取りも取ったり、23K@西京極。
2007年4月8日 野球◇関西学生野球 2007春季リーグ戦 第1節・2回戦◇
@西京極球場
《第一試合》 同志社大学 6−4 関西大学
同 大 105 000 000=6 H9 E0
関 大 003 000 001=4 H8 E1
(※7回表途中から観戦)
同大:佐々木、宝田、佐川−佐谷、小村
関大:伊勢、新田、横山、渡部、澤田−田辺
《第二試合》 近畿大学 8−0 京都大学
京 大 000 000 000=0 H1 E5
近 大 000 030 05X=8 H12 E0
京大:尾藤、水木、山下−吉村 近大:巽−林部
関西学生野球の春季リーグ戦が昨日開幕。
昨日は高砂に居ながらも連盟の携帯速報が気になっていたりで、
第1節は1試合だけでも、と思って帰りに前売券を購入しておいた。
西京極には第一試合の7回表途中に到着。
3回表裏に何があったのかはわからないが、それ以後は落ち着いた展開の様子。
関大は澤田大志(3・土佐)、同志社は宝田将志(3・旭川東)が投げていた。
9回裏2アウト、関大が橋本拓也(3・岡山理大附属)の適時二塁打で1点を返すと
同志社は佐川仁崇(3・大阪桐蔭)を投入、次の打者を1球で片付けて逃げ切った。
その9回裏、関大の天王寺谷亮(2・神村学園)が代打で出場したのだが、
漢字3文字しか入らないはずの西京極のスコアボードに“天王寺谷”と
しっかり4文字が入っていたのに一瞬我が眼を疑った。
よく見ると他の選手とフォントが微妙に違っていて、わざわざ作ったような感じ。
・・・何を見てるんだか(苦笑)
*第二試合*
近大先発の巽真悟(3・新宮)が抜群の立ち上がりを見せる。
初回先頭からの3連続三振に留まらず、3回までなんと9連続奪三振。
4回表、先頭の宗平雅己(2・立命館)に四球を与えて連続記録は途切れ、
続く石川俊介(3・北野)のバントが内野安打となって走者を2人背負ったが、
スリーバント失敗を含めてこの回も三振3つを奪い難を逃れた。
京大は昨日に続いて尾藤陽介(4・新居浜西)が先発。
失策や四球で走者を出してはいたが、4回まで被安打1の無失点。
しかし5回裏、中原弘喜(4・近大附属)の二塁打からペースを乱したのか、
自らの失策などもあって満塁とされ、
森志朗(4・岡山南)に適時打を打たれたところで降板。
尾藤から替わった水木康介(2・北野)は6回、7回は無失点で切り抜けたが、
8回に捕まり4連打を浴びるなど終盤にビッグイニングを作らせてしまった。
巽は5回以降も球威が衰えることなく、6回1アウトから5連続三振。
そしてひとり置いて8回1アウトからまた5連続三振で京大の反撃を封じた。
終わってみれば1安打完封に加えて奪三振23のリーグ新記録。
昨年10月22日、延長20回の同立戦では立命投手陣が22個の三振を奪ったが、
それをも上回ったことになる。
正直な話、巽が9連続三振を奪った瞬間“或ること”を期待しかけていて、
4回表の四球と内野安打でその期待がついえてしまったと思ったら、
こういった形での新記録達成とは・・・あな恐ろしや。
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