ベストフォー!@明石。
2006年7月30日 野球 コメント (5)
←明石公園第一野球場
入ったときには内野席がすでにほぼ満員。
とりあえず見つけたこのポジション、
終盤は日陰になってちょうど良かったです。
◇第88回全国高等学校野球選手権兵庫大会 準決勝◇
《第一試合》 東洋大学附属姫路高校 4−2 報徳学園高校
東洋姫 011 011 000=4 H13 E2
報 徳 101 000 000=2 H11 E1
東洋:飛石、乾−水田 報徳:横山、豊田、横山−藤田
【HR】柏原(東洋・2回ソロ)、林崎(東洋・5回ソロ)
言わずと知れた強豪対決、序盤から試合が動き出した。
報徳が竹田育央の適時打で1回裏に先制すれば、
東洋も負けじと2回表先頭の柏原大輝がライトへソロ本塁打を放つ。
3回はともに適時打で1点ずつ、1点を争うシーソーゲームに。
東洋・報徳とも先発は2ケタの背番号を付けたサウスポー。
報徳の横山将太郎は3回途中で豊田剛にマウンドを譲り一塁へ下がったが、
東洋の石飛欣也は毎回走者を出しながら落ち着いた投球を見せ、
4回以降は7回に乾真大と交替するまで無失点に抑えていた。
5回表、東洋は林?遼が左中間へソロ本塁打。
6回表には2アウト満塁から三宅航太の犠飛で追加点を奪う。
報徳も8回裏に連続安打で得点機を迎えたがあと一本が出ず、
“逆転の報徳”の底力を発揮するまでにはいかなかった。
記録のうえでは両校ともに失策は記録されているものの、
レベルの高い守備を随所に見せてくれたのはさすが。
報徳の2年生遊撃手・竹田の動きが素晴らしく、印象に残った。
《第二試合》 神港学園神港高校 6−3 加古川東高校
神港学 100 000 014=6 H12 E0
加古東 200 000 001=3 H11 E0
神港学:永井、林−苧坂 加古東:福永−星野
第一試合は東洋、報徳とも吹奏無し、太鼓1つの応援だったが、
第二試合はそれぞれ吹奏付きでちょっと違った雰囲気。
兵庫の公立勢で最後まで残った加古川東は、
創立80年を越える歴史を持つ伝統校であり、進学校である。
(レイザーラモンHG住谷の母校らしい)
三塁側の応援席が先ほどにも増して膨れ上がらんばかりに賑わっている。
神港学園は1回表2アウトからの3連続安打でまず1点。
しかし加古川東もその裏、2アウト二、三塁で高原大輝の2点適時打が出て、
あっと言う間に逆転した。
加古川東は、打席での一球への集中力がすごいと思えるチームである。
加古川東の先発はエースナンバーの福永真之。
ややサイドスロー気味の右腕で、非常に丁寧な投球を見せる。
制球も良く、打ち頃の球を投げて巧みに打者を打ち取っていた。
神港学園の永井一匡も再三得点圏に走者を許しながら点は与えず、
試合は膠着状態に。
8回表、神港学園は失策で出た小林龍之介を二塁に置いて、
蒲田真琴がレフトへの適時打でついに同点。
9回表にも、途中からマウンドへ上がっていた林健太の二塁打に始まって
満塁の好機をつかみ、打席には4番の西川勝敏を迎えた。
西川はショートへの難しいゴロを転がし、これは二塁をアウトにするのが精一杯。
その間に林が逆転の本塁を踏んだ。
小林、蒲田の適時打もあり、この回4点。
林はその裏、花房の二塁打で1点を失ったが最後の打者を三振に仕留め、
春夏連続の甲子園出場へまた一歩近づいた。
加古川東野球部のTシャツの背中には、“辛抱”の文字が。
文字通り、わずかなリードを辛抱して守ってきたが、最後に力尽きた感も。
しかし、47年ぶりのベスト4。
明石球場のスタンドを揺るがす大声援に見守られ、堂々の戦いを見せてくれた。
入ったときには内野席がすでにほぼ満員。
とりあえず見つけたこのポジション、
終盤は日陰になってちょうど良かったです。
◇第88回全国高等学校野球選手権兵庫大会 準決勝◇
《第一試合》 東洋大学附属姫路高校 4−2 報徳学園高校
東洋姫 011 011 000=4 H13 E2
報 徳 101 000 000=2 H11 E1
東洋:飛石、乾−水田 報徳:横山、豊田、横山−藤田
【HR】柏原(東洋・2回ソロ)、林崎(東洋・5回ソロ)
言わずと知れた強豪対決、序盤から試合が動き出した。
報徳が竹田育央の適時打で1回裏に先制すれば、
東洋も負けじと2回表先頭の柏原大輝がライトへソロ本塁打を放つ。
3回はともに適時打で1点ずつ、1点を争うシーソーゲームに。
東洋・報徳とも先発は2ケタの背番号を付けたサウスポー。
報徳の横山将太郎は3回途中で豊田剛にマウンドを譲り一塁へ下がったが、
東洋の石飛欣也は毎回走者を出しながら落ち着いた投球を見せ、
4回以降は7回に乾真大と交替するまで無失点に抑えていた。
5回表、東洋は林?遼が左中間へソロ本塁打。
6回表には2アウト満塁から三宅航太の犠飛で追加点を奪う。
報徳も8回裏に連続安打で得点機を迎えたがあと一本が出ず、
“逆転の報徳”の底力を発揮するまでにはいかなかった。
記録のうえでは両校ともに失策は記録されているものの、
レベルの高い守備を随所に見せてくれたのはさすが。
報徳の2年生遊撃手・竹田の動きが素晴らしく、印象に残った。
《第二試合》 神港学園神港高校 6−3 加古川東高校
神港学 100 000 014=6 H12 E0
加古東 200 000 001=3 H11 E0
神港学:永井、林−苧坂 加古東:福永−星野
第一試合は東洋、報徳とも吹奏無し、太鼓1つの応援だったが、
第二試合はそれぞれ吹奏付きでちょっと違った雰囲気。
兵庫の公立勢で最後まで残った加古川東は、
創立80年を越える歴史を持つ伝統校であり、進学校である。
(レイザーラモンHG住谷の母校らしい)
三塁側の応援席が先ほどにも増して膨れ上がらんばかりに賑わっている。
神港学園は1回表2アウトからの3連続安打でまず1点。
しかし加古川東もその裏、2アウト二、三塁で高原大輝の2点適時打が出て、
あっと言う間に逆転した。
加古川東は、打席での一球への集中力がすごいと思えるチームである。
加古川東の先発はエースナンバーの福永真之。
ややサイドスロー気味の右腕で、非常に丁寧な投球を見せる。
制球も良く、打ち頃の球を投げて巧みに打者を打ち取っていた。
神港学園の永井一匡も再三得点圏に走者を許しながら点は与えず、
試合は膠着状態に。
8回表、神港学園は失策で出た小林龍之介を二塁に置いて、
蒲田真琴がレフトへの適時打でついに同点。
9回表にも、途中からマウンドへ上がっていた林健太の二塁打に始まって
満塁の好機をつかみ、打席には4番の西川勝敏を迎えた。
西川はショートへの難しいゴロを転がし、これは二塁をアウトにするのが精一杯。
その間に林が逆転の本塁を踏んだ。
小林、蒲田の適時打もあり、この回4点。
林はその裏、花房の二塁打で1点を失ったが最後の打者を三振に仕留め、
春夏連続の甲子園出場へまた一歩近づいた。
加古川東野球部のTシャツの背中には、“辛抱”の文字が。
文字通り、わずかなリードを辛抱して守ってきたが、最後に力尽きた感も。
しかし、47年ぶりのベスト4。
明石球場のスタンドを揺るがす大声援に見守られ、堂々の戦いを見せてくれた。
コメント
加古川東ベスト“フォー”47年ぶりでしたか!準々決勝で勝った時点で、在校生はみんな叫んでいたんじゃないですか?
HGが加古川の出だと、今回初めて知りました。
今はセイセイセイって気分でしょうか(謎)
満員のスタンドで皆が「フォー!」ってやったら凄かったでしょうね(笑)
HGが世を忍ぶ仮の姿で観に来ていてもわからんやろなぁ、
と思えるほど埋まってましたから。
加古川東は、女子生徒が詰め襟姿で鉢巻きを締めてリードを執るような、
ちょっと硬派な応援団でした。
国際大附に勝利した瞬間は優勝したかのような
騒ぎとなったのですが、校歌斉唱の際に運悪く
球場の場内放送の設備が故障しまして・・・・
トランス状態のスタンドの生徒さんともども
アカペラで校歌斉唱するはめになりました。
そうそう応援団はやはり女生徒でしたか。
周りの観戦者から「エール交換の声、甲高いな〜」
とツッコミが入ってましたので。
場内放送設備の故障って、国体は大丈夫なんでしょうか。
国体に向けて何らかの手が加えられるの下と思いきや、
今までどおりでございます。
>レイザーラモン氏
ベスト4進出にあたって神戸新聞に激励のコメントが
載っておりました。