ピッカピッカの一年生@紀三井寺。
2005年7月22日 野球
←和歌山・紀三井寺球場
ネット裏はコンクリ。
応援席は長椅子。
午前中に月例の診察で病院へ行ってから、
地下鉄と南海電車を乗り継いで和歌山市へ。
そこからバスに乗って紀三井寺球場に着けば、13時を回っていた。
高校野球和歌山大会は3回戦に入っている。
一塁側スタンドの上に市立和歌山商業高校の緑の旗が靡いている。
第二試合は6回裏まで進んでいた。
とりあえずネット裏の席に腰を下ろすや否や、
市和商の4番・伊藤翔が左中間へ2ランを打った。
7回表は田島康平が無難に抑えてコールド勝ち。
《第二試合》 市立和歌山商業高校11−3耐久高校(7回コールド)
耐 久 001 002 0=3
市和商 430 022 X=11
第三試合では、部員全員が1年生で今大会初参加の近大附属新宮高校が登場。
大学と同じ薄青地のユニの胸には、白く縁取られた“近大新宮”の黒い文字。
帽子は黒で、近大附属(大阪)と同じKとHの組合せ文字。
黒い帽子から白髪を覗かせて元気にノックバットを振るうのは豊田義夫監督。
近大附属の監督でセンバツ出場経験を持つベテランである。
対するのは海南高校。
戦前から何度も甲子園に出場して来た古豪だ。
数年前に観たときは白ユニに紫の文字で帽子も紫だったが、
今日は白い帽子、鮮やかな緑の文字のユニ。
いつの間に変わったのだろうか。
《第三試合》 近畿大学附属新宮高校6−5海南高校(延長11回)
海 南 201 001 100 00=5
近大新宮 011 000 030 01=6x
海南:鳥松、庄司−川端 近大:太田、橘?−和田
1回表に海南が3安打で2点を先制すると、
2回裏近大新宮は1アウト三塁から犠打野選で1点を返す。
3回にもお互い1点を入れ、序盤から接戦となった。
海南は6回表は失策、7回表は内野安打で1点を奪って突き放そうとする。
近大新宮は毎回のように走者を出しながら打線が繋がらなかったが、
8回裏先頭の大橋優が安打で出塁すると、
4番に座る主将・和田啓介の鋭い当たりが左中間スタンドに飛び込み、
1発で1点差に迫った。
その後も安打と失策でさらに好機を掴み、北本浩一朗のスクイズでついに同点。
何とも言えないようなどよめきが紀三井寺球場を包む。
9回裏は1アウト二塁で大橋が左前安打。
三塁コーチャーの腕がぐるぐる回り、二塁走者は本塁へ突っ込んだがタッチアウト。
続く和田は敬遠、代打森井等は遊ゴロに倒れ試合は延長戦へ。
近大新宮は11回裏にも1アウト二塁の場面を迎えた。
そして大橋がまたもや左前安打、二塁走者の井上義崇が再び本塁へ突入する。
しかし今度はレフトの送球が遅れて生還。
ベスト8進出をサヨナラ勝ちで決めた。
近大新宮は1年生ばかりのチームゆえの“若さ”も随所に見られたが、
守備についてはひとつひとつのプレーがよく鍛えられているように思えた。
先発の太田直斗は右腕から角度のある球を投げ、
二番手の橘?隼人は来年以降の成長が恐ろしくさえ思えるような球が
時々見られた大型左腕。
8回に2ランを打った和田も堂々とした体躯でパワフルな振りが魅力的。
海南の鳥松建斗もサイドスローからよく球を散らしていたが、
守りのミスが続いたりしたのが痛かった。
市和商の「ライト前、レフト前、おまけにバッター男前!」は有名になった(笑)が、
今日の海南には「かっとばせー○○、みんなのハートを狙い打ち!」というコールが。
いろいろ考えてくるなぁ。
近大新宮は鳴り物無しの応援だったが、
父兄の話によると2回戦では大学の吹奏のメンバーが来ていたらしい。
どんな応援をしていたんだろうか、気になる。
ネット裏はコンクリ。
応援席は長椅子。
午前中に月例の診察で病院へ行ってから、
地下鉄と南海電車を乗り継いで和歌山市へ。
そこからバスに乗って紀三井寺球場に着けば、13時を回っていた。
高校野球和歌山大会は3回戦に入っている。
一塁側スタンドの上に市立和歌山商業高校の緑の旗が靡いている。
第二試合は6回裏まで進んでいた。
とりあえずネット裏の席に腰を下ろすや否や、
市和商の4番・伊藤翔が左中間へ2ランを打った。
7回表は田島康平が無難に抑えてコールド勝ち。
《第二試合》 市立和歌山商業高校11−3耐久高校(7回コールド)
耐 久 001 002 0=3
市和商 430 022 X=11
第三試合では、部員全員が1年生で今大会初参加の近大附属新宮高校が登場。
大学と同じ薄青地のユニの胸には、白く縁取られた“近大新宮”の黒い文字。
帽子は黒で、近大附属(大阪)と同じKとHの組合せ文字。
黒い帽子から白髪を覗かせて元気にノックバットを振るうのは豊田義夫監督。
近大附属の監督でセンバツ出場経験を持つベテランである。
対するのは海南高校。
戦前から何度も甲子園に出場して来た古豪だ。
数年前に観たときは白ユニに紫の文字で帽子も紫だったが、
今日は白い帽子、鮮やかな緑の文字のユニ。
いつの間に変わったのだろうか。
《第三試合》 近畿大学附属新宮高校6−5海南高校(延長11回)
海 南 201 001 100 00=5
近大新宮 011 000 030 01=6x
海南:鳥松、庄司−川端 近大:太田、橘?−和田
1回表に海南が3安打で2点を先制すると、
2回裏近大新宮は1アウト三塁から犠打野選で1点を返す。
3回にもお互い1点を入れ、序盤から接戦となった。
海南は6回表は失策、7回表は内野安打で1点を奪って突き放そうとする。
近大新宮は毎回のように走者を出しながら打線が繋がらなかったが、
8回裏先頭の大橋優が安打で出塁すると、
4番に座る主将・和田啓介の鋭い当たりが左中間スタンドに飛び込み、
1発で1点差に迫った。
その後も安打と失策でさらに好機を掴み、北本浩一朗のスクイズでついに同点。
何とも言えないようなどよめきが紀三井寺球場を包む。
9回裏は1アウト二塁で大橋が左前安打。
三塁コーチャーの腕がぐるぐる回り、二塁走者は本塁へ突っ込んだがタッチアウト。
続く和田は敬遠、代打森井等は遊ゴロに倒れ試合は延長戦へ。
近大新宮は11回裏にも1アウト二塁の場面を迎えた。
そして大橋がまたもや左前安打、二塁走者の井上義崇が再び本塁へ突入する。
しかし今度はレフトの送球が遅れて生還。
ベスト8進出をサヨナラ勝ちで決めた。
近大新宮は1年生ばかりのチームゆえの“若さ”も随所に見られたが、
守備についてはひとつひとつのプレーがよく鍛えられているように思えた。
先発の太田直斗は右腕から角度のある球を投げ、
二番手の橘?隼人は来年以降の成長が恐ろしくさえ思えるような球が
時々見られた大型左腕。
8回に2ランを打った和田も堂々とした体躯でパワフルな振りが魅力的。
海南の鳥松建斗もサイドスローからよく球を散らしていたが、
守りのミスが続いたりしたのが痛かった。
市和商の「ライト前、レフト前、おまけにバッター男前!」は有名になった(笑)が、
今日の海南には「かっとばせー○○、みんなのハートを狙い打ち!」というコールが。
いろいろ考えてくるなぁ。
近大新宮は鳴り物無しの応援だったが、
父兄の話によると2回戦では大学の吹奏のメンバーが来ていたらしい。
どんな応援をしていたんだろうか、気になる。
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