三役揃い踏み@皇子山(追記あり)。
←皇子山球場

6回裏終了後(手元の時計で16時30分)、点灯試合に。

これを撮ったのは17時20分頃。
秋の陽は釣瓶落とし、とはよく言ったもので・・・。

「皇子山で8時30分開始なんて誰が考えたんだよー」
などと心の中でブツクサ言いながら、大阪駅7時過ぎ発の快速に乗っていた。
文句を垂れるぐらいならそんな朝早く出かけなくても良いものを、
5時頃に目覚めてしまったものは仕方がない。
大阪の企業5チームが一日で観られる、しかも代表決定戦。
これは結構オイシイと思う(笑)


◇第33回社会人野球日本選手権大会 近畿地区第二次予選・代表決定戦◇

(イニングスコアのチーム名は皇子山球場のスコアボードの表記です。念のため)

《第一試合》 日本生命 4−3 NTT西日本

日 生 120 000 010=4 H11 E0
N T T 000 101 100=3  H9 E0


※日本生命は7年連続25回目の出場

日生:国安、山脇、土井−佐久間、藤田   N西:那須、小原、徳留、合田−越智


1回表は下野敦司の適時二塁打、
2回表には4本の安打を集めて日生が序盤から得点を重ね、
N西先発の那須大志を早々とKOした。
しかし2番手の小原孝元が以後好投を見せ、N西の反撃を待つ。

N西は4回裏、先頭の2番黒塚浩行がレフト線に二塁打。
河本泰浩も安打で続くと、1アウト後に若林建志がライトへの適時打でまず1点。
6回裏にも二塁打で出た河本を若林が適時打で還した。
若林は本塁クロスプレーの間に二塁を奪おうとしたが敢え無くアウトに。

7回裏から日生は山脇大輔が登板。
1アウト後、代打の北?寛明が安打で出て、犠打で二塁へ進むと
宮崎昌樹が山脇の初球を右中間へ運ぶ三塁打。
N西が同点に追いついた。
ここで日生は土井善和をマウンドへ送り、一色和也を三振で終え逆転は許さず。

8回表、小原は疲れが出てきたのか、下野と澄川昌也に連続安打を浴び
佐々木勇喜を四球で歩かせたところで徳留慶にマウンドを譲ったが、
徳留は阿部浩二に死球を与えて押し出してこれが決勝点に。
土井は守護神ぶりを発揮してN西の反撃を許さず、日生が逃げ切った。


《第二試合》 松下電器 2x−1 新日本製鐵広畑 (延長11回)

新日鉄 000 000 000 10=1 H9 E1
松 下 000 000 000 11=2x H7 E0


※松下電器は13年連続28回目の出場

広畑:池田−小畠   松下:山本隆司、小川−新田、大久保


広畑・池田強志、松下・山本隆司の両先発投手による息詰まる投手戦。
広畑は毎回のように走者を出したが、
山本の気迫の投球と松下守備陣の度重なる好守に得点を阻まれる。
池田は9回まで被安打3だったがそのうち2本は内野安打。
三塁を踏ませなかった。

0−0のまま延長戦に突入した10回表、
この回から登板した小川仁から広畑が1アウト二塁の好機を得て、
大嶋将也が右中間への二塁打を放ち均衡を破った。
その裏の松下は2本の安打で1アウト一、三塁とすると、
代打の山内弘一が投手前にスクイズ。
池田がこれを処理する際に体勢を崩し、捕手への送球が間に合わず同点に。
さらに走者を二人置く状況だったが、併殺に打ち取ってさらに延長戦が続く。

11回裏、坂口直樹が絶妙のセーフティーバントで出塁。
甲斐俊治の犠打で二塁へ進み、梶原康司の左中間への安打で
坂口は13年連続の代表を決めるサヨナラの本塁へと駆け抜けた。


《第三試合》 大阪ガス 5−2 デュプロ

大ガス 100 000 040=5  H6 E1
デュプ 011 000 000=2 H11 E2


※大阪ガスは6年連続13回目の出場

大ガス:宮川、小嶋、山田幸−倉重   デュプロ:米澤、松本−味園

【HR】山口修(デュプロ・3回ソロ)


大ガスは1回表、2アウトから田中洋平と澤多弘也の連続二塁打で
幸先良く先制点を奪った。
しかしデュプロも負けじと、2回裏に山口修平の右越えソロ本塁打で同点。
3回裏は味園博和の左犠飛で逆転した。

デュプロ・米澤馨士は2回以降は連打を許さず。
米澤の好投に応えたいところだったが、
毎回走者を出しながらもあと1本が出ず、膠着状態へ回は終盤へと進む。

8回からデュプロは松本幸大が登板したが、
牧野光将、荒川大輔に連続死球と不安な立ち上がり。
田中洋平の投前犠打を三塁で封殺しようとしたがこれが失策となり、同点。
続く澤多が右中間を抜ける三塁打で2者を還し、四番らしい打撃を見せた。
代打・平山涼の適時二塁打がダメ押しとなり、大ガスが勝利。
日生、松下に続いて、今年の都市対抗の阪和三代表チームが
揃って選手権の切符を掴んだことになった。


ちなみに、今日の3試合で最も観客の拍手が集中していたのは広畑だった。
他の5チームよりも遠いはずだが、
(行こうと思えば)姫路から新快速1本で行けるということもあるのだろうか。
・・・あまり関係ないかも知れないが。

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