中途半端。

2006年2月12日 ラグビー
今日の第43回ラグビー日本選手権2回戦(秩父宮)で、
早稲田大学がトヨタ自動車ヴェルブリッツに28−24で勝った。

その時間帯は所用で外出中だったのでTVの中継は見ていないのだが、
まさかというか何というか。
昨年の日本選手権では、同じ対戦でトヨタが勝ったのを現地で観ているだけに。

今日の試合はまだ映像でも見ていないので何とも言えないが、
早稲田がそれだけ強かった、ということになるのだろうか。
その前に、この大会におけるトヨタの位置について、
考えておきたいことがある。

先週、トップリーグのマイクロソフトカップ(MS杯)の決勝が行われ、
東芝府中ブレイブルーパスがサントリーサンゴリアスに勝って優勝した。
それ以前に日本選手権のトーナメントは決まっていたが、
トップリーグ1位とMS杯の1位、
そして他のトップリーグ上位チームが出るというだけで、
リーグ1位の東芝府中を除いてはどのチームが組合せのどこに入るかが
決勝が終わるまでわからない状態であった。

サントリーはトップリーグ6位だったので、
MS杯を制しなければ日本選手権には出場できない。
仮にサントリーが優勝した場合、4位だったトヨタが出られなくなる。
言い換えてみれば、トヨタにとって日本選手権に出られるか否かは、
先週のサントリーの結果待ちだったわけである。

これはあくまでも素人考えだが、
次の週に試合が確実にある場合と、
他の結果次第であるのかないのかはっきりしない中途半端な場合とでは、
試合に対する気持ちの持って行きかたが全然違うのではないだろうか。
果たして、トヨタは今日の試合を万全の態勢で迎えられたかどうか?
それが敗れた理由にはならないけれど。

来年からの日本選手権がどう変わって行くのかはわからないが、
出場チームの決め方にしろ、
開催会場が秩父宮に集中し過ぎていることにしろ、
関東圏以外に住む者としてはもう少しなんとかならないか、と思う。

ラグビー協会にとっては、早稲田が残ったのは喜ばしいのだろうが。
お客さんの入りもかかっているもんなぁ。

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