25年ぶり、スバルが輝く@大阪D。
←社会人野球日本選手権・表彰式にて

25年ぶりの優勝旗(ダイヤモンド旗)を受け取る

富士重工業・佐伯真貴主将。

今日は12時頃に大阪ドーム入り。
一塁ベンチ前で日本生命の選手らがアップをしているときに、
日生応援席のバンドから『Happy Birthday To You』の演奏が。
今日は日生の守護神・土井善和の誕生日だ。
プロ野球だと例えば最初の打席で流れたりすることがあるが、粋な演出やなぁ。
果たして、土井は記念すべき日を優勝で飾れるか?

◇第33回社会人野球日本選手権大会 第9日・優勝戦◇

富士重工業 4−2 日本生命

日本生命 000 100 100=2 H9 E0
富士重工 022 000 00X=4 H10 E0


※富士重工業は25年ぶり2回目の優勝

日生:国安、山脇、新家、下敷領−藤田、佐久間  富士重:平井、阿部−松尾

日生の先発は今大会初登板の国安則至。
富士重工は抑えで大活躍の平井英一が先発、
これはまったく予想していなかった。
平井は初回から飛ばし、1回〜2回にかけて4連続三振を奪う力投を見せる。

2回裏、富士重工は神谷譲二と冨村優希の連続安打でノーアウト一、三塁と
絶好の先制機を得れば、鈴木伸太朗の二塁ゴロの間にまず1点。
続く松尾貢史の左前安打で2点目を加えた。

日生は3回表から国安に替わって山脇大輔が登板したが、
安打2本と四球で1アウト満塁となったところで、冨村の打球を足に受けた。
その球は三塁の澄川昌也が素早く本塁へ送って失点は免れたが、山脇は降板。
後を継いだ新家明夫は鈴木に四球を与え、押し出しで1点を失う。
新家は1人に投げただけで昨日先発の下敷領悠太にマウンドを譲り、
捕手も藤田和生から佐久間健一に替わった。
下敷領は松尾への1球目が捕逸となってまた1点、とリードがさらに広がり、
日生にとっては苦しい展開に。

日生は4回表、四球で出た下野敦司を一塁に置いて澄川が左中間へ二塁打、
下野敦が還ってようやく1点。
その裏、2アウトから佐伯真貴が右中間へ長打コースの当たりを放ち、
二塁も回って三塁へ達しようとしたが、中継プレーが良くタッチアウト。
この表裏の様子で流れが変わるか、と思ったのだが・・・。

7回表の日生は、田中啓嗣、佐々木正詞、阿部浩二の3連続安打で
1点を奪ってなお2人を塁上に残しながら後続なく1点止まり。
中盤から好投を続ける下敷領をなかなか援護できない。

富士重工は8回表、平井が1アウトを取ったところで阿部次男へスイッチ。
その裏日生も1アウトから土井善和が登板、勝負はまだわからない。
9回表の日生の攻撃は佐久間からだったが、松瀬大が代打に出て安打で出塁。
1アウト後に佐々木正が内野安打、阿部の犠打で2アウト二、三塁とした。
しかし続く石田拓郎が初球を叩き一塁フライでゲームセット。
富士重工が25年ぶりに日本選手権を制した。

この選手権では、富士重工の試合を3試合観ることができたのだが、
投手については阿部と平井の2人しか観ていない。
しかしその3試合で思ったのが、投手を中心にした守りが非常に堅いこと。
今日も遊撃手の鬼崎裕司や三塁手の山下達也などが好守備を見せていた。
事実、全5試合を通じて失点は5、失策はゼロである。

表彰選手は以下のとおり。

[最高殊勲選手賞] 阿部 次男(富士重工業)

[敢闘賞] 下敷領 悠太(日本生命)

[打撃賞] 林 稔幸(富士重工業)

[首位打者賞] 衣川 隆夫(ホンダ)=13打席9打数5安打、5割5分6厘

日本選手権の決勝はここ3年延長戦が続いていて、
今年は素直に9回で終わったのでちょっとモノ足りないような・・・
なんてことを言えるような余裕はなかったけれど(笑)
今年は7回大阪ドームに通い、色々な良いシーンを観ることができた。
(惜しむらくは大会期間中に宴会ができなかったことぐらいか)
参加チーム数がまた増える来年の大会はどうなるかわからないが。

大阪ドームでお会いできた皆様、ありがとうございました。
残念ながらお会いできなかった皆様、来年こそはぜひとも。


ともあれ、私の今年の野球観戦はとりあえず今日が最後。
これからボチボチ集計作業に入ります。

コメント

けいたん
けいたん
2006年11月26日22:15

この大会期間中に始めてご挨拶できて嬉しかったです。
ずっとニアミス状態でしたからね。
来年まで忘れないでくださいね。春が今から待ち遠しいよ。

福岡屋あるじ
福岡屋あるじ
2006年11月27日19:55

自分で言うのも何ですけど、こう見えてもけっこうシャイなもので・・・
あまりお話もできませんでしたが、来年またどこかの球場でお会いできることを
楽しみにしています。
ちゃんと覚えておきますよ〜(^o^)/

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