14年ぶりの勝利@南港。
◇第89回全国高等学校野球選手権 大阪大会 1回戦◇

@南港中央球場


《第一試合》 佐野高校 4−3 大阪体育大学浪商高校

佐 野 100 003 000=4
浪 商 000 011 010=3

《第二試合》 桃山学院高校 3−0 高津高校

桃 山 010 100 001=3 H7
高 津 000 000 000=0 H6


桃山:杤原−竹本   高津:今村−本庄



お目当てはあくまでも14時10分開始予定の第二試合。
それに間に合うように行ったつもりが、第一試合の6回裏途中に到着。
名前は知らなくてもなぜか顔見知りの先輩といきなり鉢合わせし、
最近の母校の状況についてあれこれと話したりしていたので
第一試合はほとんど観てません(苦笑)
ただ、浪商は9回裏2アウト走者無しから満塁にするる粘りを見せたものの、
あと一本が出ませんでした。
エースを温存したのが最後まで響いた、というのがその先輩の評。


*第二試合*

桃山は2回表、2アウトから真鍋卓が四球を選び、
村田雄基の内野ゴロが失策となる間に三塁へ進むと、
三塁への送球がさらに逸れて無安打で労せず1点を先取。
4回表は2アウト三塁で真鍋のレフト線適時二塁打によって追加点を挙げる。

桃山の先発・杤原(とちはら)明は昨年もエースナンバーを付け、
0−1で初戦敗退ながら好投を見せていた(2006年7月23日の日記参照)。
気のせいかも知れないが、昨年よりも腕の位置が上がったように見える。
2回裏は自らの野選でピンチを招くも、落ち着いて後続を断った。

私が見る限り猛攻が期待できるような攻撃力ではないので、
いかに相手に点を与えないかが肝心。
走者を出すごとに観ているこちらはヒヤヒヤしていたものだが、
バックの守備にも助けられ、3回から7回までは二塁を踏ませなかった。

8回裏の高津の攻撃、2アウトの後でこの試合初めての連続安打を許し、
打席には4番の古川正晃。
古川が放った当たりは中前安打かに思われたが、
中堅手の山本大介が見事にダイビングキャッチを成功。
あわや同点のピンチを切り抜け、グラウンドとスタンドがともに沸き返る。

「ピンチのあとにはチャンスあり」の言葉どおり、
その直後の9回表には1アウト二、三塁の得点機を迎えて
井上元の内野安打で3点目をもぎ取った。
9回裏、最後の打者を二ゴロに打ち取って杤原が完封。
桃山にとっては1993年以来14年ぶりの夏の初戦突破となった。


14年前は3勝して4回戦まで行って、
住之江で牧野光将(近大→大阪ガス)の上宮に負けました。
それから夏に関してはずーっと負け続けていたわけで。
ただ、嬉しいのひと言に尽きます。
2回戦も楽な相手ではありませんが、一日でも長く野球ができますように。

コメント

nophoto
ゆうたろう
2007年7月19日15:36

勝ちましたね(^.^)
例年通り仕事の都合で(内勤なので)、やっぱ行けませんでしたが、今朝新聞で確認、嬉しかったです。
現在の監督も知らない状況で「私らの頃は、「直さん」と呼ばれてた、名前忘れた(苦笑)」、誰なんでしょうか?
次勝ったら勢い乗るかもしれません。我々OB、頑張って応援しましょう!

福岡屋あるじ
福岡屋あるじ
2007年7月19日22:03

>ゆうたろう先輩
いやー、勝利の瞬間はなんとも言えませんでしたね。
野球部のOBと間違われたりもしましたが(苦笑)
私の場合たまたま観に行ける日で良かったです。
今の岡野監督は「直さん」こと国方監督から数えて4人目だったかと。
14年前に3勝したときのエースでした。
色々ありましたが、このチームで一日でも長く、と願わずにいられません。

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