左腕の競演@スカイマークS。
←スカイマークスタジアム

投げるは金刃、打つは大隣。

この打席はレフトフライでした。


立命館大学・金刃憲人(4・市立尼崎)。
近畿大学・大隣憲司(4・京都学園)。
大学球界を代表する両サウスポーの対決を観んものと、
スカイマークスタジアムのネット裏には多くの観客が詰め掛けた。

今日、私がスカイマークSに到着したのは9時15分頃。
当然開門前。
こんなに早くここへ来たのはおそらく初めてである。
それだけ気がはやっていたのか?(笑)


◇関西学生野球春季リーグ 第6節1回戦◇

《第一試合》 立命館大学 6−1 近畿大学

近 大 000 001 000=1 H6 E1
立 命 000 032 01X=6 H7 E0


近大:大隣、滝谷−有竹   立命:金刃−西川

【HR】尾崎(立命・6回2ラン)

1回表、近大先頭の小瀬浩之(3・尽誠学園)が内野安打で出塁。
盗塁で二塁へ進むと、2番森志朗(3・岡山南)が投手前にバント。
しかし金刃はこれを素早く三塁へ送球し、進塁を防いだ。
2回にも先頭打者を四球で歩かせたあと、バントを上手く処理して併殺。
走者を出しても点を許さない投球が続いたが、四球がやや多めのような気も。

大隣も相変わらず重そうな球で、4回まで立命を内野安打1本のみに抑える。

試合が動いたのは5回裏。
2アウトながら2本の安打と四球で満塁とすると、
中塚浩太(4・広陵)がセンターの頭を越える走者一掃の三塁打。
ここまで打ちあぐねていた大隣から一挙に3点を奪った。

近大は6回表に森大樹(4・滝川第二)の適時打で1点を返したが、
その裏1アウト一塁で尾崎健太郎(3・日南学園)の本塁打が飛び出して
さらにリードを広げた。
大隣は6回を終えたところで代打を出され降板。

立命は8回裏、籾山幸徳(3・天理)の適時二塁打で1点を追加。
金刃は最後まで近大打線に粘られながらも9回を完投、
これがリーグ戦通算20勝目となった。

結果として、意外な点差という声も確かにあったが、
1球投げるごとに観衆の注目を集めるのはやはりこの対決ならではだった。


《第二試合》 同志社大学 4−3 関西学院大学

関 学 100 010 100=3 H9 E2
同 大 010 102 00X=4 H6 E0


関学:宮西−清水   同大:佐川−佐谷

関学が同志社先発の佐川仁崇(2・大阪桐蔭)の立ち上がりを攻め、
千蔵翔太郎(4・尼崎産業)の二塁打で1回表先制。
同志社も2回裏に尾上幸也(4・玉野光南)が二塁打で出ると、
阪田誠(4・倉敷商業)も安打で続いて追いついた。

4回裏には尾上の適時打で同志社が逆転すると、
5回表に清水誉(4・小野)の適時打で関学がまたもや同点。
そして6回裏、同志社は相手失策などで2アウト満塁の好機を迎え、
先制打を放った阪田が今度はライト前への2点適時打。
関学は7回表に黒川栄次(4・広陵)の二塁打で1点を奪うが、
追いつくまでには至らなかった。

佐川が4回と6回以外は毎回走者を出しながらも、
気が付けば12個もの三振を奪って完投勝利。
タフな2回生である。



今日の2試合では、近大が男子リーダーのみだったことを除けば
あとはすべてリーダー・チア・吹奏の三部合同応援。
関学が今季から?『アフリカン・シンフォニー』をレパートリーに加えている。
対戦相手の同志社は数年前からやってるんだけどなぁ。
阪急王子公園駅の階段を上がりきると同時に、
梅田行きの普通が出てしまった。

そんなこんなで、西京極に着いたのは第三試合の2回表。

◇第58回JABA京都大会 第5日◇

《第三試合・準々決勝》 松下電器 3−1 NTT北海道

NTT北 000 000 100=1 H6 E2
松  下 020 000 01X=3 H6 E0


N北:高谷−安宅   松下:田中篤、田中稔、山本隆司−新田

スコアボードに出ているラインアップをすべて書き終えたところで、
2回裏先頭の梶原康司が内野安打で出塁。
吉田憲一郎も安打で続くと、田原隆三郎の捕ゴロでそれぞれ進塁。
堀啓樹の打席で捕逸があり、松下が1点を拾う形になった。
堀が四球で歩いたあと、平山嗣人の犠飛で2点め。

5回まで田中篤史の前に1安打に抑えられていたNTT北海道は、
6回表2アウトから連続安打が出るも得点ならず。
7回表も、2アウトを取られてから小林周平がレフトへ二塁打。
続く野々村昌浩が二塁打で続き1点をもぎ取った。
初戦の甲賀健康医療専門学校戦でも、劣勢から7回に逆転していただけに
果たして・・・とは思ったが。
ここで松下は田中稔士をリリーフに送り、後続を断った。

8回裏は吉田憲の今日3本めの安打が適時打となって1点。
前の回から登板した山本隆司が9回表を簡単に3人で終えて、
松下は京都大会で3年ぶりのベスト4進出となった。

第一試合の開始が予定よりも早かったのかどうかは知らないが、
第三試合が終わったのは16時54分。
昨日のベーブルース杯を思えば、なんとスピーディーな。
完勝!@王子S。
←神戸市・王子スタジアム

観覧車をバックに。

文字通りの五月晴れでした。


◇第52回西日本社会人アメリカンフットボール選手権大会(GREEN BOWL)1回戦◇

イワタニ サイドワインダーズ
 0  0  0  0=0
 7  0  7  9=23
神戸ファイニーズ


第1クオーターから両チーム合わせて3度(神戸2、イワタニ1)のインターセプト。
QBのパスミスというよりも、ディフェンスの好判断か?
どちらかと言えばファイニーズのほうが動きが良い。
ちなみにファイニーズのQBは#18佐藤正治。
龍谷大学出身のフレッシュマンが、思い切りの良いプレーを見せる。

第1クオーター終了間際、#4松陰唯之がランで持ち込んで先制のタッチダウン。
まずは幸先良いスタート。

第3クオーター残り4分過ぎ、ファイニーズはフィールドゴールを決めようとしたが
相手のブロックに合い失敗・・・と思われたが、
そのはね返ったボールをファイニーズの選手が再びキャッチして、
敵陣エンドゾーン前で1stダウン獲得という珍しいプレーに。
その勢いで2つめのタッチダウンを#48宮下史彦が決めた。

第4クオーターは残り10分過ぎにフィールドゴールで3点を追加、
残り2分ではこれも新人の#27草清康弘が50ヤード以上走ってタッチダウン。
これだけ余裕を持って試合を観ていられるのって、いつ以来なんだろう(笑)

最後は最後で、イワタニがランでタッチダウンのはずが
反則で戻されるなどファイニーズにとってラッキーな場面もあり、
そのあともディフェンスが踏ん張って見事完封、完勝!
秋のXリーグでもこんな試合が観られたら良いのだけど。

次の試合(準決勝)は5月20日、長居球技場でアサヒ飲料と対戦。
先約があるので観に行けないけど。

ところで、今シーズンのクオータータイムのダンス。
はっきり言ってムチャクチャ覚えやすい!(笑)
私の世代だと、♪生麦生米生卵〜
思わず歌ってしまいそうになるような(謎)
とにかく、盛り上がれますよ〜。
ユニフォームの珍@長良川。
←岐阜メモリアルセンター長良川球場

JR岐阜、名鉄岐阜からバス“メモリアルセンター入口”下車。
行先表示に“メモリアル”と書かれたバスに乗りましょう。

私が乗ったのは14番。
JR岐阜駅から200円、約20分かかりました。


午前10時少し前。
近鉄名古屋駅の改札口が、これでもか、というぐらいごった返していた。
特急券売場に長い列ができている。
名古屋までの特急券は事前に買っておいたのだが、
帰りは当日でも良いや、と思っていたらこの有様。
ここで買っておかないとやばいかも知れないということで15分は並んだと思う。
一応少し遅めの特急券を買っておいて、JR名古屋駅へ。

長良川球場に到着したのは11時20分頃。
すでに第一試合は終わっていた。


◇第60回JABAベーブルース杯争奪全国社会人野球大会 第1日(予選リーグ)◇

《第一試合》 東芝 6−0 東海REX

観ていないので結果だけ。

この日、試合をする6チームの顔ぶれは確認済みのはずなのだが、
上のほうから見ていてどうも見慣れないユニフォームが。
そのとき、ひとりの選手の背中が見えた。そこには・・・


 A N
  21


まぎれもなく東芝。
東芝の白いユニフォームってこんなだったのか〜!
赤ユニしか持っていないのだろう、と冗談半分で思い込んでいたのだが、
その実物を目の当たりにしたのは今日が最初。

でも、東芝の白ユニはどちらかと言えばトヨタっぽいな、とも。



《第二試合》 中日ドラゴンズ(ファーム) 6−1 東邦ガス

東邦ガス 000 100 000=1 H7 E0
中  日 002 004 00X=6 H7 E1


東邦:菊地、龍崎、小南、長坂−岡崎、鶴岡   中日:吉見、久本、遠藤−小山

ドラゴンズは一塁側だが、ビジターのユニを着ている(上の画像)。

ドラゴンズの先発はトヨタ自動車から入ったルーキー・吉見一起。
3回までは無難な投球。
東邦ガスは左腕の菊地正法が、気合のこもった投球で2回を3人ずつ。

ドラゴンズは3回裏、2アウト二塁で中川裕貴の二塁打が出て先制すると、
森岡良介も続いて適時打で2点をリードした。
東邦ガスも、4回表に2アウトから内野安打を含む3安打を集中させて1点。

6回裏、この回から東邦ガスの投手は龍崎和浩に。
先頭の森岡にいきなり安打を許した後、1アウト一、二塁で春田剛が適時打。
小山良男が四球で歩いて満塁とすると、
中村一生がレフトへの三塁打でこの回合計4点を追加した。

結果として両チームとも7安打を放ってはいるが、
ドラゴンズの場合は得点した3回と6回に3本ずつを集中した形になっている。
東邦ガスは4回以外は散発、ここで差が開いたようなもの。

そして、ドラゴンズの7本目の安打は8回、代打・竹下哲史の二塁打。
竹下は育成選手として登録されていて、背番号は“202”。
打球がレフトの頭を越したとき、「いいぞ202番!」という声が上がった。
202番は、私がこれまで実際に見た中で最も大きな数字の背番号のユニで、
それを着けた選手が試合に出て安打を打つのを見たのはもちろん初めてである。



《第三試合》 シダックス 6−3 王子製紙

シダックス 000 401 100=6 H7 E1
王子製紙 000 300 000=3 H8 E1


シダ:加納、上田−坂田   王子:蓬莱、伊東、中田、石井−鈴木

【HR】徳山(シダ・6回ソロ)

当初の予定では第三試合の開始は14時のはずが、
1時間以上遅れて(手元の時計で)15時07分開始。

王子の先発・蓬莱伸哉が1回表の初球をいきなり暴投。
内野の失策と2個の四球もあって不安な立ち上がりだったが、
初回はなんとか無失点に抑えた。
しかし4回表、佐藤二郎(ツギオ)の二塁打を皮切りに
大江伸宏の二塁打などで4点を献上。
蓬莱は4点目を押し出し四球で与えたところで降板した。
その後を継いだ投手陣もあまり制球が定まらず、
捕手の鈴木賢一が大忙しで気の毒に思えるほど。

一方、シダックス先発の加納大祐もいまひとつ波に乗り切れないのか、
失点は許さないものの1回から3回まで連続してピンチを招いていた。
4回裏、王子は渡邊悟の2点適時打と湯浅貴博の適時打で1点差に。
しかしここで加納が踏ん張り、同点にはならず。

6回表は先頭打者の徳山聖訓がライトへソロ本塁打。
7回表には芦沢明の適時二塁打でシダックスは徐々にリードを広げる。
王子は4回までに8本の安打を浴びせながら、5回以降は音無し。
8回裏に代打4人を送る攻勢も実らなかった。

試合終了は(手元の時計で)18時21分。
18時30分までに終わってくれなければ途中退出するところだった。


この試合、6番サードで出場していた高阪行俊のユニが変だった。
パンフの背番号は“6”なのに、なぜか“11”。
しかもネームは“IWAASA”(笑)
岩浅達也(投手)のユニを着て試合に出ていたわけだ。
そういえば、シダックスは昨年の日本選手権でも、
野村克也監督が自分とは別人のユニを着ていたはず。
あのときはめったに着ない白ユニだったが、今日はいつもの赤。
どういうこと?(^^;


まぁ、今日は珍しいユニをいくつも見られたということで。
それにしても帰りはいつものことながら余裕なかったなぁ(汗)

個人としては。

2006年5月2日 野球
オリックス球団が、本拠地(専用球場)を大阪ドームにする云々の件について、
私のあくまでも個人的な考え。


今回の件は、今の私にとっては正直言って「どうでもいいこと」です。
あぁ、また(神戸の)ファンの神経を逆撫でしていやがるわ、と思った程度。


まず、現在の私の立場で言えば、
プロ野球からは一歩も二歩も退いた位置に居るわけです。
これが数年前だと・・・
例えば金曜日の夜にグリーンスタジアム神戸(当時)でホークス戦がある日などは、
球場で1時間ぐらいしか観られないにもかかわらず、
仕事を終えてからそれ以上の移動時間をかけてまで行ったものです。
しかし、今はそれほどの熱意は正直ありません。


また、別の例で言えば。
できるだけ安く試合を観るため、という理由ではあるものの、
近鉄バファローズのファンクラブに入ったりシーズンパスを買ったりして、
ホークス戦以外の試合でも時間があれば大阪ドームや藤井寺へ
足を運んでいたものですが、今はそんな気持ちにもなれません。


仮にオリックス球団が全ホームゲームを大阪ドームで開催することになっても、
私が大阪ドームに通う回数はまず増えないでしょう。
また、仮に全ホームゲームがスカイマークスタジアムでも同じこと。
いつでも球場に行けるぐらい近いところに住んでいるわけではありませんし。


さて。
現・スカイマークSでのプロ野球開催数が激減するであろうことに対しては、
私としては別の視点で考えています。

プロの試合が減るということは、それ以外の日程が増えるということ。
つまり、アマチュア野球で使う頻度が高くなるということです。
高校野球の兵庫大会や近畿大会、大学野球のリーグ戦、
そして都市対抗野球の兵庫予選など。(もちろんナイトゲームあり)
プロの試合を今まで以上に気にすることなく各日程が組めるのでは、と
素人考えながらも思う次第。
(例えて言うならば、現在のマスカットスタジアムのような使用状況?)

そうなったら私がスカイマークSへ通う回数は必ず増えるはずです。
(昨年は大学1、プロ1の計2試合のみ)


もし仮に、今回の移転話と時を同じくして、
スカイマークSを閉鎖するなどといった暴挙に球団が及んだとしたら、
私は署名集めでも何でもして断固抗議します。
プロの本拠地であろうがなかろうが、日本でも屈指の野球場ですから。


=================================

明日は、とりあえず名古屋まで行きます。
(希望していた時刻の特急券は今年も取れませんでしたが)
その先は・・・?
JABA京都大会、開幕@西京極。
←西京極球場(第二試合)

一塁側の最も高い位置から眺めれば、
こんな感じです。

三塁後方に見えるのは東山三十六峰・・・だったかと。

今年のJABA京都大会は今日(4月30日)からスタート。
風は少々キツめだがまぁまぁの好天に恵まれた。
屋根の下に居ても、第三試合途中までは寒さを感じず。
このまま順調に暖かくなってくれれば。

◇第58回JABA京都大会 第1日・1回戦◇

《第一試合》 NTT北海道 5−1 甲賀健康医療専門学校

甲 賀 000 100 000=1 H10 E0
NTT北 000 000 32X=5 H9 E2


甲賀:高森、吉田、竹内−熨斗   N北:伊敷−安宅

4回表途中から観戦。
その4回表に甲賀が長谷川裕規の適時打で1点を先制した。

甲賀の先発・高森一生は6回まで好投を続けていたが、
7回裏に後藤優也の同点適時打を含めて4連続安打を許す。
なおも1アウト満塁で高橋理臣がセンターへの浅いフライ。
ここで三塁走者の松田宏明が思い切ってスタートしたのが功を奏して逆転。
NTT北海道は8回裏にも2本の適時打で追加点を挙げ、
好投を続けていた伊敷昇大への大きな援護になった。


《第二試合》 松下電器 2−0 伏木海陸運送

松 下 000 011 000=2 H7 E1
伏 木 000 000 000=0 H7 E1


松下:山本隆之、田中稔−新田   伏木:安土、山崎−坂林

1回、2回と得点圏に走者を進めるもあと1本が出なかった松下だが、
5回表に2アウト二塁から平山嗣人の適時打でようやく先制点を奪う。
6回表にも吉田憲一郎の犠飛で1点追加。

松下の先発・山本隆之は7回まで投げ、被安打6も無四球で失点ゼロ。
要所を締める投球を野手陣の好守備がさらに盛り立てた感が。
8回から登板した田中稔士も持ち味を発揮し、完封リレーで締めくくった。

伏木は安打数では松下と同じであったが、
終盤走者を2人置く場面でいずれも併殺に倒れたのが痛かった。
安土繁春、山崎友彰の2投手が辛抱強く投げてはいたのだが。


《第三試合》 JR東海 3−2 中山硬式野球クラブ

中山ク 000 001 100=2 H5 E1
JR東海 000 111 00X=3 H8 E1


中山:小野−梅田   J海:大福、植野−宮澤、鈴木

JR東海はルーキーの大福翼(大阪産業大)が先発。
5回表2アウトで梅田泰史に打たれるまで、無安打の好投を見せる。

4回裏は失策絡み、5回裏は佐々木隆司の犠飛で1点ずつ奪ったが、
中山クラブ・小野真吾の粘りの投球に思うような攻撃ができないように見えた。
尾辻誠志の適時打で1点差に迫られたその裏、
2アウト三塁で日野原宏和がレフト線への二塁打。
適時打での得点はこの1点のみだった。

7回表、中山クラブが梅田の適時二塁打で2点目を奪ったところで、
JR東海は大福から植野竜二郎に交替。
好リリーフで中山クラブの追撃を振り切った。

JR東海だが、ちなみに西京極のスコアボードには「JR東」とあった。
これだとJR東日本と間違えてしまうではないか(苦笑)
手に汗握る?@南港。
←南港中央球場・一塁側から

写っているのは神戸大学応援団総部。

吹奏は来ていませんが、
終始元気に応援していました。


今季はなかなか都合が付かず、今まで観に行けなかった近畿リーグ。
この日を逃せばあきらめていたところだった。
2試合とも手に汗握るような試合。
と言っても、その2つでは握った汗の質が違う気もするのだが(笑)


◇近畿学生野球春季リーグ(1部) 第4節第2日◇

《第一試合》 奈良大学 9−4 和歌山大学

奈良大 101 040 012=9
和歌大 300 000 001=4


奈良:篠原−松下   和大:坂西、宮田−荒木

松下健(3・川西明峰)の適時打で1回表に奈良大が先制すると、
その裏の和歌山大は篠原元(3・斑鳩)の立ち上がりを攻め、
1アウト満塁から太田智之(2・桐蔭)がレフトオーバーの二塁打。
走者一掃で早くも逆転した。

奈良大は3回表に外野手の失策絡みで1点差にすると、
5回表は3本の安打で満塁となったところで山本直哉(4・橿原)が2点適時打。
松下の犠飛でさらに1点を追加し、再びリード。
篠原は2回から立ち直り、
スピードは無いが丁寧な投球で5回までは3人ずつ。
9回表には岩山真敏(4・香里丘)の適時三塁打と
西口和彦(4・山辺)のスクイズで2点、勝利をほぼ手中に収めた。

しかし。
前節の大阪大戦では何が起こったのかは知らないが、
1イニングに13点を取られているだけに油断は禁物。
篠原が先頭から3連続安打を許し、ノーアウト満塁のピンチに。
だが、小門亮介(4・岸和田)の内野安打の間の1点だけになんとか抑え、
今季2勝目となった。

恥ずかしながら、母校の試合を観たのはこれが今年最初。
昨年1部昇格時のメンバーの多くが卒業してしまい、
パンフに写真が載っている選手はわずか17人。
他の5校のように1ページが埋まらない。
1回生がまだ載っていないことを差し引いても、層の薄さは否めない。
正直言って、今季はひとつも勝てずに入替戦か・・・などと思っていたのだが、
勝ち試合を観られただけでも良し。
中盤以降は観ていて力が入りましたわ(^^;


《第二試合》 奈良産業大学 5−4 神戸大学

奈産大 110 010 101=5
神戸大 003 001 000=4


奈産:森田、岡、簫(しょう)、林−山戸   神戸:斎藤−余田

【HR】下濱(神戸・3回3ラン) 山戸(奈産・9回ソロ)

2点をリードされた神戸大の3回裏。
安打と四球の走者を置いて、3番の下濱大史(2・生野)がレフトへ3ラン。
あっという間に試合をひっくり返す。

5回表、佐川貴啓(4・PL学園)の適時打で奈良産大が同点に追いつけば、
神戸大は6回裏に林英樹(3・畝傍)の適時打でまた突き放し、
そして7回表に西本泰承(2・日南学園)のスクイズで再び同点。
追いつ追われつの1点を争う展開となった。

奈良産大は先発の森田一彦(4・奈良工業)を3回途中であきらめ、
岡太一(4・松山聖陵)から簫一傑(2・日南学園)へとリレー。
一方、神戸大は斎藤暢克(3・郡山)が粘り強い投球を終盤まで続ける。
毎回のように走者は出しても連打は許さない。

8回裏、神戸大は1アウトから藤田洋平(3・岸和田)が右中間へ三塁打を放つと、
ここで奈良産大は簫から林幸弘(3・北海道栄)にスイッチ。
林は後続を断ち、9回表の攻撃へ。

9回表は、2回に適時打を打っている山戸和樹(4・日南学園)から。
山戸は初球を叩くと、それがレフトスタンドへ突き刺さるソロ本塁打。
これが決勝打となり、奈良産大が2勝して勝ち点を挙げた。

冒頭にも書いたとおり、今日は神戸大学の応援団が来ていた。
リーグ戦での出席具合はどうかわからないが、
野球応援に来ているのを久しぶりに見た気がする。
今日の鳴り物はスネアドラム1つのみ。
宝ヶ池でのアメフットの試合を思い起こさせた。



第二試合の初め。
近くに住んでいると思われる小さな男の子が、
スコアを付けている私のそばに来て、
「なぁなぁ、何書いてるん?もしかしてスカウトなん?」
とか訊いてきた(苦笑)
しまいには私と友人の間にチョコンと座って、ちょっとした野球談義に。
(子どもにわかりやすく説明するのって難しいですなぁ(汗))
やがて他に興味を見つけたのか離れていったが、
休日、しかも近畿リーグで無料の南港中央球場らしい?のどかな光景だった。
明日4月29日からはゴールデンウイークとやらで、
中には9連休を取られる方も居られるようですが、
私の場合はカレンダーどおり。
つまり、明日明後日は普通の土・日と何ら変わりがございません。
祝日をひとつ損したような気分。

ま、来週にかけては京阪神を股にかけるにとどまらず、
勢い余って岐阜方面に足を伸ばすことになるかも知れませんが。
(長良川か大垣かは直前まで迷うなぁ)
自宅では時刻表と首っ引きになることが多そうです。
休日出勤が無いことを祈るばかり。

とりあえず今晩のうちに洗濯機を回しておいて、
明日の朝に干せるよう準備だけはしておこう(笑)
実際にこの眼で観ていない試合のことを書くのは気が引けるのだが、
日本野球連盟(JABA)のHPに掲載されているJABA岡山大会の結果について、
4月24日に行われたJR四国と大和高田クラブの内容に
どうも解せないところがあった。

ランニングスコアは以下のとおり。

JR四国 000 020 000 4=6
大和高田 002 000 000 0=2


JABAの記事では“延長10回よりタイブレーク”となっている。

しかし、この試合をマスカットスタジアムで観ていた友人によれば、
タイブレークではなかったという。

毎日インタラクティブの地域ニュース(岡山)に掲載されている記事では、

JR四国は延長十回、四球を足場に4連打を含む5安打を集中。一挙4点を奪って接戦を制した。(以下略)


とある。
この記事には10回表にJR四国が4点を取った経緯はあっても、
10回がタイブレーク方式だったとは書かれていない。
ということは、JABAのHPが誤りということになる。

近頃はその日の試合結果をその日のうちに更新できるようになって、
以前と比べればかなり重宝はしているのだが、これでは困る。
事実、JABAのHPに掲載されていることを鵜呑みにしている人も居るわけだし。

冒頭にも書いた、「観ていない試合のことを書くのは・・・」という理由はここである。
TVの中継を観ていたならまだしも、オフィシャルとは言えネット上の記事だけでは、
勝った負けた程度の薄っぺらな内容のものしか書けないと思う。
実際に観ている試合でさえ忘れがちなシーンが多いのに、
(スコアメモを付けているのはそれを防ぐため、言い換えればボケ防止だが(笑))
ランニングスコアや出場バッテリーだけで何が語れるのか、と。
私はあいにく「講釈師、見てきたような・・・」のごとき技術は持ち合わせていない。
その講釈師然として書かれたものが独り歩きしないとも限らないし。

試合の結果に対する感想はともかく、
観戦記についてはあくまでも現場主義ですので。
内容の正確さはもとより、現場に居なければわからないようなシーンも
その中に盛り込めるように心がけてはいるつもり。
難しいけど。
夜、帰宅してJスポーツESPNのホークス戦中継を観ていたら、
松中信彦がCMに出ていた。

“WE=HAWKS”(=は黄色)というキャッチコピーのホークスのCM。
最後には“公式戦チケット好評発売中”と出るのだが、
その中味が良い意味で馬鹿馬鹿しすぎて大笑いしてしまった。

「うおいちばっ!」

「かん・ぱちっ!」

「かいせんどんっ!」


・・・これで打てるんなら苦労はせんわっ!

なんてことは言いっこナシで。
こんなん、大好きです。

他にも、斉藤和巳や新垣渚が出演しているものもある。
この3パターンをまとめたバージョンもあって、これはこれでまた良い出来。
地元福岡のTVではどのぐらいの頻度で流れているのだろうか。



ちなみにこのCM(「コーチなヒトビト」という題あり)は、
福岡ソフトバンクホークスのオフィシャルHPで見ることができます。
今ごろ気が付いたのか(汗)
3×9=27@マスカットS。
←マスカットスタジアム(岡山県倉敷市)

上段席のさらに最上段から撮影。

攻撃しているのは大和高田クラブ。
今日は三塁側でも白ユニを着ています。

JABA岡山大会へはお天気次第で行こうと考えていたが、
朝、7時過ぎに眼を覚ましたら外は小雨。
これから回復に向かうとするならば岡山は大丈夫だろうと信じて、
お昼前ぐらいに着くことを目標に出発した。

果たせるかな、マスカットスタジアムに着いたら第一試合の9回裏。
まだ怪しそうな雲行きだが来てみて正解。
一応は雨天を想定して、屋根の大きな上段席で観ることに。

◇第50回JABA岡山大会 第3日・2回戦◇

《第一試合》 日産自動車九州 5−1 三菱重工広島

《第二試合》 大和高田クラブ 12−3 柵原クラブ (7回コールド)

大 和 003 050 4=12 H12 E0
柵 原 001 002 0= 3 H 5 E1

(※チーム名はスコアボードの表記のとおり)

大和:松井、田中、木挽−武田、柿元   柵原:川村、那須、渡邊、永安−田鍋

大和高田は3回表、三浦泰輝、山本貴紀、神田泰生の連続適時打で3点先制。
柵原(やなはら)クラブもその裏に大饗(おおあえ)良太郎のスクイズで1点を返す。

柵原クラブは3回途中から那須洋一が登板。
3回の残りと4回は無失点に抑えたが、5回に先頭から3安打を集中され、
押し出しの四球でこの回2点めを献上して降板。
三番手渡邊光弘も中須賀慎之介に2点適時二塁打を浴びるなど、
大和高田のビッグイニングを作ってしまった。

6回裏、田鍋慶喜の適時打などで2点を返した柵原クラブだが、
すかさず大和高田が7回表に再び集中打を見せて貫禄のコールド勝ち。

《第三試合》 JR四国 5−0 常石鉄工

JR四 031 000 001=5 H6 E2
常 石 000 000 000=0 H2 E4


J四:岩井−松谷   常石:野沢、田之上−福島

【HR】西村(J四・3回ソロ)

晴れてきたので下段席へ移動。

常石鉄工の試合を観るのはこれが初めて。
先発の野沢健は以前から観てみたい投手でもあった。
帝塚山大学(阪神大学リーグ)の出身で、
帝塚山が1部に昇格する前に5リーグ対抗のメンバーに選ばれたことがある。
私が観に行ったときは投げていなかったが、
あのとき一人だけ帝塚山のユニフォームを着ていた選手が常石に入ったのを
後から知った次第。

その野沢だが、2回表に連続四球で自らピンチを招く。
1アウト後、武市洋平の安打が野手の失策も重なって2人とも生還。
続く小松紘之も適時打で3点をリードされた。
3回表、西村雅之にライトポール際へのソロ本塁打を浴びたところで降板。
1回にはいい球が来ているように思えたのだが。

野沢からマウンドを引き継いだ田之上剛がなかなかの好投を見せ、
試合の流れを掴みたい常石ではあったが、今日はJR四国の岩井慎二が絶好調。
常にストライクが先行、打者の早打ちにも助けられて、
6回まで被安打1(失策1)ながら併殺や盗塁死もあって毎回3人ずつ。

7回裏、常石は先頭の黒川孝明が二塁打。
これで3人ずつの攻撃も途絶えたかに思われた。
しかし、吉田浩三の犠打が捕手への小さな飛球となり、
飛び出していた黒川は帰れずにタッチアウト。
9回裏にも失策で走者を出したがまたもや併殺、打者27人で終わった。



岡山まで来たのだから、やはり岡山らしいものは食べておかねば。

昼食は岡山駅で買ってきた駅弁をマスカットの上段席で。
今まで“桃太郎の祭ずし”しか買ったことがなかったので、
たまには、と思って“まるまる穴子ずし”を買ってみたが・・・結構いけます。

帰りの新幹線に乗る前、ちょっと早めの夕食で行ったのは、
2005年4月18日の日記でも少しだけ触れた“野村のカツ丼”。
その店構えは割烹みたいで敷居が高そうだが、意外と庶民的。
岡山だからもちろんドミグラスソースのほうを選んだ。
これで場所は覚えたぞ、と(笑)
エエもん見たなぁ@堺浜〜大阪D。
←堺浜野球場

一塁側:中山硬式野球クラブ

三塁側:八尾ベースボールクラブ

両チームとも胸番号あり。
16日よりも守備位置のチェックがしやすかったです。


府道26号線(新なにわ筋〜大阪臨海線)が松屋附近の事故の影響で渋滞。
市バスも遅れていて、余裕を持って出たつもりが開始ギリギリの球場入り。
とは言え、開始予定時刻よりも15分早い9時45分に始まったのだが。


◇第77回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第一次予選 第2日・1回戦◇

《第一試合》 中山硬式野球クラブ 3x−2 八尾ベースボールクラブ

八 尾 000 020 000=2
中 山 000 000 111=3x


八尾:森田、金島、金澤、横川−三宅、金銅   中山:小野−梅田

【HR】飯田(中山・9回ソロサヨナラ)

今日は八尾ベースボールクラブ初の公式戦。
八尾は私にとっては地元中の地元である。

八尾クラブのHPには部員名簿があるのだが、
そこに森田要の名を見つけたときには正直驚いた。

森田は大阪市立大学のエースとして、近畿学生リーグで活躍した左腕。
2004年春のリーグ戦ではベストナインにも選ばれている。
まだ1回生だった2003年4月28日に万国博球場で初めて観て(vs大阪大学)、
「市大にもいい投手が居るんやなぁ」と思ったものだ。
以来、リーグ戦や5リーグ対抗で何度か観る機会があり、
卒業後も野球を続けるかどうか気になっていた。

今日はその森田が先発。
1回裏、中山クラブの2番・西尾朋教に二塁打を打たれると、
暴投と四球でいきなりピンチを背負う。
しかしこれで開き直ったか、後続を断って得点を許さず。
その後も毎回のように走者を出しながら、粘り強い投球を見せた。

八尾クラブは5回表、1アウト一、三塁から山田裕之の内野ゴロの間に1点先制。
続く押川圭のショートへのゴロが失策を誘ってさらに1点を追加、
三塁ベンチが盛り上がる。

7回裏、中山クラブが奥祐也の適時二塁打で1点差に迫ると、
ここで森田は交替。
まだ走者をふたり置くピンチも、金島元邦が好リリーフでlこれを切り抜ける。

8回裏は1アウト一、二塁から塩谷俊郎の適時打で同点に追いつかれ、
金島から替わった金澤圭峻が四球を与えて満塁に。
しかし、西尾を5−2−3の併殺に取って、リードを許さないまま9回へ。

9回裏、この回から八尾クラブは横川聡也をマウンドに送ったが、
1アウト後、4番・飯田尚人にレフトへ運ばれサヨナラ本塁打で
敢え無くゲームセット。
しかし、クラブチームの強豪を相手に堂々の試合ぶりだった。
森田の投球もさることながら、
内野安打2本を含む3安打を放った9番打者・武市憲政のクセ者ぶり、
そして堅実な守備など今後楽しみな要素が多いチームだと思う。

第二試合は、和歌山箕島球友会が16−1で関電グループ硬式野球クラブに勝利。
(JABAのHPで確認)

==================================

八尾クラブのデビュー戦を見届けたあと、大阪ドームへ移動。
今シーズン初めてのホークス観戦ということで、
三塁側の内野席で顔見知りの方々と挨拶を交わしつつ。
Bsの先発が平野佳寿なのはちょっと複雑な心境だったが。
今日ばかりはそんなことも言っていられない(^^;

結果、13−2でホークス圧勝!
柴原洋の通算1000試合出場と、
松田宣浩のプロ入り第1号本塁打と、
ついでに(1時間以上行列に並んで)WBC優勝トロフィーまで見せていただいて。

堺浜〜大阪Dと、2ヶ所でエエもん見せてもらいました(笑)
ハナビエ@南港。(秘密追加)
←大阪市・南港中央野球場

小雨がぱらつくあいにくのお天気ゆえ、

ほとんど“軒下”での観戦。


今日は休暇を取って、月例の通院のあと南港へ足を運んだ。
ポートタウン東駅に着いたのは13時少し前。
ニュートラムの車内から垣間見えたスコアボード上の関学の旗が、
逆さまに揚げられていたように見えたのは気のせいか?

それにしても寒い。
おまけに小雨、もう少し重装備でも良かったな。

◇関西学生野球春季リーグ 第4節・1回戦◇

《第一試合》 近畿大学 8−1 関西大学

《第二試合》 関西学院大学 13−0 京都大学

関 学 301 401 202=13 
京 大 000 000 000= 0


関学:宮西、伊藤−清水   京大:尾藤、熊本、天満−吉村

【HR】荻野(関学・9回2ラン)

1回表、関学はまず先頭の荻野貴司(3・郡山)が内野安打で出塁。
次の黒川栄次(4・広陵=広島=)の打席で盗塁を試みたが、
黒川は捕手の二塁への送球を妨げたとして走塁妨害でアウトに。
出端を挫かれたかに見えたが、続く千蔵翔太郎(4・尼崎産業)への初球で
二盗を成功させ、千蔵のニゴロで三塁へ進むと、
清水誉(4・小野)の打球が失策を誘う間に先制の本塁を踏んだ。

荻野はその後の打席で2つ四球を選び、それがいずれも得点に結びついた。
最後はレフトスタンドへ2ランを叩き込んで今日だけで4回本塁を踏んでいる。

1回は冨山佑希(4・関西学院)、松野悠太(4・三重)の連打もあり
幸先良く3点を先取した関学が、その後も着々と加点。
冨山はこの試合で4安打、あとは本塁打が出ればサイクル安打だった。

関学の先発は宮西尚生(3・市立尼崎)。
1回裏1アウトから田中壮太郎(4・奈良)に安打を許すが、併殺で切り抜けた。
あとは7回まで毎回3人ずつで終わらせる快調な投球。
8回裏、京大は先頭の吉村甲子郎(3・徳山)が安打で出塁すると、
途中からレフトに入った江藤雄一(3・大阪星光学院)が四球を選ぶ。
宮西が今日許した唯一の四球で、京大が初めての好機。
しかし二塁走者の吉村が牽制でアウトになると、
片山幹基(4・洛星)の二塁への当たりが併殺、またもや3人で終わった。

宮西は8回で降板。奪三振は12。
替わった伊藤克晃(4・浜田)は最終回を3人で終わらせることはできなかったが、
京大を散発3安打に抑え完封リレーで大勝を飾った。


実は今日、南港からスカイマークスタジアムへ移動して、
ホークス戦を観に行こうと思っていたのだが。
昼の大阪でもこの寒さ、いわんや夜の神戸の山の中。
現在の体調を考えてもとても行けるような状態ではないので、早々に退却。
今夜は花火ナイトらしいが、“花冷えナイト”とも呼ぶべき寒さに違いない。
近くの耳鼻科へちょうど1年ぶりに行ってきた。

午前中、現場から帰ってきたらクシャミが5連発ほど出た。
昨年も4月19日に2週間分の薬をもらっており、
(2005年4月20日の日記参照)
その残りを今年も使っていたのだが、
そろそろ行っておかねば、と思い。

仕事の帰りに受け付けをしておいて、
一度自宅に戻って夕食を済ませてから、
少しだけ身軽になって再び耳鼻科へ。
それでも1時間以上待った。

先生がカルテを見ながら、
「○○さん(本名)、去年も同じ日に来てますね」
とのご指摘。
で、今回も薬は2週間分。
「余ったからと言って来年もその薬を飲んでいいとは医者は言えないからね・・・
こっそり飲んでてください」
仰せのとおりでございます(汗)

当分、外ではマスクが外せまへん。


==================================

シマジョーさんの日記で紹介されていた成分解析。
こっそりやってみましたが、一応表に出しておきます(謎)

*社会人野球解析機による福岡屋あるじの解析結果*

福岡屋あるじの60%は新人研修会で出来ています
福岡屋あるじの21%はJABAクラブで出来ています
福岡屋あるじの9%は応援団コンクールで出来ています
福岡屋あるじの9%は欽ちゃん球団で出来ています
福岡屋あるじの1%は馬克藍道で出来ています

馬克藍道って・・・ジュリアンかよ!(笑)

*パヲタ解析機による福岡屋あるじの解析結果*

福岡屋あるじの80%はPOP大村直之で出来ています
福岡屋あるじの9%は水口栄二で出来ています
福岡屋あるじの5%は松坂大輔で出来ています
福岡屋あるじの4%は清原和博で出来ています
福岡屋あるじの2%は礒部公一で出来ています

大村水口礒部という組合せはなんとなくOKやな(笑)

白井ヴィンセント、じゃないよ(笑)

昨日の夜は久しぶりに手紙を書いていた。
友人に何かを送る時、メモに簡単なメッセージを入れることはよくあるので
最近はメモや一筆箋のバリエーションが手元に増えている。

学生時代はなんやかんやと手紙を書く機会が多かった。
我ながらけっこう“筆マメ”だったと思う。
前回出したのと同じ便箋では芸が無い、といった変なこだわりもあって、
普通のレポート用紙からキャラクターものまで種々雑多に用意をしていたもの。
それがコンパクトなサイズになっただけかも知れない。
しかし、今度は適当な便箋を探し出す必要にかられた。

別に改まって書かねばならないような相手ではないが、
先日或るモノを貸してもらっていたので、それを返す際のお礼ということで。

今回用意できたのは白の横書きの便箋(某大学のロゴ入り)。
横書きになるとどうしても字が丸っこくなってしまう。
おまけに私の書く字は身体に似合わず小さいので、
できるだけわかりやすく書こうとはしているのだが・・・。

日記や仕事の文書などで横書きのものに毎日接しているわけだが、
いざ手紙を書いてみると、日本語の文字は縦書きが適しているなぁ、と
つくづく思う今日この頃。

たまには手紙も書かなきゃ、
“筆マメ”だった頃のカンが鈍ってしまうではないか(^^;
気をつけようっと。
堺浜から移動した先は南港中央球場、阪神大学リーグ。
(写真は電池切れのため撮れませんでした)

浅香山通のバス停を13時過ぎに出て、ニュートラムに乗り換えておよそ30分。
なぜか第二試合の開始予定を1時間以上過ぎて始まったのだが、
私はその直前に球場入り。
終わりに近かったらパンフだけもらって帰るつもりだったのに(^^;

関西国際大のユニフォームがマイナーチェンジしていた。
かつての神戸製鋼野球部を思わせる色あいはそのままだが、
胸の文字と背番号、帽子のマークが変わった。

◇阪神大学野球春季リーグ(1部) 第3節・2回戦◇

《第二試合》 大阪産業大学 2−0 関西国際大学

大産大 000 001 010=2
関国大 000 000 000=0


大産:吉元−豊岡   関国:小川、坂本、伊原−森脇

大産大は吉元一彦(2・汎愛)、関西国際大は小川豊(1・神港学園神港)が先発。
吉元は真っ向から投げ下ろすタイプの右腕、
小川はややスリークオーター気味の左腕である。
両校とも攻撃に決め手を欠き、二人の若手の投げ合いが5回まで続いた。

6回表、小川は1アウト一、二塁となったところで坂本良太(1・東北)と交替。
2アウト後、代打出場の梅本周治(4・鳥取城北)がセンターへ抜けそうな当たり。
二塁の嶋津良(3・日高・中津分校)がどうにか止めたが、
スタートしていた二塁走者の竹谷真也(4・津田学園)が生還し、
大産大に待望の1点が入る。

大産大は、8回表1アウト満塁から島谷篤史(2・浪速)の犠飛で1点追加。
このとき、関西国際大野手陣の好判断で二塁走者を三塁でタッチアウトに。
すかさずその裏先頭の嶋津が二塁打。
関西国際大はこれで勢いに乗りたいところであったが、
吉元が落ち着いた投球を見せ、続く三人をすべて三振で終えた。
吉元は関西国際大を散発3安打に抑えて完封勝利。

第一試合(関西外国語大学vs大阪体育大学)の結果は今のところ不明だが、
試合終了後の放送によると、この2試合とも3回戦が明後日にあるらしい。

今日の南港第二試合の場内放送。
大学のリーグ戦は所属校の女子学生が担当しているはずだが、
今日の場合は、
「『ねるとん紅鯨団』の皆口裕子が担当したらこんな感じやろなぁ」
と思わせるような声がスピーカーから流れていた。
試合を観ながらその名前を思い出すまでに少々考えてしまったのだが(苦笑)
東京ドームへの源流@堺浜。
←堺浜(さかいはま)野球場

黒獅子旗を賭けた77回目の長い戦いが、
この瞬間にスタートを切りました。

でも雰囲気はまるでオープン戦(笑)

新日鐵堺製鐵所の一角に、ケーズデンキやシネコンなどが集まる
“堺浜シーサイドステージ”というのができたおかげで、
堺駅や堺東駅からこのエリアを通る南海バスの本数が増えた。
地下鉄住之江公園から市バスを使っている私にはあまり関係ないが。

都市対抗野球の予選が、全国に先駆けて阪和一次予選でスタート。
今年の一次予選の会場となった堺浜は、
ライト後方の桜の花と昨日の雨のあとがまだ残っていた。
9時50分頃球場に着いたが、まだグラウンド整備が終わっておらず、
10時には到底始まりそうもない。
スコアボードのチーム名のところから誰かが覗いているのが見えたので、
今日はまともに得点が表示されるようだ。
(しかし選手名は出ない)

一塁側に大阪ウイング硬式野球クラブ。
今年からユニフォームを新調、ファイターズの黒の部分を青くしたような感じ。
三塁側の大阪ペーシェンスクラブは赤のユニフォーム。
そう言えば最近は白ユニしか見ていなかった気がする。



◇第77回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第一次予選 第1日・1回戦◇

《第一試合》 大阪ウイング硬式野球クラブ 4−2 大阪ペーシェンスクラブ

ペーシェンス 001 000 100=2
ウ イ ン グ 310 000 00X=4


ペ:江藤、長−中川   ウ:浜中−弓場

予定よりも約20分遅れて試合開始。

1回、ペーシェンスが2アウト満塁の好機を生かせなかったその裏に、
ウイングが1アウトニ、三塁から弓場直樹の適時打で先制。
続く勝田信人がバント、これを守備がもたつく間にもう1点。
さらに大森謙伍の外野フライが失策を誘い、序盤からウイングのペースに。
2回裏には2アウト一、三塁からディレードスチールで1点を挙げていた。

3回表、ペーシェンスは2アウト二、三塁で物袋(もって)拓吾が適時打。
二塁走者の高田智樹も本塁突入を試みたが、捕手弓場がブロック。
当たりの強さに、弓場は少しの間本塁前に倒れていた。
高田がライトの守備につくその途中、
ウイングのベンチ前で弓場に「大丈夫?」と声をかけ、弓場はそれに応える。
お互いが肩を組むようにして。

3回裏からペーシェンスは長(ちょう)裕次郎が登板。
そこからウイングの攻撃が徐々に停滞、5回以降は毎回3人で終わっていた。

再三走者を出しながら、
ウイング先発・浜中宏晃の横手からの緩い球に抑えられてきたペーシェンスだが、
7回表2アウトから高田がこの試合初めての長打となる二塁打。
中条行宏も二塁打で続いて、連打で2点目を奪った。
8回、9回も四球などで三塁まで走者を進め、
ペーシェンスに流れが傾くかに思えたが、浜中は最後までリードを守った。

全国的に注目されるわけでもないクラブチーム同士の試合だが、
この試合から確実に東京ドームへの道がつながっていることになる。
海へと注ぐ川の源流が、誰も知らないような山中の湧き水であったりするように。
本大会の賑やかさとは全く無縁なスタンド風景であっても。



第二試合は泉州大阪野球団と履正社学園の対戦。
このカードは3月に松下球場でも観ていることもあり、
次の場所へ移動することにした。
(JABAのHPによれば、泉州大阪が2−0で勝利)

続きは別の日記にて。
雨の京滋リーグ@西京極。
←雨の西京極球場

ここが中止なら、今日の観戦はあきらめていたところ。

どうにか2試合ともできてやれやれ。


今日は朝から雨が降ったり止んだりの天気。
西京極ならばこの程度の雨でも決行するだろう、と思って行ってみた。
駅を降りたところで佛教大の吹奏の音が聞こえてきて、
思わず心の中でガッツポーズ(笑)

4回表途中に到着。
試合開始の時刻を予定よりも早めていたようだった。


◇京滋大学野球春季リーグ戦(1部) 第3節1回戦◇

《第一試合》 佛教大学 7−2 花園大学

花園大 000 000 110=2 H8  E2
佛教大 000 300 22X=7 H12 E1


花園:安福、山本駿−岡谷   佛教:古田、上田−馬場陽

4回裏、佛教大は先頭の3番篠原陽介(3・大阪産大附)が三塁打。
続く物部友徳(3・生光学園)の二塁打でまず1点。
その後、大塚誉(2・京都外大西)の2点適時打もあって3点をリード。

1点を返された7回裏、坂口佑太(4・岐阜第一)がセーフティーバントで出塁すると
大沼賢二(4・上宮)の犠打が失策を誘い、
更に篠原も三塁線に転がせばこれが悪送球になって二人とも生還。
バント・バント・バントでかき回して倍返しに。
8回は坂口と大沼の連続適時打で試合を決定付けた。

花園大の得点は7回が黒川正喜(4・平安)、8回が廣瀬友哉(4・鳥羽)の
適時二塁打によるものだった。

佛教大先発の古田康浩(2・箕面学園)は、
投球間隔をあまり空けることなくテンポの良い投球。
2アウトを取ってからたびたび走者を出したのが気になった。



《第二試合》 京都学園大学 10−0 大谷大学 (7回コールド)

大谷大 000 000 0=0  H1  E5
学園大 400 222 X=10 H11 E1


大谷:谷山、坂本、長谷川−石原   学園:宮内、糸井、土肥−河本

1回裏、学園大が集中攻撃を見せた。
安打、失策、四球で2アウトながら満塁の場面で、
竹内啓太(2・関西創価)がレフトの前にポトリと落とす適時打で2点。
立本将(4・東山)もライトへの2点適時打で続いた。

4回裏は河原英希(2・鳥羽)の二塁打などで2点を追加、
河原は5回裏にも2点適時打を放っている。

対する大谷大だが、1回表に学園大先発の宮内大輔(3・大阪学院大高)から
2つの四球を選ぶも盗塁死で先制の好機を得るに至らず、
3回表も2アウト満塁までこぎ着けたが1点が遠かった。
結果、放った安打は馬場啓太(3・野洲)の1本のみ。
最後は集中力も途切れ、7回コールド負けを喫した。


今日のような天候だと、例えば南港や舞洲で他のリーグの試合があったとしても
やっぱり西京極を選びたくなる。
何よりもネット裏の屋根の存在が大きいもので。
ただし、雨中で試合強行した翌日は、
例え晴れていても中止になってしまうことがあるのも、
西京極の油断できない一面である。

明日も雨なのかねぇ・・・。

歓送迎会にて。

2006年4月14日
昨年の歓送迎会で迎えた人が、今年は送られる側に・・・
というのもまぁある話で。

同じフロアの或る管理職の方で、仮にYさんとしておく。
このYさん、“ニッコリ笑って人を斬る”ようなタイプで、
私も何度か鋭いツッコミを受けて冷や汗をかいた覚えがある。
それでもひととおり説明すると「よっしゃわかった!」てな感じで、
非常にサバサバした方。
このたび、冒頭のように2年続けて歓送迎会の主賓として出席された。

普段はちょっと遠い席ということもあり、あまり話をすることはないのだが、
今日に限っては野球の話でちょっとだけ盛り上がった。
実はYさんのご子息は“野球留学”で関西を離れ、
甲子園のベンチに入った経験の持ち主。
親の立場から見た“野球留学”の(主にここでは書けないような)話を
興味深く聞かせてもらった。
「まぁ、苦労話やな」とは言いながらも、職場で見せる以上の笑顔だったのを
私は(酔っていたにもかかわらず)見逃さなかった。

来る人あれば去る人あり。
Yさんとはもう少し同じフロアで居たかったな、と。
タイガース以外の野球ネタを話せる方だったし。
私の地元の書店にも、『GRAND SLAM』(小学館。通称:グラスラ)の
第27号が並ぶようになった。
大阪とは言えど片田舎の書店のこと。
購入する人数などたかが知れていると思われているのか、
はたまた私が手に取るまで何冊か売れていたのか、棚には2冊だけ。
2冊のうちの1冊を他の雑誌とともにレジへ持っていこうとしたとき、
熱心に『グラスラ』を読んでいるうら若き女性の姿が。
誰かお目当ての選手でも居るのだろうか?ちょっと気になったが。

で。今号は恒例の選手名鑑。
その中身は敢えて触れないが、数字の上で少しだけ興味のあったことが。

『グラスラ』は、1993年に第1号が発行されている。
この第1号は第64回都市対抗野球大会出場全選手の名鑑号ということで、
当然のごとく補強選手も補強先のチームに加わって掲載されている。
現行のような選手名鑑号は、1994年発行の第2号からになる。
それ以降の名鑑号に掲載されているチームの数は、以下のとおり。

第2号(1994年)   85チーム [前年比]

第4号(1995年)  117チーム [+32]

第6号(1996年)  123チーム [+6]

第8号(1997年)  124チーム [+1]

第10号(1998年) 119チーム [−5]

第12号(1999年) 116チーム [−3]

第14号(2000年) 116チーム [±0]
 
第16号(2001年) 101チーム [−15]

第18号(2002年) 104チーム [+3]

第20号(2003年)  92チーム [−12]

第23号(2004年)  90チーム [−2]

第25号(2005年)  92チーム [+2]

第27号(2006年) 101チーム [+9]


この手の比較をしようと思えば、各号を詳しく見て行かねばならないのだが、
今のところそれほどの余裕もないので単純に数字だけの比較である(汗)
27号は2002年以来の“チーム掲載数3ケタ”。
果たして快挙と呼んで良いものかどうか。

また、名鑑は用意できなくても4月現在で登録されているチームの名称や所在地、
(過去にはクラブチームの連絡先住所一覧を載せた号があった)
各都道府県の野球連盟(協会)の連絡先などを記した一覧があれば、と
名鑑号が出るたび思っているのだが。

ともあれ、これからじっくり眺めてみます。

< 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >

 

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索