オヤジの粘り@甲子園→京滋開幕@西京極。
2007年3月31日 野球 コメント (2)◇第79回選抜高等学校野球大会 第9日・準々決勝◇
@阪神甲子園球場
《第一試合》 常葉学園菊川高校(静岡) 2−1 大阪桐蔭高校(大阪)
菊 川 000 000 011=2 H7 E1
大桐蔭 000 001 000=1 H5 E2
菊川:田中−石岡 大桐蔭:中田−岡田
《第二試合》 熊本工業高校(熊本) 5−3 室戸高校(高知)
今日はセンバツの準々決勝、しかも第一試合は大阪桐蔭。
そして、関西の大学野球5連盟(1部)のトップを切って、
京滋大学リーグの開幕。
駅で“スルッとKANSAI・3daysチケット”を買ってハシゴしようと決めたのは、
今朝のことでした。
昨夜は職場の送別会でけっこう呑んでいたせいでもないでしょうが、
ICOCAやPiTaPaなどのカードが入った定期入れを自宅へ忘れてきたのに、
駅に着くまで気が付かなかった、という波乱の出発でして(汗)
(おまけにデジカメも持っていかなかったし)
JRの区間は財布にSuicaを入れていたので事無きを得ましたが。
甲子園に10時過ぎに着くと、係員が中央特別自由席の売り切れを告げていました。
今日は一塁特別自由席の最もアルプス寄りを選択して、
観戦と同時に大阪桐蔭の応援ぶりを観察。
5回までお互い三塁まで走者を進めながら、攻撃に決め手を欠いて無得点。
大阪桐蔭は走者が牽制球に誘い出されたり、
スクイズを失敗して併殺に倒れるなどどこか落ち着かない攻撃。
常葉菊川・田中健二朗の術中にはまりつつあるようにも見えた。
大阪桐蔭は6回裏2アウト二塁、堀拓真のライト線への安打でようやく均衡を破った。
先発の中田翔も5回から7回までは三者凡退に抑えていて、
試合の流れは大阪桐蔭に傾きつつあったはずなのだが・・・
7回裏、大阪桐蔭はこの試合初めての三者凡退を喫する。
8回表、常葉菊川が反撃に出る。
1アウトから田中が右中間への三塁打。
トップに戻り高野敬介が四球を選ぶと、
町田友潤が一塁手の右を抜ける適時打で追いついた。
しかし、その後なおも続くピンチを三塁手の山口祥継の好プレーが救う。
その裏の大阪桐蔭は2アウト二塁で中田を迎える。
中田は田中の4球目をレフト方向へ運び、場内が大歓声に包まれたが
打球はフェンスの手前で失速、中川雅也のグラブに納まった。
その中川が9回表1アウトから内野ゴロ失策で出塁。
2アウト後、前田隆一の安打で一、二塁とすると、
石岡諒哉は三塁線を抜ける長打コースの当たりを放って中川が生還、
常葉菊川が土壇場で勝ち越した。
田中は9回裏を簡単に三人で終わらせて、ベスト4一番乗りを決めた。
常葉菊川の一番打者・高野が打席のときには、
アルプスから「かっとばせー!オヤジ!オヤジ!オヤジ!」というコールが起こる。
8回の四球も粘って選んだものだが、
最初の打席は三塁ゴロに倒れるも中田にいきなり9球を投げさせた。
良い雰囲気を持った選手だと思う。
これは大阪桐蔭の演出なのかどうかは定かでないが、
一塁スタンド下から選手が出てくるときに『パイレーツ・オブ・カリビアン』の演奏が。
これがもの凄く合っていた。
ノックの最中には(これまで日記で何度か紹介した)91年のチャンステーマ。
前の試合との入れ替えが無いということで余裕があったのだろうか。
イニングごとの曲は3月23日と同じで、9回は『キューティーハニー』。
5回裏終了後のグラウンドの間は『宙船』を演奏していた。
1回戦では出塁すれば安打でも四球でも同じファンファーレだったのが、
2回戦(vs佐野日大高校)からは四球用で『風になりたい』を使うようになった。
打者が代わるたびにあった妙な間もあまり感じさせなくなるなど、
やはり試合を重ねるごとに進化しているようで。
肝心のチャンステーマが試合中に一度も聴けなかったのは残念だった。
試合終了は13時05分。
なんだかんだあって阪急梅田14時発の特急河原町行きに乗り、
西京極に着いたときには第二試合の5回表途中でした。
◇京滋大学野球 春季1部リーグ第1節・1回戦◇
@西京極球場
《第一試合》 佛教大学 6−1 びわこ成蹊スポーツ大学
《第二試合》 京都学園大学 9−6 大谷大学
大谷大 100 220 001=6 H9 E2
京園大 020 520 00X=9 H8 E3
(↓5回到着時からのバッテリー)
大谷:池村、稲葉尚、竹林−香川、藤川 学園:宮内、近藤、濱崎−植村
5回表一旦2点差まで迫られた京都学園大だが、
その裏に大河内祥宗(4・三重海星)と畑祐介(2・東山)の連続適時打で
再び突き放す。
スコアボードからうかがえる中盤までの乱戦模様がそれ以後に一転、
お互いに満塁の好機をモノにできないなど膠着状態に。
大谷大は9回に相手失策で1点を返すにとどまった。
8回裏の1イニングだけ登板した大谷大の竹林廣喜(3・乙訓)は、
“44番”というおよそ投手らしくない背番号を付けていた。
小柄な右のオーバースローだが球の出所が見にくい感じのフォーム。
昨季は登板無しとのことだが、なかなか面白そうな投手に思えた。
コメント
後方しか席がなくて・・・・・
新聞報道に寄ると 9時47分には完売したらしいですね。
やっぱり オヤジコールだったんですね。
そう聞こえて仕方なかったんですが まさか?? なんて思ってたんです。
私が1回戦で初めて耳にしたときにはそのまさか、だったのです。
この日は向かい側ではっきり聞き取れるほどよく揃っていて、間違いないな、と。
8回表の『ガラスの十代』に乗ったオヤジコールはもの凄いテンションでした。
昨日の第一試合は中央、一塁ともよく入りましたね。
中央特別席はじっくり観るぶんには良いのですが、
センバツだと身体が冷えたりするので日当たりの良いほうをつい選んでしまいます(^^;