梅雨の晴れ間の延長戦@明石。
2006年6月24日 野球
←兵庫県立明石公園・第一野球場
(一塁側)阪神ベースボールクラブ
(三塁側)関西メディカルスポーツ学院
このあと、4時間を越える熱戦になるとは誰が予想したでしょう?
梅雨の晴れ間。
しかも暑くなりそうなので、スタンドにほんの少しだけある屋根の下の席を確保。
この屋根が何か中途半端やねんなぁ(謎)
◇第77回都市対抗野球大会 兵庫第二次予選 第4日・敗者復活2回戦◇
《第一試合》
阪神ベースボールクラブ 6−3 関西メディカルスポーツ学院 (延長15回)
阪神ベ 001 000 001 000 103=6 H12 E0
関西メ 000 000 020 000 100=3 H12 E2
阪神ベ:京谷−北村宗 関西メ:栗田、石田−南、井戸
雨天による順延が無ければ、今日は兵庫代表決定戦のはずだった。
それを思えば少し残念ではあるけれども、
日程がずれたおかげで観られるチームもある。
今年から加盟している西宮市の関西メディカルスポーツ学院(カンメディ)がそれ。
初めての都市対抗予選、初戦は三菱重工神戸に0−26と大敗している。
いきなり強豪の企業チーム相手ではどうしようもなかったのかも知れないが、
クラブチームとの試合ではどう戦うのか、ちょっと興味もあった。
カンメディの先発は栗田雄介。
千葉工業大学から宮城建設を経て大阪近鉄バファローズ入りした経験を持つ。
一球投げるごとに上げる雄叫びが、明石のスタンドによく響いていた。
1回の3アウト目から5者連続三振を奪ったりしていたが、球数が多い。
3回表、阪神BCは2アウト三塁で西岡卓哉がレフトとサードの間にポテンヒット、
まず1点を先制する。
阪神BCの先発・京谷勇樹も球数は多かったが、栗田よりも安定感はあり、
5回に連打を許した以外は7回まで無難に抑えていた。
8回裏、カンメディは三好丈己、井戸伸年の連打のあとで古川堅一が中前安打。
三塁から三好の生還に続いて、
井戸も長躯生還を試みてクロスプレーとなるが、球がこぼれて2点目に。
しかし9回表、阪神BCは失策と2つの四球で満塁となったところで
藤田安浩の犠飛で再び同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。
13回表、阪神BCが押し出し四球で1点を奪うと、
その裏には2本の二塁打でまたもや同点。
終わる気配の無い延長戦が続く。
15回表、栗田はこの回までに270を越える球を投げていて、
マウンドでは肩で息をしているようにも見えた。
先頭から2者続けて四球を与えると、松原弘記の犠打の処理を誤り満塁に。
1アウト後、西健太に左中間への二塁打を打たれて3点を失い、
敢え無く降板した。
京谷は15回裏を三人で終え、延長戦は幕を閉じた。
手元の時計では試合開始9時56分、終了14時39分。4時間43分の熱戦。
開始前にはまったく予想できなかった展開だった。
この試合で興味深かったシーン。
パンフレットには、カンメディで捕手登録されているのは南克也ただひとり。
しかもコーチ兼任の35歳である。
その南が8回表にファールチップをまともに受け負傷、治療のために一度下がった。
この間、栗田の球を受けていたのは舩木聖士。
阪神タイガースの投手として活躍していたが、今日はブルペン捕手だった。
南は再び登場してマスクをかぶり、13回には同点のきっかけとなる二塁打を打つ。
ここで代走を送られたが結局同点止まりでどうするのか、と思われたが、
14回から捕手は舩木ではなくセンターの井戸が務めることになった。
カンメディにとっては、今日の試合は大きな自信となったであろうと同時に、
生徒が増える来年以降のチームへの課題も多く見つかったはず。
今後の兵庫に新しい旋風を起こす存在になれるかどうか・・・?
《第二試合》 全播磨硬式野球団 11−0 関西爽球会(8回コールド)
全播磨 000 002 63=11 H11 E2
爽球会 000 000 00=0 H6 E5
全播磨:山本純、小島、泉−山崎 爽球会:山本−西本
5回までの安打数は全播磨1に対し、爽球会が5。
爽球会には得点の好機も何度かあったが無得点のまま6回へ。
全播磨は6回表に高木亮の犠飛でようやく1点を挙げると、
7回表は5連続安打と怒涛の攻めを見せ、黒石智之の三塁打などで6点。
8回表にも丸山耕市の2点適時打などで3点を追加し、
終盤に力の差を見せて圧勝した。
明日は兵庫、京滋奈とも13時から代表決定戦。
舞洲では阪和予選の4強対決、そして南港では関西5リーグ対抗最終日。
さぁどうしよう・・・。
(一塁側)阪神ベースボールクラブ
(三塁側)関西メディカルスポーツ学院
このあと、4時間を越える熱戦になるとは誰が予想したでしょう?
梅雨の晴れ間。
しかも暑くなりそうなので、スタンドにほんの少しだけある屋根の下の席を確保。
この屋根が何か中途半端やねんなぁ(謎)
◇第77回都市対抗野球大会 兵庫第二次予選 第4日・敗者復活2回戦◇
《第一試合》
阪神ベースボールクラブ 6−3 関西メディカルスポーツ学院 (延長15回)
阪神ベ 001 000 001 000 103=6 H12 E0
関西メ 000 000 020 000 100=3 H12 E2
阪神ベ:京谷−北村宗 関西メ:栗田、石田−南、井戸
雨天による順延が無ければ、今日は兵庫代表決定戦のはずだった。
それを思えば少し残念ではあるけれども、
日程がずれたおかげで観られるチームもある。
今年から加盟している西宮市の関西メディカルスポーツ学院(カンメディ)がそれ。
初めての都市対抗予選、初戦は三菱重工神戸に0−26と大敗している。
いきなり強豪の企業チーム相手ではどうしようもなかったのかも知れないが、
クラブチームとの試合ではどう戦うのか、ちょっと興味もあった。
カンメディの先発は栗田雄介。
千葉工業大学から宮城建設を経て大阪近鉄バファローズ入りした経験を持つ。
一球投げるごとに上げる雄叫びが、明石のスタンドによく響いていた。
1回の3アウト目から5者連続三振を奪ったりしていたが、球数が多い。
3回表、阪神BCは2アウト三塁で西岡卓哉がレフトとサードの間にポテンヒット、
まず1点を先制する。
阪神BCの先発・京谷勇樹も球数は多かったが、栗田よりも安定感はあり、
5回に連打を許した以外は7回まで無難に抑えていた。
8回裏、カンメディは三好丈己、井戸伸年の連打のあとで古川堅一が中前安打。
三塁から三好の生還に続いて、
井戸も長躯生還を試みてクロスプレーとなるが、球がこぼれて2点目に。
しかし9回表、阪神BCは失策と2つの四球で満塁となったところで
藤田安浩の犠飛で再び同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。
13回表、阪神BCが押し出し四球で1点を奪うと、
その裏には2本の二塁打でまたもや同点。
終わる気配の無い延長戦が続く。
15回表、栗田はこの回までに270を越える球を投げていて、
マウンドでは肩で息をしているようにも見えた。
先頭から2者続けて四球を与えると、松原弘記の犠打の処理を誤り満塁に。
1アウト後、西健太に左中間への二塁打を打たれて3点を失い、
敢え無く降板した。
京谷は15回裏を三人で終え、延長戦は幕を閉じた。
手元の時計では試合開始9時56分、終了14時39分。4時間43分の熱戦。
開始前にはまったく予想できなかった展開だった。
この試合で興味深かったシーン。
パンフレットには、カンメディで捕手登録されているのは南克也ただひとり。
しかもコーチ兼任の35歳である。
その南が8回表にファールチップをまともに受け負傷、治療のために一度下がった。
この間、栗田の球を受けていたのは舩木聖士。
阪神タイガースの投手として活躍していたが、今日はブルペン捕手だった。
南は再び登場してマスクをかぶり、13回には同点のきっかけとなる二塁打を打つ。
ここで代走を送られたが結局同点止まりでどうするのか、と思われたが、
14回から捕手は舩木ではなくセンターの井戸が務めることになった。
カンメディにとっては、今日の試合は大きな自信となったであろうと同時に、
生徒が増える来年以降のチームへの課題も多く見つかったはず。
今後の兵庫に新しい旋風を起こす存在になれるかどうか・・・?
《第二試合》 全播磨硬式野球団 11−0 関西爽球会(8回コールド)
全播磨 000 002 63=11 H11 E2
爽球会 000 000 00=0 H6 E5
全播磨:山本純、小島、泉−山崎 爽球会:山本−西本
5回までの安打数は全播磨1に対し、爽球会が5。
爽球会には得点の好機も何度かあったが無得点のまま6回へ。
全播磨は6回表に高木亮の犠飛でようやく1点を挙げると、
7回表は5連続安打と怒涛の攻めを見せ、黒石智之の三塁打などで6点。
8回表にも丸山耕市の2点適時打などで3点を追加し、
終盤に力の差を見せて圧勝した。
明日は兵庫、京滋奈とも13時から代表決定戦。
舞洲では阪和予選の4強対決、そして南港では関西5リーグ対抗最終日。
さぁどうしよう・・・。
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