カワイソウ。

2006年11月14日 野球
明治神宮大会(大学の部)準決勝第一試合、近畿大学vs早稲田大学。
スカイA+の中継を録画して急ぎ足で見ているのだが。

早稲田の応援がいつものように賑やかなせいか、
近大の攻撃中が妙に静か過ぎる。
ただでさえアウエーなのに、まさに孤立無援。
あまりにも寂しいではないか。
これじゃ可哀相だよ・・・。
11月08日付 日刊スポーツの報道「近大の大隣、希望枠でソフトB入り」へのコメント:

ホークスへの入団会見に、
今日という日を選んでくれてありがとう。

少なくとも私は、
おそらくこの日をずっと忘れないと思います。

背番号が決まったらレプリカユニでも作ろうかな(おい)



来年の今日はついに大台突入か・・・はぁ。
第4回大阪市長杯(以下略)@南港。
←南港中央球場

神宮大会関西地区第一代表決定戦の試合開始直前。

バックスクリーン向かって左にABC(朝日放送)の旗が。
しかしTVカメラの姿はどこにも見当たらず・・・。



◇第4回大阪市長杯争奪 関西地区大学野球選手権大会
兼 第37回明治神宮野球大会関西地区代表決定戦・第3日◇

《第一試合・敗者復活2回戦》
 大阪産業大学(阪神大学) 3−0 龍谷大学(関西六大学)

龍谷大 000 000 000=0
大産大 001 200 00X=3


龍谷:井上、河野−後藤   大産:吉元−豊岡

【HR】籾山(大産・4回2ラン)

2回裏終了直前に到着。

3回裏、大産大が2アウト三塁から川中佑介(1・尼崎産業)の内野安打で
先制点を奪うと、
4回裏は籾山裕輔(2・福知山成美)の2ラン本塁打でリードを広げる。

龍谷大も5回、6回、7回と安打の走者は出したものの、
大産大の吉元一彦(2・汎愛)に要所を締められなかなか得点できない。
吉元は安定感もあり、ここぞの場面で三振を奪うなど好投を見せていた。


《第二試合・第一代表決定戦》
 近畿大学(関西学生) 10−1 奈良産業大学(近畿学生)

奈産大 100 000 000= 1  H1 E0
近畿大 100 126 00X=10 H13 E1


奈産:小倉、宇土、今井−吉田、白野   近大:巽−有竹

今大会で、近大はいきなり第一代表決定戦に登場している。
6月の関西地区大学野球5リーグ対抗戦で関西学生野球連盟が優勝し、
そのご褒美で第一シードを得たわけだが、それがどう影響するか。
先に神宮大会出場を決めている某大学の部員が偵察に来ている中、
組合せに出ていた予定時刻よりも30分近く早く始まった。

近大の先発・巽真悟(2・新宮)がいきなり連続四球と不安な立ち上がり。
犠打で進塁のあと、友次悠平(4・東海大仰星)の内野ゴロの間に1点を奪われる。
近大もすかさずその裏に有竹浩二(4・海星=三重)の適時打で同点。

巽はそれから立ち直ったか2回表を三者凡退に抑え、
3回表は榎堀剛(2・平安)の内野安打など2走者を出すも併殺で片づけた。

4回裏、近大は森大樹(4・滝川第二)の適時打で均衡を破る。
5回裏は2本の安打と四球で満塁となったところで、
奈良産大先発の小倉彰信(1・天理)は降板。
2番手で登板した宇土耕平(3・久御山)が押し出しの四球を与えたあと、
中東信二(4・広陵=広島)の犠飛でこの回2点目。

5回裏の近大の攻撃中、三塁を守っていた友次がファールフライを追って
三塁のフェンスに激突、そのまま負傷退場となった。
4番打者を失って意気消沈したわけでもないだろうが、
6回裏は荒木貴裕(1・帝京第三)の2点適時打や中東の適時三塁打など
打者一巡の猛攻で6点を奪うビッグイニングとなって、ここで勝負あり。
巽も4回以降は奈良産大打線をパーフェクトに抑え、
気がついてみれば被安打1の完投。
圧勝した近大が2年連続の神宮大会出場を決めた。


第一代表決定戦ということもあって、南港はそこそこの入りだったように思う。
しかし、龍谷大も近大もリーグ戦であったような応援は全く無し。
近大は試合の途中で応援部のメンバーが数人入って来たのが見えたのだが。
大産大はリーグ戦でも見られた控え部員の大合唱。
奈良産大も同様だが・・・ここでは言えない(謎)
南港という場所柄だからか、学園祭の時期ゆえか。
ちょっと寂しい応援席だったように思う。
いざ4強へ@橿原。
←秋晴れの橿原公苑球場

同じ近畿大会でも、
紀三井寺の硬式は準決勝。
軟式は今日からスタートです。




◇平成18年度秋季近畿地区高校軟式野球大会 第1日・1回戦◇

《第一試合》 桃山学院高校(大阪2位) 1−0 天理高校(奈良1位)

天  理 000 000 000=0 H4 E1
桃山学 000 100 00X=1 H5 E0


天理:畠山−小川   桃山:小林−国定


桃山の先発は背番号3を付けた小林拓也。
ややサイドスロー気味のスリークオーターからコーナーに巧く投げ分ける。

その小林に1回、2回と3人ずつ(1回は死球→牽制死)で抑えられていた天理は、
3回表2アウトから畠山直人が初安打。
続く谷口恒輝がショートへの内野安打、
これを処理しようとしたショートがサードと交錯して転倒する間に、
畠山は二塁を回ったが三塁への送球がなんとか間に合って進塁を阻止した。

天理先発の畠山は緩急を巧みに操るサウスポー。
4回表、桃山の4番・櫻井利学が畠山を捕らえ、レフト頭上を越える二塁打を放った。
田中陽大もレフト前安打で続いて一、三塁とする。
次の中村諒の打席で、畠山がボークを取られそれぞれ進塁して1点を先制。
思わぬ形で先取点を拾ったようなもの。

6回から7回にかけて4連続三振を奪うなど調子を上げてきた小林だが、
8回表に安打と内野ゴロ野選でノーアウト一、二塁とされる。
1アウト後一ゴロの間に走者がそれぞれ進み同点、あわや逆転の場面だったが、
次の打者を空振り三振で終えてピンチを切り抜けた。
9回表も2個の三振を奪い、最後は三ゴロ。
1点を守り抜いて準決勝進出を決めた。

1点をリードしていたとは言え、最後の最後までヒヤヒヤしっぱなし。
正直言って勝てるとは思わなかった。
試合後に校歌が流され、スコアボードに校旗が翻るのを見てちょっと感激。


第一試合終了後に球場を出たので第二試合の詳細は不明だが、
比叡山(滋賀)が3−2で神港学園神港(兵庫)に勝ったとのこと。
次の相手は比叡山か・・・さぁどうしよう?

あと16日。

2006年11月2日 野球
第33回社会人野球日本選手権大会の組合せが決まった。

ちょっと体調を崩し、大事を取って今日は仕事を休んだのだが、
家に居たおかげで組合せが早く判明したのは不幸中の幸いというべきか(苦笑)
松下電器野球部のHPが最も速くヤグラを載せてくれていた。


*第1日・11月18日(土)*〈1回戦〉

 9:00 ホンダ vs 和歌山箕島球友会・・・《A》 
12:00 JFE東日本 vs トヨタ自動車・・・《B》
15:00 日産自動車九州 vs 三菱重工神戸・・・《C》
18:00 鷺宮製作所 vs 日本生命・・・《D》


クラブ選手権の覇者・和歌山箕島球友会が開幕戦で登場。
強豪・ホンダ相手にどう立ち向かうか?
鷺宮vs日生は昨年の準々決勝でも対戦。
初日から面白そうなカードが並んだ。


 
*第2日・11月19日(日)*〈1回戦〉 

10:30 JR四国 vs 一光・・・《E》
13:30 倉敷オーシャンズ vs NTT西日本・・・《F》
16:30 伯和ビクトリーズ vs 東芝・・・《G》


別に意図したわけではないだろうが、
この日だけで中国・四国の出場3チームが全部観られることになる。
今年はクラブチーム以外になかなか勝てないN西は倉敷オーシャンズと。
クラブチームとは言っても侮れない相手、油断は禁物。



*第3日・11月20日(月)*〈1回戦〉 

 9:00 NTT信越硬式野球クラブ vs 富士重工業・・・《H》
12:00 西濃運輸 vs 松下電器・・・《I》
15:00 東邦ガス vs NTT北海道・・・《J》
18:00 ホンダ熊本 vs NOMO BASEBALL CLUB・・・《K》


西濃vs松下はかなり面白そうな予感がする。
NTT北海道も観ておきたいんだけど・・・この日はたぶん観に行けない。
NBCは第4試合だからなんとか観られるか?



*第4日・11月21日(火)*〈1回戦・第2試合から2回戦〉

10:30 JR東日本東北 vs 新日本石油ENEOS・・・《L》
13:30 TDK vs 《A》の勝者・・・《M》
16:30 《B》の勝者 vs 《C》の勝者・・・《N》


ヤグラで言うとTDKは最も左端に入ったことになる。
難しそうなブロックやなぁ。



*第5日・11月22日(水)*〈2回戦〉 

10:30 《D》の勝者 vs 《E》の勝者・・・《O》
13:30 《F》の勝者 vs 七十七銀行・・・《P》
16:30 デュプロ vs 《G》の勝者・・・《Q》


1回戦の結果によっては、大阪のチームが3つ出ることになるかも知れない日。
でも平日か・・・。



*第6日・11月23日(祝)*〈2回戦〉

10:30 《H》の勝者 vs 《I》の勝者・・・《R》
13:30 《J》の勝者 vs 《K》の勝者・・・《S》
16:30 《L》の勝者 vs 大阪ガス・・・《T》


大阪ガスが2年続けてヤグラの右端に。
でも今年は観られそうなので、個人的には良かったかなと。



*第7日・11月24日(金)*〈準々決勝〉

 9:00 《M》の勝者 vs 《N》の勝者・・・《U》
12:00 《O》の勝者 vs 《P》の勝者・・・《V》
15:00 《Q》の勝者 vs 《R》の勝者・・・《W》
18:00 《S》の勝者 vs 《T》の勝者・・・《X》


*第8日・11月25日(土)*〈準決勝〉

12:00 《U》の勝者 vs 《V》の勝者・・・《Y》
15:00 《W》の勝者 vs 《X》の勝者・・・《Z》


*第9日・11月26日(日)*〈決勝〉

13:00 《Y》の勝者 vs 《Z》の勝者




今年も、土・日・祝はできる限り大阪ドームへ通う予定。
そのためにも体調管理は怠り無く(自戒を込めて)。
明治神宮への道@瑞穂。
←瑞穂公園野球場(名古屋市瑞穂区)

地下鉄桜通線・瑞穂運動場西駅下車、徒歩約10分。
または地下鉄名城線・瑞穂運動場東駅下車。
(ラグビー場、陸上競技場へは東駅のほうが近いです)


昨年から、神宮大会(大学の部)の代表枠が愛知・東海・北陸で1つになり、
代表決定戦が行われるようになった。
愛知リーグなどは友人からパンフレットをもらうこともあったのだが、
なかなか観に行く機会に恵まれず。
今回、以前に金券ショップで購入した近鉄の株主優待券の使用期限が
迫っていたこともあって、代表決定戦狙いでプチ遠征を決行の運びに。
1試合だけだから少しは街歩きもできるかと(書ければ後日の日記にて)。

ともあれ、およそ2年3ヶ月ぶりの瑞穂である。



◇第37回明治神宮野球大会 愛知・東海・北陸三連盟代表決定戦 最終日◇

《代表決定戦》 愛知学院大学(愛知1位) 10−0 中京大学(愛知2位)

中京大 000 000 000= 0  H6 E2
愛院大 102 100 33X=10 H11 E0


中京:武藤、深町、久木崎、杉本、梶田、清水、坪内−大西
愛院:江口−中村


1回裏、愛知学院大は2アウトから死球と四球の2走者を置いて、
宮田恵介(4・柳ヶ浦)の適時打でまず1点を先制。

中京大の先発は武藤好貴(1・札幌藻岩)だったが、
2回表の攻撃で代打が出てその裏から深町亮介(4・中京大中京)が登板。
まずは三者凡退に抑えはしたものの、
3回裏1アウト二塁で三木剛(4・日本航空)に右中間を抜かれる三塁打。
4回裏は本田和宣(2・大産大附属)の適時打など3連打を浴びて降板。
直球の威力はあったが、単調になったのが惜しい。
以後、中京大は1イニングごとに投手を替え、
今回のパンフレットに載っている7人の投手がすべて出場していた。

愛知学院大は左腕の江口亮輔(4・大成=愛知=)が先発。
腕が一瞬遅れて出てくるようなフォームからの変化球が絶妙。
走者を出しても落ち着いたマウンドさばきで連打を許さず、
無失点に抑えて行く。

5回、6回と走者を三塁まで進めながら追加点が奪えなかった愛知学院大は、
7回裏に本田のスクイズで5点目を奪うと、
中村心(3・桐蔭学園)の内野ゴロ失策と江口の適時二塁打でこの回3点。
8回裏にも本田が満塁の走者を一掃する三塁打を左中間に放ち、
勝利を不動のものにした。

9回表、江口は加藤太一(4・中京大中京)にこの試合初の長打(二塁打)を許すも、
最後の打者を捕邪飛に打ち取って2年連続の神宮大会代表権を獲得。
投打ともに愛知学院大の圧勝だった。



その愛知学院大、神宮大会では関西地区第一代表との対戦が決まっている。
昨日登板したらしい山名康造(4・比叡山)と江口の左右の二本柱は、
(関西側の立場としては)かなり要注意かも知れない。
今年3度目の紀三井寺。
←紀三井寺球場

試合終了後、整列して勝利の校歌を聞く(歌う?)
大阪桐蔭高校ナイン。
奥から3人目、頭ひとつ出ているのが中田翔。

今年の高校野球近畿大会の会場は、春・秋とも和歌山市の紀三井寺球場。
なにしろ遠いし、電車賃もかかる。
11月1日から“スルッとKANSAI・3daysチケット”が発売されるので
それまで待っても良かったが、
11月の3、4、5日の3連休は紀三井寺よりも他に行きたいところがあるもので。
ちょっとだけ安い切符をどうにか入手して今日行くことに。
しかし。
1年のうちに3度も紀三井寺へ行くことなど、これまでなかったよなぁ・・・(^^;


◇平成18年度秋季近畿地区高校野球大会 第3日◇

《第一試合(1回戦)》 
 近江高校(滋賀1位) 9−0 京都学園高校(京都3位) (7回コールド)


到着したときにはもう7回表だったので内容は省略。
7回裏に投げた近江の1年生投手・小熊凌祐が三者連続三振でゲームセット。

《第二試合(1回戦)》 
 大阪桐蔭高校(大阪1位) 6−0 天理高校(奈良2位)

天   理 000 000 000=0 H4 E1
大阪桐蔭 010 400 01X=6 H12 E1


天理:井口、尾中−中村   桐蔭:中田−岡田

【HR】生島(桐蔭・2回ソロ)、那賀(桐蔭・4回満塁)

過去の実績から言えば、近畿大会1回戦屈指の好カード。
そして大阪桐蔭の中田翔は以前から注目を集めている選手であり、
ネット裏はもちろん、応援席を除く区域は満員に近い賑わいである。

中田は新チームではエースナンバーを着けているが、
大阪府予選では確か1イニングも投げていないはず。
間違いでなければ、これが新チームになってからの公式戦初登板になる。

中田の振りかぶって左腿を高く上げる投球フォームは、
その恵まれた体躯をより大きく見せていると思う。
球はいかにも重そうだが、力でねじ伏せようとしている風には見えない。
最初のうちは1球1球を確かめるかのようにゆったりと投げていた。

天理の先発は背番号11の井口勇佑。
長身の右サイドスローで、球威よりも制球で勝負するタイプ。

2回裏、2アウトから生島峰至の左越ソロ本塁打で大阪桐蔭が先制。
4回裏には2アウト満塁で那賀裕司のグランドスラムが飛び出した。
那賀は8回裏にも6点目の皮切りとなる二塁打を打っていて、
今日は3安打の大当たりだった。

中田は投球のペースを徐々に上げて行き、
天理に三塁を踏ませぬ好投で4安打完封勝利。
奪った三振は(振り逃げ1を含めて)14個、
ちなみに外野フライでのアウトはわずかに1つだった。
打つほうでは4回打席に立つも快音は聞かれず。
うち2回は敬遠気味の四球で歩かされていた。

大阪桐蔭は、先週の普門館でのコンクールで銀賞を受賞した吹奏楽部が
60人ほどで応援演奏を繰り広げていた。
本塁打で得点したときには進軍ラッパに続いて『森のくまさん』。
奇数回の攻撃は打順ごとに曲を変えていて、
偶数回ではほぼ1曲で通していた(打者が替わるたびに演奏は中断される)。
8月24日の日記で触れた“あの曲”は1度も演奏されず。
まだまだ発展途上かも知れない。

この試合中、5回頃から雨がポツリポツリと降り出して来て
終了までほとんど止むことがなかった。
本降りだった7回表に大阪桐蔭の吹奏は楽器を撤収させ、
7回裏の攻撃では野球部員の太鼓だけが鳴っていた。
8回裏は吹奏楽部員が楽器を持たずにアカペラで応援に加わっていた。

ネット裏の屋根の下ならまだしも、
それ以外のコンクリート席で傘を差しつつの観戦は辛いものがある。
おまけにちょっと寒くなってきたので、
第三試合(北大津7−6東洋大姫路)はノックだけ見て球場を離れた。
朝の気象情報で、折り畳みの傘を持って出ることを勧められたのは良いとして、
「日中は汗ばむほどの陽気」と言っていたのは何だったんだ(苦笑)
とり急ぎ手短に。

今日は何だかんだで帰宅が20時を回っていたので、
セギノールの逆転本塁打は見ていません。
でも、新庄剛志の最後の打席と、
森本稀哲がウイニングボールを掴んで新庄と抱き合ったシーンだけは、
しっかりと見届けました。
今年もパシフィック・リーグのチームが日本シリーズを制覇。
嬉しいです。

しかし、44年ぶりの日本一、とは。
前回の日本一は“東映フライヤーズ”の時代だったわけですなぁ。

ともあれ、(さわさんほか)ファイターズファンの皆様、おめでとうございました。



ホークスファンとしては、来年こそは。

第5戦で終わってくれたおかげで週末はナゴヤへ行きやすくなったかも(^^;

殴り込み。

2006年10月25日 野球
関西学生野球リーグ伝統の一戦・同立戦(立同戦)は、
1回戦が延長20回だったのに飽きたらず2回戦も延長14回、
立命が5−4でサヨナラ勝ちした。
昨日は仕事がほんの少しだけ長引いたりして、
それから行っても終わってるかも知れない、というわけで西京極へは行かず。
結果、試合開始から4時間を経過しただろう21時30分を回ってもまだ終わらず。
KBS京都の生中継も終わり、立命館大学放送局(RBC)の実況を聴いていた。
まぁ行って最後まで観ていたとしても今日は仕事にならなかったと思う。
今日の3回戦は9回で終わったらしいが(立命館4−0同志社)。

22日の同立1回戦では、試合中に2度の“殴り込み”があった。
“殴り込み”という言葉はいささか穏やかではない響きだが、
簡単に言えば、応援団員が相手の応援席へ行ってパフォーマンスをすること。
毎回行われているかどうかは定かではないものの、過去にも見た覚えがある。
今回の“殴り込み”は6回表裏、そして16回表裏(だったと思う)。
まず、先攻の同志社応援席の中に立命のチアが現れ、
立命名物“BANANA”をみんなで踊ったかと思えば、
その裏は立命応援席に同志社のチアが現れて、
同志社名物“チャイナ”(勿論「D・O・S・H・ISHA同志社!」のコール付き)で
みんなが右往左往するという、妙に一体感のあるパフォーマンスだった。
2回戦のTV中継では、同志社が立命の“牛若”に合わせて“チャイナ”をしていたが。
お互いの名物応援の交換風景はなかなか、いやかなり楽しかった。
鬼神のごとく@西京極(追記完了)。
←西京極球場

第一試合の途中。
ライト側の照明塔の真上を、
飛行船が南の方へ飛んで行きました。
忙中閑あり。

◇関西学生野球秋季リーグ戦 第8節1回戦◇

《第一試合》 近畿大学 3−2 関西学院大学 (延長11回)

近 大 000 020 000 01=3 H12 E0
関 学 000 000 200 00=2  H7 E2


近大:巽、谷口、櫻井−有竹   関学:宮西、道下、宮崎啓、池田−清水

最終第8節が始まるまでに、
優勝の行方は関大、近大、関学の3校に絞られた。
関大はすでに8勝3敗の勝ち点4でシーズンを終えていて、
近大は残り2試合を連勝すれば9勝3敗1分の勝ち点4で優勝決定、
関学は残り2試合を連勝すれば関大と同成績で並び、プレーオフになる。
その近大と関学が最終節で直接対決。
1つ負ければそれで終わりという、トーナメントのような戦いである。


関学は宮西尚生(3・市立尼崎)、近大は巽真悟(2・新宮)の先発で始まった。
宮西は、初回冒頭から遊び球などないかのように
どんどんストライクを投げ込んでくる。
本人はそんなつもりは無いのだろうが、何をそんなに急いでいるのか?と
思えてしまうほど早く勝負に出たがっているように見えた。

その宮西から毎回安打を打ちながら1点が遠かった近大は、
5回表1アウト一、二塁、津田慶久(4・履正社)の適時打で先取点。
2アウト後、森志朗(3・岡山南)の内野ゴロ失策の間にもう1点を加える。

近大先発の巽だが、高校時代は球は速いがやや荒れ気味な印象があった。
(2004年7月24日の日記でも少し触れています)
近大に入って初めて観たが、腕の振りの良さは変わっていない。
6回まで被安打1の好投、関学打線を翻弄していた。

しかし7回裏、その巽が捕まった。
1アウトから4番の清水誉(4・小野)が中前安打で出ると、
冨山佑希(4・関西学院)、浜田翔吾(3・関西学院)も安打で続いて1点を返す。
松野悠大(4・三重)にも安打が出て4連打、
そして代打の門田隆志(3・今治西)は一塁へスクイズを成功させて同点に。
2アウトながらなおニ、三塁に走者を置く好機だったが、
巽が踏ん張って逆転を阻止。

絶対に負けられない戦いは延長戦へ。
11回表、近大が2アウト二、三塁の場面を迎えると、
関学は宮崎啓佑(1・三本松)から池田弘(4・浪速)へスイッチ。
近大も代打に堂浦大輔(3・智辯和歌山)を送る。
堂浦は池田の3球目をライトへ運び、これが決勝打に。
関学の優勝への望みを断ち切るような一打となった。



《第二試合》 同志社大学 2x−1 立命館大学 (延長20回)

立 命 000 000 000 000 000 001 00=1  H13 E4
同 大 000 000 000 000 000 001 01=2x H10 E1


立命:金刃、大橋、大島一−西川、乗替  
同大:佐川、山本昌、宝田−磯部、佐谷、近藤健

立命の先発はエースの金刃憲人(4・市立尼崎)。
金刃が先発した試合は何度も観てきたが、
立命のユニフォームを着て投げているところを実際に観るのは
これが最後かも知れない、という思いがあった。
最終シーズンの立同戦、どんな投球を見せてくれるか。

その期待に違わず立ち上がりからビシビシと投げ込んで来る。
スコアを付けながら、三振を奪うたびに自然と感嘆の声が漏れる。
そして何よりもフィールディングの良さ。
私がこれまで観た中では最高に近い投球を見せていたと思う。

同志社は2回生ながら今季も“奮投”を続ける佐川仁崇(2・大阪桐蔭)が先発。
勢いのある投球は観ていてとても気持ちが良い。
安打は許しながらも要所を締めるところは金刃にも引けを取らない。
9回表、途中から出場している柳田一喜(1・神港学園神港)の三塁打のあとも
きちんと抑えていた。

9回を終わって、金刃は被安打3、与四死球2、奪三振9。
佐川は被安打7、与四死球2、奪三振11。
しびれるような投手戦はともに無失点のまま、
第一試合に続いて延長戦へ。

佐川は10回裏の攻撃で代打を送られたために降板したが、
金刃の力投はまだまだ続く。
しかも回を追うごとに球威が増している気がする。
投げる瞬間に歯を食いしばったその顔は、まるで鬼神が乗り移ったかのよう。
そして、マウンド上で見せる不敵な笑みにも似た表情を双眼鏡越しに見て、
(本人は笑っているつもりでは無いだろうが)
私は奈良・興福寺の阿修羅像を一瞬思い浮かべたものだった。

私のスコアメモは12回まで。
その裏に続けようか一瞬迷ったが、次のメモを用意する。
2枚目に達したのはこの夏の甲子園の決勝以来だ。

同志社も、11回から登板した山本昌英(3・箕島)が粘り強く投げ、
16回からは宝田将志(2・旭川東)へとつなぐ。
立命、同志社とも走者を得点圏まで進めながらあと一本が出ない。

イニングは進んで18回表、先頭の西川喬将(4・立命館宇治)が安打で出塁。
金刃が犠打で送り、川端裕也(4・神港学園神港)の安打で一、三塁に。
宝田の暴投で川端が二塁へ進むと、
藤原大輔(2・立命館宇治)がスクイズを成功させてようやく均衡が破れた。

その裏、金刃はまず土井一也(3・徳島商業)からこの試合20個目の三振を奪う。
しかし続く佐谷崇行(3・小倉)に二塁打が出て、辻康裕(3・広陵)が代走。
代打の秋吉洋兵(4・東筑)に死球を与えると、
阪田誠(4・倉敷商業)が内野ゴロ失策で1アウト満塁。
ここで藤本和隆(3・郡山)は金刃の4球目をライトへ運び、これが犠飛となって同点。
延長戦はまだ続く。
場内放送が、20時を越えて新しいイニングに入らないことを告げる。
(正直言えば、私は延長のリミットは4時間越えだと勘違いしていたのだった)

立命は19回先頭から大橋勝幸(3・智辯学園)が登板。
尾上幸也(4・玉野光南)が3本目の安打を放ったが、結局無得点。
手元の時計では19時58分、20回がこの試合の最終イニングになる。

20回表は西川が安打と盗塁で二塁まで進むも後続無く、
立命の勝利はここで消えた。
その裏、同志社はこの回から登板の大島一修(2・京都成章)に対して、
先頭の代打・谷英明(2・杵築)が失策で出塁。
大崎健士郎(2・岡山城東)が安打で続き、サヨナラの好機が広がる。
阪田は三塁ゴロ併殺に倒れたが、三塁に走者を残して藤本が打席に。
藤本の当たりは左中間に落ちる安打となって谷がサヨナラの本塁へ。
5時間にわたる大熱戦(公式記録では4時間59分)にピリオドが打たれた。


私が球場で観戦した記録に残る試合の中で、最長の延長戦は18回。
(1997年9月6日・関西六大学@西京極 京産大2−2大経大)
まさか20回に達しようとは夢にも思わなかった。
しかも17回までゼロ行進、これ以上ないほどの素晴らしい投手戦。
2試合続けての延長戦は観ていて疲れたのは確かではあるが、
この何とも言えぬ充実感はどう表現して良いものやら・・・
筆舌に尽くしがたい西京極の一日だった。
◇京滋大学野球秋季リーグ戦(1部) 第8節1回戦◇

《第一試合》 佛教大学 7−2 京都学園大学

佛教大 012 202 000=7 H9 E0
学園大 000 100 100=2 H6 E6


佛教:谷掛−国友   学園:宮内、近藤、濱崎−植村

京滋リーグの優勝を賭けた最終節の2強対決、先制したのは佛教大。
2回表1アウト一、三塁で、栗田裕章(2・天理)の遊ゴロの間に1点。
3回表は物部友徳(3・生光学園)の適時打と
篠原陽介(3・大産大附属)の左越え二塁打で2点。
4回表には西田修二(1・天理)が左越え適時三塁打、
中継が乱れる間に西田も還って佛教大が徐々にリードを広げ、
学園大先発の宮内大輔(3・大阪学院大高)を4回で降板させた。

佛教大の先発は谷掛雄介(2・須知)。
持ち前の速球はやや抑え気味に見えたものの、その分打たせて取る投球。
4回に植村友彦(1・鳥羽)の二塁打で1点は失ったが、
味方の大きな援護に助けられた感も。

6回表、佛教大は西田の犠飛と物部の適時打で2点をさらに追加、
7点差を付けてコールドゲームに持ち込みたいところだったが、
6回、7回とあと1点が取れそうな場面で後が続かず。
とは言え、リーグ戦全勝優勝まであと1勝に迫った。

春の覇者・学園大は1、2回生中心の布陣。
良くも悪くも“若さ”が試合の中の随所に現れていたように思う。
それにしても6失策は痛い。



《第二試合》 京都創成大学 14−7 びわこ成蹊スポーツ大学
     (8回コールド)

創成大 310 400 51=14
びわ大 100 600 00= 7


創成:芦田−照屋   びわスポ:田中節、坂本、松本−石暮

※6回裏終了まで観戦

創成大は1回表、吉田良允(4・網野)が満塁の走者一掃の二塁打で3点を先制。
3回表には嶋田拓也(2・社)の適時打で追加点を奪うと、
4回表は4本の長短打を集中、北岡裕介(3・洛陽工業)の2点適時打などで
さらに4点。

4回にして7点をリードされ、劣勢のびわスポ大だったが、
4点を奪われたその裏、1アウトから3連続安打で満塁とすると、
星野大輔(2・市立尼崎)の内野ゴロが失策となる間に2人が生還。
倉田将司(1・仁川学院)が死球のあと、
後藤哲也(2・春日)が右中間を深々と破る2点適時二塁打。
石暮琢也(3・比叡山)にも適時打が出てあっと言う間に1点差に迫った。

4回終了で8−7、という何とも言えない展開であったが、
都合で今日は西京極15時42分発の急行に乗らねばならず、
6回終了で球場をあとにした。
持ち味充分@豊中。
←豊中ローズ球場

阪急宝塚線・服部駅と曽根駅の間にあります。

球場までの距離と食料の買出し事情で選ぶなら曽根駅、
道のわかりやすさで選ぶなら服部駅、でしょうか。


午前中、大阪市内の某病院で月例の診察を受けたあと、
豊中ローズ球場の阪神リーグへ。
病院近くに豊中方面へ行く阪急バスの乗り場があったので、今回はそれを利用。
“豊中四中前”の停留所から10分強で行けそうだが、
コンビニや郵便局に寄ったりしていたのでその倍近くはかかったはず。
10月半ばとは思えない暑さの中、第一試合の終了直後に到着。
得点と帝塚山大のユニが以前観たときと変わっていることだけは確認できた。

◇阪神大学野球秋季リーグ戦(1部) 第7節1回戦◇

《第一試合》 関西外国語大学 5−2 帝塚山大学

《第二試合》 関西国際大学 5−4 天理大学 (延長10回)

関国大 200 011 000 1=5 H14 E0
天理大 003 001 000 0=4  H6 E0


関国:榊原−森脇   天理:牛島−森川

1回表、関西国際大は走者を2人置いて前田哲志(1・智辯和歌山)の二塁打で先制、
大前勇気(3・育英)の内野ゴロの間にもう1点を追加する好スタート。
先発・榊原諒(2・中京)の立ち上がりも良く、1、2回を3人ずつで終えた。

天理大は3回裏、先頭の鬼山大輝(1・布施)が安打で出塁。
犠打で二塁へ進んだあと四球と安打で満塁とすると、
青崎恭平(4・酒田南)がライトへの適時二塁打を放ち同点。
さらに尾崎翔一(2・交野)の犠飛で逆転した。

天理大先発・牛島明彦(3・斑鳩)の打たせて取る投球の前に
追加点が奪えないまま逆転を許した関西国際大だが、
5回表に桑畑隆志(1・県立和歌山商業)の犠飛で追いつくと、
6回表は森脇俊彦(3・三原)の適時打で再びリードする。
しかし天理大もその裏に浅海勇輝(2・初芝橋本)が同点の適時打で食い下がり、
シーソーゲームが続く。
9回表、裏ともに得点機はあったがそれを逃し、試合は延長戦へ。

10回表、1アウトで樋口拓平(2・東和大附属東和)がセーフティーバントを決めた。
樋口は6回表に代走として出場、4点目の本塁を踏んでいる。
皆本晃佑(1・市立和歌山商業)が犠打で送ると、
原田知幸(3・明徳義塾)の中前安打で樋口は俊足を生かして決勝のホームへ。


二転、三転のシーソーゲームでは投手戦とは言えないのだろうが、
この試合は二人の先発投手がともに延長戦を最後まで投げきった。
球威充分で常にストライクが先行、投球テンポも良かった榊原と、
14安打を打たれながらも冷静かつ巧みな投球でしのいでいた牛島。
両投手の持ち味が充分出ていたという点では、
投手戦と呼んでも良い好ゲームだったと思う。

3連覇@西京極。

2006年10月15日 野球
3連覇@西京極。
←西京極球場

龍谷大学、関六3連覇!



昨夜、友人にメールを送った後いつ寝たのかわからないまま深い眠りに落ち、
今朝8時前まで一度も目が覚めることがなかった。
金曜〜土曜にかけてあまり眠れなかった分を取り戻せたか(苦笑)

さすがに2日続けて皇子山へ行くだけのパワーはなく、
13時開始の西京極へ。
今季のリーグ優勝を賭けた“龍産(産龍)戦”である。

◇関西六大学野球秋季リーグ戦 第7節・2回戦◇

龍谷大学 1−0 京都産業大学

京産大 000 000 000=0 H4 E0
龍谷大 001 000 00X=1 H7 E1


※龍谷大学は3季連続21回目の優勝(旧関六の1回含む)

京産:宇田川、大音−野地   龍谷:河野−後藤

【HR】藤本(龍谷・3回ソロ)

1回表裏とも走者が二人出るも、得点には結びつかず、
2回はともに三者凡退と似たものどうしの立ち上がり。
龍谷大先発の河野伸吾(4・平安)はややボール球が先行気味だったが、
力のある球で2回までに3つの三振を奪う。
京産大は左腕の宇田川雄一郎(2・大谷)が先発。

3回裏、龍谷大は1アウトから1番に戻って藤本智志(4・登美ヶ丘)が打席に。
フルカウントからの7球目をレフトへ運び、
これがフェンスを越えて先制アーチとなった。

4回裏、1アウト二塁で深瀬克仁(3・香川西)の打球が宇田川を強襲、
宇田川はこれを素早く三塁へ送球して進塁を食い止める。
しかし次の坂本健児(2・香川西)がレフトへの二塁打。
適時打になってもおかしくなかったが深瀬は三塁に止まった。
ここで宇田川は降板、昨日の先発だった大音周平(4・塔南)が後続を断つ。

京産大は6回表、2アウトから市来悟(4・平安)が四球を選び、
炭山和輝(2・如水館)が安打で続いて一、二塁に。
中村光佑(4・大阪桐蔭)の打席でバッテリーミスがありそれぞれ進塁、
絶好の同点、そして逆転の機会を得る。
しかし河野はここで踏ん張りを見せ、中村を三振に打ち取って難を逃れた。

9回表、2アウトランナーなし。
龍谷大の優勝まであとひとりとなったところで、打席には中村。
中村の打球はライトの明神宏文(4・高知)の頭上を越えようかという当たりだったが、
明神がダイビングキャッチを試みてこれを見事に成功。
或る意味劇的な終わり方で龍谷大の3連覇が決まった。
河野は11個の三振を奪って胴上げ投手に。

今日の試合はKBS京都TVで19時から録画中継がある。
ひょっとしたら映っているかも知れない、と
ヒヤヒヤしつつ見ることになるだろう(大汗)
三役揃い踏み@皇子山(追記あり)。
←皇子山球場

6回裏終了後(手元の時計で16時30分)、点灯試合に。

これを撮ったのは17時20分頃。
秋の陽は釣瓶落とし、とはよく言ったもので・・・。

「皇子山で8時30分開始なんて誰が考えたんだよー」
などと心の中でブツクサ言いながら、大阪駅7時過ぎ発の快速に乗っていた。
文句を垂れるぐらいならそんな朝早く出かけなくても良いものを、
5時頃に目覚めてしまったものは仕方がない。
大阪の企業5チームが一日で観られる、しかも代表決定戦。
これは結構オイシイと思う(笑)


◇第33回社会人野球日本選手権大会 近畿地区第二次予選・代表決定戦◇

(イニングスコアのチーム名は皇子山球場のスコアボードの表記です。念のため)

《第一試合》 日本生命 4−3 NTT西日本

日 生 120 000 010=4 H11 E0
N T T 000 101 100=3  H9 E0


※日本生命は7年連続25回目の出場

日生:国安、山脇、土井−佐久間、藤田   N西:那須、小原、徳留、合田−越智


1回表は下野敦司の適時二塁打、
2回表には4本の安打を集めて日生が序盤から得点を重ね、
N西先発の那須大志を早々とKOした。
しかし2番手の小原孝元が以後好投を見せ、N西の反撃を待つ。

N西は4回裏、先頭の2番黒塚浩行がレフト線に二塁打。
河本泰浩も安打で続くと、1アウト後に若林建志がライトへの適時打でまず1点。
6回裏にも二塁打で出た河本を若林が適時打で還した。
若林は本塁クロスプレーの間に二塁を奪おうとしたが敢え無くアウトに。

7回裏から日生は山脇大輔が登板。
1アウト後、代打の北?寛明が安打で出て、犠打で二塁へ進むと
宮崎昌樹が山脇の初球を右中間へ運ぶ三塁打。
N西が同点に追いついた。
ここで日生は土井善和をマウンドへ送り、一色和也を三振で終え逆転は許さず。

8回表、小原は疲れが出てきたのか、下野と澄川昌也に連続安打を浴び
佐々木勇喜を四球で歩かせたところで徳留慶にマウンドを譲ったが、
徳留は阿部浩二に死球を与えて押し出してこれが決勝点に。
土井は守護神ぶりを発揮してN西の反撃を許さず、日生が逃げ切った。


《第二試合》 松下電器 2x−1 新日本製鐵広畑 (延長11回)

新日鉄 000 000 000 10=1 H9 E1
松 下 000 000 000 11=2x H7 E0


※松下電器は13年連続28回目の出場

広畑:池田−小畠   松下:山本隆司、小川−新田、大久保


広畑・池田強志、松下・山本隆司の両先発投手による息詰まる投手戦。
広畑は毎回のように走者を出したが、
山本の気迫の投球と松下守備陣の度重なる好守に得点を阻まれる。
池田は9回まで被安打3だったがそのうち2本は内野安打。
三塁を踏ませなかった。

0−0のまま延長戦に突入した10回表、
この回から登板した小川仁から広畑が1アウト二塁の好機を得て、
大嶋将也が右中間への二塁打を放ち均衡を破った。
その裏の松下は2本の安打で1アウト一、三塁とすると、
代打の山内弘一が投手前にスクイズ。
池田がこれを処理する際に体勢を崩し、捕手への送球が間に合わず同点に。
さらに走者を二人置く状況だったが、併殺に打ち取ってさらに延長戦が続く。

11回裏、坂口直樹が絶妙のセーフティーバントで出塁。
甲斐俊治の犠打で二塁へ進み、梶原康司の左中間への安打で
坂口は13年連続の代表を決めるサヨナラの本塁へと駆け抜けた。


《第三試合》 大阪ガス 5−2 デュプロ

大ガス 100 000 040=5  H6 E1
デュプ 011 000 000=2 H11 E2


※大阪ガスは6年連続13回目の出場

大ガス:宮川、小嶋、山田幸−倉重   デュプロ:米澤、松本−味園

【HR】山口修(デュプロ・3回ソロ)


大ガスは1回表、2アウトから田中洋平と澤多弘也の連続二塁打で
幸先良く先制点を奪った。
しかしデュプロも負けじと、2回裏に山口修平の右越えソロ本塁打で同点。
3回裏は味園博和の左犠飛で逆転した。

デュプロ・米澤馨士は2回以降は連打を許さず。
米澤の好投に応えたいところだったが、
毎回走者を出しながらもあと1本が出ず、膠着状態へ回は終盤へと進む。

8回からデュプロは松本幸大が登板したが、
牧野光将、荒川大輔に連続死球と不安な立ち上がり。
田中洋平の投前犠打を三塁で封殺しようとしたがこれが失策となり、同点。
続く澤多が右中間を抜ける三塁打で2者を還し、四番らしい打撃を見せた。
代打・平山涼の適時二塁打がダメ押しとなり、大ガスが勝利。
日生、松下に続いて、今年の都市対抗の阪和三代表チームが
揃って選手権の切符を掴んだことになった。


ちなみに、今日の3試合で最も観客の拍手が集中していたのは広畑だった。
他の5チームよりも遠いはずだが、
(行こうと思えば)姫路から新快速1本で行けるということもあるのだろうか。
・・・あまり関係ないかも知れないが。
9回表、ホークスの攻撃がすべて森本稀哲への飛球で終わったとき。
ファイターズが決勝点を挙げるとするならば、やっぱり稀哲だろう、と
なぜか確信してしまった。

その稀哲が9回裏の先頭打者、ストレートの四球で歩く。
田中賢介の犠打で二塁へ進み、小笠原道大が敬遠の四球で一、二塁。
フェルナンド・セギノールは斉藤和巳のフォークに空振り三振を喫する。
稲葉篤紀は二遊間へ転がし、
仲澤忠厚が二塁に入った川?宗則へ送球するもセーフに。
この間に稀哲が二塁から本塁へ疾走、
二塁で体勢を崩していた川?はどうにか本塁へ送球したが、間に合わず。
北海道日本ハムファイターズが、本拠地札幌で25年ぶりのリーグ優勝を決めた。

思えば、1999年。
ホークスが福岡へ移って初めてリーグ優勝を果たしたときの相手は、
ファイターズだった。
浅からぬ因縁と言えるかも知れない。

正直言えば悔しいのだが、
田中幸雄が遠慮しながらも皆に引っ張られるようにして、
胴上げをされているのを見ていると、あぁ、良かったなぁ・・・とシミジミ。
数少なくなった同世代の選手でもあるし。

サヨナラの瞬間、松中信彦はレフトで呆然と座り込んでしまい、
マウンドでしゃがみこんで立ち上がれなかった斉藤和巳は、
フリオ・ズレータとホルベルト・カブレラに両脇を抱えられるようにして
ベンチへ帰って行くのがTV画面に映し出されていた。
この悔しさを忘れることなく、
来年こそは1位通過、プレーオフ制覇、そして日本一へ。
世界一をめざすまでにするべきことは限りなくあるのだから。
NHK・BS1で、パシフィックリーグプレーオフ第2ステージ(札幌D)の中継。

マイクが拾ってしまうからしかたないのだけれど、
よりによってNHKの画面からかすかに・・・

♪ハムソーセージおいしそ〜 ハムソーセージたーべたいな〜

って聞こえてくると、笑ってしまうではないか。

しかし、ダルビッシュ有。凄いなぁ。
明日で終わってくれたほうが、こちらとしても後腐れなしに気持ちを切り替えられる。
ライオンズに2つ勝てたのは嬉しいけれど、
そもそも3位のチームがこんなところに居てはイカンのですよ。
兵庫県初優勝@尼崎記念公園。
←尼崎市記念公園野球場

兵庫県、サヨナラ本塁打で初優勝!



昨日貰ったプログラムでは、決勝戦は9時開始とあった。
ちなみに小田南公園での3位決定戦(7回制)は、
尼崎記念公園での表彰式に間に合うように8時30分開始。
余裕を持って少し早めに出てきたつもりだったが、
公園に入る前にスタメン発表のアナウンスが聞こえてきた。
あの声と独特の抑揚は甲子園のアナウンスそのものだ。

一塁側、兵庫県の応援席から太鼓の音がする。
ネット裏のスタンドもかなり埋まっていた。
試合開始は8時47分。


◇第61回国民体育大会 軟式野球競技会・一般A 最終日◇

《決勝戦》 兵庫県(選抜) 1x−0 山形県(東北パイオニア、選抜)

山形県 000 000 000=0  H3 E0
兵庫県 000 000 001=1x H4 E1


山形県:川崎−荒木   兵庫県:藤尾、蔭山−白井、小山

【HR】北島(兵庫県・9回ソロ=サヨナラ=)

※兵庫県は初優勝



兵庫県の先発は藤尾博文(グローリー工業)。
打たせて取るタイプの右スリークオーターで、
その体型やフォームが平沼定晴(元・中日、ロッテ)を彷彿とさせる。
山形県の川崎亮(公徳会佐藤病院)は球威充分の右オーバースロー。
4回まで互いに被安打1本、いかにも軟式らしい投手戦になった。

5回表、山形県は1アウトから我妻貴志(NECパーソナルプロダクツ)が、
今日2本目の安打をレフトへ放つ。
続く川崎がバント、しかし捕手の二塁送球が逸れて初めて二人が塁に。
浦野崇之のバントで2アウト二、三塁としたが、
久保貴俊が遊ゴロに倒れて得点ならず。

兵庫県も7回裏に安打とボークで走者を三塁にまで進めたが、
あと一本が出なかった。

イニング交替のインターバルの間に、他会場の途中経過、結果が放送される。
3位決定戦は熊本県が3−2で鳥取県に勝ったとのこと。

7回表から兵庫県は蔭山将和(三洋電機)が登板。
長身からのキレの良い球で3イニングを完全に抑え、
0−0のまま9回裏へ。
兵庫県は1番打者・北島健司(グローリー工業)からの好打順。
その北島が、5球目をライトポール際へ放り込んで、
あまりにも劇的なサヨナラ本塁打で優勝を決めた。



今年は、軟式野球(一般)の大きな大会が近畿で2つも開催された。
これまで軟式と言えば高校しか観ていなかったのだが、
今回こうして観に行く機会に恵まれたのが嬉しい。
一般Aは軟式野球のトップクラス。
硬式とはひと味違った、レベルの高いプレーを観ることができる。
硬式の社会人野球よりも情報があまりにも少ないのが難点ではあるが、
また観に行ってみたいと思う。
兵庫国体・軟式野球@小田南公園。
←尼崎市小田南公園野球場

中堅110m、両翼90m。
照明塔もある軟式野球場。

阪神電車・大物(だいもつ)駅から徒歩5分。

阪神本線と西大阪線が大物駅の手前で合流するところに、
照明塔付きの野球場があるのが見える。
そこで観戦する機会は今までなかったのだが、
国体の軟式野球競技(しかも一般A)で使われることを知り、
一度観ておかねば、と思ってちょっと寄ってみた。

ネット裏は関係者用のテントでほぼ占拠されており、
内野席には仮設スタンドが。
選手名を表示するスペースが無いので、
場内アナウンスが頼り。
その場内アナウンス、社会人野球の試合でよく耳にする声のような気が・・・。


◇第61回国民体育大会 軟式野球競技会・一般A 第3日◇

《第一試合・5−8位決定予備戦》 
北海道(六花亭製菓) 3−0 広島県(佐川急便中国支社)

北海道 200 001 0=3
広島県 000 000 0=0


北海道:片山−松岡   広島県:重森、今野−林

4回表途中から観戦。
北海道のユニフォームは、
胸の文字は“HOKKAIDO”ながら、後ろ姿だけだと慶應そのまま。
6回表の1点は2アウト二塁で山縣洋介の適時エンタイトル二塁打。

5−8位決定予備戦は7回で試合終了ということを知らなかったので、
えっ?もう終わり?という感じだった。

《第二試合・準決勝》 
山形県(東北パイオニア、選抜) 3−0 熊本県(ホンダ熊本、選抜)

熊本県 000 000 000=0
山形県 000 000 30X=3


熊本県:山野−副島   山形県:佐藤−荒木

※4回裏終了まで観戦

熊本県の先発・山野孝典はホンダ熊本の硬式でも活躍した投手。
私の近くで観ていたお客さんが「速いなぁ〜」と言っていた。
一方、山形県の先発は佐藤亘。
これまでの球歴は知らないが、球の出所が見にくそうなサウスポー。
(山形しあわせ銀行に同姓同名の右投手が居ます)
11時過ぎにはここを出る必要があったので残念だったが、
4回まではまさに投手戦だった。

準決勝だからか、三塁側・熊本県のスタンドには
尼崎市立尼崎東高校の吹奏楽部が応援に駆けつけていた。
高校野球の定番曲で1番から9番まで曲を揃え、
4回には『はばタンカーニバル』を演奏、5回攻撃前は『おてもやん』だった。


公開競技の高校野球・硬式の部(高砂)は、
絶対場内がパニックになると思って最初から行く気が起こらず。
同じく軟式の部(丹波市・春日スタジアム)は都合が付かず、
どちらもスカイAのTV中継を見ただけ。
今日、軟式野球(一般A)を少しだけ観戦してやっと国体の雰囲気を味わった次第。
明日は尼崎記念公園で決勝戦(兵庫県vs山形県)だが、
どうしようかな・・・。
東へ横へ・その2(追記あり)。
←明治神宮野球場にて

O君、2月の約束は守ったよ(謎)



相鉄〜東急(東横特急)〜東京メトロ銀座線の乗り継ぎが、
あまりにも良いタイミングでうまく行ったおかげか。
(東横線の横浜駅は地下にもぐってから初めてだったが)
保土ヶ谷球場を出てからおよそ1時間30分で神宮球場に到着。
三塁側で“師匠”や他の方々から歓迎を受ける。


◇東京六大学秋季リーグ戦・第5週1回戦◇

《第二試合》 明治大学 9−0 東京大学

T 000 000 000=0 H2 E1
M 300 230 10X=9 H14 E1


東大:重信、三宅、岸−山田   明治:清代、池田憲、宮田−中野

【HR】佐々木(明治・5回2ラン)


4回裏途中から観戦。
・・・といっても、遅めの昼飯(朝に買った横浜チャーハン)を食べながら、
世間話をしたり写真を撮りに行ったりで、ほとんど試合を観ていない(笑)
師匠の話によると、東大の2番遊撃手・濱田昌平(1・茨木)は
この試合が初スタメンとのこと。
東大2安打のうちの1本は濱田だった。

明治のチャンスパターンに、1つだけ今まで聴いたことのない曲があった。
昔の刑事ドラマのテーマっぽいメロディーに思えたのだが・・・気になる。
(あとで確かめると“神風”という新曲で、東大戦がデビューだったらしい。)



訳あってその日のうちに大阪へ帰らなければならなかったので、
いつもながら(いや、いつも以上)に慌しい現地滞在ではあったが、
今回もモノではなく気持ち的なお土産をいっぱいもらって、帰途につくことができた。
渋谷へ向かう東横特急の車内で、無謀に近い移動をしている自分を省みて
「生き急いでるなぁ」と思ったりもしたけれど。
頻繁に行けるところではないだけに、
限られた滞在時間内でできる限りのことをしたい、と考えてしまう、
そんな性分なもので。


着陸態勢に入ろうとしている飛行機の窓から、月が煌々と輝いているのが見えた。
ほんに今宵は十六夜(いざよい)か。
空を飛びながら名月を眺めるのもまた良し、である。
東へ横へ・その1(追記あり)。
←保土ヶ谷公園野球場(横浜市保土ヶ谷区)

中堅120m、両翼95m。

横浜駅西口、保土ヶ谷駅西口から横浜市営バス25系統で
“保土ヶ谷野球場前”下車すぐ。
横浜駅西口から乗ったところ、今日は30分かかりました。


東京六大学野球・秋季リーグ戦が行われている期間で、
神宮へ行ける日となるとどう考えても10月7日しかなかった。
よって、その7日に照準を合わせて計画しようと思った・・・のだが。
何かとアタマの中が忙しいうえに、秋の長雨。
週間予報では、7日は“雨”という発表がしばらくされていて気が滅入り、
とても行く気分ではなかった。少なくとも5日までは。

しかし、6日。仕事を終えて会社を出る前に気象庁のHPを見たら、
東京は明け方まで雲は残るが晴れるとの予報が。
現金なもので、そこから一気に巻き返し(笑)
早速、ANAの特割が羽田→伊丹に残っていることを確かめて予約。
往路は新幹線を新横浜まで買うことにして、
コンビニで航空券の支払いを済ませたのが21時頃、という状態だった。

なぜ新横浜か、と言えば。
その日は横浜スタジアムで神奈川大学リーグの試合が予定されていて、
ちょっとだけ観てから東京へ行こう、と思っていた。
しかし、18時からベイスターズの試合が組まれてしまったために、
釜利谷の関東学院大学球場に変更されたとのこと。うぅむ。
京急の金沢文庫からさらにバスで行かねばならないのか・・・。
どうせならもうちょっと近めのところで、と探してみたら、
保土ヶ谷球場で高校野球の準決勝があるとのこと。
6年前に1度行ったきりでうろ覚えなのだが、横浜駅からバスで行けるし、
バスの乗り場がすぐに見つからなければ相鉄で星川まで乗れば良い。
1試合だけならその足で神宮へ行っても、第二試合の途中から観られるはず。

で、横浜線で横浜駅まで行き、崎陽軒の“横浜チャーハン”を買って(笑)
10時過ぎに横浜駅西口のバスターミナルへ。
乗り場は意外と早く見つかったが、それなりの列ができている。
バスは出発の時点でほぼ満員に近い乗車率だった。

保土ヶ谷のネット裏はすでに満員状態。
一塁側(桐蔭学園側)の真ん中あたりに席を見つけてそこで観戦。
日大藤沢の吹奏付きの応援を対面に見ることになる。


◇神奈川県高等学校野球秋季大会 準決勝◇

《第一試合》 日本大学藤沢高校 5x−4 桐蔭学園高校

桐蔭学園 000 011 020=4  H8 E1
日大藤沢 200 011 001=5x H10 E3


桐蔭:渡邉豪、春山、清水、櫻木、中畑−石川  日藤:古谷−川辺



日大藤沢は桐蔭学園先発・渡邉豪大の立ち上がりを攻め、
先頭の長谷川雅宜がいきなり二塁打で出塁。
その後犠打野選で一、二塁とすると、
渡邉は連続死球を与え押し出しで先制点を献上。
古谷真紘の犠飛で初回から2点をリードした。

その古谷が日大藤沢の先発。
山本昌広(D、日藤OB)と岡島秀樹(F)を掛け合わせたようなフォームの左腕。
適度に荒れていたこともあり、桐蔭学園はなかなか攻撃の糸口がつかめなかった。
しかし5回表、失策で出た走者をきっかけに、
井領雅貴の適時打でようやく1点を返した。
日大藤沢も負けじとその裏、内野安打+失策で再び点差を2点にする。
6回にも1点ずつを取り合い、前半とは試合の流れが変わってきた。

桐蔭学園は、8回表2アウト一、三塁の場面で暴投によって1点を拾うと、
沼崎千浩の適時打でついに同点に追いつく。

9回裏、日大藤沢の攻撃は1番の長谷川から。
マウンドには4人目の投手・櫻木将之が8回から上がっている。
長谷川はライトへの安打で出塁、村石賢祐が犠打で送ろうとしたが
投手の前に転がり二塁封殺。
しかし次の三枝木康平にストレートの四球を与え、菅野泰史にも安打で満塁に。
ここでライトを守っていた中畑瑛寛が櫻木に替わって登板。
こういう場面で替わったところへ飛ぶとはよく言ったもので、
5番・川辺健司の打球はライト前へ落ちて村石がサヨナラの本塁へ。
日大藤沢が関東大会出場を決めた。


敗れた桐蔭学園だが、9番二塁手の篠塚宜政が少し気になった。
4回の打席のうち、そのうちの2回は捕手の前に転がる当たり。
不本意な当たりのようでもあったが、最初は安打、次は失策を誘っていずれも出塁。
その次では四球を選んでいて、ちょっとした曲者ぶりだった。
守備でも打球への反応が速かったと思う(処理を焦ってか失策もあったが)。
ジャイアンツ・篠塚和典コーチの息子さんらしい。
ちなみに元Gの中畑清と5人目の投手だった中畑はたぶん関係ない・・・はず。
(中畑瑛寛は兵庫・三田学園中学出身)


手元の時計では試合時間は2時間58分。
球場前のバス停にたどりついたらもう14時を回っていた。
混雑するバスに横浜駅まで乗っていてもしょうがないので、
星川駅から相鉄に乗り換えることにした。
急がなければ。

(その2へつづく)

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