東京ドームへの源流@堺浜。
2006年4月16日 野球
←堺浜(さかいはま)野球場
黒獅子旗を賭けた77回目の長い戦いが、
この瞬間にスタートを切りました。
でも雰囲気はまるでオープン戦(笑)
新日鐵堺製鐵所の一角に、ケーズデンキやシネコンなどが集まる
“堺浜シーサイドステージ”というのができたおかげで、
堺駅や堺東駅からこのエリアを通る南海バスの本数が増えた。
地下鉄住之江公園から市バスを使っている私にはあまり関係ないが。
都市対抗野球の予選が、全国に先駆けて阪和一次予選でスタート。
今年の一次予選の会場となった堺浜は、
ライト後方の桜の花と昨日の雨のあとがまだ残っていた。
9時50分頃球場に着いたが、まだグラウンド整備が終わっておらず、
10時には到底始まりそうもない。
スコアボードのチーム名のところから誰かが覗いているのが見えたので、
今日はまともに得点が表示されるようだ。
(しかし選手名は出ない)
一塁側に大阪ウイング硬式野球クラブ。
今年からユニフォームを新調、ファイターズの黒の部分を青くしたような感じ。
三塁側の大阪ペーシェンスクラブは赤のユニフォーム。
そう言えば最近は白ユニしか見ていなかった気がする。
◇第77回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第一次予選 第1日・1回戦◇
《第一試合》 大阪ウイング硬式野球クラブ 4−2 大阪ペーシェンスクラブ
ペーシェンス 001 000 100=2
ウ イ ン グ 310 000 00X=4
ペ:江藤、長−中川 ウ:浜中−弓場
予定よりも約20分遅れて試合開始。
1回、ペーシェンスが2アウト満塁の好機を生かせなかったその裏に、
ウイングが1アウトニ、三塁から弓場直樹の適時打で先制。
続く勝田信人がバント、これを守備がもたつく間にもう1点。
さらに大森謙伍の外野フライが失策を誘い、序盤からウイングのペースに。
2回裏には2アウト一、三塁からディレードスチールで1点を挙げていた。
3回表、ペーシェンスは2アウト二、三塁で物袋(もって)拓吾が適時打。
二塁走者の高田智樹も本塁突入を試みたが、捕手弓場がブロック。
当たりの強さに、弓場は少しの間本塁前に倒れていた。
高田がライトの守備につくその途中、
ウイングのベンチ前で弓場に「大丈夫?」と声をかけ、弓場はそれに応える。
お互いが肩を組むようにして。
3回裏からペーシェンスは長(ちょう)裕次郎が登板。
そこからウイングの攻撃が徐々に停滞、5回以降は毎回3人で終わっていた。
再三走者を出しながら、
ウイング先発・浜中宏晃の横手からの緩い球に抑えられてきたペーシェンスだが、
7回表2アウトから高田がこの試合初めての長打となる二塁打。
中条行宏も二塁打で続いて、連打で2点目を奪った。
8回、9回も四球などで三塁まで走者を進め、
ペーシェンスに流れが傾くかに思えたが、浜中は最後までリードを守った。
全国的に注目されるわけでもないクラブチーム同士の試合だが、
この試合から確実に東京ドームへの道がつながっていることになる。
海へと注ぐ川の源流が、誰も知らないような山中の湧き水であったりするように。
本大会の賑やかさとは全く無縁なスタンド風景であっても。
第二試合は泉州大阪野球団と履正社学園の対戦。
このカードは3月に松下球場でも観ていることもあり、
次の場所へ移動することにした。
(JABAのHPによれば、泉州大阪が2−0で勝利)
続きは別の日記にて。
黒獅子旗を賭けた77回目の長い戦いが、
この瞬間にスタートを切りました。
でも雰囲気はまるでオープン戦(笑)
新日鐵堺製鐵所の一角に、ケーズデンキやシネコンなどが集まる
“堺浜シーサイドステージ”というのができたおかげで、
堺駅や堺東駅からこのエリアを通る南海バスの本数が増えた。
地下鉄住之江公園から市バスを使っている私にはあまり関係ないが。
都市対抗野球の予選が、全国に先駆けて阪和一次予選でスタート。
今年の一次予選の会場となった堺浜は、
ライト後方の桜の花と昨日の雨のあとがまだ残っていた。
9時50分頃球場に着いたが、まだグラウンド整備が終わっておらず、
10時には到底始まりそうもない。
スコアボードのチーム名のところから誰かが覗いているのが見えたので、
今日はまともに得点が表示されるようだ。
(しかし選手名は出ない)
一塁側に大阪ウイング硬式野球クラブ。
今年からユニフォームを新調、ファイターズの黒の部分を青くしたような感じ。
三塁側の大阪ペーシェンスクラブは赤のユニフォーム。
そう言えば最近は白ユニしか見ていなかった気がする。
◇第77回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第一次予選 第1日・1回戦◇
《第一試合》 大阪ウイング硬式野球クラブ 4−2 大阪ペーシェンスクラブ
ペーシェンス 001 000 100=2
ウ イ ン グ 310 000 00X=4
ペ:江藤、長−中川 ウ:浜中−弓場
予定よりも約20分遅れて試合開始。
1回、ペーシェンスが2アウト満塁の好機を生かせなかったその裏に、
ウイングが1アウトニ、三塁から弓場直樹の適時打で先制。
続く勝田信人がバント、これを守備がもたつく間にもう1点。
さらに大森謙伍の外野フライが失策を誘い、序盤からウイングのペースに。
2回裏には2アウト一、三塁からディレードスチールで1点を挙げていた。
3回表、ペーシェンスは2アウト二、三塁で物袋(もって)拓吾が適時打。
二塁走者の高田智樹も本塁突入を試みたが、捕手弓場がブロック。
当たりの強さに、弓場は少しの間本塁前に倒れていた。
高田がライトの守備につくその途中、
ウイングのベンチ前で弓場に「大丈夫?」と声をかけ、弓場はそれに応える。
お互いが肩を組むようにして。
3回裏からペーシェンスは長(ちょう)裕次郎が登板。
そこからウイングの攻撃が徐々に停滞、5回以降は毎回3人で終わっていた。
再三走者を出しながら、
ウイング先発・浜中宏晃の横手からの緩い球に抑えられてきたペーシェンスだが、
7回表2アウトから高田がこの試合初めての長打となる二塁打。
中条行宏も二塁打で続いて、連打で2点目を奪った。
8回、9回も四球などで三塁まで走者を進め、
ペーシェンスに流れが傾くかに思えたが、浜中は最後までリードを守った。
全国的に注目されるわけでもないクラブチーム同士の試合だが、
この試合から確実に東京ドームへの道がつながっていることになる。
海へと注ぐ川の源流が、誰も知らないような山中の湧き水であったりするように。
本大会の賑やかさとは全く無縁なスタンド風景であっても。
第二試合は泉州大阪野球団と履正社学園の対戦。
このカードは3月に松下球場でも観ていることもあり、
次の場所へ移動することにした。
(JABAのHPによれば、泉州大阪が2−0で勝利)
続きは別の日記にて。
どこかで聞いた@南港。
2006年4月16日 野球堺浜から移動した先は南港中央球場、阪神大学リーグ。
(写真は電池切れのため撮れませんでした)
浅香山通のバス停を13時過ぎに出て、ニュートラムに乗り換えておよそ30分。
なぜか第二試合の開始予定を1時間以上過ぎて始まったのだが、
私はその直前に球場入り。
終わりに近かったらパンフだけもらって帰るつもりだったのに(^^;
関西国際大のユニフォームがマイナーチェンジしていた。
かつての神戸製鋼野球部を思わせる色あいはそのままだが、
胸の文字と背番号、帽子のマークが変わった。
◇阪神大学野球春季リーグ(1部) 第3節・2回戦◇
《第二試合》 大阪産業大学 2−0 関西国際大学
大産大 000 001 010=2
関国大 000 000 000=0
大産:吉元−豊岡 関国:小川、坂本、伊原−森脇
大産大は吉元一彦(2・汎愛)、関西国際大は小川豊(1・神港学園神港)が先発。
吉元は真っ向から投げ下ろすタイプの右腕、
小川はややスリークオーター気味の左腕である。
両校とも攻撃に決め手を欠き、二人の若手の投げ合いが5回まで続いた。
6回表、小川は1アウト一、二塁となったところで坂本良太(1・東北)と交替。
2アウト後、代打出場の梅本周治(4・鳥取城北)がセンターへ抜けそうな当たり。
二塁の嶋津良(3・日高・中津分校)がどうにか止めたが、
スタートしていた二塁走者の竹谷真也(4・津田学園)が生還し、
大産大に待望の1点が入る。
大産大は、8回表1アウト満塁から島谷篤史(2・浪速)の犠飛で1点追加。
このとき、関西国際大野手陣の好判断で二塁走者を三塁でタッチアウトに。
すかさずその裏先頭の嶋津が二塁打。
関西国際大はこれで勢いに乗りたいところであったが、
吉元が落ち着いた投球を見せ、続く三人をすべて三振で終えた。
吉元は関西国際大を散発3安打に抑えて完封勝利。
第一試合(関西外国語大学vs大阪体育大学)の結果は今のところ不明だが、
試合終了後の放送によると、この2試合とも3回戦が明後日にあるらしい。
今日の南港第二試合の場内放送。
大学のリーグ戦は所属校の女子学生が担当しているはずだが、
今日の場合は、
「『ねるとん紅鯨団』の皆口裕子が担当したらこんな感じやろなぁ」
と思わせるような声がスピーカーから流れていた。
試合を観ながらその名前を思い出すまでに少々考えてしまったのだが(苦笑)
(写真は電池切れのため撮れませんでした)
浅香山通のバス停を13時過ぎに出て、ニュートラムに乗り換えておよそ30分。
なぜか第二試合の開始予定を1時間以上過ぎて始まったのだが、
私はその直前に球場入り。
終わりに近かったらパンフだけもらって帰るつもりだったのに(^^;
関西国際大のユニフォームがマイナーチェンジしていた。
かつての神戸製鋼野球部を思わせる色あいはそのままだが、
胸の文字と背番号、帽子のマークが変わった。
◇阪神大学野球春季リーグ(1部) 第3節・2回戦◇
《第二試合》 大阪産業大学 2−0 関西国際大学
大産大 000 001 010=2
関国大 000 000 000=0
大産:吉元−豊岡 関国:小川、坂本、伊原−森脇
大産大は吉元一彦(2・汎愛)、関西国際大は小川豊(1・神港学園神港)が先発。
吉元は真っ向から投げ下ろすタイプの右腕、
小川はややスリークオーター気味の左腕である。
両校とも攻撃に決め手を欠き、二人の若手の投げ合いが5回まで続いた。
6回表、小川は1アウト一、二塁となったところで坂本良太(1・東北)と交替。
2アウト後、代打出場の梅本周治(4・鳥取城北)がセンターへ抜けそうな当たり。
二塁の嶋津良(3・日高・中津分校)がどうにか止めたが、
スタートしていた二塁走者の竹谷真也(4・津田学園)が生還し、
大産大に待望の1点が入る。
大産大は、8回表1アウト満塁から島谷篤史(2・浪速)の犠飛で1点追加。
このとき、関西国際大野手陣の好判断で二塁走者を三塁でタッチアウトに。
すかさずその裏先頭の嶋津が二塁打。
関西国際大はこれで勢いに乗りたいところであったが、
吉元が落ち着いた投球を見せ、続く三人をすべて三振で終えた。
吉元は関西国際大を散発3安打に抑えて完封勝利。
第一試合(関西外国語大学vs大阪体育大学)の結果は今のところ不明だが、
試合終了後の放送によると、この2試合とも3回戦が明後日にあるらしい。
今日の南港第二試合の場内放送。
大学のリーグ戦は所属校の女子学生が担当しているはずだが、
今日の場合は、
「『ねるとん紅鯨団』の皆口裕子が担当したらこんな感じやろなぁ」
と思わせるような声がスピーカーから流れていた。
試合を観ながらその名前を思い出すまでに少々考えてしまったのだが(苦笑)