今日行われた第55回全日本大学野球選手権の決勝戦は、
大阪体育大学が青山学院大学に7−6で勝って初優勝。
阪神大学リーグの所属校が優勝するのも初めてである。

準々決勝で東海大学に勝ったのを知ったときも驚いたのだが、
今日はそれ以上、文字通りトリハダが立った。
昨日は近大と延長15回の死闘を演じて、疲労も生半可ではなかったと思うが、
関西の大学野球界の歴史に新たな偉業のページが加わったことは素直に嬉しい。
と思うと同時に、この春は阪神リーグの試合を1試合しか観に行くことができず、
しかもそれが大体大の試合ではなかったことが少々悔やまれた。

今年のチームをまだ観ていないだけに偉そうなことは言えないが、
高木啓充(ヤクルトスワローズ)、高野圭太(NTT東日本)の二本柱が卒業し、
村田透は居るけれど今年はどうなるか?と、シーズン前は思っていた。
近年の阪神リーグは群雄割拠でもあるし。
それがこの春のリーグ戦を制し、選手権でも頂点に登りつめた。

阪神リーグは平日の開催も多く、開催球場もバラバラ。
観客も(関西学生に比べると)少ないし、応援団やチアが大挙して来ることもない。
しかし、帝塚山大学や関西国際大学など新しい勢力の台頭もあり、
地味ではあるがだんだん活気付いて来ているリーグだと思う。
控えの部員がスタンドに揃い、メガホン片手に応援をする光景も
以前に比べると増えてきた。
(たまに宴会芸のように見えたりすることもあって、それはそれで楽しいのだが)。

今回の大体大の優勝は、阪神リーグだけでなく関西の他のリーグにとっても
大きな刺激になるはず。
そしてこの秋の阪神リーグは、周囲の注目度がこれまで以上になることは
おそらく間違いないと思う。
かなり先の話だが、11月の神宮でも関西勢の大活躍を見せてほしいところ。

大体大の皆さん、大学選手権優勝おめでとうございます!

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