コトバをサカナに。

2006年1月20日
昼間、なぜか重いモノをワッセワッセと上げたり下ろしたりしていたので
両腕が少々だるいにも関わらず、夜は友人と難波で飲んでいた。

この友人とはかれこれ長い付き合いになるが、
訳あって大阪を離れてからしばらくごぶさただった。
「今度そっちへ行くから、会えたら会おうや」ということで、
何年ぶりかで再会を喜びあった次第。

お互い30も半ばを越えると白髪も増えるわなぁ、
などと言いつつも酒が進む。
言語感覚が鋭く、言葉をもてあそぶのに長けた人物であるがゆえに
私も負けじと訳のわからん例え話を持ってきたりして応酬。
文学の話からここでは言えない下ネタまで。
お互い「ウケたら勝ちや!」の真剣勝負のような会話だったかも知れないが、
それが非常に良い刺激になった。

言葉は使わなければ忘れてしまう。
これは年齢とは関係ないと思う。
自分よりももっと上の世代は、それだけの年数を生きてきたぶんの
多くの言葉を知っているはず。
今はほとんど見なくなったものにもちゃんと名前と由来があって、
ひとつの言葉として生き続ける。
それが歴史を作って行く、などと言えば大袈裟な話だが。
ビールを飲みながら、いろいろな言葉の持つ意味を思い起こさせるという、
何やら不可思議なひとときだった。

今度はいつ会えるかわからないが・・・神出鬼没なヤツやからなぁ(苦笑)

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