2年ぶり。

2004年5月21日 野球
都市対抗兵庫二次予選の組み合わせが発表された。
昨年は京都・滋賀・奈良も合わせた4府県での予選だったが、
再び兵庫単独の二次予選となる。
6月26日〜29日は姫路球場、7月3、4日はヤフーBBスタジアムで行われ、
代表決定戦は7月3日17時からのナイトゲームである。
近畿予選への進出を賭けた4日の最終戦も同じく17時から。

兵庫予選のナイトゲームは2年ぶり。
2年前は三菱重工神戸とその年限りで休部が決まっていた神戸製鋼で
代表決定戦が行われた。
しかし、その前の試合の敗者復活戦・新日鐵広畑vs全播磨硬式野球団が
延長14回、4時間20分に及ぶ大熱戦で(1−0で広畑サヨナラ勝ち)、
代表決定戦は予定よりも2時間遅れの19時開始になった。

第一試合の14回表から照明塔に灯が入り、決定戦は最初から点灯試合。
神鋼、三菱とも大応援団がスタンドを埋めていた。
ブラスバンドもフルボリュームだが、ドームと違って響きが良い。
カクテル光線に照らされた美しい天然芝の上での熱戦と、
それを盛り上げる応援席の熱のこもった大声援。
ブルーウエーブの試合とはまた違った、この球場でのナイトゲームが
私は非常に好きである。

西京極で行われる京都・滋賀・奈良二次予選の代表決定戦も
兵庫同様ナイトゲームが復活。
三菱自動車京都vs日本新薬の代表決定戦なんて応援を見ているだけで
楽しかったもの。

大阪・和歌山二次予選の代表決定戦はずっとナイトゲームだが、
現在の大阪ドームよりも、日生球場で行われていた頃のほうが
(球場が狭かった分だけ?)盛り上がっていたような気がする。

いずれも代表決定戦はこれから1ヶ月以上先のことだけど、
その日が待ち遠しくてしかたがない。

明日は太陽が丘で京滋リーグ観戦の予定。
第一試合(佛教大vs京都学園大)の開始には間に合わないだろうが。

雨ニモマケズ。

2004年5月20日
お昼頃からずーっと雨が降っていたように思うのだが。
南港の関西学生野球はそれでもなんとか2試合できたようだ。
(同志社2−0関大、立命館5−0近大)
これで立命館が8勝2敗・勝ち点4と優勝に一歩近づき、
同志社が7勝3敗・勝ち点3で優勝に望みをつないだ。
23日からは優勝のかかった同立戦。
立命館は1つ負けても2勝すれば優勝。
同志社は2勝0敗で優勝、2勝1敗で優勝決定プレーオフ。
すごい展開になってきた。

で、関大vs近大の3回戦が、23日の10時から西京極で行われることになった。
現在のところ近大の1勝1分。
優勝には関係なくなってしまったが、これも楽しみな一戦。
23日はちょっと早めに出なければ・・・。
昨日録画し損ねた東都大学野球の中継。
今日は見事に成功(笑)
・・・えっ、中央亜細亜の1試合だけだったの?
東都の中継は一応来週もあるみたいなので、忘れないようにしよう。
でも、録画してもしばらく見られそうにない。
ここ数日、仕事だけでなく家事にも追われたりで余裕無いし・・・。
土日観戦に行くためには、これを乗り切らねば。

ところで、今季はKBS京都は同立戦と龍産戦を中継してくれるのだろうか。
したりせんかったりやからなぁ。
朝、出掛けに急いでVTRの予約をしたのがまずかった。

今日はJ−SPORTS2で珍しくも東都大学野球の中継があるので、
それを録画するつもりでいたのだが。

帰宅して、テープを巻き戻して再生してみたら・・・
どうしてBS2なんだ。

中継は明日もあるので、明日は落ち着いて準備をせねば。
これで雨で中止だったら、ワタシャ泣くよ。
今日の福岡ドーム。
バファローズのユニに、
喪章がつけられていたのはそういうことだったのか・・・。

9回表、バファローズの攻撃。
礒部、北川の打席で鈴木貴久のテーマが演奏されていたのを聞いて
不思議に思っていたけど・・・。

藤井寺、日生で見せてくれた背番号44(後に2)の豪快なスイング。
大阪ドームの第1号も彼だった、と思う。
3塁側のスタンドから野次ったりもしたけど、
あの“道産子パワー”、忘れません。
ご冥福をお祈りします。
今日は朝からずっと雨。
実は、友人からヤフーのBW−F3連戦の招待券をもらっていたのだが、
結局行けずじまいに。
南港の関西学生野球も当然の如く中止(ほんま大丈夫か?)。
しかし、今日は雨でも大阪ドームではBu−L戦がある。
家でじっとしているよりは、と思って雨の中大阪ドームへ行くことにした。

大阪ドームでのんびりと観戦しようと思うときの私のポジションは、
内野の上段席、しかも最上段あたりになる。
昨年夏の大怪我以来、あの急な傾斜の上段席には行きづらくなっていたが、
久々に高所からグラウンドを見下ろすとやっぱり良い眺めである。
しかも下段に比べると静かだ。

別にどちらを応援して観るわけでもないが、
気が付けばバファローズのほうに肩入れして観ているようで
礒部公一の2打席連続本塁打には思わず拍手をしてしまう。
このような高い位置(しかも今日はかなりホーム寄り)で観ていると、
本塁打の弾道の最高地点を真正面で見ることができるような感覚がある。
それが何とも言えず心地よい。

今日はホークス戦でもないし、試合の展開では途中で帰ってもええか、
というような気楽な観戦。
序盤から礒部2本のほか、川口憲史、鷹野史寿にも本塁打が出て
大差が付いているし、自由席が内外野ともよく入っているので
帰りは混雑しそうだなと思って、7回裏終了とともに出ることにした。
この時点で8−0。結局8−1で終了したようで、岩隈久志が8連勝。

家から直接大阪ドームのバファローズ戦を観に行くような余裕がある場合、
できるだけ開始30分以上前にはドームに到着したい、と思っている。
パシフィックリーグ連盟歌『白いボールのファンタジー』が聴きたいのだ。
ガラガラの大阪球場のライトスタンドで寝転がって観ていた頃から
ずっと好きだった歌である。(ということは20年ぐらい前か・・・)
大阪ドームで流れるようになったのはここ数年の間だが、
平和台や福岡ドームへ遠征したときはこの歌を聴くのが楽しみだった。
今年からは嬉しいことにヤフーでも流れているらしい。
現在流れているそのままのバージョンで、球場内限定発売で良いから
CD化して欲しいなぁ、と以前からずっと思っているのだが。
仕事その他で出遅れてしまった。
阪和線の鶴ヶ丘駅を降りて長居公園の中に入ると、
右手の球技場から京都大学の学歌が聞こえてきた。
なんとかキックオフには間に合ったようだ。

関西学生アメリカンフットボール伝統の一戦、関学vs京大の“関京戦”。
(私としては“京関戦”と呼びたいが)
野球の早慶戦、ラグビーの早明戦とともに、
日本のカレッジスポーツの三大対抗戦と紹介されたこともある。
昔を懐かしむわけではないが、西宮スタジアムで行われていた頃は
普段は開けられていない外野スタンドまで観客が埋まり、
サイドラインには殺気すら漂っていたもの。
春の試合だから仕方ないとは言え、今日の客の入りは少し寂しいほど。

バックスタンドの京大応援席から観戦。
私はこの一戦はいつも京大側で観ている。
まず京大がフィールドゴールで先制すると、関学が程なくタッチダウンで逆転。
第2Qにも関学はタッチダウンを決めて、前半を14−3で終えた。
京大はなかなかファーストダウンが取れない苦しい展開。
しかし、関学も押し気味ながら2回もインターセプトされるなど
どこか隙が見える。

後半第3Q、関学が3本目のタッチダウンでさらにリードが広がったが、
終了間際に京大はエンドゾーンまで残り8ヤード附近まで進み、
今日初めてのタッチダウンを決めようかというところでクオータータイム。
しかし、第4Q開始早々京大のパスがインターセプトで敢え無く攻守交替。
ちょっと前の京大だったらこのままで終わってしまうところだが、
今日はなぜか逆転できるかも、という感じがした。
京大33番・ランニングバック(RB)の池上恭平がいい走りを見せているのだ。
第4Q残り8分、池上のランで京大は1つめのタッチダウンで10−21と迫る。
その後も50ヤード以上を走ってそのままエンドゾーンへ持ち込むビッグプレー。
残り2分を切って、関学に4本目のタッチダウンを決められた直後の
キックオフリターンをまんまと成功させ、2ポイントコンバージョンも決めるなど
鳥肌モノの大活躍だった。
しかし、この時点で残された時間はあとわずか。
25−28で関学が逃げ切った。

昨年秋の京関戦(神戸ウイング)でも、京大が勝てるとは思わなかったのに
第4Qの大逆転劇を見せてくれた。
今日は敗れはしたが、最後の最後まで期待を持たせてくれるゲームだった。
秋の対戦が楽しみだ。
でも、長居で観ていると“京関戦”という感じがしないんやなぁ。

開始は長居のほうが遅いはずだが、南港中央球場ではほぼ同じ時間に
関学vs京大の試合が行われている。
今日の様子からすれば、応援団はどちらも長居に集結していたように見えた。
京関戦の京大応援席で面白いのが、エール交換の際に
敵側である関学の演奏に合わせて『空の翼』を小声で歌う人が何人も居ること。
まさに“門前の小僧”、である。
それにしても関学の吹奏、相変わらずいい音だよなぁ・・・。
関西学生野球第5節・関大vs同志社1回戦が没収試合になったのは、
9日の朝、博多駅で西日本スポーツを見ていて知った。
正直、苦笑するしかなかった。
北九州市民球場で九州大会を観ている間にも、関東在住の友人数人から
その件に触れたメールが届いた。
完全試合で開幕した関西学生リーグ、今季は何かと騒がしい。

その関大vs同志社、昨日2回戦が行われたものの降雨のためノーゲーム。
非常にややこしいのだが、今日の同志社の相手は関大ではなく関学。
まだ残っていたの第3節の3回戦が、今日の第1試合になったわけだ。
で、第2試合は雨で2回流された第6節の立命vs近大1回戦。
関学がサヨナラ勝ちで今季初の勝ち点、立近戦は近大が先勝したらしい。

さらに言えば、明日と明後日は第7節の関大vs近大、関学vs京大である。
16日はどうも雨らしいし、立命vs近大、関大vs近大などは充分3回戦まで
行きそうな気がするし、関大vs同志社の3回戦はいつなのか未定だし。
23日からの同立戦までに無事日程が消化できるのか、とても気がかり。

明日は南港中央球場の試合なので、第1試合の開始が少し早い。
先日の日記にも書いたが、明日は京滋リーグを観戦に行く予定だったが、
仕事が入ったために来週に延期することになった。
仮に仕事が午前中で終わったとしても、南港行きはちょっとキツい。
同じ関学vs京大でも、長居球技場でのアメリカンフットボールのほうを
時間的に見ても優先することになると思う。

昨日は私の地元でもあわや床下浸水になるほどの大雨が降った。
明日は晴れるらしいが、明後日以降はまた雨かも知れない。
来月入院するまでに都市対抗奈良一次予選を観に行くことができるかどうかも
心配になってきた。
梅雨の走りだか何だか知らんが、ちょっと勘弁してほしい天候である。

好みなのか?

2004年5月13日 音楽
何週間前だったか忘れたが、『堂本兄弟』をたまたま見ていたら
DREAMS COME TRUE がゲストに出ていた。
吉田美和がやたらキレイになったなぁ、と思ったら、
先日の新聞記事が・・・そういうことだったのかぁ。
やっぱり「薬指の決心は思ってたより強力」だったんだろうね。

このアルバムあたりが、私が最も熱心にドリカムを聴いていた頃になる。
吉田美和については(いろんな意味で)凄い人やなぁ、とか思うことはあったが、
キレイやなぁ、と思ったのは先日がたぶん初めてのこと。

全く話は変わるが、昨日の『トリビアの泉』で、
フィギュアスケートの安藤美姫が出ていた。
スケートの選手は何回回れば目が回るのか、という実験台にされていたが、
時折見せる表情の何とも可愛いこと。
今まであまり意識して見ていなかったんだけど。

待てよ。
吉田美和と安藤美姫って、同じ系統の顔とちゃうか・・・?
私は意外とあのようなタイプの顔が好みなのかも知れないなぁ(^^;
ようわからんけど。

必須アイテム。

2004年5月12日 趣味
今回は会社には内緒の遠征だったので、土産は自宅のみ。
荷物にならない程度に『博多通りもん』の最も小さい箱を買った。
博多にはお土産になるようなお菓子が豊富にあるが、
選んでいる暇が無いときなどは自然とこれになる。
やっぱり美味い。
博多駅構内のTV?に『博多ぶらぶら』のえらく古そうなCMが流れているのを見て、
ちょっとは心を動かされたが。
『ぶらぶら』も美味いけど、しばらく買ってないなぁ。
『ひよ子』『鶴の子』はたまに大阪でも見かけるから良いとして。

あと、福岡へ行けば必ず買うモノ。

*バスカード(西鉄)orよかネットカード(西鉄&福岡市交通局)
福岡市内、北九州市内を縦横無尽に走り回る西鉄バスが
遠征時の私の足となるのでこれは欠かせない。
よかネットは地下鉄にも使えるので便利だが、
私としては空港へ行くときしか地下鉄には乗らないので。
(バスのほうが外が見えるので退屈しないし)
今回は空港へも西鉄バスを使ったため、バスカードのみで済んだ。

*綜合時間表(九州旅行案内社・500円)
今回のように博多〜小倉を行ったり来たりする場合。
JR九州を使うか、新幹線を使うか、
西鉄高速バスを使うかをその時々で判断するのに便利な一冊。
サイズもコンパクト、値段もお手頃ながら九州内の移動に関しては
すべてカバーできそうなほど中身が濃い。
レンズ屋さんとの関係は知らない(謎)

*ポケちず(プランニング秀巧社)
地元情報誌の別冊。詳細な地図と様々なスポットの紹介。
買っても次行った時には新刊が出ているのだが、
見ているだけでも現地に居る気分になれる。
・・・今回は買い忘れてしまった(^^;

ピンチ。

2004年5月11日
今週土曜日(15日)の出勤が決まった。

その日は太陽が丘へ京滋リーグを観に行く予定だった。
来週まであるとは言え、果たして今季は観に行けるのだろうか?

無事着陸・・・?

2004年5月10日
5月9日の続き。
福岡空港から私が乗った伊丹行きの離着陸が遅れに遅れた。

どうやらこの便に接続している鹿児島からの便の到着が遅れ、
乗り継ぎと荷物の積み込みに時間がかかったらしい。
出発時刻を10分過ぎ、20分過ぎ・・・
動き出したと思ったら滑走路が渋滞気味でまたストップ。
40分ぐらい遅れてようやく飛び立った。
順調に飛んでくれればあと10分後には伊丹に着いているはずなのに。
ここからさらに50分。

おまけに上空は前線が停滞する悪天候。
大げさな揺れはなかったものの、安定した飛行ではない。
ベルト着用のランプは依然として点いたまま。
こんな状況なのでドリンクサービスは無し。
(それを当てにして敢えて何も飲み物は買っていなかった)
機長自らの状況説明のアナウンスもあった。

眼下の街並みの灯りも雲に遮られ、着陸態勢に入るまで確認できず。
折角窓側の席を取ることができたのに。
不安定な飛行ながら事故に巻き込まれることなく無事伊丹に着陸した、
と思ったら。
客を降ろすためのスポットに他の飛行機が停まっているとのことで、
またしばらく機内で待ちぼうけ。
福岡で登場手続き(出発15分前として)を済ませてから
伊丹に降り立つまでおよそ2時間。
本来のフライトの倍以上かかっている。
機内から出るときに、小さなラムネ菓子の包みをもらった。
ほんまやったら料金の半分ぐらいは返して欲しい気分なんやで、
J○Lさんよ。
上本町行きリムジンバスの最終便には何とか間に合ったけど。
6時30分頃起床。雨は・・・降ってないぞ、よしよし。

一晩お世話になったホテルをチェックアウトし、博多から特急“にちりん”で
小倉へ向かう。
車内でしばし熟睡。下手に寝すぎると中津あたりまで連れて行かれそうだが
そんなこともなく黒崎を過ぎて眼が覚めた。

昨日と同様、北九州市民球場へ。
第一試合・東芝vs大阪ガスのスタメン発表が始まっていた。
ネット裏にはスカウト陣がズラリと勢ぞろいしている。
上空は晴れたり曇ったり。予想していた大雨の気配は感じられない。
8時53分試合開始。

大ガス 020 006 1=9 H11 E0
東 芝 000 200 0=2 H2 E2
(7回コールド)

大ガス:能見−小野
東芝:中野、銭場、小林、清水、鎌倉−安田

【本塁打】松田(東芝・4回2ラン)、澤多(大ガス・6回2ラン)、木下秀(大ガス・6回ソロ)

大阪ガス・能見篤史の投球はテンポが良く、観ていても楽しい。
3回まではまさに自分のリズムで投げているように思えた。
しかし、4回先頭の平馬淳の足に死球を与え、
平馬がベンチで治療を受けている間のインターバルでそれが狂ったのか、
次の松田直樹にレフトスタンドへ運ばれた。
ところがその後が圧巻。
安田真範、結城充弘、福田敏久の3人を連続三振で終わらせただけでなく、
以後7回コールドで終了するまで安打を打たせなかった。
奪三振8で完投勝ち。四死球5はちょっと多いかな。

大阪ガスは6回表の攻撃も見事だった。
東芝はこの回からベテランの銭場一浩が登板、先頭の俣瀬直樹を安打で出す。
打席には4番の澤多弘也。ここで雨が落ちてきた。
社会人野球を代表する両者の対決は、澤多のバックスクリーンへの2ラン。
大阪ガスがリードを広げる。
銭場は雨が気になったのでもないだろうが、2アウトを取ってから
木下秀久に再度アーチを浴びて降板した。
連続安打で出た小野和隆、小倉飛鳥を岩本達也が三塁打で還し、
岩本をさらに馬淵一志が適時打で還す。この回だけで7安打を集中した。
雨は6回表が終わる前に上がり、終わってみれば7回コールドゲーム。
大阪のチームは神奈川に分が悪いので、私としては素直に嬉しい。

試合終了は11時31分。
これから福岡ドームへ行っても試合開始には到底間に合わないが、
できるだけ急いで行こうと新幹線を使うことに。
小倉駅で“かしわめし”を買い、車内でむさぼり食う。
博多駅からの直行バスでドームに着いた途端、雨がいきなり本降りになった。

今日は三塁側の内野席、と言ってもかなり外野寄り。
目の前がネットで、レフトを守る谷佳知に声をかけたら聞こえそうな距離。
私はどちらかと言えば最前列よりもグラウンド全体を見渡せる位置のほうが
好きなのであるが・・・。

ホークスが6−4でリードして迎えた9回表、マウンドには三瀬幸司。
ノーアウト満塁で、三瀬と同じ香川県出身の前田大輔に同点適時打を打たれ、
1アウト後村松有人に逆転打を許す(村松は今日4安打だったらしい)。
まだまだピンチは続くような重苦しい雰囲気だったが、谷が三瀬へのライナーで
ブルーウエーブのリードは1点で食い止められた。

9回裏、今季既に10セーブを挙げている山口和男が登板した。
今度は2アウト満塁の場面を迎え、打席には昨日も良い仕事をした本間満。
ここでレフトが谷から平野恵一に交替、その直後に山口が暴投して同点に。
ドーム全体がこれ以上ないほどの異様などよめきと歓声に包まれる中、
本間の当たりが三塁線ギリギリを襲い、8x−7の劇的なサヨナラ勝ちとなった。
9回表が終わり、「あぁ、今日は花火を見ずに帰るのか・・・」
と疲れきって思ったものだが、予想外の展開には笑いを抑えられなかった。
ホークスのサヨナラ勝ちを球場で観たのはいつ以来なのか、思い出せない。
(サヨナラ負けならよく観ているのだが)

後から気が付いたのだが、三瀬のプロ初勝利を観たことにもなるんやなぁ。
ラッキーと言って良いものか・・・(^^;

今回の福岡遠征は本当に野球三昧だったから、
観光どころか毎回のようにしていた天神周辺の散策もせず。
今年じゅうにもう1回ぐらい、もっと余裕を持って行きたいなぁ、と思いつつ
心地よい疲れとともに、西鉄バスは私を福岡空港へと運んで行ったのだった。
最後にトラブルに見舞われることになるなどつゆ知らず・・・。
1990年以来、私は福岡の地を毎年1度は踏んでいることになる。
そのほとんど全部にホークス戦の観戦が絡んでいる。
私の内に九州人の血がわずかでも流れているからでもないが、
九州の空気に触れると、どこか懐かしい気持ちになれる。

1年ぶりの九州・福岡。
昨年はJABA九州大会プラス福岡ドーム観戦が目的で2泊3日。
今年も目的は同じだが、都合により1泊2日である。

今日(8日)の福岡ドームはナイトゲームだが、余裕をもって上陸しようと
午前中の“のぞみ”を選んだ。
終点の博多まで行かずに小倉で下車してひと息ついてから、
JABA九州大会が行われている北九州市民球場へ西鉄バスで向かう。

計画当初は予定に入れていなかったのだが、
翌日が大雨になるかも知れなかったので、途中からでも良いから
1試合だけでも北九州で観ておこうと思った。
昨年北九州市民球場の写真を撮り損ねたこともあるし。

第二試合が始まっていた。
SOLA沖縄専門学校vs沖データ・コンピュータ教育学院(CKG)という
専門学校同士の対戦である。

SOLA 000 000 022=4 H12 E0
CKG  001 001 000=2 H4 E2

SOLA:伊波、宮平−米田
CKG:中村、山床、野中−宮田

前半はCKGのペースだったが、SOLAは8回に下地勇輔の2ランで同点。
9回にも前原元哉の2ランがレフトスタンドに飛び込んで逆転勝ち。
CKGは福岡市のチームで、スタンドにも幟や横断幕が飾られていたが
初戦を勝利で飾ることはできなかった。

明日は雨でも小倉へ行くことを想定して、JR九州の『2枚きっぷ』を買っておく。
西鉄高速バスの往復割引のほうが断然安いが、今回は時間も考えてのこと。
さっそく特急“ソニック”で博多へ。木の薫りのする特急列車である。

博多駅近くのホテルにチェックインして、荷物を最小限にまとめてから
今度は福岡ドームへ直行バスで。
スタメン発表には間に合いそう。

今夜の席は一塁側。
福岡ドームがオープンしてしばらくはライトスタンドで応援していたが、
あの盆踊りのようなメガホンダンスの応援にはついて行けなくなったのと
体力的にしんどくなったので近頃は専ら内野席である。
たまに一塁側へ行くと関西で顔なじみの方と偶然会うこともあるが、
今日はそれもなかった。

大阪ドームではまずアルコール類を口にしない私も、
福岡ドームのナイトゲームでは必ず1杯だけチューハイを飲む。
レモンやグレープフルーツの味の付いた氷(森永アイスボックス)をカップに入れ、
それにチューハイを注いでくれて500円。
それにしても売り子が多すぎるぐらい多く、売り物も多種多彩である。
(大阪ドームが貧弱すぎるだけか?)

ホークス先発は誕生日を翌日に控えた新垣渚。
何かピリッとしないながらもどうにか3失点で9回まで来た感じ。
9回1アウトを取ったところで四球と安打で走者を背負い、降板。
リリーフの三瀬幸司が僅か1球で前田大輔を併殺に取って
7−3で勝つことができたが、
4点リードしていたとは言え、最後までしんどい試合だった。

外は雨が降っているらしく、ルーフオープン無しの勝利の花火。
これを生で観られるだけでも、福岡ドームへ来た甲斐があったと言うもの。
傘を差さねばならないほどの降りではなかったが、
臨時直行バスの乗り場に雨の中並ぶ気がしなかったので、
国立医療センター前の屋根のあるバス停で博多駅行きの定期バスを待つ。
身体に悪いのを承知で博多駅とホテルとの間のラーメン屋で夜食、
ホテルには結局午前様のお帰りとなってしまった。
明日は7時過ぎに出発せなあかんのに・・・。

明日ののぞみ。

2004年5月7日
明日の朝、久しぶりに“のぞみ”に乗ることになった。
土〜日にかけて雲行きがあまり良くないのは気がかりだが・・・。
1泊して帰りは飛行機。ちゃんと飛ぶんやろな、おい。

日曜日の夜に帰宅してもバタンキューだと思われるので、
明日、明後日の分は月曜日以降に更新の予定です。

応援好きの戯言。

2004年5月6日
関関戦の第3戦は、5月12日に皇子山球場で行われることになった。
う〜ん、皇子山か・・・何とも例えようがないが、
吹奏楽付きの応援ができそうにない南港よりはマシか。
平日なのでどちらにしても観に行けないのだけれど。

確か98年春の関関戦も延びに延びて、最終節(5月30日)の西京極、
つまり同立戦の前に試合をやったのを観たことがある。
どうしてもメインが同立戦なのでその前座みたいな感はあったが、
思えば関関戦と同立戦を1日で観られる贅沢な一日だったと思う。
逍遥歌は歌わなかったが(あれは秋だけだったかな?)。

昨日の日記で関関戦の応援の様変わりについて書いたが、もう少し。
両校応援団とも試合中に何曲か応援歌を披露していた。
それぞれの第一応援歌は勿論のことだが、
私が好きなのは関大の『大空を越えて』、関学の『弦月さゆる高台に』。
数年前までは8回の攻撃が始まるときの定番だったと思う。
関大のほうは1、2、3番とそれぞれ太鼓の叩き方を変え、
関学は間奏をミュートにしてその間に「勝つぞ勝つぞ、関学!」と叫ぶ。
その競演をいつも楽しみにしていたのだが。
関学の『弦月さゆる』がいつしか1番だけで終わるようになり、
昨日は9回、しかも男子リーダーの演舞が見られず。
エール交換に合わせてリーダーが応援団旗の準備をしに行けば、
演舞のできるリーダーがいなくなってしまうような寂しい状況だった。
前は“FIGHT ON KWANSEI”と背中に書かれたトレーナーを着た
男子リーダーがもっと多かったはずだが。
アメリカンフットボールの京大戦もあることだし、
とにかく頑張って欲しい。

昨年春の同立戦では、立命の男子リーダーが何らかの事情で不在で
あの大太鼓の音が聞こえず、ちょっと応援が軽く感じたものだ。
しかし、秋には見事に復活。
9月、京都駅ビルの関西四私大応援団連盟祭に登場したときは嬉しかった。

関西学生リーグは、関西の大学野球5リーグの中で唯一、
全加盟校に応援団(あるいは応援部)が存在している。
東京六大学では全ての試合にかけつけているが、
関西学生では残念ながらそういう訳にはいかないようだ。
応援団の存在には賛否両論あろうが、応援があることで試合の雰囲気も変わる。
私としては、両校ともに応援のある試合をもっと多く見たいのだが。

今日は甲子園。

2004年5月5日 野球
“5000”を自分で踏んでしまった・・・(^^;

今日は関西学生野球。甲子園である。
甲子園でもネット裏の“いい席”でゆったり観られるのはこんな時しかない。
球場に入るやいなや、京大応援団の音が聞こえてきた。
おお、いつものようにやってるな・・・あれ?近大は応援なしか。

《第一試合》近畿大学vs京都大学

京大 000 000 000=0 H1 E2
近大 021 201 34X=13 H21 E1

京大:濱田、熊本、土屋−岡田
近大:大隣、松嶋−佐久間、倉重

前節の同志社戦で、あわや無安打無得点だった大隣憲司(2・京都学園)が
今日も好調な投球を見せた。
1回表先頭の小林正幸(2・三国丘)に四球を与えるも次を併殺に取り、
あとはキレイに3人ずつで終わらせて行く。
6回表を終わって打者18人、まだ無安打なので少し期待していたが、
その裏の攻撃、打順が回ってきたところで代打が送られた。
7回からは松嶋勇太(3・興誠)が登板。
8回に内野安打かと思われた打球が失策と判断されるなどで
無安打のまま、何とも言えぬ空気の中で9回に突入した。
1死後四球で走者が出て、今日最初の走者となった小林の打順。
小林は4球目をレフト前へ持っていってようやく初安打。
継投による無安打無得点試合の珍記録が阻止された瞬間だった。

近大は8回に若林建志(4・広陵)と中東信二(2・広陵)の三塁打が出て、
先発全員安打達成。終わってみれば実に21安打で、
1番打者の広瀬亮(4・大阪桐蔭)が5安打の固め打ち。
対する京大は外野に打球がほとんど飛んでいなかった。

《第二試合》関西学院大学vs関西大学

関学 000 000 000=0 H4 E1
関大 020 000 00X=2 H2 E0

関学:森本徹、折田−清水誉
関大:黒川、田辺佑−乙須

関学・森本徹(4・岡山朝日)はどこか気になる投手である。
昨秋の関関戦で初めて観てちょっと印象に残っていたのだが、
24日の立命戦では早々と降板してしまった。
今日も2回裏、犠打野選、失策が絡んで2点を失うがその後が良かった。
4回から5回にかけての4連続三振は見事なもの。
5回を投げて被安打1、奪三振8。2回の失点が惜しまれる。
関大・黒川隆年(4・郡山)は、3回まで毎回1本ずつ安打を打たれていたが
4回から8回まではずっと3人ずつで抑えて行く。
それがいつの間にか抑えているような感じで、しかも無四球。
フォームが変わると、イメージもどこか変わった感じがする。
それにしても、関学も関大も打てなかったなぁ。

関西学生リーグの試合の中でも、甲子園の関関戦と西京極の同立戦だけは
1試合だけでもなんとかして観に行こうといつも思っている。
しかし現在の関関戦の場合は、甲子園という器が大きすぎるのか、
同立戦に比べて盛り上がりが足りないような気がする。
その時期にもよるが、以前の西宮スタジアムや日生球場で行われていた頃は
もっと一般学生の数が多かったはず。
スタンドで仮装するような学生も居なくなったし、
試合前の両校応援団による野次合戦も無くなった。
そして今日、関学応援団のリーダーの数が非常に少なくなっているのを見て
ちょっと寂しさを覚えた。
レベルの高い吹奏楽の競演はいつも通りに楽しめたのだが。

京都大会へは友人が行っていたので、
結果の速報を携帯に送ってもらうように頼んでいたが、
関関戦が終わるまで何も届かなかった。
松下電器と三菱ふそう川崎の試合が延長13回に及ぶ熱戦だったそうだ。
そりゃ無理ないわなぁ。

雨でも京都。

2004年5月4日
やっぱり、と言うか。
昨晩から続いていた雨のため、京都大会も関西学生野球も順延になった。

今日は甲子園へ行こうと思っていたので、
第一試合開始の1時間30分ぐらい前に出発するつもりで起床。
ネットで天気の状況などをチェックしていた。
試しに関西学生野球連盟の公式サイトを見てみると、
早々と今日の中止が発表されていたので無駄足を踏まずに済んだ。
さすがに対応が迅速である。
明日こそ甲子園へ行こうっと。

一方西京極は・・・こういう状況ではJABAのサイトは全く当てにならない。
私が携帯で見られる某速報掲示板にもまだ中止決定の書き込みがなく、
西京極球場に電話しようか、と思ったその時。
もしや、と松下電器野球部のサイトを見たら、やっぱり中止とあった。
これで外出するのにも荷物が軽くなった。

雨が小降りになった頃を見計らって、京都駅ビルへ行くことにした。
以前から行きたかった『まんが道・藤子不二雄(A)展』。
(伊勢丹7階・美術館「えき」KYOTOで9日まで)
漫画家の展覧会には漫画の原画の展示がつきもので、
『オバケのQ太郎』『笑ゥせぇるすまん』などの原画があったが、
私の思い入れからすれば『まんが道』に眼が行く。
NHKのドラマも見たし、愛蔵版4巻とも持っている。
その原画の下には、藤子不二雄がトキワ荘へ移るにあたって
寺田ヒロオから出された手紙が展示されていた。
几帳面でありながら堅苦しくない、どこか味わいのあるその手紙が
非常に興味深かった。
展示場そのものはどちらかと言えば空いていたので見やすかったが、
京都駅は雨にも関わらずかなり混んでいたような気がする。

雨が完全に上がったならば、宝ヶ池へアメリカンフットボールの
京大vs東大の定期戦を観に行こうとも考えたが。
雨の勢いが一層増してきたので、素直に京都駅を後にした。
宝ヶ池に長居のような屋根があったらなぁ。

裏目。

2004年5月3日 野球
早起きしてJABA京都大会・第5日。
8時30分頃西京極の前を通りかかったら、もうスタメン発表のアナウンスが。
早いなぁ。

《第一試合》JR西日本vsNTT西日本

J 000 010 102=4 H11 E0
N 000 100 002=3 H9 E1

JR西:隅廣隆、中須賀諭−中東直己
NTT西:齊藤信介、大西渡、前田克也−大原周作、幸本竜浩

NTTは、JR先発の隅廣隆に球数を投げさせて粘るものの、
4回の一色和也、黒塚浩行の2本の二塁打による先制点以外は
8回まで走者を出しても三塁へ進めることすらできなかった。
一方JRは積極的な走塁を見せ、小さな機会を大きな好機に変えて行く。
しかもそれが得点に結びついていたのが大きい。
均衡を破った2点目、そして3点目は小柄な1番・田村亮の大きな仕事である。
疲れの見えた隅から、NTTは4連続安打で2点を奪って1点差に迫り
なお逆転サヨナラの場面だったが、反撃は中須賀諭の好救援の前に封じられた。
京都大会連覇の経験もあるNTTのよもやの初戦敗退。
都市対抗予選に向けての薬になれば良いのだが。

《第二試合》日産自動車vsデュプロ

N 000 000 001=1 H6 E0
D 000 000 000=0 H6 E1

日産:石畝卓也、中村将明、畑山卓見−堂上隼人、中原慎一
デュプロ:米澤馨士、加藤嵩史−後藤剛

デュプロ先発の米澤馨士の好投が、ゲームを締まったものにした。
2回表、4番の小山豪の二塁打と渡辺敦の四球によるピンチを迎えても
四之宮洋介を併殺に打ち取る。
3回表には2アウトから伊藤祐樹にレフト前へ運ばれるが、
それ以降は7回までひとりの走者も出さなかった。
得点機はデュプロのほうが多かったが、なかなかホームが遠い。
8回表2アウト一、三塁で、米澤から代わった加藤嵩史が四球を与え満塁に。
2番・梵英心の打球がセンターの頭上を襲い、大前辰哉が背走してそれを追う。
大前はフェンスに激突しながら好捕。
しかし、倒れたまま動けずに担架で退場することになった。
大事に至らなければ良いが・・・。
日産の9回表は小山、代打の岡義雅のともに難しい当たりの安打が出たあと、
四之宮もレフトにポトリと落とす当たり、これが決勝点に。
しかし、今日の日産の安打らしい安打は、2回の小山の二塁打だけだったと思う。

《第三試合》JR北海道vsシダックス

S 000 234 0=9   H13 E1
J 000 002 0=2   H8 E3
(7回コールド)

シダ:武田勝、岩渕秀和、野間口貴彦−坂田精二郎
JR北:浅倉進二、鈴木崇大、星野八千穂、勝田真樹、清野隼斗−下垣勝宏、岡田宏
【本塁打】キンデラン(シダ・5回表3ラン)

NTT西日本、デュプロと大阪のチームがことごとく1点差で敗れ、
観戦のテンションが一気に低くなってしまった(失礼)。
雨が降ってもおかしくない曇り空のもと、5回表からは点灯ゲームに。
(ちなみに17時15分頃である)
そんな中で飛び出したキンデランの本塁打は、バックスクリーンややレフト寄りに
“突き刺さった”という表現が当てはまるほどの強烈な打球だった。

西京極を出たのは18時30分頃。およそ10時間近く居たことになる。
もっと遅くなるかと思って、同行者が居ればちょっと飲みに行っても良いつもりで
「夕食は外で済ませてくる」と言って家を出てきたが、アテが外れた。
仕方無く、ひとりセルフのうどん屋で軽く済ませて帰ったのだった・・・ふぅ。
一昨日はホークスのまさかのサヨナラ負けを目の当たりにするし、
昨日の天皇賞も久々に買っては見事に外すなど、最近“裏目”が多い。
なんとかしなくっちゃなぁ。
いくら5連休だからと言って、ずっと“野球漬け”になるのも・・・
で、神戸の王子陸上競技場へアメリカンフットボールを観に行ってきた。

社会人の“Xリーグ”ウエストディヴィジョン所属の6チームと、
同じく2部所属の2チームによる“グリーンボウルトーナメント”という大会が
昨日(5月1日)から始まっている。
私はその8チームの中では“ファイニーズ”のファンなので
全試合は無理でも、大会で1試合だけでも観ようと思っていた。
今日がグリーンボウルの初戦、相手は内外電機マーヴィーズ。
一昨年の入替戦でファイニーズが苦杯を味わったチームである。

ファイニーズは最初からクラブチームとして誕生し、
一時期はサンスターがスポンサーであった。
私はそのサンスター時代の末期からファイニーズ、というか
社会人のアメリカンフットボールの試合を観に行くようになっていた。
当時は松下電工インパルス、マイカルベアーズが強豪で
ファイニーズはその次ぐらいの実力だったのだが、
スタンドの雰囲気が他のチームよりも居心地良く感じたのがそもそもの始まり。
サンスターがスポンサーを外れて、一時はチーム存続の危機にあったが
スポンサーに頼らないクラブチームとして再出発。
3年前から特定非営利活動法人(NPO)としての活動を開始し、
私も微力ながら“エンジェル”と呼ばれる賛助会員のひとりとなった。
試合以外にもファイニーズとしてのイベントはあるのだが、
私の場合は行ける日であれば試合を観に行って、応援することに専念している。
あまり熱心でない“エンジェル”なのだが。

第3Qの時点でファイニーズが10−7でリードして、第4Qへ。
ファイニーズはさらにフィールドゴールで13−7と差を広げるが、
ディフェンスが後半になって少し甘くなってきた。
第4Q残り3分、マーヴィーズにタッチダウンを決められ、
キックも成功して13−14と逆転を許す。
しかしそのあとの怒涛のオフェンスが凄かった。。
1プレーごとにダウンを更新する勢いで、先の逆転から僅か約1分後に
再逆転のタッチダウンパス。
20−14で勝利することができた。
しかし、第4Qだけでどれだけ叫びまくったことか(笑)

恥ずかしながら、ここ数年は選手の入れ替わりなどもあって、
背番号と選手の名前が一致しなくなってきた。
それでも、恵まれない条件の中であっても高い水準のフットボールを
続けようとしている姿勢が伝わってくるからこそ、
私はファイニーズを応援しよう、と思うのである。
そして、ファイニーズには素晴らしいチアリーダーが居る。
(名マイクパフォーマーだったKさんが昨年引退したのは残念だったが)
彼女たちの存在も、ファイニーズを応援する要因のひとつであることは
間違いない。

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