あまりにも劇的な幕切れだった2005年春の関関戦。
その応援について感じたことを少々。
(門外漢ゆえの放言はご容赦のほどを)

1回戦の試合開始とともに流れる関学の応援歌『新月旗のもとに』。
指揮を執るリーダーを挟んで、小旗を振るリーダーが2名。
立命の『グレーター立命』や神戸大の『燃ゆる想い』でも見られる編成だが、
関学に関してはあまり見たことがない。
或る友人によれば、関西四私大応援団連盟のイベント『四雄の宴』で見たとか。
この編成は1回戦のこのときだけで、2回戦では無かったと思う。

たぶん一昨年あたりからだと思うが、
関学はヒットが出たときにファンファーレを演奏するようになった。
(原曲は天理高校の『驀進』だったと思う。)
高校野球やタイガースの応援でお馴染みのファンファーレだが、
今回から関大も演奏するようになった。
今までの関大の応援パターンには独特の流れのようなものがあって好きだったが、
その流れが、ファンファーレを入れることで途切れてしまうように感じた。
2回戦では、8回の応援歌『大空を超えて』が佳境にさしかかったところで…。
そこまで徹底しなくても良いと思うのだが。
毎回冒頭に演奏される学生歌や応援歌の類が少なかったのも残念。
袴姿のリーダーも、(特に2回戦は)チアの数も少なかったし。

関関戦では、関学の吹奏が応援歌や応援パターンを忠実に演奏するのに対し、
関大は合間に吹奏がパフォーマンスをするなどの“遊び”の要素があって
それが毎回楽しみでもあったのだが、今回は立場が逆転した感が。
1回戦では5回にデビッド・フォスターの『Winter Games』を演奏。
私的には録音して残しておきたいほどの大ヒットだった。
おまけに2回戦では『マツケンサンバ?』、しかも歌入り(笑)
関学が関大のお株を完全に奪ってしまったかも知れない。

今回は、優勝に向け“いざ神宮へ”の幕を仕立てて盛り上がる関学が、
応援のほうでもリードしていたと思う。
頑張れ関大。

そして、この2試合で最大の謎。
2回戦のエール交換、関大はいつもの学歌だったが、
関学は『空の翼』では無かった!
今まで聞いたことがない曲のはずだが・・・
ひょっとしてあれが新しいカレッジソングか?
秋は応援歌集(昔、紙メガホンと一緒に配っていた)の復活希望。

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