中四国全勝の日@大阪D。
2006年11月19日 野球
←大阪ドーム(特別席から)
JR四国、32年ぶり日本選手権勝利の瞬間。
いわゆる“2大大会”で勝った試合を観たのは
私は初めてです。
◇第33回社会人野球日本選手権大会 第2日・1回戦◇
《第一試合》 JR四国 3−2 一光
JR四国 000 102 000=3 H7 E1
一 光 000 000 020=2 H7 E0
J四:岩井、上田−松谷 一光:野崎、後藤−新田
JR四国の先発は中郷大樹だと勝手に予想していたが、
出てきたのは岩井慎二。
その岩井、3ボールになることがやけに多く、初回から四球を2つ。
それでいて最後は締めるという内容で一光打線を抑えていた。
一光先発の野崎祥人から1回、3回と安打を打ちながら
得点に結びつかなかったJR四国は、4回1アウトから3連続安打で満塁として
原佑太の一塁ゴロの間に三塁から西村雅之が先制の本塁を踏む。
四球が多かった岩井に対して、野崎は5回まで無四球。
しかし6回表に1アウトを挟みながら3つ四球を与えてまたもや満塁。
そして原の中犠飛でJR四国は1点を追加した。
(失礼ながら)塁を埋めても適時打で点が取れんなぁ、と思っていたところ、
松谷基央がレフトへの適時打で2点目を奪った。
8回裏、それまで散発3安打だった一光が猛反撃。
灘波大志、伊志嶺孝寛(二塁打)に連打が出たあと、
続く秋武祥仁の内野安打で1点を返す。
田中宏和が四球で歩き、1アウト後坂上真世がレフトへの適時打で1点差に迫った。
なおも満塁の場面、陣田匡人の三塁ゴロは本塁に送られタッチアウト。
これで落ち着いたか、岩井は鈴木孝政を左飛に打ち取って難を逃れた。
9回裏は上田大輔が登板、無失点で切り抜けて、
JR四国が第1回大会(1974年、当時は国鉄四国)以来の選手権勝利を飾った。
《第二試合》 倉敷オーシャンズ 4−3 NTT西日本 (延長13回)
オーシャンズ 000 010 002 000 1=4 H12 E0
N T T 西 001 001 100 000 0=3 H13 E1
倉敷:三谷、岡−松島 N西:合田、笠木、徳留、糸川−越智
【HR】小坂(N西・3回ソロ)、森拓(倉敷・13回ソロ)
3回裏、N西が小坂樹の左越えソロ本塁打で先制。
オーシャンズも負けじと2アウトからの3連打で同点に追いついた。
しかしN西は6回裏に越智政仁の中犠飛、
7回裏には西田朋生の適時二塁打で徐々に突き放しにかかる。
8回表、オーシャンズは粘りを見せ、2アウト三塁までこぎ着けるも
この回途中からマウンドに上がった徳留慶に抑えられた。
次の9回表は7番からの打順ということで安心したわけでも無いだろうが、
8回裏の攻撃があまりにも淡白に終わったのを見て、
これから何かが起こりそうな予感が。
9回表、徳留は連続三振で勝利まであと1人とした。
オーシャンズは代打に戸伏康夫を送ると、戸伏はライトへ安打。
1番鈴木貴英がストレートの四球で歩いて一、二塁に。
ここで藤森泰行の打球はレフトの頭を越える二塁打となって、
走者が2人とも還り土壇場で同点。
そして、5回に同点の適時打を打った松島裕一が今度はセンターへ当たりを飛ばす。
藤森は三塁を回って生還を試みたが、黒塚浩行からの好返球に阻まれた。
N西もその裏2アウト満塁をしたがそれを生かせず、今大会2度目の延長戦。
オーシャンズは7回から三谷大介に替わってコーチ兼任の岡政裕が登板。
7回、9回とピンチを迎えたが、そこは百戦錬磨のベテラン。
巧みな投球でN西の反撃を食い止めていた。
N西は10回から糸川真登が投げ、12回までともに無得点。
13回表、この回先頭の森拓男がレフトへソロ本塁打。
一塁側オーシャンズ応援席がまるで爆発したかのような騒ぎを見せる。
1点をもらった岡は、その裏先頭の小坂に安打は許したものの
得点圏への進塁を許すことなく後続を断った。
N西には中盤にまだまだ追加点を奪える好機があったのだが、
あと一本が出なかった。
勝利まであと1アウトという場面を逸したそれ以上に、
1点を取った6回裏も含めて、3人残塁が3度もあったのが悔やまれるところ。
来年への課題か・・・。
《第三試合》 伯和ビクトリーズ 3x−2 東芝
東 芝 100 000 001=2
伯 和 200 000 001=3x
東芝:磯村−飯田 伯和:石丸、石渡−宮田
(5回裏まで観戦)
前日のフル観戦+今日の2試合でほとんど体力を使い切ったもので、
詳細は省略。
1回表の東芝の得点は平馬淳の適時打。
その裏の伯和の2点は田中靖教(二塁打)、石本泰志(三塁打)の連続適時打。
東芝の守備が何やらバタバタしているような印象を受けたのだが・・・。
翌日の仕事に疲れを残したくないので、5回終了とともに帰途へ。
伯和のサヨナラ勝ちを知ったのは帰宅した直後。
中・四国の3チームがすべて勝ったという、今から思えば凄い一日だった。
JR四国、32年ぶり日本選手権勝利の瞬間。
いわゆる“2大大会”で勝った試合を観たのは
私は初めてです。
◇第33回社会人野球日本選手権大会 第2日・1回戦◇
《第一試合》 JR四国 3−2 一光
JR四国 000 102 000=3 H7 E1
一 光 000 000 020=2 H7 E0
J四:岩井、上田−松谷 一光:野崎、後藤−新田
JR四国の先発は中郷大樹だと勝手に予想していたが、
出てきたのは岩井慎二。
その岩井、3ボールになることがやけに多く、初回から四球を2つ。
それでいて最後は締めるという内容で一光打線を抑えていた。
一光先発の野崎祥人から1回、3回と安打を打ちながら
得点に結びつかなかったJR四国は、4回1アウトから3連続安打で満塁として
原佑太の一塁ゴロの間に三塁から西村雅之が先制の本塁を踏む。
四球が多かった岩井に対して、野崎は5回まで無四球。
しかし6回表に1アウトを挟みながら3つ四球を与えてまたもや満塁。
そして原の中犠飛でJR四国は1点を追加した。
(失礼ながら)塁を埋めても適時打で点が取れんなぁ、と思っていたところ、
松谷基央がレフトへの適時打で2点目を奪った。
8回裏、それまで散発3安打だった一光が猛反撃。
灘波大志、伊志嶺孝寛(二塁打)に連打が出たあと、
続く秋武祥仁の内野安打で1点を返す。
田中宏和が四球で歩き、1アウト後坂上真世がレフトへの適時打で1点差に迫った。
なおも満塁の場面、陣田匡人の三塁ゴロは本塁に送られタッチアウト。
これで落ち着いたか、岩井は鈴木孝政を左飛に打ち取って難を逃れた。
9回裏は上田大輔が登板、無失点で切り抜けて、
JR四国が第1回大会(1974年、当時は国鉄四国)以来の選手権勝利を飾った。
《第二試合》 倉敷オーシャンズ 4−3 NTT西日本 (延長13回)
オーシャンズ 000 010 002 000 1=4 H12 E0
N T T 西 001 001 100 000 0=3 H13 E1
倉敷:三谷、岡−松島 N西:合田、笠木、徳留、糸川−越智
【HR】小坂(N西・3回ソロ)、森拓(倉敷・13回ソロ)
3回裏、N西が小坂樹の左越えソロ本塁打で先制。
オーシャンズも負けじと2アウトからの3連打で同点に追いついた。
しかしN西は6回裏に越智政仁の中犠飛、
7回裏には西田朋生の適時二塁打で徐々に突き放しにかかる。
8回表、オーシャンズは粘りを見せ、2アウト三塁までこぎ着けるも
この回途中からマウンドに上がった徳留慶に抑えられた。
次の9回表は7番からの打順ということで安心したわけでも無いだろうが、
8回裏の攻撃があまりにも淡白に終わったのを見て、
これから何かが起こりそうな予感が。
9回表、徳留は連続三振で勝利まであと1人とした。
オーシャンズは代打に戸伏康夫を送ると、戸伏はライトへ安打。
1番鈴木貴英がストレートの四球で歩いて一、二塁に。
ここで藤森泰行の打球はレフトの頭を越える二塁打となって、
走者が2人とも還り土壇場で同点。
そして、5回に同点の適時打を打った松島裕一が今度はセンターへ当たりを飛ばす。
藤森は三塁を回って生還を試みたが、黒塚浩行からの好返球に阻まれた。
N西もその裏2アウト満塁をしたがそれを生かせず、今大会2度目の延長戦。
オーシャンズは7回から三谷大介に替わってコーチ兼任の岡政裕が登板。
7回、9回とピンチを迎えたが、そこは百戦錬磨のベテラン。
巧みな投球でN西の反撃を食い止めていた。
N西は10回から糸川真登が投げ、12回までともに無得点。
13回表、この回先頭の森拓男がレフトへソロ本塁打。
一塁側オーシャンズ応援席がまるで爆発したかのような騒ぎを見せる。
1点をもらった岡は、その裏先頭の小坂に安打は許したものの
得点圏への進塁を許すことなく後続を断った。
N西には中盤にまだまだ追加点を奪える好機があったのだが、
あと一本が出なかった。
勝利まであと1アウトという場面を逸したそれ以上に、
1点を取った6回裏も含めて、3人残塁が3度もあったのが悔やまれるところ。
来年への課題か・・・。
《第三試合》 伯和ビクトリーズ 3x−2 東芝
東 芝 100 000 001=2
伯 和 200 000 001=3x
東芝:磯村−飯田 伯和:石丸、石渡−宮田
(5回裏まで観戦)
前日のフル観戦+今日の2試合でほとんど体力を使い切ったもので、
詳細は省略。
1回表の東芝の得点は平馬淳の適時打。
その裏の伯和の2点は田中靖教(二塁打)、石本泰志(三塁打)の連続適時打。
東芝の守備が何やらバタバタしているような印象を受けたのだが・・・。
翌日の仕事に疲れを残したくないので、5回終了とともに帰途へ。
伯和のサヨナラ勝ちを知ったのは帰宅した直後。
中・四国の3チームがすべて勝ったという、今から思えば凄い一日だった。
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