やっぱり“準々”は面白い@花園。
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正月3日恒例のお楽しみ、全国高校ラグビー準々決勝。

今年もよく入りました。

第一試合の開始数分前に到着。
幸いにも友人が良い位置の席を確保してくれていた。
ところどころで新年の挨拶が交わされる今日の花園は、晴れ時々曇り。
生駒おろしの冷たい風もほとんどなく、寒さもさほど気にならず4試合を観戦。

◇第86回全国高等学校ラグビーフットボール大会 第5日・準々決勝◇

《第一試合》 
桐蔭学園高校(神奈川) 29−15 正智深谷高校(埼玉)


[前半]桐7−5正  
[後半]桐22−10正

《第二試合》 
大阪工業大学高校(大阪第一) 31−12 仙台育英学園高校(宮城)


[前半]工7−7仙
[後半]工24−5仙 

《第三試合》 
東海大学付属仰星高校(大阪第ニ) 33−12 長崎北高校(長崎)


[前半]仰19−0長
[後半]仰14−12長

《第四試合》 
東福岡高校(福岡) 62−0 大分舞鶴高校(大分)


[前半]東29−0舞
[後半]東33−0舞


4試合を観ていて、大阪工大高と東福岡のプレーの鮮やかさに眼を奪われた。
ひとつのボールを大事につないで行こうとする姿勢が随所に見られる。
個人個人の能力の高さもあるのは確かなのだが、
自らのミスなどでプレーが停まってしまうことが少なく思える。
密集になってからの球出しの早さと、離合集散の機敏さ、そして的確な状況判断。
特に東福岡のプレーは間違いなく高校のトップクラスだと思う。
この両校が準決勝で対戦する。
どんな試合になるのだろうか?

ほか、効果的なタックルと頭脳的なパスプレーに思わずうなった桐蔭学園。
そして、今大会優勝候補の一角である東海大仰星を相手に健闘を見せた長崎北。
後半に挙げた2つのトライには大きな拍手が場内から起こった。
退場する際の礼儀正しさにもさらに大きな拍手。
残り時間を示すゼッケンを掲げたり、
バックスタンドにも聴こえるような声で声援を送っていたマネジャーも印象に残った。

甲子園の高校野球では準々決勝は2日に分けて行われるようになって、
「一番面白い」と言われていたそのイメージが少しだけ変わった気もする。
しかし、高校ラグビーは1日で4試合をまとめて観られる。
(観ている側としては30分ハーフはそれほど疲れることもないし)
花園の準々決勝は、今でもやっぱり面白い。

(注)現在、観戦記におけるスコア等の得点表記方法を模索中です。
どのようなスタイルにするか決めかねている状態ですので、
しばらくの間ご辛抱願います。

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