千々に乱れて@福知山(追記済)。
2007年5月5日 野球◇京滋大学野球 春季1部リーグ 第6節・1回戦◇
@福知山球場
《第一試合》 佛教大学 5−1 京都創成大学
創成大 000 010 000=1 H10 E5
佛教大 030 001 01X=5 H8 E2
創成:芦田−照屋 佛教:谷掛−谷澤
私が野球観戦に関して毎年掲げている目標に、
“未観戦球場の開拓”というのがあります。
要は、今まで行ったことのない野球場へ行って観戦しよう、ということ。
四国八十八ヶ所や西国三十三ヶ所の巡礼に近い感覚です。
(って以前にも書いた気が)
今回は京都府福知山市の福知山球場へ行ってみました。
京滋大学野球の1部リーグは西京極や太陽が丘だけでなく、
福知山、綾部、草津などで行われることがあります。
今季の日程表を観ていて、JABA京都大会との兼ね合いもありましたが
「連休中の福知山なら行けるかも知れない」と思ったのがきっかけです。
京都大会が1日雨天順延のため最終日が5月5日となったことで、
“福知山で1試合観戦→西京極で決勝戦を途中から”という方向で決定。
事前に大阪〜宝塚の“昼特きっぷ”を入手していたので、
あとは宝塚→福知山→京都と、1枚の切符で途中下車可能なルートを組みました。
朝6時30分頃自宅を出発、とりあえず宝塚まで行き例の切符を窓口で購入。
しかし今日の福知山線は、丹波竹田と市島の間で人身事故があった影響で
特に上り線のダイヤに大きな乱れが生じているとのこと。
篠山口で特急北近畿1号に乗り換えるとき、
6時35分発の新大阪行き特急北近畿2号が9時過ぎに出るという事態で
その状況が実感できた次第。
北近畿1号も途中何度か信号停車があり、およそ10分遅れで福知山着。
それでも10時30分の試合開始には間に合うだろう、と思ったら、
福知山での試合開始は11時とのこと。
場合によっては試合途中に出なきゃならないかも・・・。
福知山駅から福知山球場までは、徒歩20分弱。
駅北口からメインストリートの“けやき通り”をひたすら北上し、
突き当たりの厄除神社を左折、川の堤防沿いを道なりに進めば、
体育館と野球場が見えます。
中堅118m、両翼91m、外野は天然芝、照明塔なし、観客席は長イス。
スコアボードは手動式で選手名のスペースもありますが、今日は表示されず。
場内アナウンスが頼りでした。
福知山は京都創成大学の地元ということで、観客はそこそこ多かったです。
佛教大は谷掛雄介(3・須知)、創成大は芦田裕嗣(4・綾部)が先発。
初回はともに無難な立ち上がり。
2回裏、佛教大はまず物部友徳(4・生光学園)が内野安打で出塁。
続く東太城(2・伊都)の投ゴロが野選となり、物部が三塁へ。
1アウト後、山田優亮(2・平安)の適時打で1点を先制した。
篠原陽介(4・大産大附属)はニゴロだったが、
セカンドが一塁走者の山田にタッチしようとして落球しもう1点。
松本一隆(3・東海大附属仰星)のニゴロはベースカバーのショートへ送球、
二塁をアウトにしてからの処理を誤る間に3点目。
創成大はこの回に守備の乱れが集中してしまった。
2回こそ相手守備の乱れに乗じて3点を奪った佛教大だが、
芦田の緩急を巧く使った投球にその後は攻撃のリズムをつかめず5回を終了。
6回裏に谷澤恭平(3・近大附属)の適時打、
8回裏には篠原の適時二塁打で1点ずつ取ったが、
なおも走者を残してからの攻撃がやや淡白であった印象も。
リードをもらった谷掛は3回、4回と走者を出しながら無失点に抑えるも、
5回表1アウト満塁で蘆田昌久(4・福知山成美)の左犠飛で1点を返された。
その後も毎回走者を出してはいたが、好守備にも助けられて完投勝利。
この試合で面白い存在だったのが、創成大の9番打者・上柿(1・神村学園)。
(1回生はパンフに未掲載で名は不明。昨年の神村には上柿陽一郎が居たが)
3回表、5回表と2打席連続でセーフティーバントを成功させ、
7回表には流し打ちで技ありとも言える左前安打。
最後の打者になってしまったが、何かを期待させてくれる選手に思えた。
試合終了は13時10分。
10時30分開始想定の行程では13時23分発の各駅停車のはずが、
乗り遅れた場合で考えていた40分発の特急きのさき6号に乗ることに。
特急料金はかかるものの、当初の予定よりも早く京都市内に入れました。
この特急も5分ほど遅れていましたが・・・。
コメント