ラグビートップリーグ・マイクロソフトカップ準決勝、
トヨタ自動車vsヤマハ発動機を花園のバックスタンドで観戦。
リーグ戦ではトヨタが31−29で勝っている。
試合前にはヤマハの私設応援団が
「今日はこの間のお返しだ〜」と気炎を上げるその一方で、
トヨタに向かって「いい試合をしようぜ〜」と声を合わせて叫んでいた。
トヨタはキャラクターが客席に愛想を振りまいている。
昨日の暖かさはどこへやら、かなりの重装備でも寒い。

前半先制したのはヤマハ(ネイサン・ウイリアムスのPG)。
序盤はトヨタ陣からなかなか動かず、トヨタにとって苦しい立ち上がり。
しかし15分過ぎに水野弘貴がトライを挙げてからエンジンがかかったのか、
その後赤沼源太と久住辰也で2トライ(G成功1回)と1PGで優位に立った。
トヨタが20−13でヤマハをリードして前半終了。

トヨタのキャラはハーフタイムでもミニボールを客席に蹴りこんだりと大忙し。
中の人は元選手じゃないだろうな(笑)

後半もウイリアムスのPGでヤマハが先制。
トヨタは今度は久住のトライで逆転、
廣瀬佳司のコンバージョンはゴールポストに当てながらも成功。
その廣瀬、20分頃にはヤマハ陣の5mラインよりもさらに後ろから
ペナルティーゴールを決めた。さすが!
30−16でトヨタがリードを広げたが、ここからヤマハが猛反撃。
24分に西村弥がまずトライ、それから約10分の間に守屋篤と冨岡耕児が
それぞれトライを決め(3回でG成功1回)33−30と逆転。
ロスタイムは2分、トヨタは廣瀬がPGを成功させて
33−33の同点に追いついたところでノーサイド。
トライ数も同数で、決勝進出は抽選によって決められることになったが、
その結果、ヤマハ発動機が決勝へ。

秩父宮のもう1試合は、東芝府中が41−0で神戸製鋼に圧勝。
その結果が場内放送で流されると、何とも言えぬ微妙な空気が・・・。

マイクロソフトカップは来週秩父宮で決勝。
それが終われば日本選手権だが、トーナメント7試合のうち
花園ではたったの1試合しか行われない。
協会はそんなに東京に集中させたいのか?

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