あゝ、甲子園。

2005年1月31日 野球
第77回センバツ高校野球大会の出場校が、
今日行われた選考委員会で決定。
21世紀枠はなぜか今年も東北と四国から選ばれている。

21世紀枠で選ばれた高松高校(香川)は実に72年ぶり、4度目の出場。
香川県屈指の名門校だが、前回は旧制・高松中学としての
出場だったことになる。

東京大学からベイスターズに入団した松家卓弘がエースだった頃、
秋の四国大会で準決勝まで進んだが、甲子園には出られず。
センバツの21世紀枠が登場したのはその翌年だった。
仮にもう少し早く21世紀枠が設けられて居れば、
松家は「TAKAKO」のユニフォームを着て甲子園で投げていたはずだと思う。

同じく、香川県の高校野球を語るに欠くことができない高松商業は
全国大会(国体含む)での優勝回数をストッキングのラインで示しているが、
高松高校は全国大会出場の数だけラインが入っている。
過去春夏通算7度の出場だから、この春8本目のラインが加わる。

久々の出場と言えば慶應義塾(神奈川)、45年ぶり6度目。
強豪がひしめく全国一の激戦区・神奈川から
甲子園に出ることは並大抵ではないだけに、
甲子園で慶應を観られるとはこれまで思わなかった。
一度だけ神奈川大会で慶應の試合を観たことがあるのだが、
あの応援を甲子園でもやって大丈夫なんだろうか、と少々心配。

市立和歌山商業(和歌山)の38年ぶり4度目、
修徳(東京)の26年ぶり3度目は、
昨年夏も出ているからそんな感じが全くしない。
あまりよく覚えていないが、修徳の前回センバツ出場時は
東洋大姫路に敗れたのを甲子園の外野席で観ていた記憶がある。
宇部商業(山口・10年ぶり6度目)、西条(愛媛・16年ぶり5度目)、
沖縄尚学(沖縄・6年ぶり3度目)も前回甲子園で一応観ている。
西条の『草競馬』が結構好きだったのだが、また聴けるだろうか。

初出場7校のうち、春夏通じて初めてなのは大阪産大附(大阪)と
神村学園(鹿児島)、そして21世紀枠の一迫商業(宮城)。
大産大附は夏の大阪大会の決勝まで進んだことはあるが、
甲子園出場は弟分の大阪桐蔭に先を越されており、悲願の出場。
神村学園は創部2年目、鹿児島市以外の高校では初のセンバツになる。
一迫商業は2年連続で秋の東北大会に出場と力を付けてきた公立校。
東北・仙台育英の2強にいつかは割り込んで来るか?と思っていたが。
胸のマークのデザインがよくわからないので、確かめてみたい。

他に気になる出場校のネタもあるが、それはまた別の機会で。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索