KAIBUNDO。

2004年11月4日
昨日は久々に元町近辺を歩いてきたことは日記でも触れたが、
元町に居れば必ずと言って良いほど寄りたくなる店がある。
元町商店街にある“海文堂”という書店である。

三宮まで行けばもっと大きな書店は何軒かあるし、
探し物をしようと思えばそちらへ行くほうが効果的ではある。
しかし、時間があれば元町の海文堂へ足が向くのはなぜだろう。

二階へ続く階段には、船の絵画や模型、舵(かじ)などが飾ってあるのが
いかにも港町・神戸の書店らしい。
私がこの書店がお気に入りな理由は、文庫本のブックカバーにある。

ブックカバーは、それぞれの書店で個性が出るものだが、
海文堂のブックカバーのデザインは私は秀逸だと思っている。
濃紺地に白で“KAIBUNDO”の文字と帆船が描かれていて、
おまけに紙の手触りが良い。
単行本のカバーはそれを反転させたようなデザインだが、
私は文庫本のほうが好きだ。
ちなみに昨日買ったのは、
佐野正幸『1988年10・19の真実』(光文社知恵の森文庫)だった。

直接リンクは避けるが、海文堂のHPにはそのブックカバーも
紹介されているので、興味のある方はどうぞ。

ついでながら。
元町から乗るほうが、JRでも阪神でも大阪まで座って帰れる確率が
三宮よりも高いのもちょっとしたメリットである。


おかげさまで今日(11月4日)、20000カウント突破しました。
ありがとうございます。

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