工事中。

2005年1月11日
昨日行ってきた王子スタジアムでは、
夜間照明の設置工事を進めているらしい。
現場の立て看板には“至 平成17年1月”とか書いてあった
・・・ような気がする。

関西学生アメリカンフットボール連盟の事務局は、
阪急西宮スタジアムの閉鎖(私は阪急電鉄の愚挙だと今でも思います)に
よって王子スタジアムへ移転した。
つまりは、関西学生アメフットの本拠地と言える。
しかし、王子スタジアムは今のところ、本拠地と胸を張れるような
スタジアムとはとても言えないと私は思う。

ここで関西学生のDIV.1やXリーグの試合をするようになって2シーズン。
メインスタンドは中央部を除けばコンクリートむき出しの観客席。
バックスタンドは満員になれば潰れるんとちゃうか?と思うほどの、
工事現場の足場のようなガタガタ音のする仮設スタンド。
おまけに入口からバックスタンドへの導線が不充分。
入口附近のアプローチも大勢の観客をさばくにはいささかお粗末である。

昨日のえびすボウルは、客の入りも良かったとは思うが
公式発表では4000人であったという。
比べるのは相応しくないかも知れないが、
私がアメフットの試合を観てきた中では最も多くの観客を集めたであろう
1995年のリーグ戦最終節・京大立命戦のおよそ10分の1である。

何も4万人規模のスタジアムを造れと言っているのではない。
10年前ほどでもないが、今でも関西のカレッジスポーツの世界では
野球よりもラグビーよりもアメリカンフットボールの人気が高いのである。
それを理解したうえで、王子スタジアムを将来どのような位置付けに
持って行くのか、今後の連盟の動きが気になるところだ。
今回の夜間照明の設置は、あくまでもその第一歩に過ぎない。

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