健闘及ばず@堺浜。
2008年4月26日 八尾ベースボールクラブ◇第79回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第一次予選◇
@堺浜野球場
《第一試合》 泉州大阪野球団 6−0 大阪ペーシェンスクラブ
《第二試合》
中山製鋼野球クラブ
200 000 020=4
000 001 001=2
八尾ベースボールクラブ
中山:松本、道原−梅田
八尾:森田−能勢
《第三試合》
大阪ウイング硬式野球クラブ
000 000 100=1
010 212 00X=6
履正社学園
ウイング:桜井、光永、伊藤、濱田−酒井、坂東、弓場
履正社:森下−濱田
先週始まるはずだった宮城予選が雨天順延になったため、
黒獅子旗への道は今年も大阪・和歌山一次予選が事実上のスタートです。
とは言え、全国的に見ればあまりにもひっそり始まっているわけですが。
そんな阪和一次予選は、
・パンフレットが作られていない
・スコアボードに選手名が出ない
・場内放送がまったくない
の“ないないづくし”。
打順のランプが点くだけありがたいと思え、てな感じですから、
観戦には相当の準備が必要です。
双眼鏡と『グランドスラム』のコピーと、
(グラスラ未掲載の中山クラブ用に)高砂大会のパンフを持参。
第二試合から観戦。
私の地元・八尾ベースボールクラブに少し肩入れしつつ。
中山クラブは1回表2アウト満塁から押し出し2つで2点を先制。
八尾BCもその裏満塁としたものの得点無し。
しかしその後、好機を何度も作ったのは八尾BCのほうでした。
3回には三塁まで走者を進め、
4回には1アウト満塁まで行きながら得点にはつながらず。
八尾BCの先発・森田は2回以降はタテの変化球がよく決まるようになり、
走者を出しても巧みに打ち取っていました。
大阪市大時代は近畿学生リーグでベストナインにも選ばれた左腕です。
6回、八尾BCは1アウト二塁で押川がレフトへの適時二塁打。
1点がやっと入り追い上げムードに拍車がかかったかに思えましたが、
後が続かず、7回も満塁の好機を生かせませんでした。
その直後に中山・飯田のソロHRが飛び出し、梅田の適時打で差は3点に。
八尾BC最終回の攻撃は、1アウト一、三塁の場面に仁井が適時打で1点。
なおも二、三塁として徳重がライトへのやや浅めの飛球。
三塁走者の阪田は本塁へ突入しましたが間一髪アウトで試合終了。
八尾BCにとっては実に惜しい試合でした。
第三試合は履正社学園が効果的に点を重ね、
初戦を制しました。
履正社学園の先発・森下は緩い球を上手く操る頭脳的な投球で完投。
フォームが西川佳明(PL学園→法政→南海)を彷彿とさせます。
7回に三連打で1点を失うも、それ以外は三塁を踏ませませんでした。
舞洲や京セラドームの二次予選とはまるで違う、
練習試合のような雰囲気。
それでもこの試合は確実に東京ドームへとつながっているのです。
その道がどんな遠くに離れていても。
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