2日間24回2/3@西京極。
2005年10月19日 野球ちょっとゆっくりし過ぎたせいか、
病院から西京極に到着したのはまさに13時の開始直前だった。
春とは違い、両校スタンドともに吹奏が来ている。
こうでなくっちゃ。
◇関西六大学秋季リーグ戦・第7節“産龍(龍産)戦”2回戦◇
龍谷大学12−7京都産業大学(延長12回)
龍谷大 400 000 000 305=12 H15 E3
京産大 000 013 000 300=7 H11 E1
龍谷:井村、竹原、井上−阪田、東向 京産:大音、山口哲−和田、野地
昨日の1回戦は、延長13回2アウトで龍谷が4−3とサヨナラ勝ちしている。
京産は今日も敗れると連続優勝がなくなってしまう。
意地を見せたい、ライバル対決の第2ラウンド。
しかし、京産は先発・大音周平(3・塔南)が苦しい立ち上がり。
四球の走者を二人置いて、明神宏文(3・高知)の適時打で先制される。
2アウトは取ったが、四球で満塁にしたところで高橋敏(3・海星=三重=)が
走者一掃の左越二塁打。
いきなり4点差を背負うことになった。
大音は2回表は三者凡退でやや持ち直した感じが。
3回以降は毎回1本ずつ安打を打たれていたが、追加点は与えない。
龍谷・井村裕介(4・興譲館)は、ややボール先行気味ながらも
京産を4回まで無安打に抑えていた。
5回裏、先頭の岸田文宏(1・天理)が内野安打で出塁。
盗塁や失策が絡んで1点を失うが、龍谷の優位は変わらないかに思えた。
しかし6回裏の京産は積極的な攻めを見せる。
先頭の安井亮太(4・大阪桐蔭)が四球を選ぶと、
続く風呂本拓也(3・大谷)がライトへの三塁打でまず1点、
政田義範(4・北嵯峨)の内野安打で1点差に迫った。
市来悟(3・平安)の内野ゴロで政田が二塁へ進んだところで、
龍谷は井村から竹原俊介(4・徳島北)へスイッチ。
その替わり端を吉田順平(3・岡山理科大附属)が叩き、これが同点適時打に。
岸田も安打で続いたが、この回は同点止まり。
昨日に続いて延長戦へ。
10回表、龍谷はまず明神が右中間への二塁打で出塁。
古西隆志(2・上宮太子)が送り、後藤雅人(3・伊香)の適時打で再びリードする。
その後高橋、阪田智広(4・浪速)に連打を浴びて大音は降板。
二番手の山口哲也(1・久御山)から藤本智志(3・登美ヶ丘)が二塁ゴロ。
二塁から本塁へ送球されたがこれが野選となり、リードは3点に。
龍谷は7回裏から井上暢祐(2・平安)が投げている。
大きなリードをもらっての10回裏のマウンドだったが、
先頭の政田に続いて代打・岡本隆寛(4・岡山南)に連打を浴びる。
1アウト後岸田、和田隆司(4・洛西)が続けて四球を選び、押し出しで1点。
そしてここまで無安打だった山口英真(4・大阪桐蔭)が、
三塁手の横を破る左前安打を放って二者生還、またもや同点に追いついた。
さらに四球で1アウト満塁、京産にとってはこれ以上ないサヨナラ勝ちの好機。
ここで打席には1番・主将の安井。
安井の当たりは少し難しいゴロとなり、
それが遊撃手・岩下知永(3・大阪桐蔭)のもとへ転がっていった。
岩下はそれを捕るや素早い動きで本塁へ送球、タッチアウト。
京産のサヨナラ勝ちへの勢いを食い止めるに充分なプレーだった。
京産は11回裏にも一打サヨナラの好機を寸前のところで逃している。
ノーアウト一、二塁で池田睦士(2・京都外大西)の犠打が三塁への悪送球を誘い、
二塁走者の政田が本塁へ突入したが、左翼手のカバーが早くタッチアウト。
秋晴れの太陽が一塁側スタンドに隠れて行く中、延長戦は続く。
12回表、龍谷は2アウトながら満塁の好機で主将・菊池高志(4・八幡浜)。
菊池の当たりは投手の脇をかすめるように遊撃方向へ転がったが、
これを遊撃手が後逸し2点が入った。
次打者四球で再び満塁とすると、明神が今日3本目の二塁打で走者一掃。
これで勝負あり。
京産はその裏はあっさり3人で終わり、
4時間を越える熱戦は龍谷の連勝で幕を閉じた。
スコアボードでは、龍谷に失策が3つ付いている。
実は1つは岩下なのだが、それも安打となってもおかしくない打球。
10回裏、サヨナラの生還を阻止したプレーだけでなく、
それ以外にも素晴らしい守備を見せていた。
こういう瞬間を見ると、また次も観たくなるものだ。
病院から西京極に到着したのはまさに13時の開始直前だった。
春とは違い、両校スタンドともに吹奏が来ている。
こうでなくっちゃ。
◇関西六大学秋季リーグ戦・第7節“産龍(龍産)戦”2回戦◇
龍谷大学12−7京都産業大学(延長12回)
龍谷大 400 000 000 305=12 H15 E3
京産大 000 013 000 300=7 H11 E1
龍谷:井村、竹原、井上−阪田、東向 京産:大音、山口哲−和田、野地
昨日の1回戦は、延長13回2アウトで龍谷が4−3とサヨナラ勝ちしている。
京産は今日も敗れると連続優勝がなくなってしまう。
意地を見せたい、ライバル対決の第2ラウンド。
しかし、京産は先発・大音周平(3・塔南)が苦しい立ち上がり。
四球の走者を二人置いて、明神宏文(3・高知)の適時打で先制される。
2アウトは取ったが、四球で満塁にしたところで高橋敏(3・海星=三重=)が
走者一掃の左越二塁打。
いきなり4点差を背負うことになった。
大音は2回表は三者凡退でやや持ち直した感じが。
3回以降は毎回1本ずつ安打を打たれていたが、追加点は与えない。
龍谷・井村裕介(4・興譲館)は、ややボール先行気味ながらも
京産を4回まで無安打に抑えていた。
5回裏、先頭の岸田文宏(1・天理)が内野安打で出塁。
盗塁や失策が絡んで1点を失うが、龍谷の優位は変わらないかに思えた。
しかし6回裏の京産は積極的な攻めを見せる。
先頭の安井亮太(4・大阪桐蔭)が四球を選ぶと、
続く風呂本拓也(3・大谷)がライトへの三塁打でまず1点、
政田義範(4・北嵯峨)の内野安打で1点差に迫った。
市来悟(3・平安)の内野ゴロで政田が二塁へ進んだところで、
龍谷は井村から竹原俊介(4・徳島北)へスイッチ。
その替わり端を吉田順平(3・岡山理科大附属)が叩き、これが同点適時打に。
岸田も安打で続いたが、この回は同点止まり。
昨日に続いて延長戦へ。
10回表、龍谷はまず明神が右中間への二塁打で出塁。
古西隆志(2・上宮太子)が送り、後藤雅人(3・伊香)の適時打で再びリードする。
その後高橋、阪田智広(4・浪速)に連打を浴びて大音は降板。
二番手の山口哲也(1・久御山)から藤本智志(3・登美ヶ丘)が二塁ゴロ。
二塁から本塁へ送球されたがこれが野選となり、リードは3点に。
龍谷は7回裏から井上暢祐(2・平安)が投げている。
大きなリードをもらっての10回裏のマウンドだったが、
先頭の政田に続いて代打・岡本隆寛(4・岡山南)に連打を浴びる。
1アウト後岸田、和田隆司(4・洛西)が続けて四球を選び、押し出しで1点。
そしてここまで無安打だった山口英真(4・大阪桐蔭)が、
三塁手の横を破る左前安打を放って二者生還、またもや同点に追いついた。
さらに四球で1アウト満塁、京産にとってはこれ以上ないサヨナラ勝ちの好機。
ここで打席には1番・主将の安井。
安井の当たりは少し難しいゴロとなり、
それが遊撃手・岩下知永(3・大阪桐蔭)のもとへ転がっていった。
岩下はそれを捕るや素早い動きで本塁へ送球、タッチアウト。
京産のサヨナラ勝ちへの勢いを食い止めるに充分なプレーだった。
京産は11回裏にも一打サヨナラの好機を寸前のところで逃している。
ノーアウト一、二塁で池田睦士(2・京都外大西)の犠打が三塁への悪送球を誘い、
二塁走者の政田が本塁へ突入したが、左翼手のカバーが早くタッチアウト。
秋晴れの太陽が一塁側スタンドに隠れて行く中、延長戦は続く。
12回表、龍谷は2アウトながら満塁の好機で主将・菊池高志(4・八幡浜)。
菊池の当たりは投手の脇をかすめるように遊撃方向へ転がったが、
これを遊撃手が後逸し2点が入った。
次打者四球で再び満塁とすると、明神が今日3本目の二塁打で走者一掃。
これで勝負あり。
京産はその裏はあっさり3人で終わり、
4時間を越える熱戦は龍谷の連勝で幕を閉じた。
スコアボードでは、龍谷に失策が3つ付いている。
実は1つは岩下なのだが、それも安打となってもおかしくない打球。
10回裏、サヨナラの生還を阻止したプレーだけでなく、
それ以外にも素晴らしい守備を見せていた。
こういう瞬間を見ると、また次も観たくなるものだ。
コメント