京田辺から東京ドームへ@西京極。
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ニチダイ、初の都市対抗出場決定の瞬間。

大きくガッツポーズをしているのは高尾昌明投手。
京滋奈予選の最高殊勲選手に輝く。


◇第77回都市対抗野球大会 京滋奈第二次予選・第3日◇

《第一試合》 日本新薬 7−0 甲賀健康医療専門学校

《第二試合》 ニチダイ 5−0 大和高田クラブ

ニチダイ 002 021 000=5 H10 E0
高田ク  000 000 000=0 H3 E1


ND:高尾−松尾   高田:池邉−大志万

【HR】高島(ニチダイ・5回2ラン)

南港から約1時間30分かけて、第二試合の開始直前にどうにか到着。
13時開始の予定が20分近く早まっていた。

1回、2回と先頭打者が安打で出塁、
得点圏に進めながらあと一本が出なかったニチダイだったが、
3回表、二宮彰啓が内野安打で出ると、大木博文が左中間への二塁打で先制。
楠本正美にも左越二塁打が出て2点をリードした。

5回表はこの試合3本目の安打を放った大木を三塁に置いて、
高島佑介がレフトスタンドへ2ラン。
好投を続けるニチダイ先発の高尾昌明への大きな援護射撃となった。
6回表には二宮の適時二塁打でさらに差を付ける。

高尾は降りしきる雨をモノともせず、散発3安打で完封。
大和高田打線に的を絞らせなかった。

ニチダイ(京田辺市)は1998年から都市対抗予選に参戦。
日本新薬や休部した三菱自動車京都、日本IBM野洲の壁に阻まれ続けたが、
9年目にして初めて東京ドームへの出場権を勝ち取った。
高尾や楠本は補強選手として都市対抗の雰囲気を味わっているが、
チームとして出場するのは初めてのこと。
気後れすることなく、京都の新たな旋風を東京で巻き起こして欲しい。

試合後、(強い雨の中での)表彰式で以下のとおり個人賞が発表された。

最高殊勲選手:高尾昌明(ニチダイ)
敢闘賞:田中大介(日本新薬)
優秀選手:大木博文(ニチダイ)、藤谷大樹(日本新薬)、池邉明英(大和高田クラブ)

なお、リーグ戦2勝1敗で2位となった日本新薬は、
7月10日から舞洲で行われる近畿予選への出場が決まった。
6年連続の出場を賭けて、また新たなステージでの戦いに挑む。

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