昨日の再試合で、水島新司でも画けないような劇的な試合を制した早実が、
24時間も空けずに準々決勝を戦うことになった。
相手は横浜。
こう聞くと、私などは1980年夏の決勝戦を思い出してしまうのだが・・・。
その前の準決勝で天理が横浜に敗れてテンションが低かったはずだが、
TVにかじりついて見ていた記憶がある。
(愛甲よりも川戸の印象が強かったりして)

今のところ急ぎの仕事はないし、月末締めも昨日までで完了済み。
思い切って午後から休みを取って甲子園へ直行した。
今日観ておかないといつ観られるかわからないし。



◇第78回選抜高校野球大会 第9日 準々決勝◇

《第一試合》 岐阜城北高校(岐阜) 4−0 神港学園神港高校(兵庫)

《第二試合》 横浜高校(神奈川) 13−3 早稲田実業学校高等部(東京)

早 実 000 000 300= 3 H7 E1
横 浜 204 070 00X=13 H12 E0


早:斎藤、関本、塚田、斎藤−白川   横:川角、浦川、西嶋−福田


今日は双眼鏡もスコアメモも持っていない。
試合そのものより、三塁側早実アルプスの隣で応援を楽しんでいたようなものだ。
甲子園で早実の応援を間近で見たのは、1996年の夏以来である。
当時と比べて明らかに違うのが、チアリーダーが居ること。
そして声援に女子の声が目立つこと。
男子校だった早実もいつの間にか共学になったことに時代の流れを感じる。
吹奏の人数が増えたように思えるのも、共学化効果か?

7回の校歌を除き、イニングの最初には必ず応援歌の類が歌われるのだが、
2回の『若き力』と4回の『早稲田健児』以外はすべて『紺碧の空』。
序盤から劣勢だったからか、やや物足りない気がした。
それでも、東京六大学野球のテイストをそのまま持ち込んだような応援は、
間近で接するとさすがに迫力充分。
7回、ようやく得点が入ったときの『紺碧の空』での盛り上がりと言ったら…。
私としてはこれだけで観に来た価値があるというもの。

実は、神宮球場で早実の応援を見たことがあるのだが(1999年東東京大会)、
大太鼓が使えないために『紺碧の空』などがとても軽く聞こえた。
それを思えば、早実の応援は甲子園のほうがよく似合うのかも知れない。

対する一塁側・横浜は今更語る必要もないのだが、
いつもの通り非常にしっかりした応援を見せてくれる。
試合終了後のエール交換がお互いにきちんと成り立つシーンは、
やはりこの2校だから、と思わずにはいられなかった。



甲子園の三塁側は、午後の太陽をまともに受ける。
朝方の冷え込みから比べるとかなりマシな気候だったが、風はまだ冷たい。
晴れた空も“紺碧”とまでは呼べない色だった。

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