日本選手権、開幕@大阪D。
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一塁側・シダックス(白)
三塁側・日本生命(赤)

野村克也の背番号が違っているのには、
全く気がつかなかった。
監督を見に来たわけじゃないし。

待ちに待った社会人野球日本選手権が今日開幕。
私にとっては、今年の野球観戦の締めくくりとなるだけでなく、
この期間中に様々な方と(ほんの瞬間でも)お会いできる楽しみがある。
都市対抗では迎えられる側、選手権では主に迎える側として。

余裕を持って家を出たつもりでも、ドームに着いたのは開始30分前。

◇第32回社会人野球日本選手権大会 第1日・1回戦◇

※ランニングスコアのチーム名は大阪ドームのスコアボード表記

《第一試合》 鷺宮製作所 3−2 三菱重工神戸

三菱神戸 
010 000 010=2 H6 E3
200 010 00X=3 H4 E0
鷺   宮

神船:木林、大西−高墳、増田   鷺宮:岡崎、川合−秋山

【本塁打】清水(鷺宮・1回2ラン)、盛田(神船・8回ソロ) 

何と言っても岡崎淳二(鷺宮)に尽きる。
80キロ台の変化球の後で130キロ台の直球、のような緩急に加え、
あの独特のフォームから繰り出される球はまるで魔球。
ほんとに観ていて飽きない投手である。

三菱神戸の木林敏之も、初回に清水晶の2ランこそ浴びたものの、
味のある投球を見せていた。
ベテラン左腕の対決、さすがに見応えがある。

5回裏、下田仁の左越二塁打で鷺宮は再び2点差に。
三菱神戸は岡崎の前に反撃の糸口を見出せないままに終盤へ。

8回表1アウト、打席の盛田祥次の膝あたりを岡崎の球がかすめた。
しかし死球とは判定されず。
盛田がユニフォームのズボンを脱いで、
「ここやここ!ここに当たったんやって!」と言わんばかりの猛抗議を見せる。
判定は覆らなかったが、その直後レフトポール際へ本塁打。

しかしその後も流れは三菱神戸に傾かないまま、
鷺宮が都市対抗・選手権の二大大会における初勝利を飾った。

《第二試合》 硬式野球クラブ東海REX 3−0 JR四国

JR四国
000 000 000=0 H7 E1
001 011 00X=3 H5 E0
R E X

J四:岩井、中郷−松谷   REX:小西、洗平、後藤−久保

選手権出場をきっかけにユニフォームを新調したのか、
三塁側の東海REXのユニはまるで西武ライオンズのビジター風。
背番号上のネームが妙に密集しているように見える。

REXが3回裏に上月健太のスクイズで先制、
その後も小刻みに得点を追加して逃げ切った。

REX先発の小西正則はJR四国打線に的を絞らせず。
5回で降板したが、毎回の7奪三振。

相手を上回る安打を数えながら1点が遠いJR四国。
8回9回と得点圏に走者を置いたがあと一本が出ず、
REXの投手リレーの前に完封負け。
7番の原佑太が4打数4安打とひとり気を吐いていた。

《第三試合》 日本生命 2−1 シダックス

日本生命
000 002 000=2 H8 E0
100 000 000=1 H4 E0
シダックス

日生:国安、山脇、土井−藤田   シダ:武田、森福−小山、坂田

一塁側のシダックスは白のユニフォームだが、実物を見たのは初めて。
どこかイメージが違う。

1回裏、シダックスは2アウト二塁で佐藤二郎が右中間にポトリと落とす適時打。
いきなり1点を奪ったが、そこからは淡々と。
日生の国安則至、シダックスの武田勝とも走者を出してもよく凌いでいた。

6回表の日生、先頭の佐々木正詞が右中間への三塁打で出たが、
なかなか還れずに2アウト。
ここで石田拓郎が左中間へ同点打、石田も好走塁を見せて三塁へ滑り込んだ。
そして次は天野義明が代打で登場。
天野は初球を空振りしたがこの球が結局パスボールとなって石田が突入、
ついに日生が逆転した。

シダックスは中盤以降得点の機会に恵まれず、
9回もこの回から登板した土井善和に三者凡退。
その瞬間、土井がマウンドで何やら叫びつつガッツポーズを見せた。
日生は昨年の都市対抗でシダックスにサヨナラ負けしているが、
その借りをやっと返すことができた、という思いがあったのかも知れない。

応援についてなどの雑感はまた今度。
明日の試合は・・・書けるかなぁ?

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