午前6時45分頃、起きたら外は本降りの雨。
まずは舞洲へ高校野球の近畿大会を1試合だけ観に行くつもりにしていたが、
この天候ではちょっと出かけにくい。
それでも8時前にはどうにか上がったようなので、とりあえず出発する。
9時の試合開始に間に合わないのは確実なのだが。

それにしても、舞洲アクティブバスは近畿大会の期間中増発できないのだろうか。
ただでさえ立っている客で混雑している中、
「もっと奥に詰めて下さい〜」と(字で書けば丁寧だが)
運転手に半ば怒りのこもった口調で言わせるぐらいなら。

2回裏終了直後に到着。
雨がまた降ったときのことを考え、
後ろに遠慮なく傘が広げられるネット裏の最上段まで登る。

◇平成17年度秋季近畿地区高等学校野球大会・第2日(1回戦)◇

《第一試合》
神港学園神港高校(兵庫1位) 7−0 県立和歌山商業高校(和歌山2位)

県和商 000 000 00=0 H4 E2
神港学 010 122 01=7 H12 E1
(8回コールド)

和商:南(昌)−生駒   神港:山口−苧坂

神港学園が、中盤以降着実に得点を追加。

4回裏、2アウト三塁で西川勝敏の適時二塁打で1点。
5回裏は安打と四球の走者を置いて2アウトから山口昌輝がライト方向へ。
これが風に戻されるようにしてライトのかなり前に落ちて野手が追いつけず、
二者が生還した。
6回裏は浅倉崇憲の適時三塁打と浅井大希のスクイズ、
最後は森下拓哉の適時二塁打で7点差がつきコールドゲームになった。

神港学園の先発・山口は背番号10の1年生。
制球はやや荒れ気味だが、球威は充分。
3回以降打たれた安打は単打2本だけで、外野へもあまり打たせていない。
ひと冬越してどれだけ成長しているか楽しみな投手である。

県和商のエース・南昌輝は腕をやや担ぐようなフォームの右腕。
粘り強く投げていたが、走者を置いた場面で何度か長打を浴びたのが惜しい。

県和商のスタンドには吹奏楽部が応援に来ていた。
最初様子を見ていたところ、打者ごとにテーマを変えるのではなく、
1イニングを1曲(例えば『タッチ』)で通すスタイルのように思ったのだが。
走者が二塁へ進んだときにオリジナルっぽい曲が演奏される。
これがまるで紀三井寺で観ているようで結構楽しかった。
和歌山の高校野球応援は、どこも何かひとつ“芸”を持ってそうなイメージが
私の中ではあるのだが、県和商もその例に違わなかった。
しかも付け焼刃的な応援でなさそうだったのはさすが伝統校である。

第二試合は、PL学園高校(大阪1位)と綾羽高校(滋賀2位)の対戦。
PLも吹奏が来ていたが、舞洲で演奏するのは初めてかも?
本来は第一試合終了後すぐに舞洲を出て神戸へ行くつもりが、
少しだけ演奏を楽しんでからバス停へと向かった。

(続きは都合により改めて書きます。)

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