いざ、決定戦。

2006年6月28日 野球
(恥ずかしながら)舞洲へ一度も行かないまま、
都市対抗野球阪和二次予選は代表決定戦を残すのみとなった。

第一代表決定戦は松下電器vs大阪ガス。
奇しくも昨年の都市対抗に出られなかったチーム同士がぶつかり合う。

昨年の私は、大阪ドームで大阪ガスの試合を一度も観ることなく終わってしまった。
その意味でも7月3日は楽しみ。
そして、昨年の選手権では一部で物議を醸した(?)松下の応援が、
今年はどうなっているかも確かめに行きたい気もするが(笑)

今日、延長戦の末に日本生命が第二代表決定戦への進出を決め、
NTT西日本は第三代表決定戦へ回ることになった。

N西についてよくよく考えてみれば、
公式戦では大阪府春季大会のデュプロ戦を最後として、
企業チームから白星を挙げていないことになる。
少々心配。

第三代表決定戦で敗れれば近畿代表決定戦でまた舞洲へ戻るのだが、
そこでも日本新薬、三菱重工神戸と強豪が待ち構えている。
今年も4代表を送り込めるとは到底限らない。

とりあえず4日間のインターバルを置いて、
また阪和の激戦が続く。
どうにかして3試合とも(1日ぐらいは時間休を取ってでも)観に行ければ。
京田辺から東京ドームへ@西京極。
←雨の西京極球場

ニチダイ、初の都市対抗出場決定の瞬間。

大きくガッツポーズをしているのは高尾昌明投手。
京滋奈予選の最高殊勲選手に輝く。


◇第77回都市対抗野球大会 京滋奈第二次予選・第3日◇

《第一試合》 日本新薬 7−0 甲賀健康医療専門学校

《第二試合》 ニチダイ 5−0 大和高田クラブ

ニチダイ 002 021 000=5 H10 E0
高田ク  000 000 000=0 H3 E1


ND:高尾−松尾   高田:池邉−大志万

【HR】高島(ニチダイ・5回2ラン)

南港から約1時間30分かけて、第二試合の開始直前にどうにか到着。
13時開始の予定が20分近く早まっていた。

1回、2回と先頭打者が安打で出塁、
得点圏に進めながらあと一本が出なかったニチダイだったが、
3回表、二宮彰啓が内野安打で出ると、大木博文が左中間への二塁打で先制。
楠本正美にも左越二塁打が出て2点をリードした。

5回表はこの試合3本目の安打を放った大木を三塁に置いて、
高島佑介がレフトスタンドへ2ラン。
好投を続けるニチダイ先発の高尾昌明への大きな援護射撃となった。
6回表には二宮の適時二塁打でさらに差を付ける。

高尾は降りしきる雨をモノともせず、散発3安打で完封。
大和高田打線に的を絞らせなかった。

ニチダイ(京田辺市)は1998年から都市対抗予選に参戦。
日本新薬や休部した三菱自動車京都、日本IBM野洲の壁に阻まれ続けたが、
9年目にして初めて東京ドームへの出場権を勝ち取った。
高尾や楠本は補強選手として都市対抗の雰囲気を味わっているが、
チームとして出場するのは初めてのこと。
気後れすることなく、京都の新たな旋風を東京で巻き起こして欲しい。

試合後、(強い雨の中での)表彰式で以下のとおり個人賞が発表された。

最高殊勲選手:高尾昌明(ニチダイ)
敢闘賞:田中大介(日本新薬)
優秀選手:大木博文(ニチダイ)、藤谷大樹(日本新薬)、池邉明英(大和高田クラブ)

なお、リーグ戦2勝1敗で2位となった日本新薬は、
7月10日から舞洲で行われる近畿予選への出場が決まった。
6年連続の出場を賭けて、また新たなステージでの戦いに挑む。
雨の5リーグ対抗(1時間だけ)@南港(追記)。
←大阪市・南港中央球場

京滋の先発・濱崎重志(京都学園大)と
近畿の4番・下川智彰(阪南大)の対戦。

セカンドゴロでした。

雨が降ったり止んだりの今朝。
これから本降りになるかと思えば屋根の無いところでの観戦は厳しい。
というわけで西京極へ行くことにしたのだが、
関西5リーグ対抗も少しだけで良いから観ておきたいので、
南港で1時間だけ観てから移動、という結論に。

◇第13回関西地区大学野球5リーグ対抗戦 第3日◇

《第一試合・3位決定戦》 京滋大学リーグ − 近畿学生リーグ

近 畿 000 20
京 滋 002 00


近畿:彦田(阪南)、金(阪南)−南田(阪南)
京滋:濱崎(学園)、芦田(創成)−河本(学園)、石暮(びわスポ)

※ただし5回裏終了時点

京滋の先発・濱崎重志(京都学園)はテンポの良い投球で、
3イニングを3人ずつ、パーフェクトで片付けていた。
近畿の先発は彦田剛(阪南)だったが、3回裏2アウトから集中打を浴びる。
馬場啓太(大谷)の安打に続いて、篠原陽介(佛教)の左越三塁打。
物部友徳(佛教)も適時打で彦田から2点を奪った。

4回表から京滋は芦田裕嗣(京都創成)が登板。
先頭の西本泰承(奈良産業)に二塁打の後、四球と三振で1アウト一、二塁。
ここで下川智彰(阪南)がライトへの適時打。
友次悠平(奈良産業)の内野ゴロの間に走者が進み、
横田周平(奈良産業)の適時打で2−2の同点に追いついた。

雨がだんだん強さを増してきて、
スタンドのお客さんが続々と南港の軒下へ避難して来る。
5回は表裏ともに3人で終わり、ちょうど開始から1時間。
ここで南港を出たのだが、ちょっともったいなかったなぁ。


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追記。

昨日の第一試合(3位決定戦)は、

京滋大学リーグ 4−2 近畿学生リーグ

第二試合(決勝戦)は

関西学生リーグ 4−2 関西六大学リーグ

でした。
今日、全国高校野球選手権大阪大会の組合せ(3回戦まで)が決まりました。

・・・我が母校。
1993年の4回戦進出を最後に、夏の初戦突破がありません。
部員は意外と大勢居ます。でも勝てません。
おまけに1917年の大会初参加以来最悪の事態を迎えているようです(謎)

今年の相手は1回戦の結果待ちということですが、
その結果次第では連敗記録を更新することはまず間違いないでしょう。
9回まで試合ができれば良し、と思うことにします。

・・・軟式に期待しようっと(おいっ)
梅雨の晴れ間の延長戦@明石。
←兵庫県立明石公園・第一野球場

(一塁側)阪神ベースボールクラブ

(三塁側)関西メディカルスポーツ学院

このあと、4時間を越える熱戦になるとは誰が予想したでしょう?

梅雨の晴れ間。
しかも暑くなりそうなので、スタンドにほんの少しだけある屋根の下の席を確保。
この屋根が何か中途半端やねんなぁ(謎)

◇第77回都市対抗野球大会 兵庫第二次予選 第4日・敗者復活2回戦◇

《第一試合》
阪神ベースボールクラブ 6−3 関西メディカルスポーツ学院 (延長15回)

阪神ベ 001 000 001 000 103=6 H12 E0
関西メ 000 000 020 000 100=3 H12 E2


阪神ベ:京谷−北村宗   関西メ:栗田、石田−南、井戸

雨天による順延が無ければ、今日は兵庫代表決定戦のはずだった。
それを思えば少し残念ではあるけれども、
日程がずれたおかげで観られるチームもある。
今年から加盟している西宮市の関西メディカルスポーツ学院(カンメディ)がそれ。
初めての都市対抗予選、初戦は三菱重工神戸に0−26と大敗している。
いきなり強豪の企業チーム相手ではどうしようもなかったのかも知れないが、
クラブチームとの試合ではどう戦うのか、ちょっと興味もあった。

カンメディの先発は栗田雄介。
千葉工業大学から宮城建設を経て大阪近鉄バファローズ入りした経験を持つ。
一球投げるごとに上げる雄叫びが、明石のスタンドによく響いていた。
1回の3アウト目から5者連続三振を奪ったりしていたが、球数が多い。

3回表、阪神BCは2アウト三塁で西岡卓哉がレフトとサードの間にポテンヒット、
まず1点を先制する。

阪神BCの先発・京谷勇樹も球数は多かったが、栗田よりも安定感はあり、
5回に連打を許した以外は7回まで無難に抑えていた。

8回裏、カンメディは三好丈己、井戸伸年の連打のあとで古川堅一が中前安打。
三塁から三好の生還に続いて、
井戸も長躯生還を試みてクロスプレーとなるが、球がこぼれて2点目に。
しかし9回表、阪神BCは失策と2つの四球で満塁となったところで
藤田安浩の犠飛で再び同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。

13回表、阪神BCが押し出し四球で1点を奪うと、
その裏には2本の二塁打でまたもや同点。
終わる気配の無い延長戦が続く。

15回表、栗田はこの回までに270を越える球を投げていて、
マウンドでは肩で息をしているようにも見えた。
先頭から2者続けて四球を与えると、松原弘記の犠打の処理を誤り満塁に。
1アウト後、西健太に左中間への二塁打を打たれて3点を失い、
敢え無く降板した。

京谷は15回裏を三人で終え、延長戦は幕を閉じた。
手元の時計では試合開始9時56分、終了14時39分。4時間43分の熱戦。
開始前にはまったく予想できなかった展開だった。

この試合で興味深かったシーン。
パンフレットには、カンメディで捕手登録されているのは南克也ただひとり。
しかもコーチ兼任の35歳である。
その南が8回表にファールチップをまともに受け負傷、治療のために一度下がった。
この間、栗田の球を受けていたのは舩木聖士。
阪神タイガースの投手として活躍していたが、今日はブルペン捕手だった。
南は再び登場してマスクをかぶり、13回には同点のきっかけとなる二塁打を打つ。
ここで代走を送られたが結局同点止まりでどうするのか、と思われたが、
14回から捕手は舩木ではなくセンターの井戸が務めることになった。

カンメディにとっては、今日の試合は大きな自信となったであろうと同時に、
生徒が増える来年以降のチームへの課題も多く見つかったはず。
今後の兵庫に新しい旋風を起こす存在になれるかどうか・・・?

《第二試合》 全播磨硬式野球団 11−0 関西爽球会(8回コールド)

全播磨 000 002 63=11 H11 E2
爽球会 000 000 00=0 H6 E5


全播磨:山本純、小島、泉−山崎   爽球会:山本−西本

5回までの安打数は全播磨1に対し、爽球会が5。
爽球会には得点の好機も何度かあったが無得点のまま6回へ。

全播磨は6回表に高木亮の犠飛でようやく1点を挙げると、
7回表は5連続安打と怒涛の攻めを見せ、黒石智之の三塁打などで6点。
8回表にも丸山耕市の2点適時打などで3点を追加し、
終盤に力の差を見せて圧勝した。

明日は兵庫、京滋奈とも13時から代表決定戦。
舞洲では阪和予選の4強対決、そして南港では関西5リーグ対抗最終日。
さぁどうしよう・・・。
午前中、私が毎月通っている病院で何やら見たことのある人を見つけた。
その人とは別に知り合いでも何でもないが、TVで見覚えがある。
もしかして・・・と思ったらその人の名前が呼ばれ、よく通る声の返事が聞こえた。
間違いない、某放送局のスポーツアナウンサーだ。
声は掛けなかったが、同じ病院に通っていることがわかり何やら親近感が。

そんなこんなで病院を出てから少し考えた後、西京極へ向かうことに。
着いても第一試合の終盤かも知れないなぁ、と思っていたが、
試合開始が1時間ほど遅れていたらしくまだ4回表だった。

◇第77回都市対抗野球大会 京滋奈第ニ次予選・第一日◇

《第一試合》 ニチダイ 7−1 日本新薬

新  薬 000 000 010=1 H8 E0
ニチダイ 000 100 06X=7 H12 E0


新薬:田中、子池、村田、加藤−堂前  ND:高尾−松尾

昨年は代表決定戦だったこの試合(2005年6月26日の日記参照)が、
今年はリーグ戦の開幕を飾っている。

4回裏、ニチダイは2アウトながら一、三塁に走者を置く先制の好機を迎えた。
新薬の先発は田中大介だったが、9番二宮彰昭の前で子池哲平に交替。
二宮の打球は子池と一塁手・藤谷大樹の間に転がったが、
子池が掴んだところで足を滑らせて送球できず(記録は安打)、
三塁から奥脇佳宣が生還した。

ニチダイの先発・高尾昌明は丁寧にコーナーを突く投球を見せ、
6回表1アウト一、三塁の場面も連続三振で切り抜けていた。

6回、7回と走者を三塁まで送りながらニチダイは追加点が奪えないまま、
試合は8回へと進む。
昨年の代表決定戦では8回からドラマが生まれており、注目のイニング。

8回表、この回先頭の保田裕久が安打で出塁、犠打で二塁へ進む。
2アウトになってから5番の奥高彰がセンター前へ運ぶと、
スタートしていた保田が三塁を回って同点の本塁を踏んだ。

その裏のニチダイは、三浦広平の右中間への二塁打に始まり、
1アウトを挟んで2つの四球で満塁とする。
新薬は6回途中から村田智徳が投げていたが、
大木博之も四球を選んで押し出し、あっけなく再びリードを奪った。
続く林直樹も押し出し死球でこの回2点め。
新薬は3番手で加藤学を投入したが、高島佑介に適時打を浴びたあと
楠本正美にはライト線を破られ走者一掃、試合の流れが決まってしまった。

ニチダイは京都府第二次予選でも新薬に勝っているが、
代表決定まであと一歩のところで敗れた昨年の悔しさを、
およそ1年がかりで晴らすことができた、と言えるかも知れない。
残り2試合を勝てば初の東京ドーム行き、ということになるが、
6年連続がかかっている新薬もまだ諦めるわけには行かないはず。
リーグ戦はまだ1日目である。


《第二試合》 大和高田クラブ 7−0 甲賀健康医療専門学校 (8回コールド)

甲 賀 000 000 00=0 H5 E1
高田ク 200 001 13=7x H12 E0


甲賀:高森、中村圭、竹内−熨斗  高田:池邉−大志万

1回裏、大和高田は山本貴紀の失策での出塁を皮切りに
3連続安打で2点を先制。
6回裏はバッテリーミス、7回裏は藤田利樹の二塁打で1点ずつ追加すると、
8回裏は4連続安打で3点を奪い7点差を付けてコールド勝ち。
先発の池邉明英も甲賀に三塁を踏ませぬ好投を見せた。


新薬の応援については今更言うまでもないのだが、
今回は“チャイナ”が2プラトン方式だった(笑)
「S」「H」「I」「N」「Y」「A」「K」「U」のボードを持ってチアが右へ左へ、は一緒。
しかしそのボードが2種類用意されていて、
そちらは男子リーダーと吹奏のメンバーが持っていた。
そしてチアとカワリバンコで行ったり来たり。
上のほうでもチアが独特の振り付けをしながら右へ左へ、とても楽しそうです(^^;

ニチダイは昨年の予選と同様、立命館風の応援。
演奏の使い方がややおとなしめだったのが惜しい。

頼むから。

2006年6月22日
明日は一応休暇を取っていて、
通院→どこかの球場で観戦、というルートをたどるはずが・・・雨の予報。
そのうえ土・日ともお天気が怪しい怪しい。

関西5リーグ対抗も、都市対抗の京滋奈予選も兵庫予選も、
観られないまま終わってしまうのだけは勘弁してほしい。
頼むから晴れてくれ。
今日(21日)の毎日新聞朝刊・地域ニュース面(河内)の片隅。
東大阪市花園中央公園にある花園セントラルスタジアムが、
高校野球大阪府秋季大会で使われることになった、という記事が出ていた。

4月30日に球場開きはあったのだが、
メインイベントが試合ではなかった(少年野球教室)ので行っていない。
ラグビー観戦のついでにちょっとだけ球場の様子を見に行った程度。
色々なサイトに載せられている球場開きの画像を見ていると、
内野にも天然芝が敷かれているように見えるのだが・・・?

秋季大会では2日間、6試合が予定されるとのこと。
少なすぎる気もするがまだまだ様子見の段階なのだろうか。
中堅120m、両翼97mとのことだから、
高校野球選手権大阪大会で使われる住之江や久宝寺よりも広いはず。
私にとっては地元のようなものだし、予定が合えば観に行ってみようと思う。
言い訳になってしまいますが、
17日〜19日は日記やその他のサイトを見るだけでイッパイイッパイ。
とても日記を書けるような気分ではありませんでした。
何しろいろんなことが重なり過ぎたもので、
書けたとしても後ろ向きな内容ばかりになってしまうことは間違いなかったですし。

この3日間を簡単に振り返れば、

17日・・・通夜式の受付。
18日・・・告別式の受付。
19日・・・16日の分まで仕事に追われ。

という感じでして、体調を崩したわけではありません。ハイ。

で、今日。
概ね仕事関係が片付いたな、と思ったところで人事担当からご指名が・・・。

「福岡さ〜ん(仮名)、7月○日からの研修、行って下さいね〜」

ついでに宿題もドッサリ渡されました(苦笑)
法律関係の研修が週1日、3週間続きます。
勉強もせにゃならんので、特に平日の更新が滞りがちになると思われます。
あらかじめご了承下さい。

でも野球は(行ける範囲で)観に行きます。

御愁傷様。

2006年6月16日
明日は岡崎へ行くつもりで予定を組んでいたものの、
明日どころか明後日までも考えていた予定が見事なまでに飛んでしまいました。

仕事ではありませんが、仕事のようなもので。
まぁ、今回ばかりはしかたがないのでしょうが・・・。
今日はその関係の対応に追われっぱなしで仕事にならず。
現在周囲にいるメンツの中でそれを難なくこなすことができるのは、
私だけしか居ないのだ、と思うことにしてこの土・日を過ごそうと思います。

これ以上詳しくは書けませんが、とにかく疲れました。
都市対抗野球・京滋奈二次予選の組合せが決まった。

最近は京滋奈地区に関する予選の方式が毎年変化しているので、
振り返ろうとするのにもちょっとややこしい。

*第72回(2001年)
京都4、滋賀2、奈良2の計8チーム出場。
トーナメント&敗者復活戦で4チームを決め、
決勝リーグで代表決定。

*第73回(2002年) 
京都4、滋賀2、奈良2の計8チームによるトーナメントで代表決定。
敗者は近畿予選出場を賭けた敗者復活トーナメントへ。

*第74回(2003年) 
兵庫が加わって2枠となり、4府県各2の計8チームでトーナメント&敗者復活戦。
第一、第二代表決定戦は西京極ではなく姫路。
第二代表決定戦の敗者が近畿予選へ。

*第75回(2004年)
兵庫が再び単独枠となり、1枠に戻る。
京都2、滋賀2、奈良2の計6チームを2つのゾーンに分けてリーグ戦のあと、
ゾーンの上位2チームによるリーグ戦で代表決定。
リーグ2位が近畿予選へ。
       

*第76回(2005年)
奈良が単独枠に。
京都2、滋賀2の計4チームによるトーナメントで代表決定。
敗者は近畿予選出場を賭けた敗者復活トーナメントへ。

そして今回は・・・
京都2、滋賀1、奈良1の計4チームによるリーグ戦で代表決定、
リーグ2位が近畿予選へ。

観戦しだしたころの印象を引きずっているわけでもないが、
京滋奈予選はやっぱりリーグ戦が良いよなぁ、となぜか思ってしまう。
で、そのリーグ戦の組合せ。

◇第77回都市対抗野球大会 京・滋・奈地区決勝リーグ◇

6月23日(金) 
10:00 日本新薬 vs ニチダイ   
13:00 甲賀健康医療専門学校 vs 大和高田クラブ

6月24日(土)
10:00 ニチダイ vs 甲賀健康医療専門学校
13:00 大和高田クラブ vs 日本新薬

6月25日(日)
10:00 甲賀健康医療専門学校 vs 日本新薬
13:00 大和高田クラブ vs ニチダイ


仮に23日が雨天中止の場合、その試合は予備日(26日以降)に組み込まれ、
24日の試合は変更無し。
最終日の代表決定戦が第一試合の対戦であった場合は、
第一試合と第二試合を入れ替える。
私にとっては慣れ親しんだ京滋奈リーグの方式が復活したことになる。
(詳しくはニチダイ硬式野球部のHPにて)

欲を言えば、第二試合はナイトゲームのほうが良いんだけどなぁ。
今日行われた第55回全日本大学野球選手権の決勝戦は、
大阪体育大学が青山学院大学に7−6で勝って初優勝。
阪神大学リーグの所属校が優勝するのも初めてである。

準々決勝で東海大学に勝ったのを知ったときも驚いたのだが、
今日はそれ以上、文字通りトリハダが立った。
昨日は近大と延長15回の死闘を演じて、疲労も生半可ではなかったと思うが、
関西の大学野球界の歴史に新たな偉業のページが加わったことは素直に嬉しい。
と思うと同時に、この春は阪神リーグの試合を1試合しか観に行くことができず、
しかもそれが大体大の試合ではなかったことが少々悔やまれた。

今年のチームをまだ観ていないだけに偉そうなことは言えないが、
高木啓充(ヤクルトスワローズ)、高野圭太(NTT東日本)の二本柱が卒業し、
村田透は居るけれど今年はどうなるか?と、シーズン前は思っていた。
近年の阪神リーグは群雄割拠でもあるし。
それがこの春のリーグ戦を制し、選手権でも頂点に登りつめた。

阪神リーグは平日の開催も多く、開催球場もバラバラ。
観客も(関西学生に比べると)少ないし、応援団やチアが大挙して来ることもない。
しかし、帝塚山大学や関西国際大学など新しい勢力の台頭もあり、
地味ではあるがだんだん活気付いて来ているリーグだと思う。
控えの部員がスタンドに揃い、メガホン片手に応援をする光景も
以前に比べると増えてきた。
(たまに宴会芸のように見えたりすることもあって、それはそれで楽しいのだが)。

今回の大体大の優勝は、阪神リーグだけでなく関西の他のリーグにとっても
大きな刺激になるはず。
そしてこの秋の阪神リーグは、周囲の注目度がこれまで以上になることは
おそらく間違いないと思う。
かなり先の話だが、11月の神宮でも関西勢の大活躍を見せてほしいところ。

大体大の皆さん、大学選手権優勝おめでとうございます!
6月9日の日記のネタばらし+α。

その前日、春季近畿地区高校軟式野球大会の1回戦で母校が初戦を突破し、
10日に準決勝を戦うことになった。
ところが、その日は午後から夕方にかけて所用が舞い込んで来て、
準決勝を観に行くことができなくなった。
決勝まで進めば何を差し置いても太陽が丘まで観に行くつもりだったのだが、
必勝の想いも虚しく、2−4で敗退(延長12回)。

10日の夜、その速報を大阪府高野連軟式部のHPで確認。
11日の太陽が丘行きはこれで完全に消えた(涙)


ところがその一方、全日本大学野球選手権で準々決勝に勝ち残っていた
近畿大学(関西学生リーグ)と大阪体育大学(阪神大学リーグ)がともに勝利。
大会史上初の準決勝での“関西決戦”が実現することになった。
11日の第一試合。
これにはかなり心が揺れ動いてしまった。

2000年11月5日のこと。
その日、私は西宮スタジアムでファイニーズの試合を観たあとで、
西京極へ明治神宮野球大会関西地区代表決定戦の準決勝を観に行った。
第二試合の近大vs大体大が中盤を迎えていて、1−0と大体大がリード。

途中からの観戦のため詳細なスコアは付けていないが、
そのときのメモが残っている。
何回から観戦したかは書いていなかったものの、
その時点での出場選手は一応チェックしていた。
投手は近大が近平省吾(→松山フェニックス→愛媛マンダリンパイレーツ)、
大体大は子池哲平(→日本新薬)。
近大の先発が当時1回生の野村宏之(→オリックスBs)だったのは後から知った。

9回表、近大は平山涼(→JR西日本→大阪ガス)の適時打で同点、
延長戦に入った。
近大は10回表にも1アウト一、三塁と勝ち越しの好機があったが、
保田裕久(→日本新薬)が投ゴロ、併殺に倒れた。
このとき、大体大は子池から妹尾軒作(→一光→オリックスBs)にリレーしていた。

11回裏、大体大は1アウト二塁で高山健七がライトへの安打。
二塁走者の田畑誠悟が好走塁を見せてサヨナラ勝ちとなった。

近畿大 000 000 001 00=1
大体大 010 000 000 01=2x


この試合のことが頭にあったので、
今回の準決勝もただでは終わらないような気がしてしかたがなかった。
それだけに観に行きたくなって、航空各社のHPで安い券がまだあるだろうかと
一応は探してみたが、あるにはあっても朝7時台の早い便。
下手すれば自宅から始発電車に乗って行くような感じになってしまうのと、
翌日の天候がどうも怪しいこともあって予約寸前で諦めた次第。
結果、11日は雨天順延で私としては事無きを得た。

で、今日。
仕事を終えてから携帯で“こちアマ”を見て、
延長15回の末に大体大が4−3で勝ったことを知った。
「やっぱりな・・・」と思うと同時に、とても複雑な心境だった。
TVの中継が無いのが非常に惜しい。



参考までに、
2000年のその日、私が西京極に到着した時の近大のメンバーを改めて紹介。

[8]大西宏明(2・PL学園/大阪近鉄バファローズ→オリックスバファローズ)
[6]保田裕久(4・上宮/日本新薬)
[7]中村真人(1・智辯学園/シダックス)
[3]廣瀬栄作(3・宇和島東/トヨタ自動車)
[5]山井晃男(4・如水館/トヨタ自動車)
[9]林 威助(2・柳川/阪神タイガース)
[4]大畑耕司(4・姫路工業/いすゞ自動車)
[1]近平省吾(2・宇和島東/松山フェニックス→愛媛マンダリンパイレーツ)
[2]田中雅彦(1・PL学園/千葉ロッテマリーンズ)

ほか、途中からは

平山 涼(3・近大附属/JR西日本→大阪ガス)
楠本正美(3・平安/ニチダイ)
松丸文政(2・PL学園/デュプロ)

も出場。
今から思えばなかなかものすごい顔ぶれである(笑)
ラッキーセブン@橿原。
←奈良県・橿原公苑野球場

試合後の表彰式にて。

(左)大和高田クラブ  (右)一城クラブ

◇第77回都市対抗野球大会 奈良県第一次予選 第6日・代表決定戦◇

大和高田クラブ 9−1 一城クラブ

大 和 030 000 600=9 H10 E4
一 城 001 000 000=1 H8 E0


大和:南、田中、松井−大志万   一城:小西、大家英、那須−多田羅

4月23日の倉敷マスカットスタジアム、JABA岡山大会でのこと。
大和高田クラブは柵原クラブと対戦したのだが、
スコアボードには“大 和”と表記されていてほんの少しだけ違和感を覚えた。
と言うのは、私がこれまで馴染んできた表記は“高 田”または“高田ク”であり、
水色のユニフォームの胸の文字も“TAKADA”だったからである。
(白ユニは“YTC”を縦に組み合わせたもの)

5月28日の2回戦、橿原市運動公園のスコアボードは“Y”の一文字、
今日の橿原公苑の表記は“大 和”だった。
クラブのメインスポンサー?が大和(だいわ)ガスでもあるから、
今後はこれで行くのだろうか。

2回表、大和高田は2アウト満塁で三浦泰揮が押し出しの四球を選んで先制。
続く神田泰生がレフト前への適時打、二人が還って3点をリードした。

大和高田の先発は南真人。
1回、2回と1アウトから走者を出しつつも抑えていたが、
3回に安打と2つの失策でノーアウト満塁の危機を迎える。
ここでクリーンアップに打順が回る一城クラブにとっては絶好の好機。
その3番塩谷亮は犠飛でまず1点。
4番多田羅太は死球で出塁し、またも満塁となったが、
続く二人がともに飛球で打ち取られ、追加点は奪えなかった。

一城は6回裏にも松井伸晃の二塁打などで再び満塁としたが、
この回途中から南に替わって登板した田中章裕が反撃を食い止めた。

6回まで毎回走者を許し、4失策(惜しいプレーもあったが)を記録するなど、
リードしていても優位に立っているとは思えなかった大和高田だが、
7回表先頭の三浦の安打を皮切りに満塁の好機を作る。
打席には2回戦で満塁本塁打を打った常板行宏。
常板はレフトへ弾き返してこれが2点適時打となった。
さらに再び満塁となったところで、野々村順の三塁打が飛び出しここで勝負あり。
まさにラッキーセブン。
5回から登板した松井伸哉のロングリリーフも無失点で締めくくり、
大和高田が奈良県代表として23日からの京滋奈予選進出を決めた。

今回の都市対抗奈良一次予選はクラブ選手権の一次予選も兼ねているため、
一城クラブは奈良2位として30日からの東近畿予選に出場することになった。

終盤で地力の差を見せられたような形になった一城クラブだが、
企業チームでの経験を持つ選手も増えて、実力を上げつつあると思う。
ミキハウスの廃部後、大和高田が孤高の存在になるかも知れない中で
今日の中盤までのように堂々と渡り合えるようになれば、
奈良の社会人野球はもっと面白くなってくるだろう。
驚弾炸裂?@西京極。
←京都ファイアーバーズの横断幕

西京極球場・三塁側にて。

とてもよく目立っていました。

◇第77回都市対抗野球大会 京都府第ニ次予選 第1日◇

《第一試合・1回戦》 島津製作所 7−1 京都ファイアーバーズ

島  津 004 000 210=7 H7 E0
京都FB 000 001 000=1 H6 E1


島津:田渕、岸田、国居−村上  FB:山本、竹内、岩木、木成−川上、柳田

手元の時計で8時52分試合開始。

3回表、島津は2アウトから吉田大輔が四球を選ぶと、
坂井秀樹、八木慎、山口慶彦の3連続安打でまず1点を先制した。
続く高田昌紀の打球は遊撃手の前でイレギュラーバウンドして(記録は安打)
この間に二人が生還。
なおも山口が三盗を試みたところで捕手の悪送球があり、4点目のホームへ。

ファイアーバーズの先発は昨年までシダックスに居た山本大輔。
ボール球がやや先行気味だったものの、3回以外はまずまず。
6回からは竹内和也(元・西武ライオンズ)が登板したが、
7回に吉田の適時二塁打などで2点を失う。

島津は8回表にも三番手の岩木優から三河隆信の二塁打で追加点を挙げ、
三投手の継投に堅実な守備もあって1回戦を突破した。

ファイアーバーズには、以前から気になっていた選手が居る。
背番号5の4番打者・山中憲彦である。
龍谷大学の頃からその風貌やバッティングフォームに、
中村紀洋を彷彿とさせるものがあった。
東京の友人にも「中村ノリのそっくりさんが今度神宮デビューします」というような
推薦のメールを送った記憶がある(笑)
その後どうしたんだろう、と思っていたらファイアーバーズに在籍していたわけで。

その山中、第一打席は1回裏2アウト一塁でセンター前安打。
第二打席は内野ゴロに倒れたが、
6回裏の第三打席ではノーアウト一塁であわや本塁打かという当たりが、
レフトフェンス上のネットを直撃する弾丸ライナーの二塁打。
この試合唯一の得点を叩き出している。
スラッガーぶりは健在のようで、ちょっと嬉しくなった。

所用のためこの試合のあと西京極を離れたので、
第二、第三試合は観戦できず。
参考までに結果のみ。

《第二試合・2回戦》 日本新薬 9−0 東宇治クラブ
《第三試合・2回戦》 ニチダイ 11−1 島津製作所

まずは。

2006年6月9日
まずは、明日も勝て。

話はそれからだ。

(詳しくは後日の日記にて・・・?)



最近、仕事時間内で自分の文章作成能力キャパシティーを
オーバーしている日が多いような気がする。
手抜きでスミマセン。
7月15日〜17日、
ホークスが“鷹の祭典2006inヤフードーム”というイベントを開催する。
私はその数日前に福岡に居る予定はあるものの、
イベントが始まる頃には帰阪しているので・・・。

ホークスの選手はそのイベント専用のユニフォームを着て試合に臨むとのことで、
公式HPでその写真を見たのだが・・・

はっきり言いますと。
ホークスでこのユニが似合うのは陽燿勳しか居ないのではないかと。
カラーリングがどう見ても“兄弟象(エレファンツ)”にしか思えないのですが。

いっそのこと胸のマークも台湾表記で、

福岡軟體銀行鷹

にしてみたら面白いのに、と不埒なことを思ってしまった(笑)
◇NISSAY INTER LEAGUE 2006@大阪ドーム◇

広島東洋カープ 4−2 オリックスバファローズ


6月1日とほぼ同じポジションで、3回表から観戦。
オープン戦以外でカープの試合を観るのは10年ぶり、
いやもしかしたらそれ以上になるかも知れない。

観たかったのはカープの梵英心。
5回は足を生かした内野安打、7回はセカンドの横を抜ける安打で、
今日は猛打賞だったらしい。
1回にも打ってたのか(後で調べてみたら二塁打とのこと)。
あの赤いストッキングをグッとたくし上げた姿、いいっすねぇ。

内野上段席から観ていると、カープを応援しているお客さんのほうが多く見える。
レフトスタンドは上段まで入っているし、三塁側下段もかなりのもの。
なんたって声のボリュームがすごい(特に『宮島さん』の大合唱)。
レフトの上と下で繰り広げられるスクワットが非常に壮観なのだが、
回を重ねるごとにその上と下とでズレが生じてくるのが何とも(笑)

7回表にはビジターチームの応援歌が流されるはずが、今日は流れず。
妙な間が空いたあと、レフトの応援団からトランペットで『それ行けカープ』が。
用意してなかったのか?



今年の交流戦観戦はとりあえずこれで終了。
大阪ドームへも来月まで行くことはたぶん無いと思う。
平均16点@紀三井寺。
←和歌山県営紀三井寺運動公園野球場

南海和歌山市駅、JR和歌山駅から和歌山バス“競技場前”下車。
海南方面行き、マリーナシティ行き(一部)で行けます。490円。

今日は南海和歌山市駅から50分近くかかりました・・・。


紀三井寺球場へ行くのは昨年7月22日以来。
照明塔が設置されてからは初めてである。
運動公園の中に入って左手に野球場が見えるのだが、
今まで無かったものがそこにあると、やっぱり目立つ。
紀三井寺での初観戦からはおそらく10年以上は経過しているが、
その間にスコアボードも変わり、照明塔も加わった。
しかし、コンクリ剥き出しのスタンドは全然変わらない。
こちらのリニューアルは・・・当分ないやろなぁ。


◇平成18年度春季近畿地区高校野球大会 第4日(最終日)・決勝戦◇

智辯学園和歌山高校 17−4 京都成章高校

和智辯 203 612 201=17 H17 E1
京成章 001 100 002= 4 H9 E2

(智辯和歌山は9年ぶり2回目の優勝)

和:竹中、松本−橋本、植芝   京:西原、奥村、北岡、西原−野村、小西

【HR】松隈(和・3回3ラン)、須藤(京・3回ソロ)、竹中(和・4回ソロ)、橋本(和・6回ソロ)


1回表、智辯和歌山は犠飛とバッテリーミスで無安打ながら2点を先制すると、
3回表には2アウト一、二塁で松隈利道がバックスクリーン右への3ラン。
その裏、京都成章は須藤光祐の本塁打で1点を返したが、
4回表先頭の竹中孝昇の本塁打から智辯和歌山が猛攻を見せる。
この回だけで3本の二塁打を含め7安打で一挙6点。

その後も適時打だけでなく四球や相手のミスに乗じる形で着々と得点を重ね、
終わってみれば17安打17点。
1回戦では履正社から15点、準決勝では県立和歌山商業から16点。
3試合で48点という恐るべき攻撃力で智辯和歌山が春の近畿を制した。

京都成章は先発の西原佑亮が4回途中降板、レフトへ下がったが、
続く2投手も智辯和歌山の勢いを止めることができず、8回から再びマウンドへ。
8回は2アウト一、三塁のピンチを切り抜けたものの、
9回は四球に暴投もあって1回と同様無安打で17点目を許してしまった。
残念な結果に終わったが、どう立て直して行くかにこの夏がかかる。


智辯和歌山は組織だった応援は無し。
京都成章は控えの部員が太鼓ひとつで統制のとれた声援を送っていた。
応援の様子だけだとどちらが地元かわからない雰囲気だった。


さて、今年から照明塔が加わった紀三井寺。
高校野球和歌山大会では点灯試合をこの眼で観ることができるかどうか。
その時刻まで球場に居るとなると帰りがちょっと大変かも知れないけど。



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NTT西日本→ジャイアンツの脇谷亮太が今日一軍デビュー。
第三打席で初安打に続いて、最後は三塁打で出てサヨナラのホームを踏んだ。
N西で何度も観ていた選手のデビュー戦での活躍だけに、
素直に喜ばせてもらいました。
(正直、ジャイアンツなんてどうでも良いとは思ってるけど)
西近畿代表・和歌山箕島球友会@松下。
←枚方市・松下球場

今日は運良く?この位置で観ることができました。
(Kさんありがとうございます)



◇第31回全日本クラブ野球選手権大会 西近畿(大阪・和歌山・兵庫)代表決定戦◇

和歌山箕島球友会 9−3 全播磨硬式野球団

全播磨 000 003 000=3
箕  島 103 100 31X=9

(和歌山箕島球友会はクラブ選手権初出場)

播磨:笹岡、山本純−山崎   箕島:森田−岡橋

【HR】辻本(箕島・7回2ラン)、中西(箕島・8回ソロ)

13時の試合開始予定が、15分ほど早く始まった。

箕島は1回裏に中西保友の右中間を破る三塁打で先制すると、
3回裏には岡橋司(二塁打)、辻本和豊(三塁打)の連続長打などで3点を追加。
4回裏にも相手守備の乱れを突いてさらに1点を奪い、徐々にリードを広げる。

箕島の先発・森田竜平はアンダーハンドからの緩急を付けた投球で、
全播磨打線に的を絞らせず。
5回までノーヒットに抑えていた。

6回表の全播磨は、2アウトから畑山英樹が四球を選ぶと、
高木亮のライト頭上を越える二塁打で生還。
続く丸山耕市、澤尚徳にも連続適時打が出て反撃のムードを作る。
しかし森田はここで踏ん張りを見せ、代打の竹内直樹を三球三振で打ち取った。

7回裏、箕島は今日2本目の二塁打で出た岡橋が捕逸で三塁へ進んだところで
辻本にライトへの2ランが飛び出した。
その後も四球の走者を置いて、山本哲の適時二塁打で1点を追加。
辛抱の投球を続けていた笹岡忍をKOした。
8回裏、中西のレフトへの本塁打はまさにダメ押しの一撃。

森田は9回表1アウト二、三塁のピンチも無失点でしのぎ、
和歌山のチームとしても初めての全国クラブ野球選手権出場を決めた。



少々贅沢を言わせてもらえれば。
今日の試合は、勝ったチームが全国大会に出場できるという
それなりに大きな意味を持っている試合である。

その会場は松下球場。
グラウンドそのものは良いのだが、落ち着いて観戦できる球場ではない。
スコアボードに選手の名前も出ず、打順のランプも点かなければ、
場内アナウンスも全く無い(放送室は一応あるらしいが)。
当然一般向けのパンフレットなどあるはずもない。
(私の場合は高砂市長杯のパンフを持参して代用)
代表決定戦であるにもかかわらず、表彰式も無し。

確かに今日観戦していたお客さんは数えるほどであったが、
これではオープン戦と何ら変わらない。
観ている側としては、守備位置と背番号でいちいち出場選手を確認せずとも
ひと目で判るような、まともなスコアボードのある球場で試合をして欲しいところ。
ましてや場内放送が無ければ途中交替もすべて把握できないし、
交替を告げる球審の声もずっと聞き取れるわけではない。

諸般の事情で松下球場での開催に落ち着いたのかも知れないが、
仮にも全国大会へのキップを賭けた一戦が、これで良いのだろうかと。
連盟側はクラブチームの奮戦ぶりに注目を呼びかけているはずだが、
今日の様子では観客の立場というものが全く考えられていないように思えた。

6月末からの東近畿代表決定戦は橿原公苑球場だから、
こんなことはないだろうけど。

最後は“ないない尽くし”になってしまったが・・・(苦笑)

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