度は大谷球場へ行ってみることに。
桃園から大谷まではバスで10分ぐらい。
今日の大谷は2試合開催で、着いてみると第二試合の開始直前だった。
しかし、パンフはここでも売り切れ。
ネット裏には入り込む余地がなさそうなので、
一塁側の奥のほうで1時間ぐらいではあるが観ることにした。
《大谷第二試合・北部三回戦》 小倉東高校11−7戸畑高校
※私が観たのは開始〜4回裏まで。
小倉東 001 031 060=11
戸 畑 110 400 010= 7
大谷球場は、ベンチの上が丁度良い応援ステージになっている。
三塁側の小倉東応援団から『錨を上げて』の演奏が始まり、
詰襟のリーダーが両手に赤と白の旗を持って演技。
その演技といい大太鼓のリズムといい、やけに弾けているのが面白い。
今春のセンバツにも出場した戸畑は大太鼓1つ。
その大太鼓を叩く詰襟の女子リーダーがサマになっている。
というか、戸畑のリーダーは女子が中心なのだろうか。
(私の斜め後方で大きな応援団旗を持っていたのは男子だったけど)
得点が入ると、ラインダンスのような振り付けのステップが見られる。
しかし、4回に入ると両校とも大太鼓を鳴らさなくなったのは何故だろう?
戸畑は先発(10番)が3回に足を攣るアクシデントがあり、1点差となったが
4回裏の猛攻でリードが広がり、その攻撃終了時点で大谷を出た。
(小倉東が逆転勝ちしたのは翌朝の新聞で知った)
天神のホテルにチェックインして、それから福岡ドームへ行かねば。
今回泊まったホテルについては少々ネタがあるのだが、それは後日。
スムーズにホテルを出られなかったので、ドームに着いたのは3回裏直後。
自分の席へ行く前に通路のTVでGG佐藤の本塁打を見てしまった。
今日のキャッチャーは田口昌徳か・・・。
私が買っていた席は三塁側B指定席だったが、これ完全に外野席やんか。
おまけにすぐ左斜め前でライオンズの応援団が旗振ってるし。
そんな中でも、売店にあった鳥栖中央軒の“焼麦”を肴にチューハイをあおる。
なんか今日のホークス、打ち上げてばっかりやなぁ・・・。
消化不良のまま、2−3でホークスは敗れた。
天神行き直行バスへの列がやけに長く感じる、夜のホークスタウン。
今年じゅうに(日帰りでも)もう一回行くか?
(7月17日へつづく)
中堅122m 両翼102m。
“北九州市立”と変わっても新日鐵マークは健在。
(前編からのつづき)
桃園では売り切れていた福岡大会のパンフレット。
他の球場ならまだあるかも?と思い、今度は大谷球場へ行ってみることに。
桃園から大谷まではバスで10分ぐらい。
今日の大谷は2試合開催で、着いてみると第二試合の開始直前だった。
しかし、パンフはここでも売り切れ。
ネット裏には入り込む余地がなさそうなので、
一塁側の奥のほうで1時間ぐらいではあるが観ることにした。
《大谷第二試合・北部三回戦》 小倉東高校11−7戸畑高校
※私が観たのは開始〜4回裏まで。
小倉東 001 031 060=11
戸 畑 110 400 010= 7
大谷球場は、ベンチの上が丁度良い応援ステージになっている。
三塁側の小倉東応援団から『錨を上げて』の演奏が始まり、
詰襟のリーダーが両手に赤と白の旗を持って演技。
その演技といい大太鼓のリズムといい、やけに弾けているのが面白い。
今春のセンバツにも出場した戸畑は大太鼓1つ。
その大太鼓を叩く詰襟の女子リーダーがサマになっている。
というか、戸畑のリーダーは女子が中心なのだろうか。
(私の斜め後方で大きな応援団旗を持っていたのは男子だったけど)
得点が入ると、ラインダンスのような振り付けのステップが見られる。
しかし、4回に入ると両校とも大太鼓を鳴らさなくなったのは何故だろう?
戸畑は先発(10番)が3回に足を攣るアクシデントがあり、1点差となったが
4回裏の猛攻でリードが広がり、その攻撃終了時点で大谷を出た。
(小倉東が逆転勝ちしたのは翌朝の新聞で知った)
天神のホテルにチェックインして、それから福岡ドームへ行かねば。
今回泊まったホテルについては少々ネタがあるのだが、それは後日。
スムーズにホテルを出られなかったので、ドームに着いたのは3回裏直後。
自分の席へ行く前に通路のTVでGG佐藤の本塁打を見てしまった。
今日のキャッチャーは田口昌徳か・・・。
私が買っていた席は三塁側B指定席だったが、これ完全に外野席やんか。
おまけにすぐ左斜め前でライオンズの応援団が旗振ってるし。
そんな中でも、売店にあった鳥栖中央軒の“焼麦”を肴にチューハイをあおる。
なんか今日のホークス、打ち上げてばっかりやなぁ・・・。
消化不良のまま、2−3でホークスは敗れた。
天神行き直行バスへの列がやけに長く感じる、夜のホークスタウン。
今年じゅうに(日帰りでも)もう一回行くか?
(7月17日へつづく)