土壇場の攻防@橿原(追記済)。
2007年5月27日 野球◇平成19年度春季近畿地区高等学校野球大会 第2日・1回戦◇
@橿原公苑野球場
《第一試合》 立命館高校(京都) 3x−2 天理高校(奈良1位)
(延長10回)
天 理 000 001 100 0=2 H6 E0
立命館 000 101 000 1=3x H10 E5
※8回裏途中から観戦
《第二試合》 県立和歌山商業高校(和歌山) 4−3 郡山高校(奈良3位)
県和商 000 002 011=4 H10 E1
郡 山 002 000 010=3 H8 E2
県和商:吉本、館山−辻 郡山:山本、吉村−内堀
【HR】辻(県和商・6回2ラン)、上(県和商・8回ソロ)
福岡遠征の疲れがまだ完全に抜けきっていないとは言え、
高校野球近畿大会が橿原公苑で行われているとなると、
1試合だけでも観ておこうという気持ちが出てきまして。
橿原公苑は自宅からだとややこしい乗り換えがあまり無いので楽なんですわ(^^;
一応、第二試合だけ目当てで向かったところ、
第一試合が2−2の同点という展開。
屋根のある内野スタンドはほぼ満員の状態でした。
選手名などをメモしているうちに気がついたのですが、
この試合の球審は鹿嶋大さん。
桐蔭高校(和歌山)→明治大学→横浜そごう、という経歴の持ち主です。
*第一試合*
立命館は9回裏、2アウトから牧野一成が二塁打。
続く福原拓也の左前安打で本塁突入を試みたものの生還ならず。
試合は延長戦へ。
そして10回裏の立命館は、
加藤宗の安打を皮切りに2アウト一、三塁とまたもサヨナラの好機。
ここで代打に樋口雅之が送られたが三振。
しかしこれが振り逃げとなって加藤が還り、あっけない幕切れに。
お客さんがちょっと減ってきたので、ネット裏の真ん中あたりへ移動。
屋根の下には入れず引き続き炎天下での観戦になりましたが、
気がつけばスカウトのF氏やライターのK氏がすぐ近くに居るという、
何とも言えないポジションでした(汗)
*第二試合*
県和商は吉本研吾、郡山は山本翔の両エースが先発。
吉本はセンバツでも見たが、
行先は球に聞いてくれと言わんばかりの独特なフォームが面白い。
3回裏、中村直記、北林誠章の連続適時打で2点を失うなど、
4回裏を最後に代打を送られ降板。
山本は吉本に比べればオーソドックスな投げ方だが、
球数が多いうえに毎回走者を背負う投球が続く。
それでいて5回までは無失点に抑える粘り強さを見せていて、
(フォームは全然違うが)まるで近鉄時代の野茂英雄を見ているようだった。
6回表、県和商は1アウト三塁から辻和幸の左越2ランで
あっという間に同点とすると、8回表にも上勇馬の一発で均衡を破る。
その裏、2番手の館山淳から毎回走者を出しながらも1点が遠かった郡山が、
2アウト二塁で山本の代打に出た吉村陽介のライトへの適時二塁打で
再び同点とした。
その吉村は9回表のマウンドへ。
しかし、四球、失策、安打で1アウト満塁のピンチを迎えた。
打席には4番の福田勇馬。
ここまでの4打席、3度得点圏に走者を置きながら凡退に倒れていたが、
その悔しさを晴らすような適時打をセンターに放ち、これが決勝点に。
郡山はその裏も1アウト一、二塁としたが、あと1本が出なかった。
前日は2試合ともコールドゲーム、
今日は2試合とも1点を争い、最終回で決着が付く展開。
続くときには続くもんですなぁ。
ところで。
先週購入したデジカメが思っていた以上に望遠が利くのがわかり、
昨日の九六から投手のフォームを中心にいろいろと撮っていたのですが。
動きの速いものをネット越しに撮影する難しさを実感しています。
おまけにスコアも付けながら・・・ですし。
上の写真(県和商・吉本)が今のところ唯一まともなモノのようで。
風景の写真も力の入れすぎかなぜか右肩上がりなのが多くて、
自分の手に馴染むまではもう少しかかりそうです。
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