A Song for Kwansei。

2005年5月10日 音楽
5月8日の謎は、実にあっさり解決した。

帰宅して夕食を済ませ、福岡ドームの交流戦中継などを見聞きしながら
定期的に巡回しているHPのチェックをしていると、
シマジョーさんの『こちアマ』のBBSで、私と同じ謎をお持ちの方の書き込みが。
そしてそれに対する関学OBの方の書き込みがあり、
8日の最初のエール交換で歌われたのは『A Song for Kwansei』という
関西学院に4つある校歌のうちのひとつであることがわかった。

さっそく無造作に積まれたCDの山の中から『関西学院の歌』を探し出し、
聴いてみた・・・これだ!
無伴奏で、英語の歌詞をグリークラブが格調高く歌っている。
何故気付かなかったんだろう。
というか、野球やアメリカンフットボールの応援で歌われる歌以外は
ほとんどスルーしていたに近いからなぁ。

ちなみに、CD収録の中で応援で歌われているのは、

・校歌 空の翼
・応援歌 弦月
・応援歌 新月旗のもとに
・応援歌 打ち振れ旗を
・応援歌 弦月さゆる高台に

の5曲。
アメリカンでお馴染みの『Fight on Kwansei』は未収録。
立教大学CDの『チャンスパターンメドレー』のようなものは無いので、
名曲『レッツゴーKG』も当然無し。

もし、関学がこれからも最初のエール交換で『A Song for Kwansei』を歌うとしたら、
同志社との試合はお互いが英語の歌詞を歌うことになるわけで、
それもなかなか面白いかも。
『Doshisha College Song』なら歌詞を見れば一応歌えるけど・・・
やっぱり覚えようかな(って、覚えてどないすんねん)
あまりにも劇的な幕切れだった2005年春の関関戦。
その応援について感じたことを少々。
(門外漢ゆえの放言はご容赦のほどを)

1回戦の試合開始とともに流れる関学の応援歌『新月旗のもとに』。
指揮を執るリーダーを挟んで、小旗を振るリーダーが2名。
立命の『グレーター立命』や神戸大の『燃ゆる想い』でも見られる編成だが、
関学に関してはあまり見たことがない。
或る友人によれば、関西四私大応援団連盟のイベント『四雄の宴』で見たとか。
この編成は1回戦のこのときだけで、2回戦では無かったと思う。

たぶん一昨年あたりからだと思うが、
関学はヒットが出たときにファンファーレを演奏するようになった。
(原曲は天理高校の『驀進』だったと思う。)
高校野球やタイガースの応援でお馴染みのファンファーレだが、
今回から関大も演奏するようになった。
今までの関大の応援パターンには独特の流れのようなものがあって好きだったが、
その流れが、ファンファーレを入れることで途切れてしまうように感じた。
2回戦では、8回の応援歌『大空を超えて』が佳境にさしかかったところで…。
そこまで徹底しなくても良いと思うのだが。
毎回冒頭に演奏される学生歌や応援歌の類が少なかったのも残念。
袴姿のリーダーも、(特に2回戦は)チアの数も少なかったし。

関関戦では、関学の吹奏が応援歌や応援パターンを忠実に演奏するのに対し、
関大は合間に吹奏がパフォーマンスをするなどの“遊び”の要素があって
それが毎回楽しみでもあったのだが、今回は立場が逆転した感が。
1回戦では5回にデビッド・フォスターの『Winter Games』を演奏。
私的には録音して残しておきたいほどの大ヒットだった。
おまけに2回戦では『マツケンサンバ?』、しかも歌入り(笑)
関学が関大のお株を完全に奪ってしまったかも知れない。

今回は、優勝に向け“いざ神宮へ”の幕を仕立てて盛り上がる関学が、
応援のほうでもリードしていたと思う。
頑張れ関大。

そして、この2試合で最大の謎。
2回戦のエール交換、関大はいつもの学歌だったが、
関学は『空の翼』では無かった!
今まで聞いたことがない曲のはずだが・・・
ひょっとしてあれが新しいカレッジソングか?
秋は応援歌集(昔、紙メガホンと一緒に配っていた)の復活希望。
昨日に続いて甲子園で関西学生野球。
今日は第一試合から観るぞ、と心に決めていたわけで。
いや、観ておかないと後悔するぞ、のほうが近かったかも。
晴れてはいるが、日陰は少々肌寒い。

《第一試合》

近大 003 000 020=5 H6 E0
立命 001 010 000=2 H6 E2

近大:甲藤、大隣−倉重   立命:山田、黒田、金刃、大橋−西川

3回表、近大は1アウト満塁で石井孝一(3・報徳学園)が
押し出し四球を選んで先制、立命先発の山田貴史(3・酒田南)をKO。
その後も宮城一丸(4・柳川)の適時打などで3点をリード。
その裏立命は2アウトから後界昭一(4・神港学園神港)、西岡克真(3・貴志川)、
保良久生(4・平安)の3連打で1点を返す。

立命が5回裏に保良の適時二塁打で1点差とすれば、
近大は昨日完投の大隣憲司(3・京都学園)を6回から投入。
立命も7回から金刃憲人(3・市立尼崎)が登板、昨日の左腕対決の再戦に。
8回表、倉重友二(4・広陵)の適時打で近大が2点追加、
勝利をほぼ決定付けるような得点だった。

今日は近大応援部、立命応援団ともに欠席で静かな第一試合のスタンド。
背後から関学の吹奏が練習している音がよく聞こえてくる。

《第二試合》

関大 200 000 000=2 H11 E4
関学 100 001 002=4x H8 E0

関大:田辺佑、岩田−乙須  関学:加藤学、金子、池田−清水

関大は1回表先頭の坂口直樹(4・尽誠学園)が安打で出塁。
犠打で二進すると、橋本拓也(1・岡山理大附)が三塁打でまず先制。
黒田雅和(3・広陵)も適時打で続いて幸先良いスタート。
関学も失策で出た坂口正太郎(4・明石南)を清水誉(3・小野)の三塁打で還す。
「三塁打で坂口が1点目の本塁を踏む」ことで1回の表裏は共通したことに(笑)

関学の先発、加藤学(4・清教学園)は調子が悪かったのか、2回で降板。
3回からは下手投げの金子宏(4・広陵)がマウンドに上がる。
ボールが先行しがちではあったが、打者の打ち気を誘うような球で
走者を出しながらも要所を締める。
関大・田辺佑介(3・明徳義塾)も毎回塁上に走者を置くも2回からは無失点。

6回裏2アウトから、関学は近藤輝幸(4・今治西)、荻野貴司(2・郡山)が連打。
捕逸で近藤が三塁へ進むと、今井健太(1・関西学院)の適時打で追いついた。
7回表からは池田弘(3・浪速)が粘りの投球を見せる。
もうこれ以上点を取られるわけにはいかない、とばかりに
関大も7回から岩田稔(4・大阪桐蔭)をリリーフに送った。

9回裏、2アウト一塁。
一塁側で宮西尚生(2・市立尼崎)が投球練習をしている。
延長戦になったら出てくるやろな・・・と思っていたら、
増田崇彦(3・三田学園)が代打で登場、関学ベンチが盛り上がった。
いかにもパワーがありそうなサイズで、背番号35が小さく見える。
増田は岩田の2球目を弾き返すとその球はセンター方向へ飛んで行く。
中堅手の山田裕貴(3・明徳義塾)が背走、フェンスによじ登ろうとするが
バックスクリーンへ飛び込む劇的な特大サヨナラ2ラン本塁打に。
関学はこれで1993年春以来の優勝に大きく弾みをつけた。

増田のサヨナラ本塁打はほんの数秒の出来事だったはずだが、
打球がバックスクリーンに届くまではまるでスローモーションに思えた。
観ていてただ「すげぇ〜・・・」としか言えなかった。

この土・日とも甲子園に通って大正解。
こんな試合、めったに観られるものじゃないっすよ。
大学野球で予告先発なんてあるはずもないが、
チームによっては1回戦の先発がだいたいはわかる。
今日の関西学生野球(甲子園)、第一試合は立命が金刃憲人(3・市立尼崎)、
近大は大隣憲司(3・京都学園)だろうと予想はついていた。
それだけに最初から観たかったのだが、仕事で出遅れてしまった。

球場入りすると、9回表立命に1点が入っている。
どうやら3号神戸線の下をくぐる直前に入ったらしい(笑)
9回裏、近大は2アウト満塁と一打サヨナラの場面だったが、ものにできず終了。

立命 000 000 001=1 H4 E0
近大 000 000 000=0 H3 E1

第二試合は伝統の“関関戦”。春秋ともに一度は観なけりゃ気が済まぬ。

関学 000 000 010=1 H6 E0
関大 000 000 000=0 H7 E0

関学:宮西−清水    関大:岩田、田辺佑−乙須

関大・岩田稔(4・大阪桐蔭)は、時折ボール球が先行するのは気になったが、
それでも直球の威力は素晴らしいものがある。
ここぞ、でキッチリ三振が取れたりするのはさすが。
関学・宮西尚生(2・市立尼崎)は球威よりもコンビネーションの良さが目に付く。
丁寧で落ち着きのある投球は2回生とは思えない。
走者を出すも得点を許さない、両サウスポーによる投手戦が続く。

7回裏、関大は初めて走者を三塁に進めたが後続を断たれ、
ピンチを切り抜けた8回表の関学の攻撃。
1アウトから坂口正太郎(4・明石南)が左越二塁打。
ちなみにこれがこの試合唯一の長打。
清水誉(3・小野)が四球で歩き、近藤輝幸(4・今治西)の安打で満塁に。
ここで関大は岩田から田辺佑介(3・明徳義塾)にスイッチすると、
6番荻野貴司(2・郡山)が絶妙のスクイズを決め、関学が執念で均衡を破る。

9回裏、先頭の橋本拓也(1・岡山理大附)が内野安打で出塁すると
黒田雅和(3・広陵)が送り、今日2安打の乙須正太(4・大阪桐蔭)が打席に。
あわよくば同点の好機だったが、乙須は初球をセンターフライで2アウト。
代打・高井強(1・川之江)も捕邪飛に倒れ、関学が守り抜いた。
宮西はこれで今季初先発から4連続完封勝利。

第一試合からずっと観ていた人にとっては、
今日の入場料はきっと安く感じただろうと思う。
さぁ、明日はどうなるか。

応援については、(明日の分も含め)後日まとめて・・・。
ちなみに今日、友人と座っていた席はやや一塁寄り。
ネット裏でありながら関学の応援席に組み込まれてしまった(苦笑)
記者席エリアの附近まで應援團総部のメンバーが応援に来ていたが、
そこまで来なくても良いような気もするが。
ここから向こうは応援席、というような区切りはある程度必要だと思う。
楽しかったけどね。
秩父宮へラグビー日本選手権を観に行ったとき、
外苑前のカンタベリーの店で座布団を買った。
(某球団の某スカウトが私と色違いのものを愛用しているのに後で気が付いた)
コンパクトに折り畳めて重宝していたのだが、現在行方不明。
どこで忘れて来たのだろう?
岐阜には持って行ってなかったはずだけど・・・

花園でラグビーの試合があるときにはカンタベリーの特設売店が出るので、
そこにもたぶん座布団はあるのだろうが、
当分花園で大きな試合はなさそうだし。
大阪のどこかに売ってないっすかねぇ(って、誰に訊いてるんだ)

今日は雨で中止になった甲子園の関西学生野球。
これで土・日の開催となってちょっとラッキー、と思ったが、
明日午前に仕事が・・・
何としてでも関関戦に間に合うようにケリを付けねば。

一城クラブのHPに都市対抗奈良二次予選の組合せが。
結局橿原公苑球場での単独開催に落ち着いたみたいだが・・・
代表決定戦、観に行けるかな?
5月5日になって、ようやく大阪ドームのゲートをくぐるとは。
今年初めてのプロ野球観戦である。

今日限りで閉店となる北浜の三越の写真を撮りに行ってから、
試合開始のおよそ1時間前に大阪ドームに着いたのだが、
内野席入口への列が階段の下のほうまで達している。
私は某所で入手した“大阪ドームセレクトチケット”で、
列のほとんど無かった外野席の入口から入場。並んでられっか。

三塁側下段の内野自由席で、お馴染みの方々と再会。
「社会人観に行ってた?」と声を掛けてくる方も。ようわかってはるわ(笑)

で、今シーズンから内野席の応援体制が変わったことを聞かされた。
ユニフォームを着たリーダーが前のほうに立つのはこれまでと一緒だが、
主催球団側の指示で、旗と鳴り物は外野席に集中させることになったという。
リーダーの方々がローテーションを組んで、内野と外野を行ったり来たりしている。
なんだかなぁ。

昨年までは『白いボールのファンタジー』が流れるのに間に合うように
スタンド入りしていたものだが・・・流れない。
神戸でやっていたヤツをそのまま大阪に持ってこられてもなぁ、という感じで
ドームビジョンを眺めることもしばしば。

今日の私の周囲では、あらゆる食べ物が飛び交っていた(笑)
おにぎりはあるわ、玉子焼きはあるわ、まるでピクニック状態。
それも某料理店の大将ほか御一行の提供なものだから、美味いのなんの。
ホークスも初めからリードしているし、良い雰囲気の三塁側風景である。
星野順治が10安打を浴びながらも粘りの投球で完封、5勝目を挙げた。
(H6−0Bs)

でも、今の『いざゆけ』はやっぱり素直に歌えない。
「われら〜の〜われらの〜」と歌ったところで、
思わず周囲を見回してしまいそうな自分がそこに居る(苦笑)
JABA京都大会は、今日(4日)が最終日。
準決勝2試合と決勝の計3試合が行われる。
試合が円滑に進むようであれば最後まで見届けるつもりだったが、
円滑どころか・・・

《第一試合》

NTT西日本
011 102 040=9 H9 E0
103 000 200=6 H7 E3
日本生命

N西:岸田、大西、徳留−小坂    日生:井前、山脇、柏木、新家−藤田

のんびり構えていて、阪急梅田を出た時点で9時を回っていた(汗)
西京極球場の入口へ行く前に、ライトの後ろからスコアボードを確認。
3回表までの得点が表示されているが、「N西がリードしている」ことよりも
「N西がまた先攻である」ことのほうが気になった。
この対戦、昨年の都市対抗代表決定戦では日生がサヨナラ勝ちしている。

3回裏、スタンドに到着するや下野敦司が同点適時打、
及川徹も2点適時打で日生逆転。
N西も4回表1点差に迫り、6回表には押し出しで再び同点の後
一色和也の適時打で今度はN西がリード。
すると今度は日生が7回裏、連続死球で出た走者を及川が二塁打で還して
文字通りのシーソーゲームになった。

8回表N西。
2アウト一、三塁で藤井淳志が三塁ゴロ、しかし三塁手の送球が悪く同点に。
直後4番の山崎隆広が右中間への三塁打で2人が生還し、
山崎も捕逸でこの回4点目の本塁を踏んだ。
最後は7回途中から登板した徳留慶が抑えて、N西が決勝進出。
手元の時計で終了は12時47分。
開始が8時55分と聞いたので、試合時間は3時間52分。

《第二試合》

大阪ガス
220 012 000=7 H17 E0
020 200 001=5 H11 E3
シダックス

大ガス:松尾、榎本−小野   シダ:加納、森福、岩渕、山本、岩浅、上田−坂田

13時36分開始。
1回表1アウトから栗栖敏、荒川大輔、澤多弘也の三連打と
牧野光将の犠飛で大ガスがまず2点を先制。
2回表にも岩本達也の三塁打と栗栖の適時打でさらに2点を追加。

しかし、大ガスの松尾洋和は30日の三菱ふそう川崎戦とは様子が違った。
1回裏は1安打を許すも無難に抑えたが、
2回裏に3安打で攻め立てられ、押し出しの死球で2点目を献上してしまうなど
序盤にしてかなり苦しい投球のように見えた。
4回裏、2アウト満塁から藤澤英雄の2点適時打で同点に追いつかれる。

5回表、今度は大ガスがシダックス2番手の森福允彦を攻め、
荒川、澤多、牧野が三連打でたたみかけて均衡を破る。
この三連打は同じメンバーで6回表にもあり、外野からの中継ミスも加わって2点。
その裏から榎本公介が登板。
シダックスは走者を再三出しながらも得点ができず、
9回裏1アウト二、三塁の好機も松岡淳の適時打による1点だけで終わった。
17時26分終了、試合時間3時間50分。

この試合の2回表。
猪坂彰宏への死球を巡って、シダックス野村克也監督が抗議に出た。
打者の避け方の如何をゼスチャーで示しながら、
(実際は違うかも知れないが)何やら球審に説教をしているようにも見えた。
野村監督は、その球審の本職がお寺の住職さんだと知っているのだろうか(笑)
まぁ、この場面ではそんなことは関係ないが。

パンフレットでは、第三試合の開始予定時刻は15時となっている。
下手すればその第三試合が終わっていても不思議では無い時刻なのに、
まだ第三試合が始まっていないとは。
決勝戦を観る体力が残って無い(苦笑)ので、
結果の連絡を友人に任せて球場を出た。

で、21時30分頃その友人から以下の速報が来た(笑)

大阪ガス 100 010 030=5
N T T 西 000 000 003=3

大阪ガスは、(大阪大会時代を含めて)京都大会初優勝である。
お疲れさまでした!
昨日の帰り。
駅での電車の待ち時間に携帯であちこちリサーチしていたら、
JABA京都大会が雨の影響で順延になったことがわかった。
京都の最終日が4日になったことで、
3日は岐阜のベーブルース杯大会へ行くことに決定。
どうにか名古屋までの近鉄特急を押さえた。
朝は伊勢中川乗り換えの便しか空いてなかったらしいが、やむを得ない。

近鉄特急→JR新快速→岐阜バス、と乗り継いで、
長良川球場のある岐阜メモリアルセンターまで自宅から約4時間。
東海地方の大会でお馴染みのアナウンスが聞こえてくる。
第一試合の3回裏が終わったところだった。

《第一試合》

フェデックス
000 000 000=0 H9 E0
011 110 00X=4 H11 E0
東海REX

フ:壇野、榎本、平畠−篠原   R:辻原−藤尾

REXが小刻みにリードを広げていたが、
5回フェデックスの投手が平畠正之に替わってからは追加点が取れず。
フェデックスも後半連打での好機などがあり、
試合の流れを変えるきっかけはあったはずだが、
最後までREXの辻原司を打ち崩すことができずに終わった。

フェデックスは長野県塩尻市のチームで、今日初めて試合を観たことになる。
紫とオレンジをあしらったユニフォームは、
かずさマジックとかつてのNTT関東をミックスさせたような感じに見えた。
初観戦でも、大学または他のチームで見覚えのある選手がチラホラ。

《第二試合》

東海理化
000 000 000=0 H5 E0
330 000 00X=6 H10 E1
東 芝

理化:川脇、永井、山川−奥山、山根   東芝:磯村、山川−飯田

東芝は、初回から井関雅也、工藤賢二、平馬淳の3連打で先制。
伊勢泰孝にも2点適時打が出て優位に立つ。
2回も工藤、平馬の適時打で3点と、まだまだ点を追加しそうな勢いだったが、
2アウト一、三塁で堺博文の安打性の当たりを遊撃手の泉直樹が好捕。
これで大量得点の流れを断ち切られてしまったのか、
3回から登板した永井裕二には散発3安打に抑えられ、
しかもその安打以外には外野に球が飛ばなかった。

永井の好投を堅い守りでより盛り立てていた東海理化だが、
東芝先発・磯村秀人の勢いは止められず、8回までに14三振。
奥山博之が2安打で気を吐いたものの、5本の安打はすべて単打だった。

第二試合が終了したのは手元の時計で15時50分。
余裕を持って帰れるところだったが、
名古屋の地下街を徘徊するまでにはいかなかった。
ドラゴンズのポケット日程表を貰いそびれたのがやや心残り。
来月、岡崎へ行きたいんやけどなぁ・・・?
5月になって、今年初めて神戸総合運動公園の地を踏んだ。
昨日に続いて西京極へ行っても良かったのだが、
春の間に関西学生・関西六大学ともに神戸での試合が組まれているので
うち一日だけでも行っておきたかった。
地下鉄を降りると雨。スタメン発表のアナウンスを聞きながら階段を上る。

スコアボード上の旗は“半旗”に。
近大の選手はユニフォームの袖に喪章を付けていた。

《第一試合》 近畿大学10−1京都大学

京大 000 100 000=1 H6 E0
近大 401 030 11X=10 E13 E1

京大:尾藤、濱田、江藤、川添−岡田   近大:甲藤、山田−倉重

【本塁打】中東(近大・5回3ラン)

近大は初回から打者一巡で5本の安打を連ね、4点を先制。
1回に2点適時打を打った倉重友二(4・広陵)は、
3回にも内野安打で打点を稼ぐ。

3回まで3人ずつ、完全に抑えられていた京大だが、
4回表先頭の坂井伸光(4・筑紫丘)が初安打で出塁。
犠打で二進のあと、鳥山和宏(4・成蹊)がセンターへ安打。
坂井が二塁から生還、その間に鳥山は二塁へ進もうとするも失敗。
5回表には、1アウト満塁の得点機を迎えたがこれも実らず、
その裏中東信二(3・広陵)の左越3ランで突き放された。

8回裏、和田匡永(4・上宮)の安打によって、先発全員安打となる。
甲藤啓介(4・高知)は雨の降りしきる中、8イニングスを投げて
振り逃げ1を含め11個の三振を奪ったが、万全ではなかったように見えた。
今度はもっと良い天候の中での投球が見たい。

私が座っていた屋根の下の席にも、雨が吹き込んでくるような悪天候。
終わる頃にはグラウンドの各所にも水が浮き出していた。
確か4回を終わった時点で、第二試合中止の場内放送が入った。
1試合しか観られなかったが、これではしょうがない。
おまけに寒くなってきたし。
雨の中で傘を持ってウロウロするのも億劫なので、
雨でも開催中だった西京極への移動は早々にあきらめることにした。

近大、京大ともに男子リーダー、チアリーダーは来ていたが吹奏は無し。
京大の応援で鳴り物が無いのは珍しいような気がする。
近大は太鼓とテープによる応援。
近大も『狙い打ち』をするようになったのか・・・。
3連休とは言うけれど、昨日出勤していたのでいつもの土日に近い。

まずは、社会人アメリカンフットボールのグリーンボウルトーナメントを観に、
神戸市の王子スタジアムへ。
新生“神戸ファイニーズ”としては初めての公式戦。
ホームタウンでの試合なのだが、応援席はバックスタンドである。

アズワン・ブラックイーグルス
 14   0   0   7=21
  7   0   3   0=10
神戸ファイニーズ

第1Qキックオフ早々から、若奉典がロングゲイン。
2プレイ目で本郷智久がタッチダウンを奪う幸先の良いスタートも、
第1Qが終わるまでに2つのタッチダウンであっさり逆転されてしまった。
第3Qにフィールドゴールで4点差にはなったが、
相手のパスやランがうまい具合に決まってばかり見えるような展開・・・
頑張れファイニーズ。

チアのマイクなどの音響が、ハーフタイム以外使われなかったのは何故?
まさか照明塔が出来たから・・・って藤井寺みたいな理由じゃあるまいな。

で、今度は阪急で特急を乗り継いで京都を目指す。
JABA京都大会を4日目にしてやっと観に行くことに。
西京極には第三試合(三菱ふそう川崎vs大阪ガス)の練習前に到着したが、
スコアボードに出ている今日の試合結果に、日産の得点が無かった。
先に来ていた友人を見つけて尋ねると、「23−1です」とのこと。
さすがに23点は表示できんか…と言うより、ミキハウスに何が?!

ふそうの試合を観るのは、2年前の京都大会以来。
昨年のことを思えば、この場で観られるのは或る意味感慨深いものがある。
しかし、ふそうって、一塁側ではストライプのユニだったっけ?

ふそう 000 000 000=0 H4 E1
大ガス 000 000 01X=1 H7 E0

ふ:徳丸、谷村、亀井−高根澤  ガ:松尾−坂東

大ガスの松尾洋和だが、今日は完璧に近い投球のように見えた。
先頭打者に安打を許しても、その後をキチンと抑える。
ボール球が先行しても、気が付けば打者を追い込んでいる。
そして最後は必ずと言って良いほど最後の打者を三振に仕留める。
事実、2回以外、3アウト目はすべて三振で終え、結果14奪三振。

ヒヤリとしたのは4回表。
先頭の新保大輔がレフトオーバーの二塁打、
1アウト後に西郷泰之がセンターへ大きな当たりを放ち、
先制点かと思われたが荒川大輔が好捕。
一度スタートしていた新保は二塁へ戻ってから三塁へ進む。
続く梶山義彦を見逃しの三振に取って事なきを得た。

8回裏、大ガスは1アウトから木下秀久がレフトへの二塁打。
捕逸で三塁へ進むと、岩本達也がライトへの犠飛で待望の得点。
9回表は松尾が三者連続三振を奪ってゲームセット。
最後の打者となった西郷が、振った勢い余ってひっくり返っていた。

1回戦は日本新薬とタイブレークを戦ったふそうだけに、
またもや延長戦か?と半ば覚悟していたものだが。
9回で終わったのがちょっと惜しい気も?(笑)

偶然。

2005年4月29日
TVを見ていての“偶然”二題。

まず昨日。
久々に定時に仕事を終えて帰宅すると、
母が甲子園のT−D戦の中継を見ていた。
その直後、球審が打球をまともに受けたらしく、
担架で運ばれようとしていた。

アメリカンフットボールでは、試合中に負傷者が発生すると
レフリーがタイムアウトを宣告して、
怪我をした選手がサイドラインに戻る(戻される)までプレーを止める。
レフリー本人が怪我をしたときも同様。
そのプレーが止まっている間、チアリーダーは片膝を立てた姿勢で
静かにタイムアウトが解けるのを待つ。

TVカメラがタイガースのレフトを守る金本知憲を抜いたとき、
金本はまさにレフリータイムアウト中のチアリーダーの姿勢を取っていた。
ずっと立っているわけにもいかず、偶々ああいう体勢だったのかも知れないが、
何となく面白い一瞬だった。


そして今日。
夕方の某民放のニュース番組を何気なく見ていた。
先日のJR西日本の脱線事故についての内容だったが、
JRでかつて車掌をしていた方が、自宅らしき所でインタビューを受けていた。
顔と名前のテロップを見てビックリ。私の知人のひとりだった。
「うわぁ〜、Sさんマジメな顔してしゃべってはるやんか〜」
以前からJRにお勤めされていたことは知っているが、
JRとは全く関係のないところでの顔見知りだったので、
本職を改めて認識した次第。
(ひょっとしたら来週に会うかも知れないんやなぁ、これが)



今日は祝日だが、ちょっと急ぎの仕事が入ってしまったので昼過ぎまで出勤。
よって、西京極のJABA京都大会へは行かなかった。
帰りに探していた文庫本(いずれレビューします)が偶然見つかったから、
まぁ良しとするか。
あらかじめ決められた時刻のとおりに列車が運行されるのは、
日本の鉄道にとってはごく当たり前のことと思われている。

これはあくまで想像の域ではあるが、
その路線の駅間距離や、勾配、曲線の有無、客の乗降にかかる時間など
様々な要素が考慮されて列車の運行図表(ダイヤ)が組まれているはずである。

乗客をいかに速く、安全に目的地の駅まで運ぶか。
それが追い求められるのは当然のことだとは思う。
しかし、速さばかりが強調されるようになって、
列車を走らせる側に無理を強いるようなダイヤが組まれてはいないだろうか。

再三にわたって報道されていることではあるが、
“アーバンネットワーク”と呼ばれるJR西日本の大阪近郊各線は、
相互乗り入れなど便利である反面、非常に複雑な構造である。
或る線が事故などで遅れると、その影響が他の路線にも大きく及んでしまう。
例えば、こんな感じ。

福知山線(JR宝塚線)で事故が発生する
        ↓
尼崎駅での接続の関係で東海道線、JR東西線、学研都市線のダイヤが乱れる
        ↓
東海道線に乗り入れている関空特急“はるか”のダイヤが乱れる
        ↓
“はるか”が走る大阪環状線、阪和線のダイヤが乱れる
        ↓
大阪環状線に乗り入れている“大和路快速”のダイヤが乱れる
        ↓
関西線(JR大和路線)のダイヤが乱れる

つまり、ひとつのわずかな遅れが全体の大きな遅れにつながってしまう。
さらに、速さを最優先されたダイヤを厳密に守ろうとするために、
秒単位の遅れが生じても厳しい注意を受けることになる。
それが運転のプロフェッショナルとしては当然のことかも知れないが、
私だったら到底堪えられない。

何年か前には、ダイヤが乱れていた大阪環状線のある駅で、
乗降に戸惑う客の列をバッサリ切るように扉を閉めたのを見たことがある。
そんな極端な例はともかくとして、
駆け込み乗車に対する注意の車内放送が、客の安全を心配するよりも
「ダイヤが乱れてこっぴどく怒られるのは俺なんやぞ!」
というニュアンスで伝わってくるのは私だけだろうか。
(大和路快速のドア近くに居ると、それがまた大きく聞こえるんだなぁ)

締めるところはきっちり締めなければいけないが、
ずっと締め付けてばっかりだといつか潰れてしまう。

昨日の事故に思う。

2005年4月26日
昨日のJR福知山線の事故。
何度となく乗っている電車なだけに、他人事とは思えない。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、
被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

事故の原因を詳らかにするのは当然大事なことではあるが、
それが安易な“犯人探し”になってしまうようではいけない。
近頃の各種報道を見聞きしていると、
それにつながりかねないと思うことがあるもので。

JR西日本の大阪近郊各線については思うことがいろいろある。
それについてはまた後日。
昨日の酒がまだ体内に若干残っているにも関わらず、
まずは朝から南港中央球場へ。
昨日、「明日はどこ?」と聞かれるたび、さぁどうしようかと思っていたが
関西学生リーグを1試合だけ(同志社大学vs京都大学)を観ることにした。

京大 000 002 000=2 H4 E2
同大 500 110 20X=9 H14 E1

京:濱田、尾藤−岡田   同:佐川、森中−土田

【本塁打】大西(同・4回ソロ)

初回から同志社は満塁の好機、土田康雄(4・丸亀)が走者一掃の三塁打。
藤本和隆(2・郡山)と岸勇太(2・岡山城東)の適時打でさらに2点を追加し、
早々と優位に立った。
4回裏は大西主晃(4・智辯学園)の本塁打。
5回裏は三塁打の尾上幸也(3・岡山城東)を安井正也(2・広陵)が還す。

同志社の佐川仁崇(1・大阪桐蔭)は、5回まで1安打ピッチング。
6回には疲れが見えたのか、中沢光紘(4・水戸第一)の適時二塁打で
2点を奪われ、7回からは森中強(4・桐蔭学園)のリリーフを仰いだ。
しかし、まだ1回生とは思えない落ち着きが、その投球から感じられる。

京大、同志社ともに応援団は3部勢揃い。
同志社が、相手攻撃終了時に『プロポーズ大作戦』を使っていたのが面白い。

今日は、長居第二にラグビーのニュージーランド学生代表(NZU)が来ているので、
試合終了とともに南港を離れた。
一塁スタンド下で立命館のブラスが入場待ちをしているのは見たのだが、
第一試合途中で偶然合流して南港に残った友人から、
関学のブラスも来ていたことを知る。どんな編成だったのか気になる。

NZUの試合を観たかったのは、実際に本場の“HAKA”が見られる、
というただそれだけの理由(苦笑)
今日はちょっと早口の“HAKA”だったような気もするが。

学生代表とは言ってもそこはニュージーランド。
当たりはキツいわ、球の扱いは上手いわ、キックは絶妙だわ。
遠くからではあるが、時折「やっぱり凄いなぁ・・・」と溜め息が出てしまう。

前半はNZUが13−3と日本A代表をリード。
日本A代表も後半に2トライを挙げるが、NZUはその倍の4トライ。
結果、42−18でNZUが圧勝。

長居第二の電光得点板は、選手名が出てもあっという間に消えてしまうので
交替選手などのチェックをするのが大変。
おまけに、入場時に配られたパンフはいつものメンバー表とは違っていて、
今日の試合は誰が何番を付けているのかわからない。
もうちょっと考えて欲しいところ。



マリーンズ・久保康友(因みに私の甥の同級生らしい)が初先発初完封勝利。
4安打、1四死球、奪三振13。ようやった!
関西六大学野球・龍産1回戦は、信じられない結末になった。

京産大 001 000 011=3 H4 E0
龍谷大 000 000 004=4x H11 E1

京産:平野−和田   龍谷:柳瀬、井上−阪田、東向 

続きはまた後ほど。

==================================

今日は、東京の“師匠”が京都まで来たついでに西京極へ寄るとのことで
他の仲間とともに観戦。
京産・平野佳寿(4・鳥羽)、龍谷・柳瀬明宏(4・如水館)のエース対決に、
ネット裏には多くのスカウトの姿が。

3回表、京産は先頭の安井亮太(4・大阪桐蔭)が三塁打で出ると、
風呂本拓也(3・大谷)の犠飛で1点を先制。
平野は立ち上がりからかなり粘られてはいたが、
先頭打者を出しても要所を締めて点を与えない。

一方、柳瀬も先取点は許したが、安打はさほど打たれていない。
8回表、政田義範(4・北嵯峨)の三塁打で2点目を失い降板するまで
被安打はわずか3。

9回表、坂本光隆(3・高知商業)の適時打で京産がリードを広げた。
今日の平野の出来ならばこのまま完封か、と思われたが・・・。
9回裏先頭の菊池高志(4・八幡浜)から3人連続して安打を打たれ1点。
犠打で1アウト後、後藤雅人(3・伊香)と本郷峻介(3・北大津)にも連打。
気が付けば3−3の同点、しかも塁上にはまだ2人の走者が残る。
この場面で、途中からマスクをかぶっていた東向勇樹(2・上宮太子)の打球は
センターへ飛び、後藤の代走・藤本智志(3・登美ヶ丘)が二塁から生還、
この回だけで6安打を集め、3点差を跳ね返す劇的なサヨナラゲームとなった。

別に京産を応援していたわけではないが、
9回になって平野があれだけ集中打を浴びることは全く予想していなかった。
師匠いわく「水島新司でもここまでは画けないよ。」

京産は3部合同の応援だったが、龍谷はブラスが来なかったのが残念。
ブラスの音を録音したものを流すのは良いとして、
もう少し音響の効果を考えて欲しいよなぁ、と思うことしきり。

終了後は師匠を梅田の古書店に案内したあとで、
東京へ帰る夜行の時刻近くまで宴会。
その中身が相も変わらず濃いのなんのって(笑)
野球を肴に酒を飲むのは、実に楽しいものであります。ハイ。
今日は午前中に病院へ行き、お昼過ぎに強風の舞洲へ。

今日の舞洲では、近畿学生リーグの試合が二試合行われている。
まだ第一試合(奈良産業大学vs和歌山大学)は終わっていなかった。
奈良産大の攻撃中ではあるが・・・

何回の攻撃中なのか全くわからない(^^;;;

スコアボードが故障しているのか、チーム名も選手名も出ていない。
打順やS・B・Oなどのランプだけは点いている。
狐につままれたような感じでとりあえず腰を下ろしたが、
どうにも居心地が悪い。
「7回の表、和歌山大学の攻撃は・・・」
えっ?まだ6回終わったとこなん?
そうこうしているうちに7回コールドで試合終了。
場内放送では、18−6で奈良産大が勝った・・・ように聞こえた。

こりゃ第二試合(阪南大学vs大阪教育大学)は、
よほど集中して観ないと訳が解らんようになるぞ、と
半ば戦々恐々でスタメン発表のアナウンスを待つ。

大教大 000 000 0=0 H1
阪南大 009 000 X=9 H4

大教:紙原、立道−中野   阪南:彦田、井上、山口−南田

3回裏の阪南大。
先頭の松下大作(2・帝京第五)が二塁打で出塁後、
四球、犠打、四球で1アウト満塁とすると、
広川宗大(4・香川西)が先制打。
続く下川智彰(3・南部)の二塁打でさらに2点を追加。
2アウトになってからも3連続四球でその下川が生還し、
田中力三(4・江の川)の内野ゴロが失策となる間に2者が本塁を踏むなど
この回だけで9点と、試合を決めるようなビッグイニングとなった。

彦田剛(3・金沢)は安定した投球で、5イニング無安打のまま交替。
あとは2投手が1イニングずつつなぐ完封リレーで、
被安打は7回1アウトでの松川周平(3・長田)の1本のみだった。

阪南大の2番手・井上はパンフレットにまだ名前がなく、
ベンチから「ルーキー」と声がかかっていたから1回生であるとして。
南部高校と紹介されていたので、井上知則ではないか?と思う。

大教大と言えば、昨季のエースは松尾晃雅だった。
現在、四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズに所属している。
その四国アイランドリーグ公式サイトのTOPにある写真は、
なぜ福岡ドームのスタンドなんだろうか?(4月22日現在)

真赤な太陽。

2005年4月21日
今更ながら、センバツの応援の話。

駒大苫小牧のレパートリーが、昨夏とはかなり変わったような気がするのだが、
面白かったのが美空ひばりの『真赤な太陽』を演奏していたこと。
センバツでは4番・本間篤史のテーマ。
意外と応援に使えるやんか。
コールの入れ方を工夫すれば、チャンステーマでもOKかも知れない。

『真赤な太陽』は1960年代後半の曲だから、
“懐メロ”の部類に入れても良いのだが、
私の知らないどこかでリバイバルしているのだろうか。
ともかく、これを選曲した方のセンスには脱帽。
意外な発見をさせてくれたので。

レコードでの演奏は、ジャッキー吉川とブルー・コメッツ。
『ブルー・シャトー』のブルコメである。
これをカラオケで歌うとオッちゃん連中から歓声が起こる(苦笑)
グループサウンズつながりで言えば、
ザ・スパイダースの『バン・バン・バン』が、青木宣親(スワローズ)のテーマに
なっているのを或る日のTV中継で聞いて初めて知った。
こちらは今でも“ムッシュ”かまやつひろしが色んなところで歌っているから、
まだよく知られている曲だとは思うが。

それはともかく、この春の駒苫の選曲はひと味違ったわけで。
ただ、『ジーパンのテーマ』は小関竜弥の出囃子のほうが合ってるなぁ。

ハナミズ。

2005年4月20日
昨日の話。
仕事中、一瞬鼻水が止まらなくなった。
土・日から月曜にかけてはたいしたことなかったんだが。
一応マスクはしているが、この1ヶ月の間で最大級。
やはり私はスギよりもヒノキに弱いらしい。
いや、ウチのフロアがホコリっぽいのか?

仕事を終えてから、お世話になっている耳鼻科へ久しぶりに。
受付したのが18時30分頃。
耳鼻科を出たのが21時20分頃。
下手すれば野球1試合ぶんに相当する待ち時間。
待っている間に家へ帰って夕食を済ませても良かったんではないかと。
この時期の耳鼻科は稼ぎ時である。
「繁盛してるよ〜」とは堂々と言いにくい業界だろうけど。

薬は2週間分もらった。
今日の調子だと飲み切るまでにはたぶん治ると思う。
残りは来年まで置いといても効くのかねぇ。
昨日(17日)の続き。

岡山駅から岡山電軌の路面電車に乗って、岡山城を目指す。
“MOMO”という床が低いちょっと変わった電車だった。
次の停留所の案内に続いてCMが流れるのは別に珍しくないが、
「お父さんも食べた、お母さんも食べた、野村のカツ丼」
というCMのキャッチコピー、私にはインパクト有り過ぎ。

城下(しろした)の停留所から、旭川を見ながら歩くと黒いお城が見える。
青空の中に聳え立つその姿の美しいことよ。
特別展は天守閣の中で催されているが、17時まで見られるようだった。
別にそう急がなくても良かったか?
展示そのものは何時間も掛けて見るほどではなかったけれど、
色々と思いを馳せるには充分だった。
その間に「東京ガスサヨナラ勝ち」の一報が、市営球場に戻った友人から。

岡山城を出たのが15時40分ぐらい。
まだ帰るのは惜しく、岡山県営球場へ寄り道をすることに。
山陽新聞には、県営球場で中国地区大学野球リーグ二部の試合が
昨日行われたことが載っていた。
しかも3試合である。
今日も3試合だとしたらまだやってる可能性はあるぞ、と
岡山駅から県営球場方面へ向かう岡電バスに乗る。

たぶん平成2年だったと思うが、
県営球場へタイガースとホークスのオープン戦を観に行ったことがあるので、
なんとなく記憶にはある。
桃太郎スタジアムを横目に見ながら球場へ歩いていくと、
試合をやってそうな音が聞こえてきたので密かにガッツポーズ(笑)
テーブルに無造作に置かれた残り少ないパンフレットを貰って入ると、
7回表が始まったところだった。

島根県立大学
002 005 001=8
000 001 62X=9
山口大学

(7回表以降のバッテリー)
島県大:土江、西−一色   山口大:春田、池上−鬼塚

県営球場は、マスカットができるまではプロの試合も行われていた球場。
今から思えば、ここでよくプロの一軍の試合ができたなぁ、と
思えるような雰囲気が漂っている。
でも、どこかのんびりしていて良い感じ。
ライト側に“大手まんぢゅう”の広告がポツンと残っている。

スコアボードに書かれていた選手名を書き写すのに必死で、
あまり試合の内容は覚えていない(汗)
私のすぐ前には試合を終えた岡山大の選手が居て、
「このままで終わると思ったら甘いな」などと話している。

気が付けば7回裏1アウト、押し出し死球で山口大がこの回3点目を挙げた。
直後、山口大の四番・前田隆吾(3・小野)が走者一掃の三塁打で同点、
7点差を一挙に追いついた。
8回裏には犠牲フライなどで2点をリードした山口大だが、
9回表に1アウト満塁のピンチを招き、押し出しで1点差に迫られる。
このあと、バッテリーミスが出て三塁から走者が駆け込む。
同点かと思われたが捕手がどうにか本塁を死守し、試合終了。
「球場の写真だけでも撮れれば」と思って来た県営球場だが、
終盤だけしか観ていないものの、大事なところだけはしっかり観たような。

当初は、岡山大会観戦目的で球場に居座るつもりであったのが、
結果としてなんとも落ち着きのない観戦&観光に。
でも、それはそれで非常に充実した一日となったわけで。
野球を観たり、友人と雑談したり、街を歩きまわったり、
歴史の中に浸ったり、帰り際に“えびめし”も食べたり(笑)
心地良い疲れの中、私は新幹線の車中の人となった。
2年ぶりに、JABA岡山大会へ行くことにした。
大会序盤はマスカットスタジアムと倉敷市営の2球場を使って行われるので、
いざ観に行こうとなればどちらを選ぶかで迷う。
今朝も新幹線の中で迷った挙句、ご無沙汰しているほうの倉敷市営を選択。

倉敷駅で山陽新聞を買い、水島臨海の駅で広げながら列車を待っていると
岡山城の春季特別展『備中松山・庭瀬藩主 板倉家名品展』の記事が
眼に飛び込んできた。
私のルーツとも関わりのある展示なので、これを見逃すわけにはいかない。
よって市営での観戦は早めに切り上げることに決定。

市営球場に到着。
東京ガスの選手たちが球場前でのアップに余念がない。
第一試合は6回表に入ろうとしていた。

NTT北海道
100 000 000=1
100 002 04X=7
日本生命

(6回表以降のバッテリー)
N北:高谷、島本、佐藤、伊敷−安宅、松尾  日生:新家、山脇−藤田

6回裏、佐々木勇喜が均衡を破る2点適時打。
7回から登板した山脇大輔が好リリーフ。

最初は陽射しを避けて屋根の下で観ようと思ったが、
ちょっと寒くなってきたので中段より下へ移動。
スカウトの皆さんが周囲を固めている(笑)

この試合の終盤に岡山在住の友人が到着。
挨拶もそこそこに岡山城への道順を尋ねる。

第二試合、私が観たのはここまで。

JR四国
000 001 ・・・
000 010 ・・・
東京ガス

(先発バッテリー)
J四:上田−松谷   東ガス:木村−松田

ミキハウスの鮫島浩太郎が東京ガスに居るのに今日やっと気付いた。
それはともかく、JR四国の上田大輔が6回まで三振9個を奪う力投。
東京ガスの木村雄太も適度な荒れ?で的を絞らせない。
友人には「午後2時頃には出るから」と言っていたが、
この場を離れるのが惜しいような展開だった。
友人が倉敷駅まで送ってくれると言うので、お言葉に甘えて球場を後に。

これで今日の観戦は終了・・・のはずだった。
続きはまた明日。

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