今日は西京極で近畿予選。
昨日の中国予選は入場料600円だがこちらは無料。
パンフレットも「ご自由にお取り下さい」とあったのだが、
私が到着したときにはパンフを置いていたらしいテーブルがポツンと。
大会本部まで尋ねに行くと、
「もうちょっとしたら追加が来ますよって待っとくんなはれや」とのこと。
面倒やなぁ、と思いつつとりあえずスタンドへ。
(後で無事入手できたが・・・お粗末。)


◇第32回社会人野球日本選手権大会近畿地区第2次予選 第3日(1回戦)◇

《第一試合》 NOMO BASEBALL CLUB 2−1甲賀健康医療専門学校

甲 賀 000 100 000=1 H9 E0
N B C 000 101 00X=2 H5 E0

甲賀:中村−田中健   NBC:藤江−天満 

4回裏に到着。
すでに甲賀が1点先制、なおかつNBCはまだノーヒットだったが、
4回裏2アウト一、三塁から富田大輔が放った初安打が適時打となり同点。
6回裏は柳田殖生のセンターオーバー二塁打でやっと勝ち越した。

NBCの藤江均は甲賀に9安打は打たれたが、気迫のこもった投球で完投。
一方、甲賀の中村光雄も一歩も譲らぬ好投を見せていた。
中村は東海大付属仰星高校では松坂健太(L)と同期。
帰ってから調べてみると、2年の夏に南港中央球場で観ていて
(2002年7月16日・1回戦・東海大仰星3−5大阪桐蔭)
このときの私のメモには「球持ちが非常に良い」と書いてある。
4番の西岡剛(M)に3打席続けて長打は浴びていたが・・・。
9月19日にIBM関西グラウンドでも観ているのだが、
『GRAND SLAM』には載っておらず今日やっと確認できた次第。
楽しみな投手である。


《第二試合》 日本生命 3−2 新日本製鐵広畑

日生 200 000 001=3 H9 E0
広畑 001 000 010=2 H10 E0

日生:国安、井前、山脇−藤田   広畑:管家−小畠

そう言えば、昨年の選手権予選(南港)でも観たこのカード。
(内容については2004年10月17日の日記参照)

1回表の日生。
1アウトから田中啓嗣と及川徹が連続安打で出ると、
下野敦司がライト頭上を越える二塁打で幸先良く先制。
その裏の広畑も3本の単打は出たが得点には結びつかず。

いきなり2点を失った広畑先発の管家修一だが、徐々に立ち直って行く。
安打や四球で走者を出しても得点だけは許さない。
日生の打者がことごとく飛球を打ち上げていた(フライアウト計16個)。

3回裏、広畑は安徳勝の右中間適時二塁打で1点を返す。
それ以後も得点機はあったが、国安則至〜井前直也のリレーの前に
1点がなかなか遠い。

8回表、この回先頭の下野がセンターへ大きな当たりを飛ばす。
これを入江英一が好捕したが、勢い余ってフェンスに激突、
担架で運ばれて退場。
このプレーに刺激を受けたかのような広畑の反撃が8回裏に。

1アウト後、四球の安徳を一塁に置いて片山太志が右中間を破る当たり。
安徳は長躯生還を狙うが、日生の見事なまでの中継プレーに本塁憤死。
最初にさばいたのはライトの阿部浩二だと思うが、
その送球を受けたセカンド石田拓郎の俊敏なプレーが実に素晴らしかった。
「さすが日生やなぁ〜」と思わず言葉が漏れる。
ここで日生は山脇大輔にスイッチしたが、なかなかストライクが入らず
?原(西京極のスコアボードでは“桑”)崇に適時打を許しついに同点。
続く米田真樹も四球を選び、広畑の好機がさらに続くかに思えたが
小畠渉が見逃し三振でリードを奪うまでには至らなかった。

追いつかれた日生の9回表、1アウトから天野義明が二塁打。
藤田和生の安打で一、三塁となり、阿部がセンターへ飛球。
天野が本塁へ突入、8回裏に続く本塁でのクロスプレーは日生の決勝点に。
山脇は9回裏を三人で終わらせ、日生が接戦をモノにした。

雨の中の試合となるも両チームの守備はまったく乱れることがなく、
引き締まった好ゲームに。
都市対抗予選の結果を見た限りでは正直心配だった広畑も、
今日の戦いぶりならまだまだ大丈夫。
藪田安彦(M)在籍時以来の選手権出場(つまり大阪Dは未経験)が
今後の戦いにかかっている。

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