風雨の中の乱戦@オリーブ。
2006年9月17日 野球 コメント (4)
←香川県営球場・オリーブスタジアム
(一塁側)松山フェニックス
(三塁側)アークバリアドリームクラブ
最近は高松へ行っても日帰りばかりで、泊りがけは思い起こせば8年ぶり。
今回、琴電の瓦町駅近くに宿を構えたのは、
(高松駅からではなく)瓦町からオリーブスタジアム方面へ行くバスで、
10時30分開始の試合を最初から観るのにちょうど良い便があった、
というのがひとつの理由である。
安い宿泊料金で温泉にも入れるのも魅力だったが。
瓦町からバスに乗ること30数分、
10時に球場に着いたらもう1回表が終わっていた。
午後からの雨を想定して試合開始を早めたのだろうか。
◇第33回社会人野球日本選手権大会 四国一次予選リーグ・第5日◇
《第一試合》 JR四国 16−2 徳島野球倶楽部
徳島倶 0 0 0 0 0 2 0= 2 H2 E4
J R 四 4 0 1 0 0 11 X=16 H16 E0
徳島:吉井、宮繁−西村 JR:岩井、上田、中郷−松谷、光中
【HR】西山(徳島・6回2ラン)
JR四国が1回裏から武市誉史の三塁打などで4点を先制、
6回裏には三塁打3本を含む10安打を集め、大量11点を挙げて圧倒。
徳島倶楽部は西山の2ランで反撃するにとどまった。
第一試合と第二試合のインターバルがなぜか1時間以上。
どこかへ買い物に出かけられるような立地でもないので、球場内を探索。
(本部まで行ったが予選のパンフレットはもらえず。どうなってるの?)
その間、場内では『熱闘甲子園』の過去のテーマ曲を集めたオムニバスCDが
流されていて、歩きながら心の中で盛り上がっていた(笑)
《第二試合》 松山フェニックス 9x−8 アークバリアドリームクラブ
アーク 123 010 001 0=8 H13 E3
松 山 005 001 110 1=9x H13 E1
アーク:古田−米田 松山:中谷、兼頭−早野、幸田
【HR】今村(アーク・2回2ラン)、米田(アーク・3回2ラン)、羽田(アーク・5回ソロ)
1回表は大西正剛の適時二塁打、
2回表は今村遼太の2ラン、
3回表は大西の適時三塁打に続いて米田司の2ランと、
アークバリアが長打攻勢でだんだんリードを広げて行く。
フェニックスの先発・中谷淳が3回途中でKOされる形で降板。
アークバリアは古田浩司がリズミカルな投球で2回まで的を絞らせなかったが、
3回裏、1アウトから連続四球を与えたのをきっかけに単調になったのか、
粟田達也、惣田紳嗣(二塁打)、渡部真一郎、村田佳久(二塁打)と
4人連続の適時打でフェニックスが一気に1点差まで迫った。
フェニックス二番手の兼頭俊介は、替わった直後に米田に2ランを浴びたが
4回表は無難に3人で抑えた。
しかし5回表、2アウトから羽田智弘にライトスタンドへ運ばれて再び差が広がる。
6回裏、フェニックスは2アウト一、二塁で星加逸人が適時打。
7回裏には先頭の惣田が二塁打、外野フライの間に三塁へ進むと
村田が適時打で還して同点。
8回裏はノーアウト一、二塁の場面で星加の三塁ゴロが失策を誘い、
球がレフトへ転がる間に二塁から幸田祐博が逆転の本塁へ達し、
この試合初めてリードを奪って9回表へ。
しかし、アークバリアは2アウト一、二塁と一打同点の好機を迎え、
ここで米田がライト前へ。
二塁走者の菅生将則が還り同点となったが、
ライトを守る野沢浩和の三塁への送球が良く一塁走者の大西はタッチアウト。
フェニックスにとってはまさに命拾いのシーンだった。
台風の影響か、風がかなり強くなった延長10回裏。
1アウト後、壽崎のレフトへの当たりが風に押し戻されるようにして安打となると、
続く幸田の打球はレフトの頭上を越える二塁打となってサヨナラ勝ち。
途中雨が激しく降ったりする中の乱戦をフェニックスが制した。
アークバリアの試合を観るのは4月の高砂市長杯大会(広畑)以来だが、
そのときに比べると格段に打撃の力が上がっているように見えた。
多少大振りと感じるところはあるがバットを振り切っている選手が多く、
それだけでも相手に威圧感を与えるような雰囲気になりつつあると思う。
投手と守備の充実しだいでは、四国の新しい旋風となる可能性は大である。
(一塁側)松山フェニックス
(三塁側)アークバリアドリームクラブ
最近は高松へ行っても日帰りばかりで、泊りがけは思い起こせば8年ぶり。
今回、琴電の瓦町駅近くに宿を構えたのは、
(高松駅からではなく)瓦町からオリーブスタジアム方面へ行くバスで、
10時30分開始の試合を最初から観るのにちょうど良い便があった、
というのがひとつの理由である。
安い宿泊料金で温泉にも入れるのも魅力だったが。
瓦町からバスに乗ること30数分、
10時に球場に着いたらもう1回表が終わっていた。
午後からの雨を想定して試合開始を早めたのだろうか。
◇第33回社会人野球日本選手権大会 四国一次予選リーグ・第5日◇
《第一試合》 JR四国 16−2 徳島野球倶楽部
徳島倶 0 0 0 0 0 2 0= 2 H2 E4
J R 四 4 0 1 0 0 11 X=16 H16 E0
徳島:吉井、宮繁−西村 JR:岩井、上田、中郷−松谷、光中
【HR】西山(徳島・6回2ラン)
JR四国が1回裏から武市誉史の三塁打などで4点を先制、
6回裏には三塁打3本を含む10安打を集め、大量11点を挙げて圧倒。
徳島倶楽部は西山の2ランで反撃するにとどまった。
第一試合と第二試合のインターバルがなぜか1時間以上。
どこかへ買い物に出かけられるような立地でもないので、球場内を探索。
(本部まで行ったが予選のパンフレットはもらえず。どうなってるの?)
その間、場内では『熱闘甲子園』の過去のテーマ曲を集めたオムニバスCDが
流されていて、歩きながら心の中で盛り上がっていた(笑)
《第二試合》 松山フェニックス 9x−8 アークバリアドリームクラブ
アーク 123 010 001 0=8 H13 E3
松 山 005 001 110 1=9x H13 E1
アーク:古田−米田 松山:中谷、兼頭−早野、幸田
【HR】今村(アーク・2回2ラン)、米田(アーク・3回2ラン)、羽田(アーク・5回ソロ)
1回表は大西正剛の適時二塁打、
2回表は今村遼太の2ラン、
3回表は大西の適時三塁打に続いて米田司の2ランと、
アークバリアが長打攻勢でだんだんリードを広げて行く。
フェニックスの先発・中谷淳が3回途中でKOされる形で降板。
アークバリアは古田浩司がリズミカルな投球で2回まで的を絞らせなかったが、
3回裏、1アウトから連続四球を与えたのをきっかけに単調になったのか、
粟田達也、惣田紳嗣(二塁打)、渡部真一郎、村田佳久(二塁打)と
4人連続の適時打でフェニックスが一気に1点差まで迫った。
フェニックス二番手の兼頭俊介は、替わった直後に米田に2ランを浴びたが
4回表は無難に3人で抑えた。
しかし5回表、2アウトから羽田智弘にライトスタンドへ運ばれて再び差が広がる。
6回裏、フェニックスは2アウト一、二塁で星加逸人が適時打。
7回裏には先頭の惣田が二塁打、外野フライの間に三塁へ進むと
村田が適時打で還して同点。
8回裏はノーアウト一、二塁の場面で星加の三塁ゴロが失策を誘い、
球がレフトへ転がる間に二塁から幸田祐博が逆転の本塁へ達し、
この試合初めてリードを奪って9回表へ。
しかし、アークバリアは2アウト一、二塁と一打同点の好機を迎え、
ここで米田がライト前へ。
二塁走者の菅生将則が還り同点となったが、
ライトを守る野沢浩和の三塁への送球が良く一塁走者の大西はタッチアウト。
フェニックスにとってはまさに命拾いのシーンだった。
台風の影響か、風がかなり強くなった延長10回裏。
1アウト後、壽崎のレフトへの当たりが風に押し戻されるようにして安打となると、
続く幸田の打球はレフトの頭上を越える二塁打となってサヨナラ勝ち。
途中雨が激しく降ったりする中の乱戦をフェニックスが制した。
アークバリアの試合を観るのは4月の高砂市長杯大会(広畑)以来だが、
そのときに比べると格段に打撃の力が上がっているように見えた。
多少大振りと感じるところはあるがバットを振り切っている選手が多く、
それだけでも相手に威圧感を与えるような雰囲気になりつつあると思う。
投手と守備の充実しだいでは、四国の新しい旋風となる可能性は大である。
コメント
台風でお帰りが遅くなったにもかかわらず、このような詳細な観戦記を仕上げてくださって。。。
私が観に行かないと、こういう劇的な試合をするもんですね(泣)
皆の執念、というかプライドが掴み取った勝利でしたね。
都合で自分のブログに何も書けない私ですが、
フェニックスナインは来月が正真正銘、本当の勝負だと当然認識っしているはずです。
それにしてもアークバリアDCの打撃のレベルアップには驚きました。
3月の春季大会@高知でもそうだったのですが、
私がフェニックスを観に行くと今年は雨が降るようで(汗)
3回表終了時にはコールドも覚悟しました。
それほどアークバリアの選手が迫力充分に振っていましたし。
でも、昨日のフェニックスはここぞの場面での“つなぐ攻撃”が、
うまく行っていた気がします。
一発長打よりも相手が嫌がるような攻撃ができれば、勝ちにつながるはずですよ。
2回戦も見に行きたいです。
来月の二次予選は先約があって観に行けませんが、
良い結果が出るのを期待しています。
地元からの熱い後押し、きっと力になると思います。