2007福岡日帰り遠征雑記。
←西鉄宮地岳線・津屋崎駅前にある
“電車延長記念”の碑
(福岡県福津市=旧・宗像郡津屋崎町)

碑の裏には“昭和二十六年七月一日”とありますが、
今月末を最後に、ここには電車が来なくなります。

宮地岳線の一部(西鉄新宮〜津屋崎)の廃止によって、
残った区間は4月から“貝塚線”という名になるそうです。


3月3日の福岡遠征でのあれこれ。

*西鉄宮地岳線

1991年8月27日に津屋崎郵便局で貯金をした記録が手元に残っているので、
そのとき全区間乗車したと思われます。
でも、今月限りということなのでこの機会にもう一度乗っておこうと。
今回は博多から門司港行きの快速で古賀まで行き、
徒歩10分ぐらいの場所にある西鉄古賀から乗ってみました。
沿線にはカメラを構えた人もチラホラ見かけましたが、
先月の鹿島鉄道のような狂騒的な雰囲気はまるで無し。
車内の様子も非常にのんびりした感じでした。
終点の津屋崎に到着する直前、チューリップの『心の旅』のメロディーが流れます。
で、和白まで引き返してJR香椎線に乗りかえて雁ノ巣へ、と。


*GANNOSU

雁の巣球場は“福岡市雁の巣レクリエーションセンター”の中にあります。
JR香椎線の駅は“雁ノ巣”。カタカナの“ノ”で、
施設と西鉄バスの停留所は“雁の巣”。ひらがなの“の”です。
さらに西鉄バスの停留所は“雁の巣レクレーションセンター”と、
ちょっと省略した表記になっていたりするので、書き分けが難しいです(笑)


*西鉄バス

事前に西鉄のHPで雁の巣レクレーションセンター発のバスを調査していたところ、
1時間に1本、アイランドシティから都市高速経由で天神へ行く便を発見。
一応それに乗るつもりでいましたが試合が長引いたのでパス。
雁ノ巣の駅近くまで歩いたところ、
駅前のバス停から出ている天神行きが少し待てば来るような時間帯だったので、
そのまま天神まで乗ってしまおうと。
こちらは和白経由で香椎ランプから都市高速に入ります。
以前来たときにはひたすら一般道だったものですが(今もその便はあります)。
結局渋滞に巻き込まれ、天神(3丁目)まで1時間近くかかったので
天神周辺の散策があまりできなかったのが残念。


*天神〜博多駅

一応、天神西通りにあるホークスのオフィシャルショップだけは覗いて来ました。
SoftBankの携帯ショップが店内に同居しています。
ドームにある店と比べれば(当たり前ですが)やっぱり物足りないなぁ。
そして、岩田屋の横を通って横断歩道をそのまま渡ったところで、
博多駅行きのバスが眼に止まって反射的に乗ってしまいまして。
当然のごとくまたもや渋滞・・・地下鉄にしときゃ良かったかなぁ。
博多井筒屋が今月限りで閉店と初めて知ってしばし茫然。
地下の明太子屋さんには何度かお世話になったものです。


*ラーメンを取るか、新幹線を取るか

帰りの新幹線は一応この時間にしようと決めていながら、
指定の変更が利かない切符だったので予約はせず。
いつものごとく博多駅前地下の『一蘭』に寄ったため、
決めていたはずの“のぞみ”を飛ばしました(笑)
でも、車内の快適さでは“ひかりレールスター”の指定席のほうが上ですな。


*次回の福岡遠征は?

とりあえず5月の予定。
(ただし“どんたく”の期間ではありません)
“青春18”よりも・・・?
今年は、JRグループ発足20周年。
これを記念して、昨日から“青春18きっぷ”が
8,000円で発売されています。

8,000円ということは・・・1回あたり1,600円。
大阪駅起点で考えれば西は明石、東は大津まで往復すれば、
元が取れる計算になります。
また、天王寺から大和路快速あるいは紀州路快速で往復するだけでも充分。

しかし、いつもより3,500円安いのは魅力的ではあるのですが、
利用期間が3月1日から4月10日まで、というのは、
個人的には少々中途半端な時期でありまして。
オープン戦などを目当てで名古屋や倉敷へ行ったとしても、
余った分をどうやって使いきるのか(買った以上他所へは手離したくないし)。
それを考えると、購入を躊躇ってしまうのです。

8,000円という値段は、“青春18きっぷ”が“青春18のびのびきっぷ”の名で
初めて発売された1982年当時の値段と同じ。
当時は1日有効券3枚+2日有効券1枚というスタイルでした。
それがいつの間にか1日有効券5枚に代わり、やがて現在の1枚モノに。
(私は現在の形になってから駅の窓口で買ったことはほとんどありません)

ところで、JRグループが発足したのは1987年の4月1日。
3月31日までは日本国有鉄道、通称“国鉄”でした。
その当時で思い出すのは“青春18きっぷ”ではなく、“謝恩フリーきっぷ”。
国鉄最後の日に限り新幹線や特急・急行の自由席が乗り放題で6,000円。
JR各社ごとに色分けされた国鉄全線の路線図ポスターとセットになっていました。
(写真はその一部)
3月21日発売で何枚限定だったかは忘れましたが、
駅によっては徹夜組が出るほどの騒ぎになったものです。

その発売当日。
私は高校時代の友人と大学合格記念旅行と称して、
“四国ワイド周遊券”(だったと思う)を使って高知〜松山を旅している途中。
21日は道後温泉で朝風呂につかってから松山駅へ行き、
ダメモトで行列に並んでみたところ幸運にも買うことができました。
(そのぶん後で土産物や食事代をケチりましたが)
大阪に居ればたぶん買えなかっただろうと思います。
で、“謝恩フリーきっぷ”で行った先は広島でした。
宮島航路に初めて乗ったんだっけ。


今の私としては、5日間で8,000円の“青春18きっぷ”よりも、
1日限りで6,000円の“謝恩フリーきっぷ”のほうがありがたく思えます。
2月10日〜11日の茨城・東京旅行での小ネタ3つを、
落穂拾い的に。


*The next station is KASHIWA.(と言っていたかは覚えていないけど)

10日に乗った常磐線でのこと。
英語の車内放送を耳にして笑いをこらえるのが大変だったのが、
“柏(かしわ)”のアクセント。
日本語のアナウンスでは別に何ともなかったものの、
英語の発音だとそれは関西では“鶏肉”を意味する語になってしまうのです。
夜の宴会でこの話をして、ちゃんと理解されたのはさすが文系の集い(笑)


*空港までの意味ない寄り道

11日、秩父宮を出て青山一丁目まで歩いたのですが、
このまま都営大江戸線で大門→浜松町から東京モノレールで羽田空港、という
ルートをたどるには時間の余裕が多少あったもので、半蔵門線に乗りました。
水天宮前に東京シティーエアターミナル(T−CAT)があるので、
そこからリムジンバスに乗ってみようと。
しかーし。私がT−CATに着いたときにはバスが出た数分後。
次のバスまであと30分以上・・・なんだかなぁ。
結局、人形町まで歩いて都営浅草線〜京急線で羽田空港へたどり着きました。
便利なんだか不便なんだか。
ちなみに、羽田空港のリムジンバスは横浜行きしか乗ったことがありません。


*翼の王国

飛行機に乗って帰阪するときはだいたいANAです。
今回は初めてskipサービスも利用しました。
で、機内誌『翼の王国』をいつものとおり何気なく広げていると、
仕事で少しつながりがあった方が出ていて、迷うことなく持って帰りました。
今度会ったら「見ましたでぇ」とか言ってみようかな。



帰ってきてまだ幾日も経っていませんが、
3月にもちょっと遠出をする予定ができました。
今度は日帰り、飛行機はおそらく利用しない・・・と思います。
東京の空、青い空。
今回の東京らしい風景。

←上野恩賜公園の西郷隆盛像。

上野では花びらを付けたサクラの木を2本ほど発見。
2月のこの時期に見られるとは思いませんでした。



今回泊まった先は、上野公園から一応徒歩圏内。
普通のホテルよりもラブホテル系統のほうが周辺には多いのですが(苦笑)
朝のチェックアウトから散歩ついでに歩くにはちょうど良い場所でした。
公園内を歩いたのは10年ぐらい前、国立科学博物館へ行って以来かと。
外国人の団体さんを結構見かけました。

それにしても今日の東京、かなり暖かかったです。
おまけに抜けるような青空だし。
勢いで御徒町の附近まで歩きました。

上野広小路から地下鉄を乗り継いで神保町の書店を数ヶ所巡り、
そして秩父宮ラグビー場でラグビー日本選手権を1試合だけ観戦(これは別記)。
今回は羽田16時発という早めの飛行機を選択したので、明るいうちに伊丹へ。
(11日はその便が17時以降の便より値段が安く設定されていたのです)
おかげで外の景色から自宅の真上を飛んでいる状況を確認できました(笑)
たまには早く帰ってみるのも良いものです。
最初で最後の“かしてつ”。
←鹿島鉄道・石岡駅(茨城県石岡市)にて


新大阪7時10分発の“のぞみ”に乗るべく、
朝は5時に起床。
前夜は日記の更新や出発の準備その他諸々で、
実質4時間も寝ていない。
でも、仕事のある日と違って寝覚めは抜群に良い(苦笑)
新幹線の中でその分寝れば良いや、と思っていながら全然寝なかったけど。

浜松でなぜかブルートレインの“富士/はやぶさ”と併走。
かなり遅れているようだが、何かあったのだろうか。
その浜松では見られた青空が静岡あたりで雲に隠れ、富士山は見えないまま。

東京で山手線に乗り換えて上野。
2,300円の“ホリデー・パス”を買い、今度は常磐線の乗り場へ。
目指すは石岡。
“ホリデーパス”の使える範囲は土浦までなので、
土浦から石岡へは別に切符を買う(320円)。

石岡からは鹿島鉄道(通称“かしてつ”)というローカル私鉄が出ている。
今まで茨城県内には何度か足を踏み入れながら、まだ未乗の路線だった。
その鹿島鉄道、4月1日の廃止がすでに決まっている。
土曜・休日には1,100円で一日フリーきっぷが発売されていて、
片道全線プラス20円でモトが取れることもありそれを購入して乗り込んだ。
まぁ想像はしていたが、カメラ片手の“鉄ちゃん”らしき人が大勢。
車内でカメラのフラッシュをたく人も居れば、
大きなバッグを肩から下げて、立っている人がかなり居るにもかかわらず
車窓の風景を撮る目的で動き回っている人も居て・・・これ以上は言うまい。
私は車内ではカメラを出すことなくジッと座っていたが、
一般人の目から見ればある意味異様な車内の光景だったと思う。

そんな中で、地元の人と思われる年輩の男性同士の会話が耳に。
「いつもこれだけ乗っていれば廃止にならなくて済むんだよねぇ」
もちろん茨城弁のアクセント。
木内幸雄氏(前・常総学院高校野球部監督)が喋っているのかと思った。

石岡から50分少々で終点の鉾田に到着。
折り返しの間の10数分間で写真を撮ったり、たい焼きを食べたり。
帰りの石岡行きは、さっき乗って来たのに比べればずっと大人しい車内だった。
このまま石岡まで乗っても常磐線の接続が良くないので、
途中の常陸小川で一度下車し、常陸小川始発の列車に乗り直した。

鹿島鉄道HPのトップには「構内での撮影は禁止しています」という一文がある。
しかしそこからはどこにもリンクが貼られていないので、詳しいことは判らない。
ところが実際に行ってみると、ホームからの撮影はお咎めなしの状態。
もちろん線路内や機関区の中は立ち入り禁止でロープも張られていたりするが、
あくまでも常識的な範囲に限れば係員から注意を受けることは無い。
しかし、廃止までおよそ1ヶ月半あまりでのあの様子を見た感じでは、
廃止直前ではどうなってしまうのだろうか・・・あまり想像したくないなぁ。
HPのあの一文は、その予防線の意味もあってのものかも知れない。


帰りに乗った常磐線の電車には、中間にグリーン車が連結されていた。
これが3月17日まではグリーン料金無しで利用できるというシロモノ。
ダブルデッカーの上のほうは混んでいたので、下の席に座って上野まで。
その下の席からの視点が・・・まるで京阪の特急みたいで(笑)
それを思えば得したと思って良いものかどうか?



夜は東京の“師匠”が場を設けて下さいまして。
2月6日の日記のとおり、馴染みのお店で知人の壮行会風の宴会でした。
その知人は大学卒業後岐阜県の会社に就職するとのこと。
早ければまた5月ぐらいに会えるとは思いますが(謎)
播州赤穂行き。
←兵庫県赤穂市・大石神社の大絵馬

大石内蔵助良雄は亥年生まれ(万治2年=1659年)、
つまり年男なんだそうな。

あなたの“大願”は何ですか?



『青春18きっぷ』の“残り1回分”が偶然手に入ったので、
ちょっとだけ遠足してきました(笑)
向かった先は播州赤穂。


昨年夏、都市対抗野球観戦目的で東京に居たとき、
朝早めに起きて高輪の泉岳寺まで行ったのに端を発したわけでもないですが、
いわゆる“忠臣蔵”に縁のある土地を歩いてみたくなりまして。
それ以前から(外伝モノも含めて)お芝居やTVなどで見ていたこともありますし。
しかし、赤穂は私にとって未踏の地でした。
(JR赤穂線は一応全線通して乗ったことはあります)


播州赤穂駅から大石神社までは歩いて15分ぐらいですが、
ウエスト神姫バスだと大石神社前のバス停まで100円とのことで、
試しに乗ってみると少々遠回りながら5分少々。
しかしバス停から5分強は歩くわけで、あまり変わらないような・・・。
毎年12月14日のニュースで映る場所やなぁ、と思いつつ
お濠にかかる橋を渡って城跡の中を歩いて行けば、そこに神社が。
とりあえずお参りをして、お守りを買って、
義士史料館(宝物殿、庭園など4ヶ所共通で420円)を眺めて。
四十七士の木像が展示されている奉安殿では、
知らない名前もけっこうあるよなぁ、などと改めて思ったり、
この人物は誰に演じさせたら似合うだろうかと考えてみたり。
元禄の世に思いを馳せていた次第です。


今回、久しぶりで赤穂線に乗って「えっ?」と思ったのが、
ホームに停まっていた播州赤穂始発の岡山方面行きの電車が、
かつて瀬戸大橋線で“マリンライナー”として走っていた車両だったこと。
しかも2両編成。
最近、岡山へは新幹線でしか行ってないからなぁ・・・。
姫路駅のホームが高架になっていたのにも眼を丸くしたけれど。

名古屋ぶらぶら。

2006年10月31日 旅行
10月29日、名古屋遠征での余話。


*尾頭橋

“WINS名古屋”へ初めて行って、天皇賞を買う。
(見事に外しました)
ついでにナゴヤ球場の外側だけ見に行った。
来年はウエスタンを観に行けるだろうか・・・?


*名古屋市営地下鉄

駅のポスターで“ドニチエコきっぷ”という一日乗車券があるのを知る。
通常の一日乗車券は850円だが、
土・日・休日と毎月8日(環境保全の日)だけは600円で
地下鉄・市バスが乗りホーダイ(笑)
名古屋〜瑞穂運動場西は片道260円だから、
往復するまでに1回でも途中下車すればじっかりモトが取れる計算。
さて、どこで降りようか・・・?


*瑞穂公園球場

中京大は野球部の控え部員による応援。
大太鼓を寝かせた形にして、バチを2本使ってリズミカルに叩いていた。
愛知の高校野球ではよく見かけるタイプの応援のような気がする。
「♪どこまーでもーどこまーでもー」と、某専門学校のCMソングを歌っていたり。
中京大の攻撃のときだけはとても賑やかだった。


*栄

結局、栄で降りて街歩き。
(カンタベリーショップをようやく見つけたが荷物になるので何も買わず)
県庁所在地クラスの都市で、大手チェーン店ではないそこそこ大きな書店を
探すのが楽しみのひとつ。
(奈良の啓林堂とか、神戸の海文堂とか、和歌山の宮井平安堂とか)
名古屋でそんな書店と言えば、
地下街にある鎌倉文庫か星野書店ぐらいしか知らなかったが、
今回は栄で“マナハウス”という書店を見つけた。
広小路通り、丸栄の横を歩いていると進行方向に丸善が見えた。
丸善は大阪にもあるし、他に無いかな・・・と思ってたまたま右を向いたら
目に入ったのが“マナハウス”。
あまり時間が取れなかったので、
取り急ぎ或る新書を買ってブックカバーを掛けてもらう。
椰子の木が描かれた白と緑のカバーだった。
今度はじっくりと。


*名鉄百貨店〜近鉄パッセ

名鉄では“ドラゴンズ応援感謝セール”みたいなものをやっていた。
店内でガンガン流れていた“燃えドラ”2006年バージョン、
あれなんとかならんのか(苦笑)
(私は山本正之のギターソロバージョンが好きです)
帰りの近鉄特急の中で食べるつもりで弁当を物色しているうちに
なぜか近鉄パッセへ。
“まつおか”の手羽先と串カツが入った弁当(名前は忘れた)に落ち着いた。
“まつおか”は難波?島屋にもあってたまにお世話になっているが、
本社は名古屋らしいので一応“地元の味”ということにしておこう(汗)


関西圏を離れ、野球観戦を主な目的として遠征するのは
今年は一応これで打ち止めの予定。
観光目的ならまだあっても不思議ではないが。
9月16日〜17日の高松遠征の後日談。


*旅のお供に

高速バスで四国へ行くときには難波のOCATから乗ることが多い。
今回も同様で、その前にOCAT5階の“丸善”で手頃な本を物色していたら、
渡辺俊介・著『アンダースロー論』(光文社新書)を見つけたので購入。
面白さのあまり、大鳴門橋を渡る直前までにひと通り読んでしまった。



*ホテル

私が泊まった部屋は、変則2段ベッドとも言うべきベッドのある部屋だった。
横になると頭の上を横切る形で簡易なベッドが。
一応2人部屋にもなって、2人で泊まるともっと安くなるらしい。
こんな配置は初めて見た。
ちなみに私は上のベッドを荷物置き場として使用。普通か?
狭いながらも温泉付き、朝食バイキングは無料なのがありがたい。



*球場内のうどん

アイランドリーグの試合ではかけうどんが300円。
“めりけんや”のうどんである。
滞在中に食べたうどんはこれと夜の“鶴丸”のみ。
ホテルの目の前に“はなまるうどん”があったけれども行かず。
今回は野球メインとは言えもったいないなぁ。



*お土産

高松駅構内で、

♪かーまーどー、かーまーど、まーるいこころはかまどのおーかーしー

というCMソングを聞いたせいでもないが、“名物かまど”。
だいたい“かまど”か“灸まん”のどちらかを買って帰るのが恒例。
あとはおつまみとして“揚げぴっぴ”のミニを買った。
うどんを揚げて味付けしたお菓子で、こりゃあやめられんわー(笑)



*台風の影響

帰りはマリンライナーと新幹線を乗り継ぐことにした。
(岡山〜新大阪の新幹線自由席は大阪を出発する直前に購入済み。)
そのマリンライナーが、これから瀬戸大橋へ差しかかろうとするときにストップ。
25m以上の強風が吹くと10分間列車を止めねばならないとのこと。
「この前は30分ぐらい待ったなぁー」
「待てば待つほど風が強うなるでー」
などとという声がそこらのオッちゃん連中からあがる。
なんとか出発して事無きを得たが、
今度は新幹線が広島以西運休のためダイヤが乱れがち。
遅れて到着したひかりレールスターの自由席にどうにか飛び込んで、ひと安心。
これが福岡遠征だったら・・・と思えば背筋が寒くなる。
あとから知ったのだが、マリンライナーは私が乗った数本後の便から運休したとか。
高松で呑気に過ごしていたらその日のうちには帰れないところだった。



*UDON

映画『UDON』に関係する物をよく目にしたのだが、
いつ見に行こうかな・・・。
雨の福岡、大回り。
←福岡市博物館

特別展“マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿”は
7月2日まで開催中。

お昼前には雨は上がっていました(また降ったけど)。


朝7時過ぎ、目覚めると外は大粒の雨。
雨でなければ福岡六大学野球を観に行く予定にしていたのだが。
でもホテルを出るころには上がっていたので、
一応そのつもりでとりあえず博多駅までバスに乗った。

今日の福岡六大学は南区の桧原運動公園野球場で開催。
九州共立大学と九州産業大学の対戦が第一試合に組まれていて、
これだけでも観に行きたかった。
桧原球場へのバスは天神からでも乗れるのだが、
30分はかかるようなので始発の博多駅からのほうが座れるだろうと。

その博多駅バスセンター。
どこの大学かはわからないが、スーツを着た野球部員らしき集団がウロウロ。
「桧原球場へは何番のバスに乗る?」みたいな話が聞こえてきた。
今の時点では一応試合がある予定で行動しているようだ。

56番・柏原営業所行きのバスに乗り込み、
ちょっと走るや否や雨足がさらに強くなってきた。
外を見ると傘を差すのも大変なほどの雨が一瞬。
バスが明治通りにさしかかったころ、
後ろのほうから「中止だって〜。マネジャーが・・・」という声が聞こえてきた。
野球部員諸君がザワザワと降りる準備をし始め、赤坂門で降りたのだった。
こんなところで中止がわかってありがたい、と言って良いものやら(苦笑)
博多駅から桧原運動公園まで400円のところ、
それ以下でバス代の出費が抑えられたのはありがたいのだが。
私は地下鉄七隈線初乗りに予定を切り替えるべく、薬院大通でバスを降りた。
気が付けば、さっきの雨はどこへやら。

ガラ空きだった地下鉄七隈線終点の橋本からは西鉄バスで姪浜まで行き、
そこから地下鉄空港線で西新へ。
徒歩で福岡市博物館を目指す。
別に今回の特別展に興味があったわけではないのだが(おい)
前回行ったのがいつか思い出せないほど記憶も薄れがちだったし、ここで改めて。

マリア・テレジアと言えばマリー・アントワネットの母だが、
11歳の肖像画がとても11歳に見えない気品と美しさに溢れている。
こんな小学生がホンマにおったら怖いわ(^^;
(肖像画は福岡市博物館のHPでも少しだけ見ることができます)
常設展の目玉“金印”も食い入るように見てから(笑)、
雨上がりのよかトピア通りを東へ歩いて、シーホークの中へ。
披露宴へ向かう花嫁さんがエレベータに乗るところも見られた(*^^*)

買い物などしてから、西鉄バスで博多駅へ。
大回りで一周したことになる。
少し遅めの昼食を『一蘭』で済ませ、予定よりも早い時間の新幹線で帰途につく。
雨の中、重い荷物を持って歩き回ったせいか博多から福山まで完璧に熟睡。
どこか悔しい?青空が見えた。

さぁ、今年はあと何回福岡へ行けるのやら?

雨に向かって?

2006年5月25日 旅行
明日の午後から1泊2日で、福岡へ行ってまいります。
今年最初の九州上陸ですが、今日の夕刊に載っていた福岡の降水確率は・・・

26日(金)60% 27日(土)70%

明日はドームだからともかく、土曜日がなぁ。
帰りの新幹線はいつでも乗れる状態にはしているものの、
はずれてくれることを祈るばかり。

お天道様の前では、人間はあくまで無力であります。
5月3日に行った、名古屋・岐阜での余話。


*@JR名古屋駅構内

3月に大垣へ行った帰り、JR名古屋駅で駅弁を買って近鉄特急の中で食べた。
それに味をしめて、今回は昼食用に買って行くことに。
選んだのは『純系名古屋コーチン弁当』(1,100円)。
八角形の容器に鶏肉、鶏めしはもちろん、えびフライや焼き魚まで入っていて、
コンパクトなわりには食べ応えあり。
昼食だけ1,000円以上使うことはめったにないけど、たまには。


*@JR岐阜駅前

手持ちの名鉄バスカードの残額が、往復するには足りなかったので、
駅前の案内所で岐阜バスのカードを買う。
案内所の人はちょっとお得な“昼間バスカード”を勧めて来たが、
帰りは夕方になることを言うと休日は終日有効とのこと。
可愛いネコの写真入りのカードには、今はなき岐阜市営バスの文字も。
名鉄バスと共通ということは・・・岡崎でも使えるのか?(笑)

JR岐阜駅前から名鉄岐阜駅、徹明町方面に向かって、
昨年3月末で廃止されてしまった名鉄岐阜市内線の軌道がまだ残っている。
いつ電車が走って来てもおかしくない風景。


*@長良川球場

今回も飛騨牛の串焼きの誘惑に負けてしまった(^^;


*@テルミナ

岐阜からJRで戻って来ても名古屋の地下街を徘徊する時間はほとんどないし、
かと言ってもうすぐ20時なのであまり重いものも食べたくない。
テルミナ7階の食堂街に上がってきしめんでも食べようか、と思ったが、
そのきしめんの店は少々混み気味。
すぐ側にあったラーメン屋のカウンターに腰を落ち着け、
注文したのは台湾ラーメン(笑)
冷えかけた身体にはちょうどよかったかも。しかし辛い。


携帯の着メロをいつも目覚まし時計代わりにしているのだが、
この日は特別にいかにも名古屋らしい音に設定しておいた。
知っている人は知っている、「♪ど〜け〜よ〜ど〜け〜よ〜(以下略)」(笑)
名鉄の携帯サイトから拾ったが、3日は名鉄には一度も乗らずじまい。
帰りのバスは名鉄岐阜を通らずにJR岐阜まで行く便だったし。

土佐日記。

2006年3月19日 旅行
土佐日記。
みませ
みせましょ
浦戸をあけて
月の名所は
桂浜
(『よさこい節』)

・・・昼なので月は見えませんが。


まさかこの日記を読んでいる方は乗っていなかったとは思うが、
18日に利用したのはANA1603便(伊丹8時10分発)。
私にとっては初めてのプロペラ機である。

搭乗口から飛行機までバスで連れて行ってもらうのだが、
乗ったは良いがなかなか出発しない。
機体に整備箇所が見つかった関係で遅れるとの知らせがまずあり、
やがて別の飛行機を持って来ることになったとのこと。
その整備や機内清掃などでさらに出発が遅れ、伊丹を飛び立ったのは9時。
当初の予定では、もう高知に着いてバスに乗ろうかという時刻だ。

   後日談。
   今日(19日)11時40分頃、伊丹から新潟へ向かっていた飛行機が、
   機体の異常感知で伊丹へ引き返したというニュースがあった。
   “ボンバルディアDHC8−402型”という機種で、
   大阪〜高知便にも使われている。さもありなん。

昨日の私の場合は、一旦飛んでまた帰ってくるよりはマシだったのだが・・・
物騒な話だ。
飛行中のトラブルでまかり間違えば、私はこの世の人ではなくなっているかも
知れないわけだし。
天候の関係でかなり揺れたが、遅れの原因が原因だけに生きた心地がしない。

高知龍馬空港に到着したのは9時40分頃。
外は小雨。
気象予報では午後から降るとか言っていたはずだが。
球場まで行って中止だったらやだなぁ、と思いつつ朝倉行きの空港バスに乗る。
これだと高知市営球場に近いバス停(グランド通)にも停まってくれる。

知寄町のあたりから土佐電鉄の路面電車が合流してくるのを見て、
高知に来たことを実感する。
名鉄カラーの電車が通り過ぎて一瞬「あれっ?」と思ったりもしたが。
岐阜が廃止になってから高知まで来たのか。

バス停を降り、鏡川にかかる橋を渡ろうとすると、
球場からアナウンスが聞こえてきた。ひとまず安心。
試合の内容は18日の日記を参照。
あえて追加すると。

・四国連盟の人は一般客に大会のパンフレットを渡したくないらしい。
 作ってるんだったら1冊いくらかで売ればいいのに。

・私の後方で、地元のオッちゃんらがネイティブの土佐弁で野球談義。
 「松坂の弟が何ちゃらかんちゃら」など、四国アイランドリーグの話が多かった。

・第一試合終了後もスタンドに居た観客は、10人もなかったと思われ。


13時30分頃に球場を出て、グランド通からはりまや橋まで電車に乗る。
そこからはバスに乗って桂浜へ向かった。
大学時代に一度行ったことがあるので、10数年ぶり。
はりまや橋からバスで30分ぐらいかかるし、本数もそれほど多くないはずだが、
往復しても私が乗る帰りの高速バスの出発時刻(17時14分)には
まぁ間に合うだろうと。

止んでいたはずの雨が、桂浜行きのバスを待つ間にまた降ってきた。
そしてバスに乗っているうちにそれがだんだん強くなってきた。
ちょっと強めの雨が降る中、桂浜到着。
坂本龍馬の銅像を見て、海岸を歩いて、太平洋を眺めて。
しかし歩きにくい。

近くには高知県立坂本龍馬記念館もある。
前回高知を訪れた10数年前は記念館設立の動きが上がっていた頃で、
私はなぜか当時のポスターを持っている(謎)
桂浜からは石段の遊歩道をのぼって行くことになるのだが、
傘を差して息を切らしながらやっとの思いでたどり着いた。
しかし次のバスまで30分を切っている。
これを逃すと間に合わないかも知れないので、急ぎ足で手紙などの展示品を見る。

今度は晴れたときにゆっくり見よう。
それだけの値打ちはありそうだし。

再びはりまや橋に戻ってきたは良いが、あまり時間的な余裕が・・・
少々早いが夕食を済ませようと思っても店を探すだけの時間がない。
(実は昼食も摂ってなかったのだが)
しかたなく、バスの中で食すべくおにぎりなどを調達する羽目に。
わざわざ高知まで行ってもロクなものを食ってないとは(呆)


大阪行きのバスは、夜行でも使われている3列シートの車だった。
お客さんも半分ちょっとしか乗っておらず、余裕たっぷり。
夕方でしかも雨なので、どこを走っているのだかまったくわからないまま、
休憩場所である上板SA(徳島県)まで来た。
バスは快調に飛ばし、難波OCATには30分ほど早く到着。
はりまや橋からちょうど4時間だった。

飛行機なら伊丹から1時間もかからないが、
やっぱり高知は遠いところである。
東京ポジティブでいこう。
←歌舞伎座

いかにも東京らしい風景を撮る、というのも
なかなか難しいもので。

近所の銀座和光ビルも一応撮ったのですが・・・



【2月18日】

羽田着陸後、京急〜都営浅草線で東銀座。
歌舞伎座で『二月大歌舞伎』昼の部の幕見。

歌舞伎座でお芝居を観るのはこれが初めて。
ここの幕見のスタイルは通いなれた(?)松竹座とは全然違うのでやや戸惑いが。
ともに劇場内の最上段から観ることになるが、
松竹座の場合は幕見でも座席指定なのに対し、歌舞伎座は自由席。
チケットも何やら映画館の窓口で買うようなデザインである。
一回の受付で次の幕も観られるのだが、時間の関係で一幕のみ購入。
私が観たのは『お染久松・浮塒鴎(うきねのともどり)』、700円だった。

まぁ、今回はあくまでも歌舞伎座の雰囲気をかじった、という程度なので・・・。


銀座から東京メトロを乗り継いで神保町へ行けば、
野球関係の古書店でプチ散財。
帰りの荷物がすでに重くなる(汗)


一旦ホテルにチェックインしてから、
東京の師匠、友人と一緒に馴染みの店でゲストを迎えて宴会。
ここのおかみさんが、私が牡蠣が苦手なのを覚えてくれていたことに感激。
河岸を替えて日付が変わるまで飲んだので、
タクシーで帰って18日の日記を更新(笑)

しかし、周辺にやたら警官の多いホテルではある。
夜中にコンビニの袋を持ってウロウロしていたら職務質問されかねない。
場所は・・・ヒミツにしておこう。



【2月19日】

重い荷物を背負って歩き回ると確実にバテるので、
今日の行動で不要なものはモノレール浜松町駅のロッカーへ預けることに。
そして搭乗手続きも済ませた。


秩父宮ラグビー場の前に、万世橋の交通博物館へ行ってみた。
今年の5月14日に閉館するということを聞いていたので。
旧・万世橋駅の遺構公開もやっていたが、
今申し込みをしても15時30分スタートというから到底無理。
お客さんが多い中、時間を掛けて展示を見たつもり。
なので秩父宮へ行ったら・・・あの有様。
入れただけでも良しとせねば。

あとは昨日の日記を参照、ということで。



今回の東京行きでちょっとだけ気に入ったのが、
東京メトロの山田優のポスター&吊り広告。
別にファンではないのだが、とても素敵なデザインで壁紙にしたいくらいだった。
(帰ってから東京メトロのホームページを見たのは言うまでもない)

今回のタイトルはそのポスターから頂いてきました。
ポスターも撮りましたが、さすがにココへ載せるのは何かとありそうなので(^^;

信濃の国。

2005年8月10日 旅行
帰ってから、スカイ・Aで今日の甲子園の録画中継を見たりしている。
今はプロ野球よりもどうしても高校野球モードだな。

第二試合・松商学園(長野)vs沖縄尚学(沖縄)。
5回表、松商学園の攻撃中に一塁アルプスから『信濃の国』が流れ出した。

『信濃の国』は長野県の県歌である。
地方自治体ごとに『○○県歌』『○○市歌』といった歌があるものだが、
『信濃の国』はその中で最も多くの人が歌える歌と言っても過言ではない。
元々は小学校唱歌で、1899(明治32)年に発表されたという。
この歌詞を全部覚えるだけで、長野県内の地理、歴史、文化がわかる。
オーバーに言えばそんな感じの歌である。

甲子園でいつから『信濃の国』が歌われるようになったのかは定かでないが、
大きなエポックとなったのは1994(平成6)年、
佐久高校(現・佐久長聖高校)が初出場でベスト4に進出したときと思われる。
佐久高校の応援席から『信濃の国』の大合唱が起こったことが、
各方面に取り上げられたような記憶がある。

余談だが、その年の8月終わり頃に信州をひとり旅していて、
某ユースホステルのペアレントさんに『信濃の国』について尋ねたことがある。
小学校で必ず習うとか聞いたような。

甲子園以外では、都市対抗でNTT信越クラブが出たときには、
エール交換の場などで『信濃の国』が必ず歌われる。
あの合唱の中に加わりたいとは思うのだが、歌詞を覚えていない私・・・。
(そう言えば今日の松商では『チャンス信越』もやってたなぁ)

長野県に関する話のネタはまだもうちょっとだけあるのですが、
今日はもう遅いので後日。

鹿児島1泊2日。

2004年12月13日 旅行
この土日、社員旅行で鹿児島へ行ってきた。
13年ぶり3度目の鹿児島も、鹿児島空港に降り立ったのは初めて。
12月中旬とは思えぬ南国の陽射しが迎えてくれた。
気温20℃を超えてるのだそうな。

空港から貸切のバスでひとまず鹿児島市内へ。
早速缶ビールを開ける人も居るが、
私は(特に冬場は)夜まで飲まない主義を押し通す。
アルコールが入るとバス酔いする恐れもあるので。
バスガイドが“立て板に水”すぎてちと五月蠅い。

市内で昼食、城山の展望台から桜島を見て宿泊先の指宿市へ。
鹿児島市が11月に周辺の町と合併したことで、指宿市は隣になった。
県立鴨池球場、鴨池市民球場(この2つが意外に近い場所にある)
指宿商業高校(ホークス・田之上慶三郎の母校)、
指宿市営球場(その存在は知らなかったが)などを車内から眺めては
バスを降りたい衝動にかられつつ、目的の旅館に向かっていた。

旅館から歩いて数分のところに“砂むし温泉”の会館があり、
参加者全員で砂に埋もれてきた。
波の音を聞きつつ10分少々じっとしていると、何もかも忘れてしまいそう。
夜は宴会。部屋へ帰っても宴会。
終電の心配がないからと言って夜中3時まで起きてるなよ(笑)

2日め、朝から小雨の中を長崎鼻へ。
着いた頃には雨も上がり、開聞岳の上には青空も見えた。
池田湖では12月なのに菜の花が咲いていた。
昼食を食べて、さつま揚げの工場を見に行って。
それ以外はバスの中でずっと寝ていたような気が。
鶴丸高校の横を通ったのは覚えているのだが。

夕方、鹿児島空港に戻ってきたらまた雨。
屋久島行きの飛行機が天候不良で欠航になっているらしい。
天候が悪くかなり揺れたが、無事伊丹空港へ着陸。
鹿児島に比べれば、大阪はやっぱり寒い。

あ、向こうでラーメン食ってなかった(笑)
でも九州は何度行ってもいいなぁ。



追伸 ブライアン・トラックスラー氏のご冥福をお祈りします。

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