らしいと言えば、らしい@東京D(追記済)。
2007年8月26日 野球◇第78回都市対抗野球大会 第3日・1回戦◇
@東京ドーム
《第一試合》 太田市・富士重工業 4−3 鈴鹿市・Honda鈴鹿
H 000 100 200=3 H7 E0
F 000 010 03X=4 H7 E0
※3回表から観戦
鈴鹿:児玉、藤本−西? 富士重:阿部、平井−松尾
【HR】松尾(富士重・5回ソロ)
《第二試合》 豊田市・トヨタ自動車 3−0 大阪市・NTT西日本
T 003 000 000=3 H8 E0
N 000 000 000=0 H6 E0
トヨタ:服部−二葉 N西:笠木、合田、佐々木、藤原−北?
【HR】高坂(トヨタ・3回3ラン)
《第三試合》 横浜市・新日本石油ENEOS 3−1 大阪市・大阪ガス
※1回裏まで観戦
第3日はまずバルコニー席へ。
都市対抗期間中“バルコニー席の住人(笑)”と化す友人らの顔を見に行き、
3回から一緒に観戦。
ホンダ鈴鹿の応援席を真下に見るというロケーションで、
音の響きかたがひと味もふた味も違います。
*第一試合*
3回まで完全に抑えていた富士重工先発の阿部次男だったが、
4回表2アウトから亀山智己(三菱重工名古屋)に初安打を打たれた後
上出真寛、中原久と連打を許して1点を先制される。
その一方、ホンダ鈴鹿の先発・児玉真二は4回まで1安打ピッチング。
しかし5回裏、松尾貢史の左越ソロ本塁打で同点に。
7回表、ホンダ鈴鹿は阿部を再び捕え、
1アウトから村田泰教、中東信二が連続安打で一、二塁と追加点の好機に
ここで西?和成が左中間へ二塁打を放ち二人とも生還。
試合が一気にホンダ鈴鹿ペースへ動くかに思われたが、
阿部の後を継いだ平井英一が連続三振で後続を断つ。
8回裏、富士重工は1アウトから岡本和宏、鬼崎裕司と安打が続き、
この場面で児玉は交替、藤本瞬がマウンドへ上がった。
2アウト目は取ったが、岩元信明には中前へ運ばれまず1点。
そして林稔幸のレフトへの2点適時二塁打でついに逆転。
対面に見る富士重工応援席からまさに怒涛のような歓声が起こった。
平井は9回表も守護神ぶりを発揮し、
昨秋の日本選手権の覇者・富士重工が逆転で勝利をものにした。
いつ見ても独特なノリの良さが溢れるホンダ鈴鹿の応援ですが、
噂に聞いていた『熱闘鈴鹿』を今回初めて生で見ました。
マスターするには難しそうですが、これは結構ハマります。
選手権でもぜひ見たいです。
富士重工は、昨年の選手権での『ビバワセダ』が意外に思えたのですが、
都市対抗でも多用していました。
都市対抗の応援のイメージでは早稲田ではなく明治なもので。
その明治のカラーがかなり薄くなった気がします。
第二試合は下に降りて、ネット裏ほぼ真正面で東京の“師匠”らと観戦。
*第二試合*
トヨタ・服部泰卓、N西・笠木伸二の両サウスポーの先発で試合開始。
笠木は1回表1アウトから3連続安打を打たれたものの、
持ち前の緩急で打ち取って満塁の場面をしのぐ。
しかし3回表、2アウト一、二塁で高阪行俊にバックスクリーンへ運ばれ、
一挙3点を失った。
笠木は4回で降板したが、高阪の3ランが唯一の長打だった。
トヨタは5回表にも2アウトから満塁にしたが、得点には至らず。
その裏N西はこの回先頭の吉岡健太朗、続く越智政仁と安打が出て、
まさにピンチのあとのチャンス、という場面を迎えたが、
その二人とも牽制でアウトになり自らチャンスを潰す形に。
N西は以後も佐々木尚人、藤原紘通が力投を見せ追加点を与えなかったが、
打線は好投を続ける服部の前に反撃の糸口すら見出すことができず、
三塁を踏めないまま完封負けを喫した。
緩急を使って打ち取っていながら一発で決まってしまう、というのも
笠木らしいと言えばらしいのだが。
今日のN西の攻撃を見れば負けるのもやむなし、と言ったところかと。
トヨタ、N西ともチアスティックを使った応援でしたが、
吹奏の音はトヨタのほうがよく聞こえました。
と言うか、トヨタの吹奏はあれだけのチアスティックの音にも負けていないのが凄い。
キーの高さが変わったらしいバビル二世だけはどうにか聞こえましたが。
大阪らしさを出した応援も空振りに終わったような気がします。
第二〜第三試合にかけてドームのあちこちで様々な再会がありまして。
ビールも飲んでいないのにちょっとハイな気分になってしまいました(笑)
第三試合は1回の表裏だけ見て、
初めて聴く生演奏のENEOS応援歌『力と希望』に見送られるかのように
その時点で会える人にひととおり挨拶を済ませてドームを後にしました。
観たい試合ではあったのですが・・・。
東京滞在中の3日間、その3日間ともお付き合いいただいた方から、
ご挨拶だけになってしまった方まで、本当に多くの方と会うことができました。
ふだんは遠く離れていても自分のことをちゃんと覚えていてくれて、
こうして再会を喜び合えるのは幸せなことだとつくづく思った3日間でした。
本当に感謝したいです。
また11月の大阪でお会いできる日を楽しみに。
(それまでにまた意外なところで会ったりして)
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