準々決勝@甲子園。
今日は夏休みでした。

午前中に月例の診察に行ったあとで、
甲子園へカレーを食べに(笑)。
準々決勝の2試合ということで11時の開始でしたが、
到着した正午過ぎには、
売り切れ間近ながらも中央特別自由席がまだあったので
迷わず購入。
ダイエーで飲み物を買ったりしてから入場したら、
ちょうど5回裏終了後のグラウンド整備の最中でした。
花巻東の菊池はマウンドを降りたあとでしたが・・・。



≪第一試合≫ 花巻東(岩手) 7-6 明豊(大分)

5回まで花巻東が4-1とリード、しかし菊池はすでに降板。
明豊は1回戦(vs興南)、3回戦(vs常葉学園橘)と、
中盤までリードされていてもそれを跳ね返して勝ち上がってきたチームなので、
花巻東二番手の猿川がどこまで抑えられるか、という展開。
実際、8回裏に明豊は逆転し、2点のリードを奪い勝負あったかに見えましたが、
花巻東も土壇場の集中打で追い付き、延長戦へ。
10回表、川村の決勝適時打で花巻東が接戦を制しました。

その10回表、犠打を試みた佐藤涼平が一塁で交錯して転倒。
担架で運ばれるという非常事態だったのですが、
1点を取ったそのあとの守りで一塁ベンチ横から出て来て、
センターの守備位置へ就いたときの場内の大拍手。
これで花巻東は大きな味方を得たようなものです。

明豊・今宮も9回途中から再びマウンドに上がり、
154キロの速球を投げ込んで観客を大いに沸かせました。
これからは投手・野手、どちらの道を進むんでしょうか・・・。



≪第二試合≫ 日本文理(新潟) 11-3 立正大学淞南(島根)

5回を終わって2-2の同点でしたが、日本文理は5回まで毎回の8安打。
今年の日本文理はかなり打撃力の高いチームではなかろうかと。
淞南は6回表にエース・崎田の左越ソロ本塁打で均衡を破りましたが、
その裏すぐに切手の三塁打で追い付かれ、2暴投でまたリードを奪われました。
日本文理は7回、8回と長打攻勢などで容赦なく崎田を攻め立て、
終わってみれば毎回、しかも先発全員の19安打11点で圧勝。
新潟県勢初のベスト4です。

新型インフルエンザの影響でベンチ入り選手が13人と少ない淞南にとっては、
苦い夏の終わりとなってしまいましたが、
初出場で堂々のベスト8という歴史を残したことには変わりありません。



実は、今日・明日の準々決勝4試合の中では、
応援に関して最も萌え要素が強そうだったのが日本文理vs立正大淞南でした(笑)
ともにレベルの高い吹奏楽部が居ますが、
試合が始まるやその実力はすぐにわかりました。
第一試合が楽曲も構成もいささか単調だっただけに(爆)

日本文理は以前にも甲子園で観たことがありますが、
打者ごとのありがちな選曲ではあってもその切り替えが非常にスムーズ。
余計な間を感じさせず、ひとつの流れがしっかりできています。
何台あるんだ?と思わせるパーカッション部隊に、
野球部員の太鼓がシンクロして独特の世界を作り上げます。
特に『君の瞳に恋してる』『情熱大陸』ではそれがよく表れていると思います。

中盤からはいわゆる“やーやどー”スタイルの応援が主に。
野球部員が怖いぐらいにノリノリなのは良しとして(笑)
このパターンでは太鼓オンリーになりがちなのですが、
日本文理は管楽器の伴奏も付けて、吹奏楽部の存在を誇示しています。
昔のNKK(福山)の応援で、メドレーに入る前の2回コールのときに
楽団が伴奏を付けていたのとテイストが似ている気も。
(非常にマニアックな例えですが)
個人的には『テキーラ』を復活させて欲しいところです。


立正大淞南の音もかなりのボリュームでした。
私は観戦しながら応援の曲目もメモすることが多いのですが、
淞南についてはあきらめました・・・。
レパートリーは多くないですが、初耳の曲が半分ぐらいあり書こうにも書けません(汗)
メインになっていたのは横浜高校の『第五応援歌』でした。
三菱ふそう川崎の応援でも『チャンスふそう』として使われていた曲ですが、
亡くなられた前の監督が横浜高校でコーチをしていた関係で、
淞南でも演奏されるようになったということを某所で知った次第。
横浜高校の『第一応援歌(新生の歌)』も1回だけ流れましたね。

失礼ながら、応援文化があるのかどうかわからない県からの初出場ということで、
あまり注目していなかったのが正直なところ。
淞南には良い意味で衝撃を受けました。
『第五』だけでなくもっと他の曲も聴きたかった、という思いもありますが・・・。

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