舞洲で春季近畿地区高校野球大会の準決勝を観戦。
第一試合の開始は10時だが、
再来週の都市対抗大阪・和歌山二次予選に備えて、
9時30分までに着けるだろうと思われる行程を事前に組んでみた。
それを今日試してみたら、9時30分ジャスト。
やっぱりもう1本前のバスに乗れるようにしたほうが良いのかな。

《第一試合》 安曇川(滋賀)4−0京都成章(京都)

京成章 000 000 000=0 H5 E2
安曇川 000 310 00X=4 H1 E1

成:西原、瓦林−野村   安:前田−森本

成章は1、2、3回と続けて得点圏に走者を進めたが先制点には結びつかず。
安曇川も3回まで毎回四球を選びながら安打が出ず。

4回裏の安曇川。
1アウト後に四球(牽制悪送球で二進)、失策、四球で満塁とし、
青井達也が押し出しの四球を選んでまず1点を先制。
ここで成章は西原智根から瓦林翔太に交替。
森本和浩の三塁ゴロが併殺崩れの間に1点。
そして、瓦林が一塁へ牽制球を投げたところボークと判定され、
この回無安打で安曇川が3点を取った。
5回裏は1アウトから澤井佑典がこの試合唯一の安打となる三塁打の後、
古川満のスクイズで4点目。

安曇川の前田幸範は落ち着いた投球で連打を許さず、
被安打5の完封勝利。

先々週の西京極では、成章の控え部員たちはメガホンを持って応援していたが
今日はメガホンの代わりに青いウチワを使っていた。
大阪大会では応援用のメガホンの持ち込みがかなり制限されているが、
太鼓の持ち込みができる近畿大会でその制限は意味があるのか?

《第二試合》 社(兵庫)2−1履正社(大阪)

 社  110 000 000=2 H9 E1
履正社 010 000 000=1 H3 E2

社:大前−松田   履:多田、魚谷−土井

1回表は大前佑輔、2回表は安田直生の適時打で社が2点をリードすると、
履正社も2回裏に1アウト一、三塁から小谷誠也のスクイズで1点差に迫る。
しかし、ここから試合はほとんど動かず。

舞洲には第一試合の途中から続々とお客さんが詰め掛けていたが、
その多くはこの試合の或る対決を楽しみにしていたと思われる。
社のエース・大前佑輔vs履正社の4番・岡田貴弘。
私も楽しみにしていたひとりであるが、これは見応えがあった。

1回裏・・・空振り三振
3回裏・・・空振り三振
6回裏・・・セカンドゴロ
9回裏・・・見逃し三振

と、結果だけ書けばそういうことなのであるが、
9回裏の対決は特に大向こうを唸らせるに充分であったと思う。
岡田が3球ファールで粘り、タイミングを掴みつつあるように見えた。
しかし、最後は大前のアウトコースギリギリの球にバットが出なかった。
この時点で帰り仕度をしだす観客(スカウトも)多数。
試合の一番の見所だった、というわけで・・・。

社のスタンドは、太鼓のリズムに合わせて控え部員らがノリノリの応援で
実に楽しそうだったが、履正社は父兄だけで閑散としたもの。
履正社の攻撃中はほんとに静かだった。
それだから“大前vs岡田”により集中できたかも知れないけれど。


試合終了後、市バスの乗り場には長い列ができていた。
高校野球の日は臨時便も出したほうが良いような気もするが・・・。
今年の夏の高校野球大阪大会決勝は舞洲で行われる。
カードと天候によってはかなり混雑するだろうが、
その時の対応や如何。

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