ラッキーセブン@橿原。
←奈良県・橿原公苑野球場

試合後の表彰式にて。

(左)大和高田クラブ  (右)一城クラブ

◇第77回都市対抗野球大会 奈良県第一次予選 第6日・代表決定戦◇

大和高田クラブ 9−1 一城クラブ

大 和 030 000 600=9 H10 E4
一 城 001 000 000=1 H8 E0


大和:南、田中、松井−大志万   一城:小西、大家英、那須−多田羅

4月23日の倉敷マスカットスタジアム、JABA岡山大会でのこと。
大和高田クラブは柵原クラブと対戦したのだが、
スコアボードには“大 和”と表記されていてほんの少しだけ違和感を覚えた。
と言うのは、私がこれまで馴染んできた表記は“高 田”または“高田ク”であり、
水色のユニフォームの胸の文字も“TAKADA”だったからである。
(白ユニは“YTC”を縦に組み合わせたもの)

5月28日の2回戦、橿原市運動公園のスコアボードは“Y”の一文字、
今日の橿原公苑の表記は“大 和”だった。
クラブのメインスポンサー?が大和(だいわ)ガスでもあるから、
今後はこれで行くのだろうか。

2回表、大和高田は2アウト満塁で三浦泰揮が押し出しの四球を選んで先制。
続く神田泰生がレフト前への適時打、二人が還って3点をリードした。

大和高田の先発は南真人。
1回、2回と1アウトから走者を出しつつも抑えていたが、
3回に安打と2つの失策でノーアウト満塁の危機を迎える。
ここでクリーンアップに打順が回る一城クラブにとっては絶好の好機。
その3番塩谷亮は犠飛でまず1点。
4番多田羅太は死球で出塁し、またも満塁となったが、
続く二人がともに飛球で打ち取られ、追加点は奪えなかった。

一城は6回裏にも松井伸晃の二塁打などで再び満塁としたが、
この回途中から南に替わって登板した田中章裕が反撃を食い止めた。

6回まで毎回走者を許し、4失策(惜しいプレーもあったが)を記録するなど、
リードしていても優位に立っているとは思えなかった大和高田だが、
7回表先頭の三浦の安打を皮切りに満塁の好機を作る。
打席には2回戦で満塁本塁打を打った常板行宏。
常板はレフトへ弾き返してこれが2点適時打となった。
さらに再び満塁となったところで、野々村順の三塁打が飛び出しここで勝負あり。
まさにラッキーセブン。
5回から登板した松井伸哉のロングリリーフも無失点で締めくくり、
大和高田が奈良県代表として23日からの京滋奈予選進出を決めた。

今回の都市対抗奈良一次予選はクラブ選手権の一次予選も兼ねているため、
一城クラブは奈良2位として30日からの東近畿予選に出場することになった。

終盤で地力の差を見せられたような形になった一城クラブだが、
企業チームでの経験を持つ選手も増えて、実力を上げつつあると思う。
ミキハウスの廃部後、大和高田が孤高の存在になるかも知れない中で
今日の中盤までのように堂々と渡り合えるようになれば、
奈良の社会人野球はもっと面白くなってくるだろう。
驚弾炸裂?@西京極。
←京都ファイアーバーズの横断幕

西京極球場・三塁側にて。

とてもよく目立っていました。

◇第77回都市対抗野球大会 京都府第ニ次予選 第1日◇

《第一試合・1回戦》 島津製作所 7−1 京都ファイアーバーズ

島  津 004 000 210=7 H7 E0
京都FB 000 001 000=1 H6 E1


島津:田渕、岸田、国居−村上  FB:山本、竹内、岩木、木成−川上、柳田

手元の時計で8時52分試合開始。

3回表、島津は2アウトから吉田大輔が四球を選ぶと、
坂井秀樹、八木慎、山口慶彦の3連続安打でまず1点を先制した。
続く高田昌紀の打球は遊撃手の前でイレギュラーバウンドして(記録は安打)
この間に二人が生還。
なおも山口が三盗を試みたところで捕手の悪送球があり、4点目のホームへ。

ファイアーバーズの先発は昨年までシダックスに居た山本大輔。
ボール球がやや先行気味だったものの、3回以外はまずまず。
6回からは竹内和也(元・西武ライオンズ)が登板したが、
7回に吉田の適時二塁打などで2点を失う。

島津は8回表にも三番手の岩木優から三河隆信の二塁打で追加点を挙げ、
三投手の継投に堅実な守備もあって1回戦を突破した。

ファイアーバーズには、以前から気になっていた選手が居る。
背番号5の4番打者・山中憲彦である。
龍谷大学の頃からその風貌やバッティングフォームに、
中村紀洋を彷彿とさせるものがあった。
東京の友人にも「中村ノリのそっくりさんが今度神宮デビューします」というような
推薦のメールを送った記憶がある(笑)
その後どうしたんだろう、と思っていたらファイアーバーズに在籍していたわけで。

その山中、第一打席は1回裏2アウト一塁でセンター前安打。
第二打席は内野ゴロに倒れたが、
6回裏の第三打席ではノーアウト一塁であわや本塁打かという当たりが、
レフトフェンス上のネットを直撃する弾丸ライナーの二塁打。
この試合唯一の得点を叩き出している。
スラッガーぶりは健在のようで、ちょっと嬉しくなった。

所用のためこの試合のあと西京極を離れたので、
第二、第三試合は観戦できず。
参考までに結果のみ。

《第二試合・2回戦》 日本新薬 9−0 東宇治クラブ
《第三試合・2回戦》 ニチダイ 11−1 島津製作所
7月15日〜17日、
ホークスが“鷹の祭典2006inヤフードーム”というイベントを開催する。
私はその数日前に福岡に居る予定はあるものの、
イベントが始まる頃には帰阪しているので・・・。

ホークスの選手はそのイベント専用のユニフォームを着て試合に臨むとのことで、
公式HPでその写真を見たのだが・・・

はっきり言いますと。
ホークスでこのユニが似合うのは陽燿勳しか居ないのではないかと。
カラーリングがどう見ても“兄弟象(エレファンツ)”にしか思えないのですが。

いっそのこと胸のマークも台湾表記で、

福岡軟體銀行鷹

にしてみたら面白いのに、と不埒なことを思ってしまった(笑)
◇NISSAY INTER LEAGUE 2006@大阪ドーム◇

広島東洋カープ 4−2 オリックスバファローズ


6月1日とほぼ同じポジションで、3回表から観戦。
オープン戦以外でカープの試合を観るのは10年ぶり、
いやもしかしたらそれ以上になるかも知れない。

観たかったのはカープの梵英心。
5回は足を生かした内野安打、7回はセカンドの横を抜ける安打で、
今日は猛打賞だったらしい。
1回にも打ってたのか(後で調べてみたら二塁打とのこと)。
あの赤いストッキングをグッとたくし上げた姿、いいっすねぇ。

内野上段席から観ていると、カープを応援しているお客さんのほうが多く見える。
レフトスタンドは上段まで入っているし、三塁側下段もかなりのもの。
なんたって声のボリュームがすごい(特に『宮島さん』の大合唱)。
レフトの上と下で繰り広げられるスクワットが非常に壮観なのだが、
回を重ねるごとにその上と下とでズレが生じてくるのが何とも(笑)

7回表にはビジターチームの応援歌が流されるはずが、今日は流れず。
妙な間が空いたあと、レフトの応援団からトランペットで『それ行けカープ』が。
用意してなかったのか?



今年の交流戦観戦はとりあえずこれで終了。
大阪ドームへも来月まで行くことはたぶん無いと思う。
平均16点@紀三井寺。
←和歌山県営紀三井寺運動公園野球場

南海和歌山市駅、JR和歌山駅から和歌山バス“競技場前”下車。
海南方面行き、マリーナシティ行き(一部)で行けます。490円。

今日は南海和歌山市駅から50分近くかかりました・・・。


紀三井寺球場へ行くのは昨年7月22日以来。
照明塔が設置されてからは初めてである。
運動公園の中に入って左手に野球場が見えるのだが、
今まで無かったものがそこにあると、やっぱり目立つ。
紀三井寺での初観戦からはおそらく10年以上は経過しているが、
その間にスコアボードも変わり、照明塔も加わった。
しかし、コンクリ剥き出しのスタンドは全然変わらない。
こちらのリニューアルは・・・当分ないやろなぁ。


◇平成18年度春季近畿地区高校野球大会 第4日(最終日)・決勝戦◇

智辯学園和歌山高校 17−4 京都成章高校

和智辯 203 612 201=17 H17 E1
京成章 001 100 002= 4 H9 E2

(智辯和歌山は9年ぶり2回目の優勝)

和:竹中、松本−橋本、植芝   京:西原、奥村、北岡、西原−野村、小西

【HR】松隈(和・3回3ラン)、須藤(京・3回ソロ)、竹中(和・4回ソロ)、橋本(和・6回ソロ)


1回表、智辯和歌山は犠飛とバッテリーミスで無安打ながら2点を先制すると、
3回表には2アウト一、二塁で松隈利道がバックスクリーン右への3ラン。
その裏、京都成章は須藤光祐の本塁打で1点を返したが、
4回表先頭の竹中孝昇の本塁打から智辯和歌山が猛攻を見せる。
この回だけで3本の二塁打を含め7安打で一挙6点。

その後も適時打だけでなく四球や相手のミスに乗じる形で着々と得点を重ね、
終わってみれば17安打17点。
1回戦では履正社から15点、準決勝では県立和歌山商業から16点。
3試合で48点という恐るべき攻撃力で智辯和歌山が春の近畿を制した。

京都成章は先発の西原佑亮が4回途中降板、レフトへ下がったが、
続く2投手も智辯和歌山の勢いを止めることができず、8回から再びマウンドへ。
8回は2アウト一、三塁のピンチを切り抜けたものの、
9回は四球に暴投もあって1回と同様無安打で17点目を許してしまった。
残念な結果に終わったが、どう立て直して行くかにこの夏がかかる。


智辯和歌山は組織だった応援は無し。
京都成章は控えの部員が太鼓ひとつで統制のとれた声援を送っていた。
応援の様子だけだとどちらが地元かわからない雰囲気だった。


さて、今年から照明塔が加わった紀三井寺。
高校野球和歌山大会では点灯試合をこの眼で観ることができるかどうか。
その時刻まで球場に居るとなると帰りがちょっと大変かも知れないけど。



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NTT西日本→ジャイアンツの脇谷亮太が今日一軍デビュー。
第三打席で初安打に続いて、最後は三塁打で出てサヨナラのホームを踏んだ。
N西で何度も観ていた選手のデビュー戦での活躍だけに、
素直に喜ばせてもらいました。
(正直、ジャイアンツなんてどうでも良いとは思ってるけど)
西近畿代表・和歌山箕島球友会@松下。
←枚方市・松下球場

今日は運良く?この位置で観ることができました。
(Kさんありがとうございます)



◇第31回全日本クラブ野球選手権大会 西近畿(大阪・和歌山・兵庫)代表決定戦◇

和歌山箕島球友会 9−3 全播磨硬式野球団

全播磨 000 003 000=3
箕  島 103 100 31X=9

(和歌山箕島球友会はクラブ選手権初出場)

播磨:笹岡、山本純−山崎   箕島:森田−岡橋

【HR】辻本(箕島・7回2ラン)、中西(箕島・8回ソロ)

13時の試合開始予定が、15分ほど早く始まった。

箕島は1回裏に中西保友の右中間を破る三塁打で先制すると、
3回裏には岡橋司(二塁打)、辻本和豊(三塁打)の連続長打などで3点を追加。
4回裏にも相手守備の乱れを突いてさらに1点を奪い、徐々にリードを広げる。

箕島の先発・森田竜平はアンダーハンドからの緩急を付けた投球で、
全播磨打線に的を絞らせず。
5回までノーヒットに抑えていた。

6回表の全播磨は、2アウトから畑山英樹が四球を選ぶと、
高木亮のライト頭上を越える二塁打で生還。
続く丸山耕市、澤尚徳にも連続適時打が出て反撃のムードを作る。
しかし森田はここで踏ん張りを見せ、代打の竹内直樹を三球三振で打ち取った。

7回裏、箕島は今日2本目の二塁打で出た岡橋が捕逸で三塁へ進んだところで
辻本にライトへの2ランが飛び出した。
その後も四球の走者を置いて、山本哲の適時二塁打で1点を追加。
辛抱の投球を続けていた笹岡忍をKOした。
8回裏、中西のレフトへの本塁打はまさにダメ押しの一撃。

森田は9回表1アウト二、三塁のピンチも無失点でしのぎ、
和歌山のチームとしても初めての全国クラブ野球選手権出場を決めた。



少々贅沢を言わせてもらえれば。
今日の試合は、勝ったチームが全国大会に出場できるという
それなりに大きな意味を持っている試合である。

その会場は松下球場。
グラウンドそのものは良いのだが、落ち着いて観戦できる球場ではない。
スコアボードに選手の名前も出ず、打順のランプも点かなければ、
場内アナウンスも全く無い(放送室は一応あるらしいが)。
当然一般向けのパンフレットなどあるはずもない。
(私の場合は高砂市長杯のパンフを持参して代用)
代表決定戦であるにもかかわらず、表彰式も無し。

確かに今日観戦していたお客さんは数えるほどであったが、
これではオープン戦と何ら変わらない。
観ている側としては、守備位置と背番号でいちいち出場選手を確認せずとも
ひと目で判るような、まともなスコアボードのある球場で試合をして欲しいところ。
ましてや場内放送が無ければ途中交替もすべて把握できないし、
交替を告げる球審の声もずっと聞き取れるわけではない。

諸般の事情で松下球場での開催に落ち着いたのかも知れないが、
仮にも全国大会へのキップを賭けた一戦が、これで良いのだろうかと。
連盟側はクラブチームの奮戦ぶりに注目を呼びかけているはずだが、
今日の様子では観客の立場というものが全く考えられていないように思えた。

6月末からの東近畿代表決定戦は橿原公苑球場だから、
こんなことはないだろうけど。

最後は“ないない尽くし”になってしまったが・・・(苦笑)
◇NISSAY INTER LEAGUE 2006@大阪ドーム◇

中日ドラゴンズ 5−1 オリックスバファローズ

どうにか仕事を片付けて、午後7時過ぎに大阪ドームへ到着。
上段席に上がったとほぼ同時に、水口栄二の二塁打で3回裏Bsが先制点。

ドラゴンズの先発は佐藤充。
生で観るのは日本生命に居たとき以来になる。
一部で話題の(笑)岸田護が観られることを少し期待していた
(吉井理人が先発だから完投はまずないだろうし)のだが、
ほんの少しだけ目的が変わってしまった。

4回以降の佐藤充は無難。
吉井も4回、5回とベテランらしい味のある投球だった。

5回表、吉井が連打を浴びた後、福留孝介の二塁打でまず同点。
走者を二人置いて代打出場の立浪和義が清原和博の右を抜く二塁打。
さらには森野将彦の中前安打を村松有人が後逸し、森野も還ってこの回5点。

大阪では7回の『燃えよドラゴンズ』は1コーラスだけで切らないんだ・・・
とか思っているうちに、マウンドには岸田登場。
一塁側内野席では見覚えのあるフレーズのボードも出現した(謎&笑)

岸田は失点は無かったものの、8回四球のあとアレックスに安打を打たれて
1回1/3で交替。
まだまだこれからですなぁ。

佐藤充は9回裏を3人で片付けて、完投で今季3勝目。
一軍でこれだけ活躍できる投手になったのか、と、
その成長ぶりが頼もしかった。

今日の大阪ドーム、レフトスタンドの内野席との境目あたりの一角が、
まるで“日本生命応援席”と化していたのを終盤になって見つけてしまった。
まぁ大阪ドームだからしょうがないか。

誰?誰?誰?

2006年5月31日 野球
誰?誰?誰?
福岡ドームにこんなポスターが。

2006サンヨーオールスターゲームの公式HPでは、
これの全球団バージョンが見られるのだが。
後から知ったもので。

予備知識なしでこれを見かけたときのインパクトと言ったら・・・(笑)



それでは、ボビーの問いかけに答えてみようと。


>福岡っていいとこですよねぇ
おっしゃるとおり。毎月でも行きたいです。

>中洲の屋台
ひとりでは入りづらいっす(汗)

>海
なんたって“シーサイドももち”ですから。
博多湾から眺めるドームも絵になります。

>温泉
すみません、福岡の温泉には行ったことないです。
冷泉閣ホテルには泊まったことありますが(笑)

>焼酎
紅乙女(胡麻祥酎)はおいしいですね。

>豚骨ラーメン
好きです。

>博多明太子
山口油屋福太郎のチューブ入り明太子をお土産で買いましたが何か?
これ、結構便利なもので。

>鉄鍋餃子
連れてって下さい(笑)

>モツ鍋
神戸の店なら行ったことあるけど・・・(^^;

>パ・リーグ最強チームをつくろう
2試合とも勝たんと許さんぞ(笑)

>オススメって誰?誰?誰?
有りすぎて・・・(苦笑)
とりあえず大道典嘉に一票。



明日は(仕事が一段落できれば)大阪ドームで別バージョンを見たいんだけど・・・?
都市対抗奈良一次予選@橿原市。
←橿原市運動公園野球場

近鉄南大阪線・坊城駅から歩いて約15分。
中堅122m、両翼100m。

4回裏、満塁本塁打の常板(24)を迎える大和高田クラブの選手。


都市対抗野球の奈良予選は、橿原市の2箇所の球場で行われる。
代表決定戦は橿原公苑野球場だが、
最初の2日間は橿原市運動公園野球場である。
グラウンドの広さでは運動公園のほうが広いのだが、
こちらのスタンドはすべて芝生席。
お客さんも心得たもので、折り畳み椅子を持ち込んだ人が一人や二人ではない。
ネット裏にある本部の建物が邪魔なのと、
屋根が無いのがちょっとツラい。

今朝は寝坊を決め込んでいたので(笑)球場に着いたのは正午過ぎ。
第一試合の7回裏途中だった。
スコアボードに選手名が出ていないので、得点だけメモを取る。
大阪と違い一次予選でもちゃんと場内放送がある。

◇第77回都市対抗野球大会 奈良県第一次予選 第2日・2回戦◇

《第一試合》 一城クラブ 11−3 奈良アンビションズクラブ

一城ク 001 004 006=11
奈良ア 011 000 100= 3


9回表、一城クラブが菊谷敦志の二塁打など4本の適時打で大量点。
代表決定戦進出まであと1勝となった。



《第二試合》 大和高田クラブ 21−3 奈良産業大学OBクラブ (5回コールド)   
奈良産 000 03= 3
高  田 861 6X=21


奈産:加藤、足立−二俣   高田:南−大志万、武田

【HR】常板2(高田・2回3ラン、4回満塁)

1回裏、先頭の三浦泰揮の三塁打をきっかけに大和高田が猛攻を開始。
この回だけで8本の長短打、5本の適時打が飛び出して8点をリードした。
三浦は2回目の打席でも三塁打、
満塁の走者一掃に加え野手の中継ミスの間に生還している。

2回裏は1回に適時打を打った常板行宏が3ランをレフトへ放つ。
その後も山本貴紀の適時三塁打などで6点。
常板は4回裏2アウト満塁でまたもやレフトへグランドスラム。
奈良産大OBクラブを圧倒した。

大和高田の先発・南真人は最後になって勝ちを焦ったのか、
5回表に4連続安打などで3点を失ったが完投。

試合途中から雲が厚くなってきて、いつ降ってもおかしくない状態。
5回表の奈良産大OBクラブの攻撃中に小雨がぱらついて来た。
傘は持っていないし、この球場は逃げ場が全くないのでヒヤヒヤもの。
しかし雨はほんの一瞬。
坊城駅までの帰り道は濡れずに済んだ。
勝ったど〜@福岡D。
←FUKUOKA YAHOO!JAPAN DOME(福岡ドーム) 

ホークス勝利の瞬間、ジェット風船の乱舞。

花火も撮ろうと思ったけど、上手く撮れませんでした・・・。


◇日本生命パ・セ交流戦◇

中日ドラゴンズ
000 000 000=0 H4 E1
001 000 04X=5 H8 E1
福岡ソフトバンクホークス


D:山本昌、岡本−谷繁  H:斉藤和−的場


夕方5時には天神にある某ホテルにチェックインできたので、
試合開始にはどうにか間に合いそう。
今日は平日でもあるし、満員になることはまずないだろうから当日券で行こう、と。
で、ちょっと奮発してA指定席(4,000円!)。
のんびり観たいので三塁側にした。

しかし。
入場券に印字されていた座席は、なんと4列め。
ネットを越えてフィールドシートが目の前という低い位置。
選手を近くで観たい人にとっては良い席なのだろうが、
私としてはもっと上のほうが・・・

フィールドシートのお客さんが出入りするたびに、
係員がまるでブラインドを上げ下げするようにネットを開閉する。
それも何か気が散るので、空いていることもあって最上段へ移動した。
この席の券を持ったお客さんが来れば移動しなきゃ、と思っていたが、
7回まで私の居たブロックの一列へは誰も来ず。
もう大丈夫だ(笑)

ホークスは3回裏にバッテリーミスで1点を取ったものの、
ドラゴンズ・山本昌広から毎回のように走者を出しながら
なかなか得点できない。
8回途中で降板、次に出た岡本真也が打たれて5−0となったが、
上のほうで観ていながら山本昌には強いオーラを感じたものだった。

ホークス・斉藤和巳は三塁を踏ませぬ完璧な投球。
レフト松中信彦が7回表に谷繁元信の安打性の当たりを好捕するなど、
大きなバックアップもあった。
お立ち台で斉藤と並んで立った的場直樹(この2人が同学年とはとても思えない)が、
「勝ったど〜!」の雄叫びで場内を沸かせていた。


今回の福岡ドーム余話。

・大道典嘉が3番を打っていたのが個人的には非常にツボでした(笑)

・昨年には気づいていたはずなのだが、
コンコースに“ピエトロパスタ・ミオミオ”があった。
ピエトロの本拠は福岡だから、まぁ地元ということで。
品数が多いわりにはこれといったメニューが・・・と思っていた福岡ドームだが、
これはそこそこいけると思う。
(詳しくはこちら↓)
http://www.pietro.co.jp/miomio/index.html

・福岡で聞く『燃えよドラゴンズ』(水木一郎)、なかなか新鮮。

・ホークス選手の出囃子。
柴原洋の平井堅『ポップスター』は似合うと思うけど、
松田宣浩の倖田來未『バタフライ』は似合わない(笑)

・この日唯一の悔いを挙げるとするなら、ホテルに双眼鏡を忘れてきたこと(苦笑)
ドームのどこで落としたか?と一瞬焦ったではないか。

・天候不良のため、とやらで花火のあとのルーフオープンは無し。
でも雨は降ってなかったぞ。
このまま明日まで持ちこたえてくれれば・・・。
1時間だけ@西京極。
いろいろ訳あって、

久々に立命館大学の応援席に座ってきました。




◇関西学生野球春季リーグ戦 第8節2回戦◇

同志社大学 2−1 立命館大学

同 大 000 001 010=2 H6 E3
立 命 001 000 000=1 H4 E2



仕事を終えてから西京極へ行けば、小雨の中7回表が終わろうとしていた。
手持ちの前売券は無駄にならずに済んだけど(^^;
片道約1時間40分かけて、球場内に居たのは1時間ほど。
試合を観に来た、というよりも話をしに来たようなものなので(苦笑)
今日の観戦記は省略しますm(_ _)m

これで1勝1敗のタイ、3回戦は明日。
でも、明日は旅の準備が・・・。

近畿大会へ。

2006年5月22日 野球
平成18年度春季近畿地区高校軟式野球大会が、
昨日行った山城総合運動公園(太陽が丘)球場で6月8日から開催される。
京都府(開催地)と大阪府は2校、あとは1校ずつの計8校が出場。
組合せは決まっているが、今のところ出場校が全部出揃っていない状態らしい。



・・・恥ずかしながら、我が母校がその太陽が丘で試合をすることになった。
1回戦を勝てば次は6月10日(土曜日)だから、観に行くかも知れない。
母校の軟式野球部は全国大会に1回(国体にも)出場したぐらいなので
まぁまぁ強いほうではあるが、近畿大会はおそらく初めてだと思う。
どうなることやら・・・。
追いつき、追い越せ@太陽が丘。
←京都府立山城総合運動公園(太陽が丘)野球場

京滋大学野球のメッカ・太陽が丘。

京阪宇治駅、JR宇治駅から京阪宇治バスで“太陽が丘”下車。
(少ないですが)近鉄大久保駅からの便もあります。
京阪宇治駅からだと15分ぐらい。



私の場合、太陽が丘へは近鉄大久保から行くほうが何かと都合が良い。
大久保から太陽が丘の中へ行くバスは午前中1本しかないが、
それに乗れば10時30分開始の第一試合には間に合う計算なのだが・・・

近鉄奈良線大和西大寺駅で京都行き急行に乗り換えるつもりが、
ヘマをやらかしてしまって乗り遅れてしまい。
大久保からのバスに乗り継げなくなったので、
仕方なく次の電車で丹波橋まで乗ってから京阪で中書島〜宇治。
結局は大回りして第一試合の2回表に到着。

◇京滋大学野球春季リーグ戦(1部) 第8節1回戦◇

《第一試合》 びわこ成蹊スポーツ大学 4−2 滋賀大学

びわスポ大 002 110 000=4 H6 E0
滋 賀 大 100 000 010=2 H10 E4


びわスポ:田中節、福村−石暮   滋賀:西山、谷−松本

3回表、びわスポ大は滋賀大の失策に乗じるなどで逆転、
4回表には後藤哲也(2・春日)の適時二塁打で3点めを奪う。
滋賀大の先発・西山貴之(3・釜石南)は巧みな投球を見せるも波に乗れず、
5イニングを投げて交替した。

びわスポ大の先発は右の変則派・田中節祥(3・宇和島南)。
沈みこむようなフォームはどう見てもアンダースローっぽいのだが、
投げるときの腕の位置が思ったよりも上に来ていて、球の出所が見にくい。
低い姿勢でのサイドスロー、もしくはスリークオーターのような感じ。
最初観たときは四球を連発するなど安定感が無さそうに思えたが、
これが術中にハマりだすと何とも言えぬ絶妙さが出てくる。

この田中節にタイミングが合っていたような気がしたのが、
滋賀大の7番・岩崎晃(3・星陵=兵庫=)。
田中節から安打3本、8回裏には右中間へ適時二塁打を打っていた。



《第二試合》 京都学園大学 7x−6 佛教大学 (延長10回)

佛教大 501 000 000 0=6 H12 E1
学園大 101 200 200 1=7x H13 E3


佛教:上田、古田、谷掛−谷澤  学園:宮内、近藤、小林健、山本圭−河本、植村

【HR】上田(学園・1回ソロ)、大塚(佛教・3回ソロ)

佛教大が初回から積極的な攻撃を見せる。
1アウトから3人連続単打、これがすべて初球攻撃。
6番大塚誉(2・京都外大西)がストレートの四球を選び押し出しで先制した。
学園大先発・宮内大輔(3・大阪学院大高)の不安な立ち上がりを
佛教大はさらに攻め立て、続く寺本一貴(1・京都外大西)が2点適時打。
その後暴投などでいきなり5点のリードを奪う。

その裏、学園大は先頭の上田永力(1・京都外大西)がセンターへ本塁打。
この上田がこの後に地味ながら大きな役割を果たすことになる。

3回表、佛教大は大塚の本塁打で1点を追加し、
その後も2アウトから2人走者を出して再びビッグイニングを作ろうとする。
ここで大沼賢二(4・上宮)がライト前へ安打、二塁走者が長躯本塁へ向かうが、
ライトを守る上田の好返球で2点目は阻止した。
4回から投手が近藤俊樹(1・愛工大名電)に替わったこともあるが、
佛教大はこのプレー以後思うような攻撃ができなくなる。

3回裏は金田尚秀(2・鳥羽)の適時打、
4回裏は満塁から相手の失策で2点を奪い、学園大が徐々に差を詰める。
近藤、小林健太郎(4・箕面学園)が2イニングずつを締めると、
7回裏1アウト二塁から金田、河原英希(2・鳥羽)の連続長打で追いついた。

8回表、佛教大は2アウト二塁で篠原陽介(3・大産大附属)がライト前へ。
上田がまたもや好返球でタッチアウト。
試合の流れをさらに引き寄せるようなプレーに、学園大側が大きく沸く。

試合は延長戦へ。
開始から3時間を越えて新しいイニングに入らないというアナウンスが。
学園大は、8回から山本圭輔(2.洛水)が投げている。
制球の良い左のオーバースロー。
2アウト二、三塁のピンチを迎えたものの三振でこれを切り抜けた。

10回裏、佛教大二番手の古田康浩(2・箕面学園)が
1アウトから安打と四球を出したところで降板。
1点もやれない状況で出てきたのは、谷掛雄介(2・須知)だった。

7番主将の立本将(4・東山)が粘りを見せて四球を選び、満塁。
谷掛はどうにか2アウトめは取ったが、9番大崎将吾(2・南丹)にも粘られる。
一球一球に歓声ともため息ともつかない声があちこちから漏れてくる。
フルカウントからさらにファールで粘る大崎、負けじと力投する谷掛。
ネクストバッターズサークルで祈るようにしてそれを見つめる上田。
最後の球、大崎のバットが出かかったように見えたが、審判はスイングを取らず。
サヨナラ押し出し四球で学園大が3時間19分の熱戦を制した。

1回から5点差が付いてどんな試合になるのやらと思っていたが。
考え方を変えると、それ以後相手に点を与えさえしなければ、
9回までに追いつくのは充分可能ということ。
中盤以降の投手陣や守備陣の頑張りが学園大の逆転勝利を呼んだ、と
言っても良いだろう。

最後の最後までどう転ぶかわからない試合展開に加え、
両校ともに名を連ねた1・2回生の上級生を脅かすような活躍。
太陽が丘まで足を運んだ価値は充分にあった。
取り急ぎ貼っておきます。
19時現在、和歌山箕島球友会とNOMOベースボールクラブのHPに
組合せのヤグラが載っていますので、詳しくはそちらを。
(念のため主催者発表のものと照合されることをお薦めします)

☆第77回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第2次予選組合せ☆

青文字舞洲ベースボールスタジアム
第一試合(#1)9時30分、第二試合(#2)12時30分開始

赤文字大阪ドーム
いずれも18時開始
 

6月21日(水) *一回戦*  
#1 日本生命 vs 和歌山箕島球友会 ・・・《A》
#2 松下電器 vs NOMO BASEBALL CLUB ・・・《B》

6月22日(木) *一回戦*
#1 デュプロ vs 大阪ガス ・・・《C》
#2 中山硬式野球クラブ vs NTT西日本 ・・・《D》

6月23日(金) *敗者復活一回戦*
#1 《A》の敗者 vs 《B》の敗者 ・・・《イ》
#2 《C》の敗者 vs 《D》の敗者 ・・・《ロ》

6月24日(土) *準決勝*
#1 《A》の勝者 vs 《B》の勝者 ・・・《E》
#2 《C》の勝者 vs 《D》の勝者 ・・・《F》

6月25日(日) *敗者復活二回戦*
#1 《ロ》の勝者 vs 《E》の敗者 ・・・《ニ》
#2 《F》の敗者 vs 《イ》の勝者 ・・・《ハ》

6月26日(月) *敗者復活三回戦*
#1 《ハ》の勝者 vs 《ニ》の勝者 ・・・《ホ》


7月3日(月) *第一代表決定戦*
《E》の勝者 vs 《F》の勝者 ・・・《G》

7月5日(水) *第二代表決定戦*
《ホ》の勝者 vs 《G》の敗者 ・・・《ヘ》

7月6日(木) *第三代表決定戦*
《ホ》の敗者 vs 《ヘ》の敗者 
・・・敗者は近畿代表決定戦(舞洲)



いつものことながら、代表決定戦は途中からでも観に行く予定。
ただ、今年の舞洲観戦はちょっと難しいかも・・・?

声、出てるか?

2006年5月12日 野球
この火曜日(9日)から、プロ野球は交流戦の期間に入っている。
ホークスは地元福岡での6連戦。
まずカープに1勝したあと2つ続けて敗れ、今日からはタイガースと。
斉藤和巳がタイガースを初回の1点だけに抑えて無四球完投勝利を挙げた。

その斉藤和巳のヒーローインタビューが・・・

「タイガースファンも大勢いますが、世界一のホークスファンも負けないように、
応援よろしくお願いします!」

一字一句合っているわけではないが、概ねそんな内容の言葉で締めくくっていた。

福岡ドームで応援していたファンにとっては、
そのハートをくすぐられるようなセリフであったかも知れないが。
私はそう思えない。

放送用の集音マイクの位置がどうなっているかはわからないが、
昨日のカープ、そして今日のタイガースと続けてTVで観ていると、
ビジターの応援のほうが声が非常によく出ているように聴こえるのである。
鳴り物の大きさではホームのホークスのほうが勝っていて当然なのだが、
声の大きさでは負けているのでは?
そんな気がして仕方がない。

まさか斉藤和巳もそう感じていたり・・・はないか?



今シーズンは、ホークス絡みの交流戦を1試合観に行くつもり(謎)。
タイガース戦の甲子園には誘われたとしても行く気は全く無いけど。

仕切り直し。

2006年5月11日 野球
第19回JRグループ硬式野球大会の組合せが、JABAのHPに出ていた。
昨年の大会は福岡ドームで開催されることがわかっていたものの、中止。
めったに座れない福岡ドームのネット裏から試合が観られるぞ、と
楽しみにしていたのだが。

で、今年は7月12日(水)と13日(木)の2日間。
昨年予定されていた福岡ドームで、言わば仕切り直し。
12日に1回戦2試合、13日に準決勝と決勝をやってしまう。
博多の町は15日の追い山まで山笠一色に包まれる頃。
(福岡ドームにも飾り山が出ます)

この時期に福岡ドームが空いているということは、
ホークスはロードに出ているわけで。
それも大阪ドームに来ているのである(苦笑)
おまけに都市対抗の近畿代表決定戦(舞洲)とも重なっているではないか。
困ったもんだ。


でも、日帰りで良いから行きたいなぁ。
日生優勝!@西京極。
←日本生命、3年ぶり8回目の京都大会優勝!

どうにか撮れたこの一枚。


そろそろ動き回っていた疲れが出たか?朝8時すぎまで熟睡。
京都大会が最終日ということで今日は西京極へ。
第二試合の途中からでいいや、と少々遅めの行動開始。

着いたのは第二試合の開始直前。
第一試合が延長戦だったらしい。
西京極の常連さんがたに「久しぶりやなぁ」など、声を掛けられる。
そう言えば今年の大会では(3回来たけど)会ってなかったっけ。



◇第58回JABA京都大会 最終日◇

《準決勝・第一試合》 JFE東日本 4x−3 松下電器 (延長11回)

《準決勝・第二試合》 日本生命 3−0 大阪ガス

大ガス 000 000 000=0 H5 E1
日 生 000 030 00X=3 H6 E0


大ガス:松尾、建山−小野   日生:竹中−藤田

2回裏、日生の6番及川徹が頭に死球を受けた。
当たった場所が場所だけに心配だったが、
7番佐々木勇喜の打席のときに何事もなかったように盗塁を決めていた。
その及川が5回裏に安打で出塁。
犠打で二塁へ進むと、松瀬大のレフト前安打で先制の本塁を踏む。

続く阿部浩二の安打+失策でニ、三塁となったところで、佐々木正詞が二塁打。
この回だけで4本の安打を集めて大ガスの松尾洋和から3点を奪った。

日生の竹中慎之介はテンポの良い投球で集中打を許すことなく、
大ガス打線を翻弄。
この試合唯一のピンチと言って良い6回表の満塁の場面も、見事に防いだ。


上空は曇り空。
雨を呼びそうな強い風も時折吹いてくるが、
「(一塁向こうの)愛宕山がちゃんと見えてるうちは大丈夫や」と、
常連さんのひとりが言っていたのでそれを信じることにして。
何とか持ってくれれば。



《決勝戦》 日本生命 5−2 JFE東日本

日 生 000 004 100=5 H10 E1
JFE東 010 100 000=2 H7 E2


日生:山脇、新家、井前、柏木、下敷領−鷲北、佐久間  
JFE東:塩田、中嵜、合田−藤岡、浦野

【HR】七野(JFE東・2回ソロ)

日生の先発は山脇大輔。
2回裏には先頭の七野智秀に初球を右中間スタンドへ運ばれたが、
1回と3回は打者のタイミングを巧みに外す投球を見せていた。
4回裏、二塁に市川正美を置いて、伊藤亜希人がライトへ安打。
市川は判断良く二塁から長躯生還して2点目を奪う。
しかし山脇は続く2人を三振に取り、
鷲北剛が伊藤の盗塁を刺してJFE東日本の流れを止めた。

リードされた日生は、先の試合でも見せた集中攻撃を6回表に展開。
安打2本と死球でノーアウト満塁とすると、まず石田拓郎がライトへ適時打。
及川徹の二ゴロでもうひとり還り、
代打・澄川昌也の遊ゴロで本塁へ送られた球が捕手のミットを弾いて逆転。
さらに代打・林弘典の浅いセンターフライで三塁走者の及川がスタート。
俊足を飛ばして4点めの本塁を陥れた。

その裏から8回まで、日生は3人の投手を送り込む。
8回2アウトからは昨日完封勝利を挙げた下敷領悠太が登板。
JFE東日本は8回表先頭から合田瑛典が投げていて、
はからずも東京六大学出身のアンダースロールーキー対決に。
個人的にはこれがかなりツボだった(笑)
下敷領は9回裏2アウト一塁で代打・及川祐平を三振に仕留め、
見事優勝を飾った。

日生の勝ち試合を2つ続けて観て思ったのが、
ここ一番での集中力と判断の良さ。
「やっぱりこのチーム、凄いわ・・・」と思わせることが度々。
今のところ私のお気に入りは、センター佐々木正詞のプレーである。
脚の速さもさることながら、打球を処理してからの動きに無駄が無いというか。
走者に次の塁を与えまいとする思いが伝わって来るように見えた。

その佐々木正嗣が、この大会では打撃賞を受賞。
最優秀選手賞は準決勝で完封した竹中慎之介。
敢闘賞はJFE東日本から尾張友紀が受賞した。



余談。
日生のスコアボードに出ている“下野敦”の表示にちょっと違和感。
今年から下野輝章(投手)が加わったからだが、
10年近く2文字で表示されているのを見慣れていると、どうも。
まぁそのうち慣れるか。
そして、下敷領の背中の“SHIMOSHIKIRYO”。
こうして見るとやっぱり長いなぁ。
元・昭和コンクリートの“KAWAHARABAYASHI”には敵わないけど(笑)

左腕の競演@スカイマークS。
←スカイマークスタジアム

投げるは金刃、打つは大隣。

この打席はレフトフライでした。


立命館大学・金刃憲人(4・市立尼崎)。
近畿大学・大隣憲司(4・京都学園)。
大学球界を代表する両サウスポーの対決を観んものと、
スカイマークスタジアムのネット裏には多くの観客が詰め掛けた。

今日、私がスカイマークSに到着したのは9時15分頃。
当然開門前。
こんなに早くここへ来たのはおそらく初めてである。
それだけ気がはやっていたのか?(笑)


◇関西学生野球春季リーグ 第6節1回戦◇

《第一試合》 立命館大学 6−1 近畿大学

近 大 000 001 000=1 H6 E1
立 命 000 032 01X=6 H7 E0


近大:大隣、滝谷−有竹   立命:金刃−西川

【HR】尾崎(立命・6回2ラン)

1回表、近大先頭の小瀬浩之(3・尽誠学園)が内野安打で出塁。
盗塁で二塁へ進むと、2番森志朗(3・岡山南)が投手前にバント。
しかし金刃はこれを素早く三塁へ送球し、進塁を防いだ。
2回にも先頭打者を四球で歩かせたあと、バントを上手く処理して併殺。
走者を出しても点を許さない投球が続いたが、四球がやや多めのような気も。

大隣も相変わらず重そうな球で、4回まで立命を内野安打1本のみに抑える。

試合が動いたのは5回裏。
2アウトながら2本の安打と四球で満塁とすると、
中塚浩太(4・広陵)がセンターの頭を越える走者一掃の三塁打。
ここまで打ちあぐねていた大隣から一挙に3点を奪った。

近大は6回表に森大樹(4・滝川第二)の適時打で1点を返したが、
その裏1アウト一塁で尾崎健太郎(3・日南学園)の本塁打が飛び出して
さらにリードを広げた。
大隣は6回を終えたところで代打を出され降板。

立命は8回裏、籾山幸徳(3・天理)の適時二塁打で1点を追加。
金刃は最後まで近大打線に粘られながらも9回を完投、
これがリーグ戦通算20勝目となった。

結果として、意外な点差という声も確かにあったが、
1球投げるごとに観衆の注目を集めるのはやはりこの対決ならではだった。


《第二試合》 同志社大学 4−3 関西学院大学

関 学 100 010 100=3 H9 E2
同 大 010 102 00X=4 H6 E0


関学:宮西−清水   同大:佐川−佐谷

関学が同志社先発の佐川仁崇(2・大阪桐蔭)の立ち上がりを攻め、
千蔵翔太郎(4・尼崎産業)の二塁打で1回表先制。
同志社も2回裏に尾上幸也(4・玉野光南)が二塁打で出ると、
阪田誠(4・倉敷商業)も安打で続いて追いついた。

4回裏には尾上の適時打で同志社が逆転すると、
5回表に清水誉(4・小野)の適時打で関学がまたもや同点。
そして6回裏、同志社は相手失策などで2アウト満塁の好機を迎え、
先制打を放った阪田が今度はライト前への2点適時打。
関学は7回表に黒川栄次(4・広陵)の二塁打で1点を奪うが、
追いつくまでには至らなかった。

佐川が4回と6回以外は毎回走者を出しながらも、
気が付けば12個もの三振を奪って完投勝利。
タフな2回生である。



今日の2試合では、近大が男子リーダーのみだったことを除けば
あとはすべてリーダー・チア・吹奏の三部合同応援。
関学が今季から?『アフリカン・シンフォニー』をレパートリーに加えている。
対戦相手の同志社は数年前からやってるんだけどなぁ。
阪急王子公園駅の階段を上がりきると同時に、
梅田行きの普通が出てしまった。

そんなこんなで、西京極に着いたのは第三試合の2回表。

◇第58回JABA京都大会 第5日◇

《第三試合・準々決勝》 松下電器 3−1 NTT北海道

NTT北 000 000 100=1 H6 E2
松  下 020 000 01X=3 H6 E0


N北:高谷−安宅   松下:田中篤、田中稔、山本隆司−新田

スコアボードに出ているラインアップをすべて書き終えたところで、
2回裏先頭の梶原康司が内野安打で出塁。
吉田憲一郎も安打で続くと、田原隆三郎の捕ゴロでそれぞれ進塁。
堀啓樹の打席で捕逸があり、松下が1点を拾う形になった。
堀が四球で歩いたあと、平山嗣人の犠飛で2点め。

5回まで田中篤史の前に1安打に抑えられていたNTT北海道は、
6回表2アウトから連続安打が出るも得点ならず。
7回表も、2アウトを取られてから小林周平がレフトへ二塁打。
続く野々村昌浩が二塁打で続き1点をもぎ取った。
初戦の甲賀健康医療専門学校戦でも、劣勢から7回に逆転していただけに
果たして・・・とは思ったが。
ここで松下は田中稔士をリリーフに送り、後続を断った。

8回裏は吉田憲の今日3本めの安打が適時打となって1点。
前の回から登板した山本隆司が9回表を簡単に3人で終えて、
松下は京都大会で3年ぶりのベスト4進出となった。

第一試合の開始が予定よりも早かったのかどうかは知らないが、
第三試合が終わったのは16時54分。
昨日のベーブルース杯を思えば、なんとスピーディーな。
ユニフォームの珍@長良川。
←岐阜メモリアルセンター長良川球場

JR岐阜、名鉄岐阜からバス“メモリアルセンター入口”下車。
行先表示に“メモリアル”と書かれたバスに乗りましょう。

私が乗ったのは14番。
JR岐阜駅から200円、約20分かかりました。


午前10時少し前。
近鉄名古屋駅の改札口が、これでもか、というぐらいごった返していた。
特急券売場に長い列ができている。
名古屋までの特急券は事前に買っておいたのだが、
帰りは当日でも良いや、と思っていたらこの有様。
ここで買っておかないとやばいかも知れないということで15分は並んだと思う。
一応少し遅めの特急券を買っておいて、JR名古屋駅へ。

長良川球場に到着したのは11時20分頃。
すでに第一試合は終わっていた。


◇第60回JABAベーブルース杯争奪全国社会人野球大会 第1日(予選リーグ)◇

《第一試合》 東芝 6−0 東海REX

観ていないので結果だけ。

この日、試合をする6チームの顔ぶれは確認済みのはずなのだが、
上のほうから見ていてどうも見慣れないユニフォームが。
そのとき、ひとりの選手の背中が見えた。そこには・・・


 A N
  21


まぎれもなく東芝。
東芝の白いユニフォームってこんなだったのか〜!
赤ユニしか持っていないのだろう、と冗談半分で思い込んでいたのだが、
その実物を目の当たりにしたのは今日が最初。

でも、東芝の白ユニはどちらかと言えばトヨタっぽいな、とも。



《第二試合》 中日ドラゴンズ(ファーム) 6−1 東邦ガス

東邦ガス 000 100 000=1 H7 E0
中  日 002 004 00X=6 H7 E1


東邦:菊地、龍崎、小南、長坂−岡崎、鶴岡   中日:吉見、久本、遠藤−小山

ドラゴンズは一塁側だが、ビジターのユニを着ている(上の画像)。

ドラゴンズの先発はトヨタ自動車から入ったルーキー・吉見一起。
3回までは無難な投球。
東邦ガスは左腕の菊地正法が、気合のこもった投球で2回を3人ずつ。

ドラゴンズは3回裏、2アウト二塁で中川裕貴の二塁打が出て先制すると、
森岡良介も続いて適時打で2点をリードした。
東邦ガスも、4回表に2アウトから内野安打を含む3安打を集中させて1点。

6回裏、この回から東邦ガスの投手は龍崎和浩に。
先頭の森岡にいきなり安打を許した後、1アウト一、二塁で春田剛が適時打。
小山良男が四球で歩いて満塁とすると、
中村一生がレフトへの三塁打でこの回合計4点を追加した。

結果として両チームとも7安打を放ってはいるが、
ドラゴンズの場合は得点した3回と6回に3本ずつを集中した形になっている。
東邦ガスは4回以外は散発、ここで差が開いたようなもの。

そして、ドラゴンズの7本目の安打は8回、代打・竹下哲史の二塁打。
竹下は育成選手として登録されていて、背番号は“202”。
打球がレフトの頭を越したとき、「いいぞ202番!」という声が上がった。
202番は、私がこれまで実際に見た中で最も大きな数字の背番号のユニで、
それを着けた選手が試合に出て安打を打つのを見たのはもちろん初めてである。



《第三試合》 シダックス 6−3 王子製紙

シダックス 000 401 100=6 H7 E1
王子製紙 000 300 000=3 H8 E1


シダ:加納、上田−坂田   王子:蓬莱、伊東、中田、石井−鈴木

【HR】徳山(シダ・6回ソロ)

当初の予定では第三試合の開始は14時のはずが、
1時間以上遅れて(手元の時計で)15時07分開始。

王子の先発・蓬莱伸哉が1回表の初球をいきなり暴投。
内野の失策と2個の四球もあって不安な立ち上がりだったが、
初回はなんとか無失点に抑えた。
しかし4回表、佐藤二郎(ツギオ)の二塁打を皮切りに
大江伸宏の二塁打などで4点を献上。
蓬莱は4点目を押し出し四球で与えたところで降板した。
その後を継いだ投手陣もあまり制球が定まらず、
捕手の鈴木賢一が大忙しで気の毒に思えるほど。

一方、シダックス先発の加納大祐もいまひとつ波に乗り切れないのか、
失点は許さないものの1回から3回まで連続してピンチを招いていた。
4回裏、王子は渡邊悟の2点適時打と湯浅貴博の適時打で1点差に。
しかしここで加納が踏ん張り、同点にはならず。

6回表は先頭打者の徳山聖訓がライトへソロ本塁打。
7回表には芦沢明の適時二塁打でシダックスは徐々にリードを広げる。
王子は4回までに8本の安打を浴びせながら、5回以降は音無し。
8回裏に代打4人を送る攻勢も実らなかった。

試合終了は(手元の時計で)18時21分。
18時30分までに終わってくれなければ途中退出するところだった。


この試合、6番サードで出場していた高阪行俊のユニが変だった。
パンフの背番号は“6”なのに、なぜか“11”。
しかもネームは“IWAASA”(笑)
岩浅達也(投手)のユニを着て試合に出ていたわけだ。
そういえば、シダックスは昨年の日本選手権でも、
野村克也監督が自分とは別人のユニを着ていたはず。
あのときはめったに着ない白ユニだったが、今日はいつもの赤。
どういうこと?(^^;


まぁ、今日は珍しいユニをいくつも見られたということで。
それにしても帰りはいつものことながら余裕なかったなぁ(汗)

< 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 >

 

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