日刊スポーツによれば、
今秋の明治神宮大会・大学の部で、関西地区の出場枠が1つ増えるという。

6月に行われる大学選手権では各連盟の優勝校が出場するわけだが、
神宮大会の場合は出場枠が少ないので、優勝しても出られるとは限らない。
関西のように代表決定戦が行われるところもあれば、
隔年で秋の優勝が全く神宮につながらないリーグもある。
明治神宮の招待大会だから、と言ってしまえばそれまでだが、
機会均等とは言えないような仕組みではあると思う。

関西の場合、5つの連盟で出場枠は1つ。
で、東海の場合は愛知大学連盟で単独枠があり、
東海地区大学連盟と北陸大学連盟で1枠。
つまり、濃尾平野の中で2校出られたりするのである。
その枠に決定するまでの紆余曲折はあったのだろうが、
単純に考えれば関西のファンとしては面白くないわけで。
(別に東海方面に恨みがあるわけではありません)
そこに今回の増枠のニュースだから、喜んでも良いのだが。

21世紀に入ってからの神宮大会の成績を以下に挙げる。

《2001年》近畿大 0勝1敗(2回戦) 1−2東北福祉大

《2002年》大体大 1勝1敗(2回戦) 14−12中央学院大 0−6亜細亜大

《2003年》龍谷大 1勝1敗(2回戦) 3−2中京大 3−4青山学院大

《2004年》佛教大 1勝1敗(2回戦) 2−1愛知大 1−2慶應義塾大

こう言うとミもフタも無いが、1つ勝つのがやっと。
一昨年から始まったスカイAの中継に映ることなく敗れている。
選手権に至っては、2001年の立命館大学のベスト4を最後に
2回戦を突破できない状況が続いているどころか、一昨年などは初戦で全滅。
それを思うと素直に喜べない。
どのような経緯で増枠になったのか、よくわからないが・・・。

大学選手権と神宮大会は別モノではあるが。
神宮大会の出場枠が増えた、ということは、
関西の大学の野球を神宮で披露する場が増えた、ということである。
そこで思いっきりアピールしないでどうするか。
「関西に2つも枠はいらねえよ」
などと言われない、いや、言わせないような試合を、
まずは大学選手権で見せて欲しい。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索