プチ同立戦?@西京極。
←京都市・西京極球場

この位置でずっと観ていたとは限らない(^^;
なにしろ暑かったので・・・。


◇都市対抗野球京都・滋賀二次予選 第二日◇

《第一試合=敗者復活戦》

全大津野球団
002 011 100=5 H12 E2
010 000 100=2 H3 E0
甲賀健康医療専門学校

大津:高橋玲、柏木−山本  甲賀:高森、板倉、竹内、西岡−田中

3回裏途中から観戦。
この対戦、滋賀一次予選では甲賀が勝っており、
全大津は二次予選でリベンジしたことになる。
5回、6回、7回とそれぞれ適時打で追加点を重ね、
近畿代表決定戦への望みをつないだ。
敗れはしたが、甲賀で最後に投げた西岡哲也の直球は威力充分。

甲賀はさすがに専門学校チームらしく、
学生が太鼓を持ち込んで高校野球地方大会のような応援をしていた。
終盤になると、第二試合に備えて球場の下で練習する吹奏の音に合わせて
応援を始めたりもしていたが(笑)

《第二試合=代表決定戦》

日本新薬
000 100 002=3 H6 E1
000 000 020=2 H7 E3
ニチダイ

新薬:子池、木村−堂前  ND:高尾、坂元、阿久津、松本修−北本、松尾、川邊

新薬・子池哲平、ニチダイ・高尾昌明の両左腕ともに無難な立ち上がり。
4回表、新薬は1アウト一、三塁の好機で木戸敏雄の犠飛で先制点を挙げた。
その裏子池は三者連続三振を奪い、さらに勢いに乗る。

1−0のままで7回まで進んだところでニチダイは阿久津信次が登板、
逆転の好機を待つ。
8回裏、2安打と四球で1アウト満塁と今日最大の好機。
ここで打席は3番の楠本正美だったが、木村勝善の前に三振に倒れ、
楠本は主審になだめられるほどあからさまに悔しさを見せた。
これに発奮したか、続く三浦広平がセンターへ適時打。
野手が処理をもたつく間に2人目の走者も生還してついに逆転した。

ニチダイ初の都市対抗まであとアウト3つ。
場内が異様な空気に包まれだしてきたような9回表。

先頭の奥隆彰が安打で出塁、犠打で二塁へ進んだあと
木戸も安打で一、三塁になり、打席には山田泰正。
ここで木戸が盗塁を仕掛けたが、捕手の二塁への送球が逸れて
三塁から奥が生還。
(送球の瞬間に奥もスタートしていたかも知れない)
山田もバットを思い切り振りぬいて一塁線への二塁打を放ち、
木戸が再逆転の本塁を踏んだ。

9回裏は2アウトから下野涼太の安打が出たが後続なく、
新薬が5年連続23回目の都市対抗出場を決めた。

あと一歩のところまで新薬を追い詰めながら敗れたニチダイは、
近畿予選への切符を賭けて全大津と対戦することになった。

新薬の応援が同志社大学のスタイルなのは以前からそうなのだが、
昨年の選手権ではそれが丸々ニチダイの応援になっていた。
今日はどうなるんだろう?と思っていたが、
第一試合の終盤、三塁側のスタンド下から聞こえてきたその音で
「立命館(大学)や!」と解ってしまった。
ちょっと規模は違うものの、まるで同立戦のような応援合戦が
試合中繰り広げられていたわけで。
気分的に異常なほど盛り上がりつつスコアを付けていた。
新薬のチアがマイク+拡声器×3で揃って「おーきな声で!」
なんて言っているのを聞いて盛り上がらずに居られるか(苦笑)
規模は小さかったもののニチダイのまとまった声援も凄かったし。
いかにも西京極の代表決定戦らしい光景だった。

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