下駄を履くまで(編集済)@大阪D。
2005年11月23日 野球
←NTT西日本応援席
5回裏終了後、
グラウンド整備の間にこんな旗を広げていました。
朝の大阪ドーム。
入場券を買ってまもなく、
「○○さん(本名)・・・、覚えてらっしゃいますか?」
という女性の声に呼び止められた。
「あらー、△△さんじゃないっすか。1年ぶりですねぇ」
「ええ、旧姓はそうです。結婚したんで今は☆☆なんです」
え・・・(^^;
知らなかったよ〜。
詳しい話は聞けなかったが、こんな再会もあった4番ゲート前。
◇第32回社会人野球日本選手権 第5日・2回戦◇
※ランニングスコアのチーム名は大阪ドームのスコアボード表記による
《第一試合》 九州三菱自動車 8x−7 ホンダ鈴鹿
ホンダ鈴
000 130 003=7 H11 E1
000 200 114=8x H17 E0
九州三菱
鈴鹿:宮崎、高宮、黒川、児玉、松岡−西崎 九三:山口、平野、幸松−松本
【本塁打】宮川(鈴鹿・5回2ラン)
4回裏、1点をリードされた九州三菱が、
今野耕次の適時打と重石勝司のスクイズで一旦逆転すると、
ホンダ鈴鹿が5回表に栗原久典の適時打と宮川智光の右越2ランで
試合をひっくり返すシーソーゲームに。
スピードガン表示で150kmを記録することもある鈴鹿の宮崎充登に、
サイドスローからの緩い球で打者を惑わす九州三菱の山口敏広。
好対照なタイプの投手の競演に加え、
両チーム応援席のハイテンションな様子も試合の面白さを増幅させる。
九州三菱は、5回から登板した鈴鹿二番手の高宮和也を執拗に攻め、
7回裏に藤島龍純の適時打で1点差に迫ると、
8回裏は四番手児玉真二から佐藤健太の犠飛でまたもや追いついた。
9回表、今度は鈴鹿が中東直己の適時二塁打で再びリード。
さらに上出真寛と片山茂樹(内野安打)の連打で2点を加え、
その裏のマウンドを松岡昌志に託す。
8回まで九州三菱は毎回先頭打者が出塁している。
9回裏も先頭の2番藤島が安打で出ると、
続く前田智紀、坂井真也も安打で続いてまず1点。
緒方和孝の犠飛で前田が生還する間に中継ミスがあり、坂井も二塁へ。
2アウト後、重石が同点適時打で三塁側が一層盛り上がりを見せる。
その重石が二盗を成功させた直後、松本誠の当たりが左中間を襲い、
重石が大歓声の中サヨナラの本塁へ向かってきた。
3点取られれば4点返せば良い、と言うのは簡単だがなかなかできることじゃない。
鈴鹿は9回表の3点リードで勝利を確信したわけではないだろうが、
言い古された言葉だが、勝負は下駄を履くまではわからない。
まさにそんな劇的な試合だった。
《第二試合》 松下電器 4−1 東芝
東 芝
000 001 000=1 H6 E1
100 001 02X=4 H7 E0
松下電器
東芝:磯村、中野、銭場−飯田 松下:山本隆之、山本隆司−新田
【本塁打】吉田憲(松下・6回ソロ)
第一試合の興奮が冷めやらぬうちの第二試合は、家電ライバル対決。
松下が1回裏に梶原康司の適時打で1点を先制、
2回裏にも追加点の好機はあったが無得点に終わると、
そこからは淡々と進む。
東芝・磯村秀人、松下・山本隆之の両先発がなかなか良いテンポ。
5回表、平馬淳の適時打で東芝が同点に追いつくも、
その裏に先頭の吉田憲一郎がライトへのソロアーチでいとも簡単に突き放す。
東芝の投手は5回2アウトから中野真博だったが、
8回裏1アウト後二人の走者を出したところで銭場一浩へスイッチ。
もう1点もやれない、という状況でベテランを送り込んだが、
8番新田玄気が東芝の望みを打ち砕くような左中間への当たりを放ち、
これが走者一掃の三塁打となってダメを押す。
松下の横断幕の言葉どおりの“価値ある一撃”のあとは
山本隆司の好リリーフも光り、松下が逃げ切った。
《第三試合》 NTT西日本 5−2 七十七銀行
NTT西
200 011 001=5 H9 E0
000 020 000=2 H6 E0
七十七
N西:笠木、齊藤−大原
七十七:奥山、杉崎、阿部、生出、海老澤、相澤−小河
1回戦では四球の走者を多く出しながらも思うように得点できなかったN西。
しかしこの試合では、走者を置いたところでの長打が効果的だった。
1回表は2アウト満塁で西田朋生の三塁打、
5回表は1アウト一塁から宮崎昌樹の三塁打で試合を優位に進める。
N西・笠木伸二の緩急をつけた投球に、
走者を出しても本塁が遠かった七十七銀行だが、
5回裏に小河義英の適時三塁打、佐藤崇史の内野安打で2点を奪う。
ここでN西は笠木に替えて齊藤信介をマウンドへ。
4番の高橋利信に四球は許したものの、後続を断った。
1点差に迫られたN西は、その直後の6回表に一色和也の二塁打で1点。
9回表には宮崎の適時打でもう1点を追加して齊藤を援護。
齊藤も危なげない投球で七十七の追撃を許さなかった。
得点経過で言えば、先行→中押し→ダメ押し、と、
理想的にも見えるN西の攻撃ではあったが、
さらに追加点が取れそうな場面での詰めの甘さも(1回戦同様)あった気がする。
第三試合の途中、この試合を最後に地元へ帰るという友人が
何故か紛れ込んでいるN西の応援席へ行ってみた。
新曲の“Go Fight Win〜スパート”、
至近距離で聴くとかなり良いですな。
他の応援ネタはまた日を改めて。
5回裏終了後、
グラウンド整備の間にこんな旗を広げていました。
朝の大阪ドーム。
入場券を買ってまもなく、
「○○さん(本名)・・・、覚えてらっしゃいますか?」
という女性の声に呼び止められた。
「あらー、△△さんじゃないっすか。1年ぶりですねぇ」
「ええ、旧姓はそうです。結婚したんで今は☆☆なんです」
え・・・(^^;
知らなかったよ〜。
詳しい話は聞けなかったが、こんな再会もあった4番ゲート前。
◇第32回社会人野球日本選手権 第5日・2回戦◇
※ランニングスコアのチーム名は大阪ドームのスコアボード表記による
《第一試合》 九州三菱自動車 8x−7 ホンダ鈴鹿
ホンダ鈴
000 130 003=7 H11 E1
000 200 114=8x H17 E0
九州三菱
鈴鹿:宮崎、高宮、黒川、児玉、松岡−西崎 九三:山口、平野、幸松−松本
【本塁打】宮川(鈴鹿・5回2ラン)
4回裏、1点をリードされた九州三菱が、
今野耕次の適時打と重石勝司のスクイズで一旦逆転すると、
ホンダ鈴鹿が5回表に栗原久典の適時打と宮川智光の右越2ランで
試合をひっくり返すシーソーゲームに。
スピードガン表示で150kmを記録することもある鈴鹿の宮崎充登に、
サイドスローからの緩い球で打者を惑わす九州三菱の山口敏広。
好対照なタイプの投手の競演に加え、
両チーム応援席のハイテンションな様子も試合の面白さを増幅させる。
九州三菱は、5回から登板した鈴鹿二番手の高宮和也を執拗に攻め、
7回裏に藤島龍純の適時打で1点差に迫ると、
8回裏は四番手児玉真二から佐藤健太の犠飛でまたもや追いついた。
9回表、今度は鈴鹿が中東直己の適時二塁打で再びリード。
さらに上出真寛と片山茂樹(内野安打)の連打で2点を加え、
その裏のマウンドを松岡昌志に託す。
8回まで九州三菱は毎回先頭打者が出塁している。
9回裏も先頭の2番藤島が安打で出ると、
続く前田智紀、坂井真也も安打で続いてまず1点。
緒方和孝の犠飛で前田が生還する間に中継ミスがあり、坂井も二塁へ。
2アウト後、重石が同点適時打で三塁側が一層盛り上がりを見せる。
その重石が二盗を成功させた直後、松本誠の当たりが左中間を襲い、
重石が大歓声の中サヨナラの本塁へ向かってきた。
3点取られれば4点返せば良い、と言うのは簡単だがなかなかできることじゃない。
鈴鹿は9回表の3点リードで勝利を確信したわけではないだろうが、
言い古された言葉だが、勝負は下駄を履くまではわからない。
まさにそんな劇的な試合だった。
《第二試合》 松下電器 4−1 東芝
東 芝
000 001 000=1 H6 E1
100 001 02X=4 H7 E0
松下電器
東芝:磯村、中野、銭場−飯田 松下:山本隆之、山本隆司−新田
【本塁打】吉田憲(松下・6回ソロ)
第一試合の興奮が冷めやらぬうちの第二試合は、家電ライバル対決。
松下が1回裏に梶原康司の適時打で1点を先制、
2回裏にも追加点の好機はあったが無得点に終わると、
そこからは淡々と進む。
東芝・磯村秀人、松下・山本隆之の両先発がなかなか良いテンポ。
5回表、平馬淳の適時打で東芝が同点に追いつくも、
その裏に先頭の吉田憲一郎がライトへのソロアーチでいとも簡単に突き放す。
東芝の投手は5回2アウトから中野真博だったが、
8回裏1アウト後二人の走者を出したところで銭場一浩へスイッチ。
もう1点もやれない、という状況でベテランを送り込んだが、
8番新田玄気が東芝の望みを打ち砕くような左中間への当たりを放ち、
これが走者一掃の三塁打となってダメを押す。
松下の横断幕の言葉どおりの“価値ある一撃”のあとは
山本隆司の好リリーフも光り、松下が逃げ切った。
《第三試合》 NTT西日本 5−2 七十七銀行
NTT西
200 011 001=5 H9 E0
000 020 000=2 H6 E0
七十七
N西:笠木、齊藤−大原
七十七:奥山、杉崎、阿部、生出、海老澤、相澤−小河
1回戦では四球の走者を多く出しながらも思うように得点できなかったN西。
しかしこの試合では、走者を置いたところでの長打が効果的だった。
1回表は2アウト満塁で西田朋生の三塁打、
5回表は1アウト一塁から宮崎昌樹の三塁打で試合を優位に進める。
N西・笠木伸二の緩急をつけた投球に、
走者を出しても本塁が遠かった七十七銀行だが、
5回裏に小河義英の適時三塁打、佐藤崇史の内野安打で2点を奪う。
ここでN西は笠木に替えて齊藤信介をマウンドへ。
4番の高橋利信に四球は許したものの、後続を断った。
1点差に迫られたN西は、その直後の6回表に一色和也の二塁打で1点。
9回表には宮崎の適時打でもう1点を追加して齊藤を援護。
齊藤も危なげない投球で七十七の追撃を許さなかった。
得点経過で言えば、先行→中押し→ダメ押し、と、
理想的にも見えるN西の攻撃ではあったが、
さらに追加点が取れそうな場面での詰めの甘さも(1回戦同様)あった気がする。
第三試合の途中、この試合を最後に地元へ帰るという友人が
何故か紛れ込んでいるN西の応援席へ行ってみた。
新曲の“Go Fight Win〜スパート”、
至近距離で聴くとかなり良いですな。
他の応援ネタはまた日を改めて。
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