大会史上初@京セラD。
大会史上初@京セラD。
今日の第一試合・三菱重工神戸vs鷺宮製作所の試合で、
三菱神戸・木林敏郎投手が日本選手権大会史上初の
無安打無得点試合を達成しました。

その内訳。

[1回裏]道廣・三振/芦川・死球/藤田・三振/金本・二飛 
[2回裏]村上・三邪飛/井戸・三振/久保・四球/市川・左飛
[3回裏]狩野・二ゴロ/道廣・三振/芦川・三振
[4回裏]藤田・三振/金本・遊ゴロ/村上・三邪飛
[5回裏]井戸・四球/久保・投犠打/市川・右飛/狩野・中飛
[6回裏](代打)宮成・三振/芦川・三振/藤田・投ゴロ
[7回裏]金本・三振/村上・中飛/(代打)横田・三振
[8回裏](代打)福田・二ゴロ/市川・一邪飛/(代打)伊藤・三振
[9回裏](代打)秋山・中飛/(代打)川島・中飛/(代打)清水・三振


5回終了のインターバルまで無安打が続いていたわけですが、
飛距離充分なフライもあったので、
正直言えばそろそろ安打が出るんじゃないかと。
そう思いながら9回裏を迎えてしまったときの緊張感と言ったら・・・
これはどう表現して良いものかわからないぐらい。
「手に汗握る」では収まりませんでしたね。

36回の歴史を数える日本選手権で、ノーノーの1回ぐらいはあるだろうと
思っていたら実はまるっきり初めてだったことをあとで知り、
背筋に寒気が走りました(別に寒かったわけではありません)。
歴史の生き証人になった気分です。


敗れた鷺宮・岡崎にしても、
初回に自らの暴投で走者を進めたのが失点の元になってしまったとは言え、
相手打者を食ったような持ち味充分の投球を披露。
こちらも素晴らしかったです。


同じ1972年生まれの37歳、そして社会人球界を代表するサウスポー。
お互いの意地のぶつかり合いは“火花を散らす”というのとはまた別の次元で
繰り広げられた印象があります。
アマチュア野球はどうしてもプロへの候補生が大きく取り上げられ、
木林や岡崎などは“知る人ぞ知る”存在なのではないかと思います。
これからプロへ進もうとする若者には出せないであろう独特な味わい。
それを楽しむことができるのも、社会人野球の醍醐味と言えるでしょう。


今日、団体で京セラドームに来ていた各高校の野球部員諸君は、
木林・岡崎の息詰まる投手戦に何かを感じ取ってくれたでしょうか・・・?


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

◇第36回社会人野球日本選手権大会 第4日・1回戦◇


@京セラドーム大阪


≪第一試合≫ 三菱重工神戸 1-0 鷺宮製作所


三菱重工神戸
100 000 000=1 H6 E1
000 000 000=0 H0 E0
鷺宮製作所

三菱神戸:木林-八木
鷺宮:岡崎-市川

11:59~14:11

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索