嵐の前の・・・?@舞洲。
◇第78回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第二次予選 リーグ戦第6日(Bブロック)◇


@舞洲ベースボールスタジアム


《第一試合》 日本生命 4x−3 大阪ガス

大ガス 001 001 010=3  H5 E1
日 生 010 001 002=4x H9 E1


大ガス:松尾、宮川、坂本−小野   日生:土井−藤田


《第二試合》 和歌山箕島球友会 5−3 NOMO BASEBALL CLUB

箕 島 110 010 110=5 H11 E0
NBC 100 200 000=3 H11 E1


箕島:森田、竹中−岡橋   NBC:杉原、宇高−有澤

【HR】白滝(NBC・4回ソロ)、中川(箕島・7回ソロ)



昨日は2試合とも行われたものの、
雷雨で中断のあった都市対抗阪和予選。
今日も不安定なお天気ということを聞いてはいましたが、
舞洲に着いたときの爽やかな晴天の様子では、まぁ大丈夫だろうと。

それでも試合中は時折雨がぱらつきました。
折り畳みの傘を何度開け閉めしたことか。
念のため大きめのビニル袋も持って来て正解でした。


*第一試合*

2回裏、2アウト一、二塁から藤田和男の一塁へのゴロが失策となる間に
日生がまず1点を先制。
大ガスもすかさず3回表に溝下進崇の適時打で同点にした。
日生・土井善和、大ガス・松尾洋和の亮先発投手が
粘り強い投球を三瀬ながら試合は中盤へさしかかる。

大ガスは6回表、1アウトから失策と野選と四球で満塁として、
5番の牧野光将が一塁ゴロ。
球は本塁へ送られたが三塁走者の田中洋平はセーフとなり、
今度は大ガスがリードした。
なおも満塁の場面だったが、土井が踏ん張って追加点を許さず。
その裏に今度は日生が多井清人の適時打でまたもや同点。
1点を争う好ゲームとなった。

8回表の大ガスは、1アウト一塁で牧野に右越二塁打が出て
再び1点をリード。
その裏に日生は2安打を放ちながらその好機を潰し、
試合の流れが大ガスへやや傾きかけたかに思えた。

7回から3番手で登板していた坂本健二が、9回のマウンドへ。
先頭で安打出塁した及川徹を多井が犠打で送ると、
途中出場のルーキー・山本真也がレフトの頭を越える同点二塁打。
試合が4度振り出しに戻った。
2アウト後に打順は1番、今日これまで無安打の佐々木正詞に回ってきた。
佐々木は追い込まれながらも粘りを見せ、左中間へのサヨナラ適時打。
日生が最後の最後で底力を発揮した。


一塁側・大ガスの応援は、6日とは違って吹奏もチアも来ていた。
あの演奏を聞かなければ都市対抗予選を観に来た気がしません(笑)
一方、日生はどうしたことかいわゆる“口ラッパ”での応援。
まるでかつての藤井寺か高校野球大阪大会のようで。
それでも『NKマーチ』などのレパートリーをしっかりと。
リーダーやチアが私服で応援していたようにも見えたのですが…。


*第二試合*

1回表から箕島が中本和希の適時二塁打で先制すれば、
その裏にNBCも本郷剛士の適時二塁打で同点とする。
始まっていきなりの点の取り合い。

2回表、2つの四球で1アウト一、三塁となったところで
NBCは先発の杉原洋を早々と諦め、宇高直志をマウンドへ送る。
しかし宇高は替わっていきなり暴投で1点を与えてしまった。

箕島の先発・森田竜平は2回、3回と3人ずつで抑えていたが、
4回裏先頭の白滝裕基にレフトスタンドへ運ばれ追いつかれた。
1アウト後2本の安打で一、三塁とすると、柿原伸哉の犠飛でNBCが逆転。
箕島も負けじと5回表に中本の適時打ですぐさま同点。
その裏から箕島は竹中慎悟にスイッチした。

竹中は走者を出しながらも要所を締める投球を見せ、
7回表にはそれを援護するかのような中川崇のソロ本塁打で均衡を破り、
8回表は尾中和也の適時打で着実に追加点を挙げて勝利をものにした。
NBCは9回裏に2安打と粘りを見せたものの、あと1本が出ず。
代表決定トーナメントへの進出を断たれた。

NBCは三塁側で子供たちのチアリーディングによる応援。
テープ演奏のボリュームがちょっと大きすぎることがあったかも。

試合が終わってからしばらく1階の事務室横で待機していると、
かなりの大粒の雨が。
試合中でなくて良かったとは思いましたが、
第二試合の終盤に見られた青空と緩やかな風は、
まさに嵐の前の静けさだったのかも知れません。


今日でリーグ戦は全て終了。
12日からはトーナメント戦という厳しいステージが始まります。
(組合せはJABAのHPなどをご参照ください)

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