京滋ハシゴ観戦(その2)。
2006年7月15日 野球 コメント (1)
←西京極球場
雨雲の影響か?8回裏終了とともに点灯。
(手元の時計では16時56分)
試合終了を待っていたかのように、雷鳴と稲光が・・・。
(その1からのつづき)
ちょっとだけ贅沢して、
彦根から米原まで一旦出てから新幹線で京都へ。
米原駅ホームの“よもぎそば”も久々に味わった。
今日は祇園祭の宵々山、祭りのムードが京都駅周辺にこれでもかと漂う。
そんなことはお構いなしで、地下鉄経由で西京極へ。
高校野球京都大会は今日開幕。
第二試合で、一回戦にしてはもったいないカードが・・・。
第一試合が終わった後で、応援席の入替をしている最中に到着。
◇第88回全国高等学校野球選手権京都大会 第1日・1回戦◇
《第二試合》 鳥羽高校 7−6 立命館高校
立命館 301 000 200=6 H9 E4
鳥 羽 000 301 102=7x H10 E4
立命館:大西、樋口、馬場−河内 鳥羽:本田、佐々木貴−盛
【HR】河内(立命館・3回ソロ)
1回表、鳥羽の先発・本田辰史の立ち上がりを立命館がいきなり攻め立て、
1アウト一、三塁から相手失策で先制すると、堂浦祐斗の二塁打でさらに2点。
3回表には河内英人の本塁打で4点差を付けた。
3回まで立命館先発のアンダースロー・大西諒を打ちあぐねていた鳥羽だが、
4回裏に2アウト一、三塁の好機を掴むと、盛竜也がレフトの頭を越える長打。
二人目の走者が還るときにレフトからの返球がかなり高く逸れたのを見て、
盛は三塁へ進もうとしたが逸れたはずの返球を大西が直接取っていた。
大西はその球をすぐさま三塁へ投げたが、野手が弾く間に盛も生還。
あのレフトからの返球はトリックプレーの一種だったのかどうかは、定かではない。
大西は5回裏途中で交替、エースナンバーを付ける樋口雅之に引き継いだ。
下手からの遅い球を駆使して打者を翻弄するなど、
観ていて面白い投手だったのだが。
6回裏、鳥羽は1アウト満塁から中川祐輔の適時打で同点とし、なおも満塁。
続く中田翔のライナー性の当たりが二塁を襲ったが、二塁手の福原拓也が好捕、
二塁走者は戻れずに併殺。
息をもつかせぬ展開になってきた。
4回以後立ち直ってきたかに見えた本田だが、
7回表福原の適時三塁打など連打で2点を失って交替。
二番手のサイドスロー・佐々木貴章が後続を断った。
その裏、鳥羽の4番一塁手・小林征司が頭に死球を受けて、
担架で運ばれヒヤリとする場面が。
佐々木勇祀郎の犠飛で1点差に追いついて攻撃を終えると、
しばらくして小林は守備位置に復帰。場内からは万雷の拍手。
やがて、屋根の下に居てもわかるほどの雨が落ちて来るように。
場内も暗くなってきて、8回終了とともに照明塔が点灯された。
立命館は8回から馬場敦也が登板、9回のマウンドを任されたが、
2本の安打と四球で2アウトながら満塁の場面に。
打席には4回裏に適時打を放った盛。
2−2で見送った球がボールとなると、何とも言えぬどよめきが場内を包む。
盛は5球目をライトへ運ぶ。
やや前に守っていたライトが必死に背走するが追いつくことはできず、
二人が還って鳥羽が劇的なサヨナラ勝ち。
立命館は今年の京都府春季大会でベスト4。
府大会2次戦では鳥羽にも勝っている。
鳥羽、立命館とも昨年の夏はともに初戦で惜敗し、
充分に実力を発揮できないまま終わってしまっているだけに、
今日の一戦にはお互い大きく期するものがあったはず。
実力校同士の対戦に相応しい試合だったと思う。
あと一歩のところで勝利を逃した立命館の選手たちが、
その瞬間突っ伏して動けなくなっているのを見ると、
勝負とはなんと非情なものかと、思わずには居られなかった。
雨雲の影響か?8回裏終了とともに点灯。
(手元の時計では16時56分)
試合終了を待っていたかのように、雷鳴と稲光が・・・。
(その1からのつづき)
ちょっとだけ贅沢して、
彦根から米原まで一旦出てから新幹線で京都へ。
米原駅ホームの“よもぎそば”も久々に味わった。
今日は祇園祭の宵々山、祭りのムードが京都駅周辺にこれでもかと漂う。
そんなことはお構いなしで、地下鉄経由で西京極へ。
高校野球京都大会は今日開幕。
第二試合で、一回戦にしてはもったいないカードが・・・。
第一試合が終わった後で、応援席の入替をしている最中に到着。
◇第88回全国高等学校野球選手権京都大会 第1日・1回戦◇
《第二試合》 鳥羽高校 7−6 立命館高校
立命館 301 000 200=6 H9 E4
鳥 羽 000 301 102=7x H10 E4
立命館:大西、樋口、馬場−河内 鳥羽:本田、佐々木貴−盛
【HR】河内(立命館・3回ソロ)
1回表、鳥羽の先発・本田辰史の立ち上がりを立命館がいきなり攻め立て、
1アウト一、三塁から相手失策で先制すると、堂浦祐斗の二塁打でさらに2点。
3回表には河内英人の本塁打で4点差を付けた。
3回まで立命館先発のアンダースロー・大西諒を打ちあぐねていた鳥羽だが、
4回裏に2アウト一、三塁の好機を掴むと、盛竜也がレフトの頭を越える長打。
二人目の走者が還るときにレフトからの返球がかなり高く逸れたのを見て、
盛は三塁へ進もうとしたが逸れたはずの返球を大西が直接取っていた。
大西はその球をすぐさま三塁へ投げたが、野手が弾く間に盛も生還。
あのレフトからの返球はトリックプレーの一種だったのかどうかは、定かではない。
大西は5回裏途中で交替、エースナンバーを付ける樋口雅之に引き継いだ。
下手からの遅い球を駆使して打者を翻弄するなど、
観ていて面白い投手だったのだが。
6回裏、鳥羽は1アウト満塁から中川祐輔の適時打で同点とし、なおも満塁。
続く中田翔のライナー性の当たりが二塁を襲ったが、二塁手の福原拓也が好捕、
二塁走者は戻れずに併殺。
息をもつかせぬ展開になってきた。
4回以後立ち直ってきたかに見えた本田だが、
7回表福原の適時三塁打など連打で2点を失って交替。
二番手のサイドスロー・佐々木貴章が後続を断った。
その裏、鳥羽の4番一塁手・小林征司が頭に死球を受けて、
担架で運ばれヒヤリとする場面が。
佐々木勇祀郎の犠飛で1点差に追いついて攻撃を終えると、
しばらくして小林は守備位置に復帰。場内からは万雷の拍手。
やがて、屋根の下に居てもわかるほどの雨が落ちて来るように。
場内も暗くなってきて、8回終了とともに照明塔が点灯された。
立命館は8回から馬場敦也が登板、9回のマウンドを任されたが、
2本の安打と四球で2アウトながら満塁の場面に。
打席には4回裏に適時打を放った盛。
2−2で見送った球がボールとなると、何とも言えぬどよめきが場内を包む。
盛は5球目をライトへ運ぶ。
やや前に守っていたライトが必死に背走するが追いつくことはできず、
二人が還って鳥羽が劇的なサヨナラ勝ち。
立命館は今年の京都府春季大会でベスト4。
府大会2次戦では鳥羽にも勝っている。
鳥羽、立命館とも昨年の夏はともに初戦で惜敗し、
充分に実力を発揮できないまま終わってしまっているだけに、
今日の一戦にはお互い大きく期するものがあったはず。
実力校同士の対戦に相応しい試合だったと思う。
あと一歩のところで勝利を逃した立命館の選手たちが、
その瞬間突っ伏して動けなくなっているのを見ると、
勝負とはなんと非情なものかと、思わずには居られなかった。
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