道頓堀・大阪松竹座で『壽 初春大歌舞伎』を観てきました。
“大阪松竹座新築開場10周年記念”という冠が付いています。

今回は幕見です。
市川團十郎の『勧進帳』が観られたら・・・と思っていたものの、
11時過ぎに松竹座の窓口へ行けば売り切れ。
(松竹座の幕見は12席しかありません)
しかし昼の第3部『封印切』の入手に成功。
1,700円でした。
それにしても、『封印切』はこれまで何度観たことやら・・・?

簡単に筋書きを言えば、
亀屋忠兵衛(坂田藤十郎)と井筒屋の傾城梅川(片岡秀太郎)は恋仲ながら、
丹波屋八右衛門(片岡我當)がその邪魔をする。
忠兵衛は八右衛門の挑発に乗った勢いで、
懐の中に預かっていた公金の封を切る重罪を犯してしまう。
あとは死を待つばかり・・・

と書けば悲劇っぽくなるのですが、そこは上方の芝居。
とくに前半はじゃらじゃらした艶っぽさや可笑しみの溢れる場面がふんだんに。
藤十郎の忠兵衛、我當の八右衛門はまさに当たり役で、
この両人のやりとりは何度観ても面白いです。
秀太郎の梅川、上村吉弥の井筒屋おえん、坂東竹三郎の槌屋治右衛門、と
役者の顔ぶれだけでも上方の匂いがぷんぷんと漂います。

それでも、忠兵衛が封印を切ってからの舞台からにじみ出るような物悲しさ。
忠兵衛と梅川は夫婦になるも決してハッピーエンドではないわけで。
しかし演じている藤十郎のセリフが、可笑しいやら哀しいやら。
なんとも言えぬ味わいがありました。


松竹座の初春大歌舞伎は1月26日まで。
当日券は・・・難しいかな。
昨日から今日にかけて騒々しかったこと・・・。

何が起こるかわからない世の中ですわ。

12年。

2007年1月17日
“あの日”の前後に産まれた子どもが、
この春に小学校を卒業する、というニュースを耳にする。
「自分もそれだけトシを取ったんやなぁ」と思うと同時に、
“あの日”を知らない世代が確実に増えていることを思い知らされる。

時間の経過とはそういうものだとはわかっているし、
その時代時代の節目となる出来事を知らない世代が増えていくのも
仕方がないこと。

でも、その出来事を(度合いの大小はともかく)経験している世代としては、
どうしても忘れることができないのであって。
それをどう伝えられるのか。
その経験をこれからどのように生かすことができるのか。
自分にはわからないけれど、
記憶を風化させない、それだけでも大事なことだと思う。

1995年1月17日を忘れない。
生きている限り。
ホームゲーム@堺・金岡。
◇2006/07 V・プレミアリーグ男子@堺市金岡公園体育館◇

東レ アローズ 3−2 堺 ブレイザーズ



堺BZ 25 25 25 18 12
東 レ 19 22 27 25 15


第3セット途中までは堺BZのストレート勝ちのような雰囲気だったが、
東レに追い上げられてこのセットを落としてから流れが変わってしまう。
第4セットは序盤から7ポイント連取されるなど、
東レの勢いを止められないままフルセットへ。
第5セットも堺BZはこれからという場面でのサーブミスが続いたりで、
地元でのホームゲームをモノにすることができなかった。

毎度のことながら、対面から見た堺BZの応援席。
中田なおき団長は健在だが、男性スタッフが少なくなったのか
団長自ら音響の調節までもやっていた。
スタンドを走り回りながらも選手がコートに入ったらボリュームを下げに行ったり。
昨日もフルセットだったそうで、まさに大車輪の奮闘ぶり。
恐れ入りました。
そして、今シーズンからチアが4人加わっている。
ホームゲームだけかも知れないが・・・まだ踊りが不慣れなような。
遠目からだと“絶対領域”っぽく見えたりするのがなんとも(爆)

それにしても、観客も一緒に踊る応援ネタを持つこの両チームの対戦。
スタンドのビジュアル的には面白過ぎます。
播州赤穂行き。
←兵庫県赤穂市・大石神社の大絵馬

大石内蔵助良雄は亥年生まれ(万治2年=1659年)、
つまり年男なんだそうな。

あなたの“大願”は何ですか?



『青春18きっぷ』の“残り1回分”が偶然手に入ったので、
ちょっとだけ遠足してきました(笑)
向かった先は播州赤穂。


昨年夏、都市対抗野球観戦目的で東京に居たとき、
朝早めに起きて高輪の泉岳寺まで行ったのに端を発したわけでもないですが、
いわゆる“忠臣蔵”に縁のある土地を歩いてみたくなりまして。
それ以前から(外伝モノも含めて)お芝居やTVなどで見ていたこともありますし。
しかし、赤穂は私にとって未踏の地でした。
(JR赤穂線は一応全線通して乗ったことはあります)


播州赤穂駅から大石神社までは歩いて15分ぐらいですが、
ウエスト神姫バスだと大石神社前のバス停まで100円とのことで、
試しに乗ってみると少々遠回りながら5分少々。
しかしバス停から5分強は歩くわけで、あまり変わらないような・・・。
毎年12月14日のニュースで映る場所やなぁ、と思いつつ
お濠にかかる橋を渡って城跡の中を歩いて行けば、そこに神社が。
とりあえずお参りをして、お守りを買って、
義士史料館(宝物殿、庭園など4ヶ所共通で420円)を眺めて。
四十七士の木像が展示されている奉安殿では、
知らない名前もけっこうあるよなぁ、などと改めて思ったり、
この人物は誰に演じさせたら似合うだろうかと考えてみたり。
元禄の世に思いを馳せていた次第です。


今回、久しぶりで赤穂線に乗って「えっ?」と思ったのが、
ホームに停まっていた播州赤穂始発の岡山方面行きの電車が、
かつて瀬戸大橋線で“マリンライナー”として走っていた車両だったこと。
しかも2両編成。
最近、岡山へは新幹線でしか行ってないからなぁ・・・。
姫路駅のホームが高架になっていたのにも眼を丸くしたけれど。

殿堂入り。

2007年1月10日 野球
今日の朝日新聞(大阪本社版)の夕刊4面に、
“MLB リプケン氏殿堂入り”という記事があった。

カル・リプケンは2632試合連続出場のメジャーリーグ記録を持つ遊撃手。
ボルティモア・オリオールズ一筋でプレーし、背番号8は永久欠番になっている。

日本の野球殿堂入りした選手では、
門田博光や山田久志など現役時代を観たことのある選手が何人か居るが、
一度も海外へ行ったことがない身としては、メジャーの選手を観る機会が・・・。
しかし、リプケンだけは観たことがある。

1996年11月7日、仕事を休んでまで観に行った甲子園球場の日米野球。
この年の日米野球はドジャーズの野茂英雄も選ばれ(甲子園では登板せず)、
他にもマイク・ピアザとか、アレックス・ロドリゲスとか、バリー・ボンズとか、
(前の年は千葉ロッテマリーンズに居た)フリオ・フランコとか・・・。
今から思えば垂涎モノの顔ぶれが並んでいたんやなぁ、と。
どんな試合だったかはあまりよく覚えていないのだが、
アンドレス・ガララーガが本塁打を打ったことだけはよく覚えている。

ともあれ、リプケンは私が観たことのあるメジャーリーガーの中で、
初の殿堂入り選手となったことになる。
私は2002年の大阪ドームを最後に日米野球からは足が遠のいてしまった。
今後の日米野球の開催そのものもあるかどうかわからない状況だから、
私にとって生でプレーを観た殿堂入りメジャーリーガーは、
リプケンが最初で最後になるかも知れない。
アメリカまで行くことがあれば別ではあるけれども。
雨上がりの決勝@花園。
◇第86回全国高等学校ラグビーフットボール大会 決勝◇

東海大学付属仰星高校(大阪第二) 19−5 東福岡高校(福岡)


[前半]0−0  [後半]仰星19−5東福岡

※東海大仰星は7年ぶり2回目の優勝


昨夜は一瞬窓に雨粒が叩きつける音が聞こえるほどの強い雨が降り、
今朝方も雨が降っておまけにかなり寒そうだったので、
花園のバックスタンドへ行って大丈夫なのか?と思うような状況。
決勝は14時05分のキックオフ。
それに間に合おうと思えば少々ゆっくり行けるのだが、
やはりできるだけ良い位置で観たいので。

友人から、今日はメインスタンドで観るというメールをお昼前にもらった頃には、
雨は止んでわずかに晴れ間が見えていた。
13時少し前に花園に着いて、とりあえず友人とメインスタンドで合流したが、
やっぱり観慣れたバックスタンドへ移動することに。
3日に観ていたポジションもこの時間だと余裕で空いていた。
試合前のアトラクションの間に他の友人もやって来て、いよいよ試合開始。
それにしても風が強い。

前半は0−0で終わった。
東福岡はペナルティーゴールを失敗している。
どちらかと言えば仰星陣でのプレーが多く、
風上に立つ東福岡が押し気味のようではあったけれど、
仰星は決して慌てている様子を見せない。
東福岡の準々決勝で見られた鮮やかなボールさばきは影を潜めていて、
いいところまで攻め込みながらミスが出て流れが止まる。
仰星、東福岡ともにハンドリングミスは目立つが、
それだけお互いの相手に与えるプレッシャーが大きいように思える。
攻撃の決め手に欠けた、と言ってしまえばそれまでだが、
その一言で片付けられるような簡単なものではない。
“一歩も譲らず”という表現が相応しい、そんな前半の攻防だった。

後半6分ごろに仰星のトライでようやく均衡が破れ、
その後も東福岡のパスを仰星の谷野智紀が見事なインターセプト。
一瞬の隙を突いたかのようなプレーで追加点を挙げた。
東福岡はロスタイムに入ってからの1トライのみ。
しかし、チームの実力には得点差ほどの開きは無かったと思う。
面白い決勝戦だった。



試合後は、3日は都合でできなかった新年会(のようなもの)。
久々に鶴橋で焼肉を堪能しました(笑)
ISBN:4167483157 文庫 半藤 一利 文藝春秋 ¥620

この本を買ったのは昨年9月。
一応1回読了していたが、
なぜかずっと居間の机に置きっぱなしだった。

昨年の大晦日、
帰って来ていた兄がその文庫本を手に取り、
「これ、大宅壮一とちゃうんか?」と言う。

実はこの本、最初は“大宅壮一 編”として世に出たのだが、
その後、決定版として刊行される際に半藤一利名義になっている。
(この経緯は本書の“あとがき”にあります)
・・・というような説明をしたところ、
兄は「同じ題の別の本かと思った」とのこと。

兄は、大宅壮一名義の頃にこの本(単行本?)を買ったことがあるらしく、
その購入理由は「終戦の詔勅の全文が載っているから」だったとか。
「映画では三船敏郎が・・・」などという話も出てきて、
昭和史が好きな者どうし、酒も呑まないのにちょっと盛り上がってしまった。




私が持っている半藤一利の著作は今のところ5冊。
買ったもののまだ開いていないのが1冊ありますが(苦笑)
ベストセラーになった『昭和史』は文庫化されてから買おうかと。
他の作品については機会があればまたご紹介します。

仕事始めの前に。

2007年1月4日
仕事始めの前に。
←大阪市住吉区・神須牟地(かみすむち)神社

一部でちょっと話題になった神社です(謎)



元日と2日は家庭の事情でほとんど外出ができなかったので、
4日になって初詣。
正月休みでなまったカラダに動きを取り戻させるべく、
初詣ついでのウオーキング、という名のトレーニング(苦笑)で
大阪市内を半日歩き回りました。
郵便局に何ヶ所か寄ったり、文具屋さんで今年の手帳をやっと購入したり。
今日は早寝ができそうです。
さぁ、明日から仕事だ・・・と言っても一日行けばまた休みですが。
やっぱり“準々”は面白い@花園。
←今日の近鉄花園ラグビー場

正月3日恒例のお楽しみ、全国高校ラグビー準々決勝。

今年もよく入りました。

第一試合の開始数分前に到着。
幸いにも友人が良い位置の席を確保してくれていた。
ところどころで新年の挨拶が交わされる今日の花園は、晴れ時々曇り。
生駒おろしの冷たい風もほとんどなく、寒さもさほど気にならず4試合を観戦。

◇第86回全国高等学校ラグビーフットボール大会 第5日・準々決勝◇

《第一試合》 
桐蔭学園高校(神奈川) 29−15 正智深谷高校(埼玉)


[前半]桐7−5正  
[後半]桐22−10正

《第二試合》 
大阪工業大学高校(大阪第一) 31−12 仙台育英学園高校(宮城)


[前半]工7−7仙
[後半]工24−5仙 

《第三試合》 
東海大学付属仰星高校(大阪第ニ) 33−12 長崎北高校(長崎)


[前半]仰19−0長
[後半]仰14−12長

《第四試合》 
東福岡高校(福岡) 62−0 大分舞鶴高校(大分)


[前半]東29−0舞
[後半]東33−0舞


4試合を観ていて、大阪工大高と東福岡のプレーの鮮やかさに眼を奪われた。
ひとつのボールを大事につないで行こうとする姿勢が随所に見られる。
個人個人の能力の高さもあるのは確かなのだが、
自らのミスなどでプレーが停まってしまうことが少なく思える。
密集になってからの球出しの早さと、離合集散の機敏さ、そして的確な状況判断。
特に東福岡のプレーは間違いなく高校のトップクラスだと思う。
この両校が準決勝で対戦する。
どんな試合になるのだろうか?

ほか、効果的なタックルと頭脳的なパスプレーに思わずうなった桐蔭学園。
そして、今大会優勝候補の一角である東海大仰星を相手に健闘を見せた長崎北。
後半に挙げた2つのトライには大きな拍手が場内から起こった。
退場する際の礼儀正しさにもさらに大きな拍手。
残り時間を示すゼッケンを掲げたり、
バックスタンドにも聴こえるような声で声援を送っていたマネジャーも印象に残った。

甲子園の高校野球では準々決勝は2日に分けて行われるようになって、
「一番面白い」と言われていたそのイメージが少しだけ変わった気もする。
しかし、高校ラグビーは1日で4試合をまとめて観られる。
(観ている側としては30分ハーフはそれほど疲れることもないし)
花園の準々決勝は、今でもやっぱり面白い。

(注)現在、観戦記におけるスコア等の得点表記方法を模索中です。
どのようなスタイルにするか決めかねている状態ですので、
しばらくの間ご辛抱願います。

お正月三題。

2007年1月2日
お正月三題。
←福岡屋あるじさんの“今日のおめざ”(笑)

大阪府八尾市・與兵衛桃林堂(よへえとうりんどう)の
『河内太鼓』(左)と『桃李もなか』です。

↑TBS・海保知里アナのナレーションだと思って下さい(笑)



*今年の“お年賀”用の菓子

上の写真にある2品です。
與兵衛桃林堂は昨年10月に開業した新しいお店(HPもあります)ですが、
『桃李もなか』はひと口食べてファンになり、今回お茶菓子として。
お土産にした『河内太鼓』も素朴かつ上品な味で、
小豆の美味しさが本当に感じられます。
地元にこんな和菓子屋さんができて、嬉しい限り。
(ちなみに東京・表参道の桃林堂とは別のお店です。本社はどちらも八尾ですが)



*お雑煮

我が家は白味噌、丸餅の関西風で、人参、大根、小芋入り。
2年連続で私が作っています。



*とりあえず今年の目標

2月に某検定試験を受ける予定なので、
それに向けてちょっとは勉強しておこうかなと。
何の試験かは受験当日の日記に書くかも知れません。
あとはいつも通り未観戦球場の開拓と、それから・・・?

迎春。

2007年1月1日
迎春。
当『球虹日記』はおかげさまで今日がオープン3周年。
4年目に突入致しました。



2007年は十干十二支で言えば“丁亥(ひのと・い)”の年。
それにちなんで大阪府吹田市にある“亥子谷(いのこだに)”という名の
バス停の写真を使ってみました。
全然お正月らしくないですが(^^;

今年もどうぞよろしくお願い致します。
2006年に球場で観戦した試合の中で、印象に残ったものを各月1試合ずつ。
(ただし、開始〜終了まで観届けた試合限定)


《1月》 1試合
22日 プロ野球マスターズリーグ@大阪ドーム
大阪ロマンズ 6−5 名古屋80デイザーズ


1月に観たのはこの1試合だけなので・・・。
今となってはギャオス内藤の叫びぐらいしか思い出せません(笑


《3月》 11試合
26日 第78回選抜高等学校野球大会 1回戦@甲子園
日本文理高校 4−3 高崎商業高校


新潟県勢のセンバツ初勝利。
“ハリス”と“テキーラ”の競演も楽しみました。


《4月》 21試合
22日 都市対抗野球大阪・和歌山一次予選 1回戦@堺浜
中山硬式野球クラブ 3x−2 八尾ベースボールクラブ


八尾BC初の公式戦。
中山クラブ相手に大健闘を見せるも、サヨナラ本塁打で惜敗。
今後に期待が持てる試合内容だったと思います。


《5月》 13試合
21日 京滋大学野球春季リーグ戦 第8節・1回戦@太陽が丘
京都学園大学 7x−6 佛教大学 (延長10回)


1回表から佛教大が5点差をつけるも、学園大が徐々に追い付く展開。
どちらに転んでもおかしくないような、ハラハラドキドキの試合でした。
楽しみな1、2回生が多いです。


《6月》 12試合
24日 都市対抗野球兵庫二次予選・敗者復活2回戦@明石公園
阪神ベースボールクラブ 6−3 関西メディカルスポーツ学院 (延長15回)


15回表にカンメディが力尽きた形で終わりましたが、
4時間43分の大熱戦は見応えありました。
この日の明石はアツかった・・・。


《7月》 14試合
23日 第88回全国高等学校野球選手権大阪大会 2回戦@南港中央
浪速高校 1−0 桃山学院高校


恥ずかしながら我が母校、強豪相手にこんな良い試合をしてくれるとは。
来年こそは初戦突破!


《8月》 23試合
20日 第88回全国高等学校野球選手権大会 決勝戦@甲子園
駒澤大学附属苫小牧高校 1−1 早稲田実業学校高等部(延長15回)


本にもなりましたし、今更説明する必要はないでしょう。
この試合を生で観戦できたことは非常に幸運だったと思います。


《9月》 19試合
16日 四国アイランドリーグ公式戦@香川県営オリーブスタジアム
香川オリーブガイナーズ 7x−6 高知ファイティングドッグス


四国アイランドリーグ初観戦。
牧歌的な雰囲気の中の熱戦は見どころも多く、とても楽しかったです。
来年も行きたいなぁ。


《10月》 16試合
22日 関西学生野球秋季リーグ戦 第8節1回戦@西京極 
同志社大学 2x−1 立命館大学 (延長20回)


10月は選びたい試合が6試合ぐらいあって迷いましたが、やっぱり同立戦。
18回を投げた立命館・金刃憲人の鬼神のごとき投球は忘れられないでしょう。
私にとってはこれが2006年のベストゲームです。


《11月》 19試合
18日 第33回社会人野球日本選手権大会 1回戦@大阪ドーム
日産自動車九州 2−0 三菱重工神戸 (延長15回)


日本選手権でも好試合がいくつかありましたが、
この試合は(応援も含めて)いかにも“オトナ”の延長戦。
社会人野球らしい魅力溢れる試合だったと思います。



あと、野球以外にも振り返るネタと言えば、
3月に初めてプロペラ機に乗った(しかも故障で機体交換があった)とか、
春・秋通じてファイニーズの公式戦を全部観た(これは初めてです)とか、
長年愛用の携帯(8月)、プリンター(12月)を買い替えたとか・・・
そんなところでしょうか。



この一年、当『球虹日記』をご愛読いただいた皆様、
そして現場などあらゆる方面でお世話になった皆様、
ありがとうございました。
2007年は、社会人野球日本選手権の本大会を目前に大台に乗ってしまうという
ナントモハヤな年ではありますが(汗)
相変わらずのマイペースで進んで行くつもりでありますので、
今後ともよろしくお願いいたします。

福岡屋あるじ 敬白
*観戦試合数:148(昨年比−5)
   うち開始〜終了まで見届けたのは113試合

【ジャンル別】

  社会人[66、うち軟式(一般A)2]
  大学[35]
  高校[31、うち軟式3]
  プロ[13]=パ8、交流戦3、PBML1、IBLJ1
  社会人vs大学[2]
  プロvs社会人[1]



【球場別(太字は初観戦球場)】

 [27]大阪ドーム(京セラドーム大阪)
 [23]西京極
 [17]阪神甲子園
 [13]南港中央
  [7]東京ドーム
  [6]皇子山
  [5]明石公園第一
  [4]スカイマーク
  [3]香川県営、橿原公苑、紀三井寺、松下
  [2]尼崎小田南公園、大阪ガス今津、橿原運動公園、堺浜、新日鐵広畑、
    太陽が丘、長良川、日生千里山、マスカット
  [1]尼崎記念公園、大垣北公園、久宝寺緑地、京都大学吉田、甲賀市民
    高知市、高砂、高島市今津、豊中ローズ、花園中央公園
    彦根、福岡ドーム、保土ヶ谷、瑞穂公園、明治神宮、大和郡山市営

(※参考)試合は観ていないが中には入った球場
 香川県営第二、住之江公園、京都岡崎公園

(※参考)試合は観たけれどノーゲームになったのでカウントしていない球場
 舞洲


【チーム別観戦試合数(上位のみ)】

《社会人》
 [12]日本生命
  [6]松下電器
  [5]大和高田クラブ
  [4]大阪ガス、甲賀健康医療専門、JR四国、中山硬式野球クラブ、日本新薬
  [3]アークバリアドリームクラブ、NTT西日本、NTT北海道、全播磨硬式野球団、
    JFE東日本、デュプロ、富士重工業
  [2]一城クラブ、OBC高島、ほか15チーム

《大学》
  [7]関西学院
  [5]立命館
  [4]近畿、同志社、龍谷
  [3]大阪産業、大阪商業、関西、京都学園、京都産業、京都、佛教
  [2]関西国際、天理、東京、奈良、奈良産業、びわこ成蹊スポーツ

《高校》
  [5]早稲田実業
  [3]大阪桐蔭
  [2]鹿児島工業、高知商業、駒大苫小牧、智辯和歌山、日本文理、横浜、
    桃山学院(軟式)

《プロ》
 [10]オリックスバファローズ
  [5]福岡ソフトバンクホークス
  [3]中日ドラゴンズ
  [2]千葉ロッテマリーンズ、北海道日本ハムファイターズ
  [1]香川オリーブガイナーズ、ほか4チーム



球場別観戦数では2年ぶりで大阪ドーム(京セラドーム大阪)がトップに返り咲き。
だからと言って好きな球場でもないのですが。 
そして意外だったのが、舞洲の観戦数ゼロ。
都市対抗阪和二次予選の序盤にまったく行かなかったのがそのまま響いた形に。
おまけに関西六大学を観に行けば雨でノーゲームになるし・・・。

チーム別では、今年は特に日本生命とご縁があったようで。
12試合も観ていたとは正直驚きです。
そして、ホークスは5試合観て5勝負け無し。ラッキーでした。


各月ごとの観戦試合数と印象に残った試合については、後編にて。
ちょっと寄り道@花園。
大掃除とは言えないまでも、
本や資料の整理などで昼過ぎまで費やしまして。
半分ぐらいは片付いたかな、と。

で、大阪市内へ買い物へ行くついでに、
花園に寄り道して1試合だけ。
天理高校の小旗までもらってしまいました。


◇第86回全国高等学校ラグビーフットボール大会 第3日◇

《第1グラウンド第5試合・2回戦》

東福岡高校(福岡) 62−10 天理高校(奈良)


前半開始5分までに2本のトライを許すなど、天理は防戦一方。
東福岡の巧さだけが目立って前半は36−0。
後半にやっと2トライを挙げるも東福岡の勢いを止めることはできず、
終了間際にもトライとゴールで点を追加されて予想外の大差に。
もう少し競った試合になるかと思っていたのですが・・・。

とりあえず今年のスポーツ観戦はこれで終了。
明日は今日のつづきに没頭しようと思います。

ゴホウビ。

2006年12月29日
今日は仕事納め。
この一年も、ここでは書けないぐらいいろいろとありましたが、
どうにか乗り切りました。

そのあと、1日早く休みに入っていた友人とちょっとだけ豪華な洋食屋さんで夕食。
絶品のオムレツと楽しいひとときは、
1年間頑張ってきた自分へのごほうびと呼ぶに相応しいものだったと思います。

人生、苦あれば楽ありですわ。
昨夜、近所にある某家電量販店までプリンターを買いに行きまして。
箱にビニール袋までかけてもらい、雨の中ヒーコラ言いながら持って帰りました。
ボーナス支給後最も大きな買い物になりました。
おかげで年賀状の裏面の印刷だけは今日未明に完了。
今日21時にすべての宛名書き(宛名は必ず手書きです)を終えて、
ついさっきポストへ投函してきました。

そのプリンター。
今まで使っていたのと比べると音がとても静か、おまけに速い!
・・・って、何を感動しているんだか。
ただ時代の波について行ってなかっただけのことですが。
とりあえずハガキの印刷だけはできたので、
スキャナなどの細かい機能はこれからマスターします。

さぁ、今年の勤務もあと2日。
今年の課題は今年のうちに・・・できるか?

ピーンッチ!

2006年12月25日 日常
千秋真一(玉木宏)が「楽しい音楽の時間だ!」とか言っている間に、
我が家のプリンターが壊れてしまいました(ToT)
一般向けの年賀状はほとんど終わっていたのですが、
それ以外のカラーの分が全然できないままで・・・。

・・・明日の帰り、買いに行かなければ。
元日に間に合わないではないか。

開業初日。

2006年12月24日 趣味
開業初日。
大阪市営地下鉄・今里筋線が今日から開業。

とりあえず全線乗ってきました。


(後日追記するかも知れません)
関西勢2校、国立へ@花園。
←近鉄花園ラグビー場

京産大、法政に勝ってベスト4進出!

9年ぶりの国立へ!


◇第43回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 準々決勝(花園)◇

《第一試合》 京都産業大学 36−28 法政大学

京産大 19 17=36
法政大 15 11=28


後半開始直後に花園に到着。
京産大のセカンドジャージが東芝府中のそれのように見える。
その京産大がリードして前半を終えたのを知り「おっ、やるなぁ」と。
ここ6年間は早稲田、関東学院、法政の3つが必ず準決勝に残っているので、
ひょっとしたらその1つが今回崩れるかも知れないという期待が。
実は一昨日、同じ課の先輩と少しだけラグビーの話をしていて、
先輩は「京産大と大体大、どっちも残ったらおもろいなぁ」とか言っていたのだが。
大体大はともかく京産大は法政相手だからちょっと難しいかな、と。

実際、後半に入ってから法政に逆転されてしまい、
26−28のまま後半も40分、ロスタイムに入ろうとしていたその時。
京産大がペナルティーゴールを成功させ土壇場で29−28と逆転。
その後もトライとコンバージョンで36−28で勝利を確定付けた。

得点板を見ると、法政はトライ後のコンバージョンを全部外していたらしく、
これが明暗を分けてしまったような気がしないでもない。
しかし京産大はフォワード戦では法政を上回っていた感じがする。
後半、リードを奪われても最後まで気持ちを切らさなかったのも良かった。



《第二試合》 大阪体育大学 28−14 明治大学

大体大 14 14=28
明治大 14  0=14


この対戦、前回は1回戦で大体大が43−24と勝っている。
関西Aリーグ1位の名誉にかけても、今年も勝ちたいところ。
しかも17年ぶりの国立がかかっている。

前半はともに2トライ2ゴールで同点。
フォワードのデカさではやっぱり明治か。
それでも大体大は本当に良いタックルを何度も見せてくれる。
負傷退場が多いのは気がかりだったが。

後半も明治のほうが押しているような感じでありながらも、
大体大はバックスも一体となって持ちこたえていた。
ちょっと明治が雑になってきたか、と思っていたところに攻め込んで行くような形で、
大体大が良い流れを掴む。
その結果が後半の得点に現れているように思えた。


花園の準々決勝2試合でともに関西リーグの大学が勝ち、
スタンドが大きな拍手に包まれていた。
国立霞ヶ丘競技場で行われる準決勝に関西勢が2校進出するのは、
実に13年ぶりとのこと。
しかもその顔ぶれに同志社が含まれないのは初めてのことらしい。
京産大は早稲田と、大体大は関東学院との対戦。
1月2日は完全アウエー状態になるだろうが、
臆することなく存分に戦ってほしいと思う。
毎回早稲田と関東の決勝ではつまらんぞ!(笑)

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