◇第79回選抜高等学校野球大会 第3日・1回戦◇
@阪神甲子園球場
(観ていない試合はイニングスコアを省略しています)
《第一試合》 千葉経済大学附属高校(千葉) 5−4 中京高校(岐阜)
《第二試合》 室戸高校(高知) 2−1 報徳学園高校(兵庫)
《第三試合》 宇部商業高校(山口) 4x−3 日本大学藤沢高校(神奈川)
日大藤 000 002 010=3 H9 E0
宇部商 000 102 001=4x H8 E1
日大藤:古谷−川辺 宇部商:高橋−原田
【HR】古谷(日・8回ソロ)、林(宇・9回ソロ=サヨナラ=)
《第四試合》 帝京高校(東京) 9−1 小城高校(佐賀)
眼が覚めたら朝8時を回っていました。
昨日からの雨は上がり、今日の甲子園は予定通り8時30分から4試合。
午後からは徐々に晴れるとの予報で、
せめて第三試合だけでも観戦するつもりで家の雑事を片付けることに。
そうこうしているうちに、何やら気持ち悪い横揺れが・・・
TVの速報では能登地方あたりで大きな地震が起きたことが報じられていましたが、
私の地元でも(気象庁の発表では)震度2だったそうです。
被害に遭われた方々にこの場を借りてお見舞い申し上げます。
甲子園には第二試合の終了間際に到着。
終了の瞬間は食堂のTVで見ました。
*第三試合*
宇部商・高橋貴洋と日大藤沢・古谷真紘の両エースの投げ合い。
ともに走者を出しながらも要所を締める粘り強い投球を見せ、
加えて堅実な守備が試合をより一層盛り立てていた。
日藤は6回表に古谷が自らの適時打で逆転すれば、
宇部商もその裏高橋の内野安打で追いつき、林裕行のスクイズで再びリード。
しかし古谷は8回表、高橋の甘い球を見逃さずライトへ本塁打を叩き込んで、
一進一退の攻防が続く。
9回裏、宇部商はこの回先頭の林が古谷の初球をレフトポール際へ。
これが本塁打になって劇的なサヨナラ勝ち。
昨年10月7日の保土ヶ谷に続いて、日藤の応援を向かい側から楽しむ。
バンドの人数が増えるなど規模が大きくなったせいか、
スピードはやや抑え気味だったような。
『タッチ』は他の高校でもよく演奏されたりするが、
日藤の場合は最初に歌詞をそのまま歌ったあとに続いて、
「イチニーサンシ、ニーニーサンシ・・・」と体操のような掛け声が入るのが楽しい。
得点時には応援歌『輝く日大』と日大校歌(高校の校歌ではない)のメドレー。
日大校歌は7回攻撃前にも歌われるが、こちらは重厚そのもの。
曲が替わる合間に選手名の3回コールが入るのだが、
主将・斎藤達也はあだ名なのか「モキチー!」と呼ばれていた(ように聞こえた)。
斎藤茂吉かよ(笑)
宇部商は選手別テーマが主で(特に前半)、チャンス用の曲も用意されている。
点が入ると『イン・ザ・ムード』の冒頭のフレーズ。
7回は『タッチ』でずっと通していたが、日藤のそれとは違ってごくノーマル。
9回は『ゲット・ワイルド』の演奏が波に乗りかけたところでサヨナラになった。
3月15日の日記でこの試合を好カードのひとつに数えましたが、
組合せを見たとき、甲子園でかつて劇的な試合を演じた経験を持つ両校だから、
きっとまた何かが起こりそうな、胸騒ぎにも似た予感があったのです。
それが的中したと言って良いのかどうかはわかりませんが、
わざわざこの試合だけを目当てに甲子園まで行ったのは、正解だったと思います。
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