6月9日の日記のネタばらし+α。

その前日、春季近畿地区高校軟式野球大会の1回戦で母校が初戦を突破し、
10日に準決勝を戦うことになった。
ところが、その日は午後から夕方にかけて所用が舞い込んで来て、
準決勝を観に行くことができなくなった。
決勝まで進めば何を差し置いても太陽が丘まで観に行くつもりだったのだが、
必勝の想いも虚しく、2−4で敗退(延長12回)。

10日の夜、その速報を大阪府高野連軟式部のHPで確認。
11日の太陽が丘行きはこれで完全に消えた(涙)


ところがその一方、全日本大学野球選手権で準々決勝に勝ち残っていた
近畿大学(関西学生リーグ)と大阪体育大学(阪神大学リーグ)がともに勝利。
大会史上初の準決勝での“関西決戦”が実現することになった。
11日の第一試合。
これにはかなり心が揺れ動いてしまった。

2000年11月5日のこと。
その日、私は西宮スタジアムでファイニーズの試合を観たあとで、
西京極へ明治神宮野球大会関西地区代表決定戦の準決勝を観に行った。
第二試合の近大vs大体大が中盤を迎えていて、1−0と大体大がリード。

途中からの観戦のため詳細なスコアは付けていないが、
そのときのメモが残っている。
何回から観戦したかは書いていなかったものの、
その時点での出場選手は一応チェックしていた。
投手は近大が近平省吾(→松山フェニックス→愛媛マンダリンパイレーツ)、
大体大は子池哲平(→日本新薬)。
近大の先発が当時1回生の野村宏之(→オリックスBs)だったのは後から知った。

9回表、近大は平山涼(→JR西日本→大阪ガス)の適時打で同点、
延長戦に入った。
近大は10回表にも1アウト一、三塁と勝ち越しの好機があったが、
保田裕久(→日本新薬)が投ゴロ、併殺に倒れた。
このとき、大体大は子池から妹尾軒作(→一光→オリックスBs)にリレーしていた。

11回裏、大体大は1アウト二塁で高山健七がライトへの安打。
二塁走者の田畑誠悟が好走塁を見せてサヨナラ勝ちとなった。

近畿大 000 000 001 00=1
大体大 010 000 000 01=2x


この試合のことが頭にあったので、
今回の準決勝もただでは終わらないような気がしてしかたがなかった。
それだけに観に行きたくなって、航空各社のHPで安い券がまだあるだろうかと
一応は探してみたが、あるにはあっても朝7時台の早い便。
下手すれば自宅から始発電車に乗って行くような感じになってしまうのと、
翌日の天候がどうも怪しいこともあって予約寸前で諦めた次第。
結果、11日は雨天順延で私としては事無きを得た。

で、今日。
仕事を終えてから携帯で“こちアマ”を見て、
延長15回の末に大体大が4−3で勝ったことを知った。
「やっぱりな・・・」と思うと同時に、とても複雑な心境だった。
TVの中継が無いのが非常に惜しい。



参考までに、
2000年のその日、私が西京極に到着した時の近大のメンバーを改めて紹介。

[8]大西宏明(2・PL学園/大阪近鉄バファローズ→オリックスバファローズ)
[6]保田裕久(4・上宮/日本新薬)
[7]中村真人(1・智辯学園/シダックス)
[3]廣瀬栄作(3・宇和島東/トヨタ自動車)
[5]山井晃男(4・如水館/トヨタ自動車)
[9]林 威助(2・柳川/阪神タイガース)
[4]大畑耕司(4・姫路工業/いすゞ自動車)
[1]近平省吾(2・宇和島東/松山フェニックス→愛媛マンダリンパイレーツ)
[2]田中雅彦(1・PL学園/千葉ロッテマリーンズ)

ほか、途中からは

平山 涼(3・近大附属/JR西日本→大阪ガス)
楠本正美(3・平安/ニチダイ)
松丸文政(2・PL学園/デュプロ)

も出場。
今から思えばなかなかものすごい顔ぶれである(笑)

コメント

グランドスラム
グランドスラム
2006年6月13日12:43

初めまして。野球情報満載の素敵なブログですね。ブックマークさせていただきましたのでよろしくお願いします。

福岡屋あるじ
福岡屋あるじ
2006年6月13日20:28

こちらこそ初めまして。コメントありがとうございます。
新庄球友クラブでプレーされているとのこと、
今後楽しみに読ませていただきます。
山形県と言えば上杉スタジアムでの観戦が私の夢です(笑)
相互リンク致しました。これからもよろしくお願いします。

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