今年の都市対抗野球大会では、奈良県に1つの推薦枠が与えられている。
奈良県の連盟がチーム数0のスタートから設立10周年を迎え、
ミキハウスや大和高田クラブのように都市対抗の代表決定戦まで進出するような
実力を持ったチームも出てきたことがその理由とされる。
(参考:日本野球連盟2004年度第1回臨時理事会協議事項=2004.8.29)
ミキハウスが昨年秋に野球部の活動を縮小することを発表した際、
奈良県の単独枠を疑問視する声が私の周囲で上がったことがあるが、
何もミキハウスのための枠ではないはず。

そのひとつの枠を賭けた奈良県の二次予選が、
雨のため1日遅れで今日からスタートした。
おかげで、予選に参加する全クラブチームの試合が一日で全部観られる。

橿原公苑球場へは自宅から1時間あれば行けるのだが・・・
昨日雨の中をウロウロしていた疲れからか、
アラームのセットを忘れてついつい寝過ごしてしまい、
球場に着いたら第一試合の5回裏だった。

《第一試合》 一城クラブ8−1帝塚山大学OBクラブ(8回コールド)

一 城 103 000 22=8 H11 E0
帝塚山 001 000 00=1 H8 E1

*5回裏攻撃中時点からのバッテリー
一城:嶋田−多田羅   帝塚:池澤、貝本−柳川

7回、8回とも犠飛と適時打による得点。
一城クラブがジワジワと攻めたてるかのようにコールド勝ち。
ファイターズから一城クラブに来た山口弘祐を観たかったが・・・。

《第二試合》 GSG斑鳩7−0奈良産業大学OBクラブ

斑 鳩 003 000 022=7 H5 E0
奈良産 000 000 000=0 H7 E5

斑鳩:難波、大形−井上基   奈産:田村、安東−二俣

昨年の高砂大会(広畑)で観たときの奈良産大OBクラブは黒ユニだったが、
白ユニに赤の文字(一部黒)にモデルチェンジしていた。
帽子も赤になり、色あいが少し大学のユニに近づいた感が。
GSG斑鳩はファイターズが北海道に移る直前のビジターモデル。
大阪市立大出身の選手が多い。

安打数は奈良産大OBクラブのほうが多いが、ほとんどが散発。
GSG斑鳩は安打が出た回には必ず得点しており、
少ない好機を生かしたことが勝利に結びついたように思う。

《第三試合》 大和高田クラブ10−0奈良アンビションズクラブ(5回コールド)

高 田 404 11=10 H13 E2
奈 良 000 00=0  H2 E1

高田:池邊、山下、井口−大志万   奈良:吉原、林−吉村

【本塁打】辻田(高・3回右越ソロ)、廣畑(高・4回右越ソロ)

第三試合の開始は15時と発表されたが、
今日は所用のため17時にはここを出なければならなかった。
最後まで観られるかどうか、気を揉みつつ観戦。
今日はこの試合が最も観客が多かった。

1回表から大和高田クラブが集中打を見せ、犠飛と3本の適時打で4点先制。
3回表は、辻田摂の打った瞬間それとわかるような本塁打に始まり、
小田真也の2点適時打などでまた4点を追加。
4回表は廣畑智紹のソロ本塁打、5回表はスクイズで10点目を取りに行った。
先発の池邊明英は4イニングを投げて被安打1、奪三振7。
5回コールドゲームで16時49分終了。
どうにか最後まで観られた。

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